おまんま喰わせてあげると
嘘吐いて 漸く手に入れた
幸せの砂
砂の重みは一人分
風に吹かれてさらさらさらさら
綺麗なべべ着せてあげると
嘘吐いて 漸く手に入れた
幸せの砂
...
マーメイドは普通じゃない
マーメイド、夜の海でしか泳げない、
冬は寒いね。
夏がくるね。
マーメイド、弱ってる、マーメイドが弱ってる
泣いている踊り子がいた。
マーメイドは話しかけ ...
壁に吊されて
忘れたいことなどありはしない
色とりどりの画鋲が
それぞれの過去を留める
僕は整理できない
だから
貼っておきたいんだ
伝言板のように
メモみたいな思い出から
...
生き方が違えば肌艶も違うよ
生き方が変われば目つきも変わるよ
それとも
肌艶が違うから、生き方も違うの?
目つきが変わるから、生き方も変わるの?
卵が先か、鶏が後か・・・
みたいな話になっ ...
君の目の中に
一陣の光が舞い
僕の手の中に
一輪の花が咲く
どちらも真実
どちらも真実・・・なのに
今日も丘の上で人は人を騙し合い
挙げ句、殺し合うのだ
だがそこから流れ出た ...
恋の炎もいずれは消える
愛も泉もいずれは枯れる
枯れるだけならまだいいが
時にはそこに濁りきった泥水を注いでいかなければならない
そうして出来た泥水に二人で肩までつかりきって
昔の事など ...
人々を繋いでくれる愛のパワー永遠にずっと尽きないパワー
山々に囲まれた街観光地過疎化を止める作戦を練る
紫陽花の魅力引き出すお手伝い梅雨のマイナス要素消し去る
君の手が僕の両手 ...
梅雨時になると
もうそろそろかな、と思う
雨上がりの庭で
もうそろそろかな、と思う
君と
言葉を交わしたことはないけれど
君のことは
勝手にトモダチだと思ってるから
カエル ...
かなしみの夜だ
風が湿ってきた
知るために
自転車を出した
灯りの白さに
この町の
貧しさを悟る
ほら
あの遠いビル
オレンジ色の
たいそうなこと
燈されている
ゆ ...
災憐[サイレン]
響もす
夜も半ば
寝耳は
疾うに
馬鹿になり
眼下で
群れ成す
小羊も
徹夜と
洒落込む
積もりらしい
眠れ
眠れの
吐き溜めを
...
同じ格好した仏像さんが二、三十
指の腹で撫でながら
ひょいっとひとつ持ち上げたら
あぁこのおもさがちょうどよい
ひんやりどくどく
てのひらの中から身体の中へ
巡る巡 ...
何でも良いと思った
はみ出すことこそ俺自身に思えた
そんなことは どうだっていい ただ 疲れている
煙が一筋昇る
この 灰色の 空に
昔 通っていた 潰れた会社のこと
自分について ...
往来、世界は荘厳で
将来、世界は滅亡す
存外、世界は冷遇で
案外、世界は恒久だ
手前の知ってる手前だけが
手前の全てだと想い上がんな。
ほぅら、見ろ。
陳ねた眸の ...
今日の月は綺麗だよ って
君がそう云うから
カーテン付けていないっぱなしの窓の外探すよ
今日の月は綺麗だよ って
云うっていうか、おうち帰ったの? のメールの返信
出窓そば ...
ふと気づけば葉桜に
儚く美しいその姿
どの木も私が一番と
笑う内には悲しみが
今宵も夢に見る
真夏の夜の
夢
暗闇と無音だけがある
明日目が覚めたら
日付が変わったら
こうなっていればいいのに
考えると眠れなくなる
この狭いワンルームで
夜中突然鳴 ...
美人にもブスにも無言皐月富士
軸足に体重のせて茄子の花
ケータイが鳴らないままで梅雨入りす
焼酎を焼酎で割り狭い部屋
ビードロに息を吹き込む人魚姫
境内のいたるところに蝉 ...
熱い河がある
古くは 岩しょうと呼ばれ
ハワイ島やアイスランド
では 血飛沫となって
存在証明する
深海の暗渠を支える
地底の 生の根源
数千年の僅 ...
舌を切られた者はともかく
一度口に放り込まれたら
二度とキャンディーの味は忘れられない
どんな果実よりそれは甘く
どんな甘味より刺激が強く
思うだに唾液が溢れ
食べ続けても満腹感は決して来 ...
ぼくときみは違う水路をたどって岩に孵化する山椒魚さ
無限のかがみの列から零れ落ちたひとひらのきみの笑顔
体温をかんじながらぼくらは越境する夜よ冷えろ
この曲をききながら羊水のなかに浮 ...
十年後のことばかり
考えないで
今日のことを
考えよう
なぜそんな簡単なこと
できないんだろう
十年後にも
今日はあるのに
シンダール語
クエンヤ語
という
ふたつを
つかう
場合
オルホン碑文
碑文谷
指先の匂いを嗅いでいる猫も影一つ
褒めれば褒めるほど
良くなっていく
今宵の
冷奴のように
豆腐屋の亭主が
やけに明るい
豆腐に
褒められたのだそうだ
愛する雨 自由を解釈させる雨
掘り下げても 憂鬱になんてさせない 自由を解釈させる
愛する雨
問えない芸術が化けてる細胞の核
幸い瞬きに 遅いと感じる瞳
愛する雨 物語 ...
なぜか知らぬが
私の目の前には
日々ひとつひとつの穴が、ある。
この両手に盛ったやわい土で
一日、ひとつの穴をふさいで
一歩ずつ、歩いてゆくならば
ふりかえった背後に、 ...
無限に広がる宇宙の中で
ぽつん、と浮かぶ青い{ルビ惑星=ほし}。
星の数ほど今も織り成されている
それぞれの一日、と
それぞれの場面、にて
人と人が目と目を
あわせ、そ ...
身体の中に
雨が降る
雨は水になる
集めると
水になる
川の字になって寝る
真ん中は
いつも私だった
結婚し、子どもが産まれ
いつしか右端で
身体を少し曲げなが ...
やがて発車のベルは鳴り
旅の列車がゆっくり走り出す時
一つの運命が地鳴りをあげて
見果てぬ明日へ、動き出す――
古里を失ってしまった人間は
だれにも悟られない様にしているが
ただこの世をさまよっているだけだ
もっとはっきり言うならば
たったひとりで徘徊しているだけだと
己自身は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
砂の夢
……とある蛙
自由詩
11*
12/6/22 16:03
マーメイド
榊 慧
自由詩
2
12/6/22 15:28
伝言板
乱太郎
自由詩
20*
12/6/22 14:58
朝露に濡れたような肌艶に程遠く
komase...
自由詩
2*
12/6/22 14:28
丘の上の血
yamada...
自由詩
0
12/6/22 11:23
君と夢見た夢の終わりに
只野亜峰
自由詩
1
12/6/22 11:13
人々
夏川ゆう
短歌
0
12/6/22 10:31
勝手にトモダチ
そらの珊瑚
自由詩
18*
12/6/22 9:23
午前三時
もっぷ
自由詩
4
12/6/22 3:07
_
faik
自由詩
3*
12/6/22 2:13
蚤市の仏像さん
灰泥軽茶
自由詩
11*
12/6/22 2:05
知らないことなどわからない
番田
自由詩
0
12/6/22 1:51
ゲニ・カシマシ
faik
自由詩
2*
12/6/22 1:40
違う月を見てる、とか
杠いうれ
自由詩
1
12/6/22 0:52
桜
エメ
自由詩
0
12/6/22 0:00
0:00
Neutra...
自由詩
3+*
12/6/21 23:59
俳句2012 6月中旬
北大路京介
俳句
12*
12/6/21 23:53
溜め息
takano
自由詩
2*
12/6/21 23:28
生きる証
salco
自由詩
9*
12/6/21 23:28
水脈
梅昆布茶
短歌
11
12/6/21 22:55
十年後
小川 葉
自由詩
5
12/6/21 22:45
エリンギは食べ物
6
自由詩
1
12/6/21 22:37
猫よ
つむじまがり
俳句
2*
12/6/21 22:32
褒章
小川 葉
自由詩
1
12/6/21 22:21
雨連なる
朝焼彩茜色
自由詩
15*
12/6/21 22:05
道
服部 剛
自由詩
6*
12/6/21 20:16
夢について
〃
自由詩
1*
12/6/21 20:07
川
たもつ
自由詩
7
12/6/21 20:04
発車ベル
服部 剛
自由詩
0
12/6/21 19:55
徘徊
HAL
自由詩
1+
12/6/21 19:14
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
4.49sec.