羽のカビた天使が
毎日視界をうろうろ
笑い話でごまかしてる
嘘つきになれたから生き延びたって
半分空想でやっていく

頑丈に甘えた
壊れないにすがった
電話のベルが聞こえる
自分 ...
夜の闇で真っ黒になった酸素を

腹いっぱい吸い込んでしまえば

ますます苦しくなってあえぐ

ぬれた目蓋を透かしておれは孤独を見た

独りで酸素を吸い、今日も生きているのだ

泡ぶ ...
シにあふる夜空、46億のすくえぬ遺書の光芒、しらぬまに/俺は鏡に浸かり、頭上にも、腰から下にも限りなく、シが/(白紙にシせる、沼のような)、シが、光り、!/風を呼び、野に茂る、ならい覚えたうつくしい青 ...  
あんたの言葉は勇み足

あたいの想いは勇み足

そんなふたりの愛は、やっぱり勇み足




 
言葉の海

大まかな地図を書いて
言葉の海に飛び込んでゆく
大きく息を吸い込んで
深いところまで潜ってゆく
言葉のかけらを見つけて
浮上する
欲張って今度は
もっと深いところまで潜っ ...
何もかもが
嫌になって
何もしたくない日

音楽も聴きたくない
TVも観たくはない
本も読みたくもない

そのために余ってしまう時間
その時に睡眠薬を口に放り込んで
眠れるかどうか ...
  換気扇の下で
  きょう、最後の
  セブンスターを吸い終わる
  少しだけ散らばった灰と
  砂のような煙草の葉を
  指を唾で湿らせて
  僕は掬いとった



  ...
{引用= 「竪琴」

  細かい
  木の枝に
  包まれて眠る
  にぶい銀色をした
  竪琴の音色たち
  それは、
  突然の風におびえ
  南へと巣立っていった

...
  サインはV 枕元のタバコとサイフと携帯をかき集めて

ついでに目を二個と鼻とか口を持って






...
あなたのことを
知らないけれど 知っている
部分のあなたを知っている
その一部が私の大事

どうせだれもが
いちぶしかみせていないものね

一番知りたいのは自分自身なのは
お互い様で ...
抱えきれない秘密を携えて歩く
頬をなでてゆく風さえ感知できずに

あの夕焼けは何だろう
燃え落ちていく太陽が近くて
僕は崩れ落ちそうだ

愛することと憎むこと
表裏一体だなんて陳腐だっ ...
優しく降る 雪だから
温かい 思いだけ 振らせて

ください
下さい

両手を 救い上げて
私を 救ってくださいの ポーズ

それは ポーズ

片足を 斜めに出して
過ぎ去った ...
あのひおひがらよく審美眼白くなかったけど。 おもいつきっておもいやりの親戚だから。やんちゃなわたしたち目きき鼻きき口きき耳きき×きき自己防止のため急停車することがありますので。つりかわ手すりあわせて ... 泣いている
夏の日の
斜め前
なんだかな

君のこと
聞こえても
見ないふり

思い出は
返すたび
色を変え
心地よく
都合良く
塗り替える

日差しだけがいつも眩しい ...
5日間
飲まず食わずで
8kg減
それを2日で
元に戻した





浴槽に
2割程度の
お湯あれば
肩まで浸かれるけど
だから?




ドングリを
俺に食わ ...
表現とは何か
具象化だ

具象とは何か
結論だ

結論とは何か
過程が有ることだ

過程とは何か
湧く想念だ

想念とは何か
言の葉の混沌だ

その言の葉とは何か
...
沿道を
全速力で
追いかける
馬鹿な子供が
コケて喜ぶ





画面では
分からないけど
実物は
まるで馬場だぞ
バレーの選手
9番目の大豆の記憶
[1つの干ばつ/1988年--]
それは人類に関する
最悪の状況の収穫だった
(その後に)見解を表現します

-- 内側 -- 再び
[それは大きい]
土の中で ...
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

五月の雨は上がった。

枯れ森に薪を伐りにいくことにする。

水飲みガチョウの有無を伝えられたし。

また、カタツムリは右巻きか、左巻きか?
...
死に行く体を抱えたまま

どこまで歩き続けるのだろう



青い乳房を抱えたころの私は

遠い昔

何を考えていたのか



励ましの言葉を発したいと思うのだけれど
...
ひとり寝の小窓から

隣の家のひかりが射していた

腫れぼったいオレンジのそのひかりが

いつか来るぼくの幸福を暖めてくれていた

不安定な感情の波に

もはや難破などしないだろう

ああ、ぼくは、静 ...
なんにでも
おさまるべき箱があるのなら
透明な箱にいれてください

透き通る
部分をきれいにするために
明るい道を歩くことにしますから
市場の朝は早い
そこには人間の胃袋を満たすという生の根源に直結した欲望の匂いと独特のエネルギーがある

狩人が獲物を担いで去ったあとに残された空間は
歯の抜けた老人の
ように
手持ちぶさたの待ち人顔な ...
猫が生まれた
二匹生まれた
かあちゃん猫が
ダンボールに連れてった
ある夜のこと…

翌朝起きてダンボール
こっそり覗いて見てみたら
なんと四匹生まれてた
おばあちゃんがね
これは ...
これより先、辛くても笑顔で 線路脇ヒメジョオンに見送られ次の駅で降ります、わたし

信号にたどりつくたび赤になる 誰かに 急ぐな! と言われたみたいに

夏蝉は耳がないと聞きました だからことごとくおしゃべりなの ...
報われたいとかつぶやいて
誰でもない誰かを待っている
空になった発泡酒
煙草は残り二本
今夜 会おう
時間が眠る隙に
ダイヤグラムの先で
目印は赤いブレスレッド
一緒ならきっと大丈 ...
わたしがスイカを食べる
それが血液となり
まだ小さい
息子のご飯となる


不思議だ


息子は確かに
わたしのお腹の中にいて
わたしの作った卵から
生物の進化を経て
生まれ ...
{画像=120710105150.jpg}

小さい頃から

自分はいらない人間なんだと思ってきた。

いつもいつも、死にたいと思ってた。

そんな時はよく、空を眺めた。

広いな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
反対側竜門勇気自由詩012/7/11 0:40
泡ぶくきや自由詩112/7/11 0:11
シをすくう、46億の俺の沼青木怜二自由詩012/7/11 0:07
勇み足殿上 童自由詩20*12/7/10 23:56
言葉の海itukam...自由詩1*12/7/10 23:52
非情HAL自由詩5*12/7/10 23:35
迷路草野春心自由詩4*12/7/10 23:01
恐怖へのコラージュ自由詩3*12/7/10 22:56
Petit阿ト理恵携帯写真+...6*12/7/10 22:16
大人にな◯ないTAT自由詩312/7/10 22:15
とりかえっ子朧月自由詩212/7/10 21:22
風が爽やかな夕刻kauzak自由詩13*12/7/10 21:19
それは ポーズ藤鈴呼自由詩2*12/7/10 21:07
はれの三九なげき愛 阿ト理恵自由詩3*12/7/10 20:52
N/A細川ゆかり自由詩112/7/10 20:51
メタボリック短歌1花形新次短歌012/7/10 19:19
交信シホ.N自由詩112/7/10 18:45
スポーツ短歌21花形新次短歌012/7/10 17:44
9番目の大豆の記憶和田カマリ自由詩1*12/7/10 17:13
フエント9よりパルディーゾ7へ【書簡】高原漣自由詩1*12/7/10 17:10
人生はセンスとリズム感が必要だと思うの初代ドリンク...自由詩6*12/7/10 17:04
隣のひかり吉岡ペペロ携帯写真+...712/7/10 16:37
透明な箱朧月自由詩312/7/10 16:24
市場にて梅昆布茶携帯写真+...1512/7/10 15:43
十七年前の夏休みもっぷ自由詩712/7/10 15:04
標識桂川精螺携帯写真+...112/7/10 12:39
各駅停車そらの珊瑚短歌1612/7/10 12:18
ダイヤグラム自由詩312/7/10 12:17
スイカ小原あき自由詩13*12/7/10 11:28
路傍の花永乃ゆち自由詩17*12/7/10 10:55

Home 戻る 最新へ 次へ
2970 2971 2972 2973 2974 2975 2976 2977 2978 2979 2980 2981 2982 2983 2984 2985 2986 2987 2988 2989 2990 2991 2992 2993 2994 2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003 3004 3005 3006 3007 3008 3009 3010 
4.8sec.