苔むした木々は
舐めたくなるような粉緑
抱きしめれば
遠い年月80秒
金星のほうから650万ねんまえ
命の粉を海に降らせて
抱きしめれば
舐めたくなるような粉緑
隆起した海底に
苔む ...
わたしは遠く故郷に忘れてきた
美しい風景を見ようとしたが
目の前に大きな黒い岩が立ちはだかって
見渡すことができない
岩の上によじ登って
遠くを見ようとしたら
岩が動き始めた
大 ...
たくさんの傷が同時に治りかけ
あちこちがみじめにむずがゆい
降る花のなかの
在る言葉 無い言葉
蛇の肌
猫の首
落ちつきのない
みどり みどり
三つの角 ...
この状態で半年以上になるが
誠意って何かね?
逆立ちすれば、
世界はただしく上下が上下になる。
光は網膜で反転し、
視神経に虚像を届けているから。
こうやって言えば、簡単。
それっぽい。
けど、
言葉で説明されても
それが本当 ...
暗闇
日は陰り片隅に小さく蹲り
音は次第に存在を増す
そして閉ざされた門の中で響き渡る
かくれんぼの鬼のように
孤独に数えられる
何が見える(ざわざわと)何も(ごうごうと)
見 ...
谷底に
毛布を敷いて
300日まえの
ことばを聞いている
気の遠くなる
甘やかさのなかで
遺書のような
うたを編んだ
肉も菓子もない場合に何を食べたらよいのかということは昔から考えていた
きっと
菓子もないから
なにか
ごはんとか
たべたらいいし
もっといえば
ウイダーインゼリーとかも
食べたらいい
...
鞍馬を登る
石段を上がる
夏が暑い
木の根っこを歩く
くだりはがたがたの石段
視界は緑
服はびちゃびちゃ
下りきれば川床
川のうえの座敷でひんやり
自然のなかを
からだで移動する ...
捨て猫に傘さしてやる梅雨の入り
今夜限りの歌を歌う
もしもロシアンルーレット
あっても外せる
早口で話して
ハイスクール抜け出し
もう一度キスをしよう
星の見える空を見上げ
寄り目で見つめる先に
校庭のもみの ...
バブルの頃
僕らは輝いていた
夢を見ていた
ハジケテいた
もし君が側にいたら
この色を伝えられるのに
沢山の話をする
眠れない日々を送る
君を一番知っているのは
僕さ
喫茶 ...
鴨川べりの百日紅咲いた道
うす桃色や
あざやか色の赤を咲かせて
木の肌は
おちんちんのような滑らかさ
広くて浅い川床を
透かせて見せて流れ川
音のない煌め ...
女でも
できれば
それで済むことを
グダグダ言うな
童貞野郎
いまどきの
男のモノと
テクニック
詳しい話
聞かせて欲しい
AVで
覚えた技を
初めての ...
ねむる
すこしずついのちになりながらねむる
より細かに
よりおおきく
体ができていく
ねむる
この身ひとつのせかいのなかでねむる
じぶんの鼓動がひびく水のなか
ねむる
は ...
我常に磨いていたくあらまほし
120727
絶対に負けたくないと勝ちたいとが交差して鉢合わせ
火花を散らすガチンコ勝負の結果は如何にと
昨日の新聞拡げたところ
カラー画 ...
石ころひとつ置いてきた
あなたの庭に
あなたがいないあいだに
そっと
昨日もひとつ置いてきた
一昨日もひとつ置いてきた
その前の日も置いてきた
どこにでもある ...
そらは ぎんねずみ
ふるでもなく
てるでもなく
ただ どんよりと どんよりと
のしかかるように
おいつめるように
ただ どんよりと どんよりと
ふるなら ふれ と
...
何も知らない 僕 と
何も知らない 君 を
乗せた船 は 深夜
港を出る
世界は丸い とは
限らないので
行き着く先は
誰も
知らない
花が咲いて
枯れるくらい
自然なことなら
実も成ったかしら
わたしたち
日も浴びず
水も貰わず
季節を泳ぎもしなかった
朝焼けを閉めだして
つくった夜に
プラスチックで ...
網膜に散る黄金 滑らかで冷たい肌
葉擦れよりも耳に優し 純白の柔毛
広く伸びやかで健康的な 処女の背
乾ききった僕をものともせず抱く泉
貪欲に求め飽くことなき 白い悪魔
粘性の高い欲望に ...
カタツムリ首すくめさせて白き風
虫の音の海ルルイエは秋の季語
サイドワインドする猫どこかかゆいのか
サイドワインドする猫どこがかゆいのか
セミがまだ鳴いてる秋の松林
満 ...
あなたの為に書きました
読んで欲しくて書きました
あなたの為に書きました
聞いて欲しくて書きました
あなたが故に書きました
ひとこと言わずにいられずに
あなたの為に書きまし ...
年取ると
アナルの皺も
増えるのか
ヒアルロン酸
注入しよう
肛門が
薄目を開けて
睨んでる
ような気がする
バックスタイル
学校は深海にあった
どさくさ紛れに
職員になった私は
まるで海底を這う
たらればの蟹
同情はしますけど
凶暴なあなたは
所詮はいじめの鮫
網の中での落書きで
非難されたとて
仕 ...
そらがあって君とかぜ
僕の持ち歩く六号の亜麻に
そらはなんども重ね塗りされ
凹凸が出来るたびにナイフで切り取っていく
そのとき僕はそらを見失い
しばらくして光りが絵筆を握ってくれた ...
ぼくも夏毛になりましたって そんなアホな
暑中お見舞い申し上げます たま
雨の日はほら
また寝ぐせがついてる犬のひげにアイロン だめかしら
どしゃぶりの雨の中しつこく猫をさがす犬 ...
叶えたい願いもなくて
与えられたものを持て余す心もなくて
それでも辛い思いだけはしたくなくて
君は心を伏せた
自分の力では
どうしたらいいかわからなくて
もう何もかも嫌で助けすら求めた ...
「新しい生きものになったように」
木の若芽
土に生えたい
かたばみ、ひるがおのように
土の養分を吸いたい
みみずのように
光を浴びたい すずめ、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この瞬間の宇宙
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/7/28 1:02
生きる
灘 修二
自由詩
3*
12/7/28 0:53
冬と息
木立 悟
自由詩
3
12/7/28 0:51
写真を見てひとことvol.36
花形新次
携帯写真+...
0
12/7/28 0:33
(無題メモ)
中川達矢
自由詩
4
12/7/28 0:12
裸の世界
ただのみきや
自由詩
16*
12/7/27 23:23
谷底
はるな
自由詩
8
12/7/27 23:02
Holy Hand Grenade of aunty ock
6
自由詩
1
12/7/27 22:56
宇宙を感じて
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/7/27 22:48
「梅雨」 俳句さく咲く
北大路京介
俳句
5*
12/7/27 22:45
ロシアンルーレット
ペポパンプ
自由詩
2*
12/7/27 22:38
笑顔で
〃
自由詩
3*
12/7/27 22:38
鴨川べりの道
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/7/27 22:34
チェリーボーイ短歌1
花形新次
短歌
0+
12/7/27 22:05
ねむる
木屋 亞万
自由詩
3*
12/7/27 20:50
あらまほし
ペポパンプ
川柳
2+*
12/7/27 20:46
へなちょこ
あおば
自由詩
5*
12/7/27 20:05
石ころ
ルナク
自由詩
10
12/7/27 20:00
この、ぎんねずみ
〃
自由詩
0
12/7/27 19:55
船出
〃
自由詩
3
12/7/27 19:48
星
はるな
自由詩
4
12/7/27 19:15
午後 (remixing 高村光太郎)
瀬崎 虎彦
自由詩
0
12/7/27 18:30
不自由な十月
小池房枝
俳句
3*
12/7/27 18:18
あなたの為に書きました
〃
自由詩
5+*
12/7/27 18:17
アナル短歌3
花形新次
短歌
0
12/7/27 17:25
深海学級
和田カマリ
自由詩
0*
12/7/27 16:33
そらと君とかぜ
乱太郎
自由詩
19*
12/7/27 15:58
ちぎれたしっぽ
たま
短歌
23*
12/7/27 11:42
20日前は七夕
Neutra...
自由詩
3*
12/7/27 10:38
新しい生きものになったように
木の若芽
自由詩
4
12/7/27 9:44
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
加筆訂正:
光の壺
/
まーつん
[12/7/27 22:24]
細部追加。
5.5sec.