ふたつのばかが錆び付き始める
頬は垂れ窪み
背骨は歪み
関節はキシキシと鳴き
時は残酷に醜い塊を仕上げてくれる
垂れ窪んだ頬に流れるものを、あなたは両手で掬う
歪んだ背中から落ちるガラ ...
掃除してポイ捨て煙草減りにけり
少しずつ
近づいてく
少しずつ
慣れていく家族とも、友達とも、そして他人とも、
そうして私は、明るい未来に向かって歩いてく
朝っぱらからセミが鳴いて
目覚ましを見れば六時
すっかり明け放たれて
夏は盛り
百年前を思い出すようだ
目が冴えたから
いぎたない二度寝はやめる
こんな朝は山盛りの果物でも食べれば
...
過去の事古い知識でよう足りぬ
あなたは誰にも見られない所で
何をしていますか
愛するひとに手紙を書いていますか
あなたは誰にも見られない所で
何をしていますか
まだ手にできない夢を得るために
そのための切磋琢磨をし ...
あの河が望んでる
一つの答えが出せなくて
ごめんね
気の利いた答えは
出払っていて
今頃は海原だろうか
あの河が清らかに見えて
その跳ねた水の飛沫に
打たれた誰も彼もが
感銘 ...
碧い夢の水面(みなも)を映した瞳は、
ただ見るともなしに忘れられた出来事を想いつづけ
あの日、高い山の頂から眺めた
無数のもがく手と足が遠い海までつづく
静かな、地獄図を見ている
秋の空 ...
ブ男が
詩を書く主な
理由だと
カミングアウト
清々しいね
イケメンの
十倍言葉
並べても
ブ男の思い
燃えるゴミ行き
麒麟を飲みながら、もうすぐ上京するともだちとグラウンド付きの河原でバーベキューをしていると、目の端に虫が集るのが感じられた。においがきつくなっている。ともだちはゲラゲラ笑いでもって幽霊の話をしている ...
白くかかるもやの
向こうに私はいるらしい
その目に映らない笑顔も涙も
一人で飲みこんで吐き出して
何度反芻しても消化できない
いつになったら心は晴れますか
いつになったら来てくれますか
...
何もかも捨ててしまいたいと
最初からやり直したいんだと
すべてが嫌になったんだと
君は笑って話していたけど
消えそうな横顔で
さみしそうに笑ったけど
それが本当だとしたら
やりなおした未 ...
気温 29℃
風速 3.1m
湿度 78%
鋼鉄の肌に汗がつたう
夜空をきりとった 明かり窓」からの月光
ウラン235の心臓の鼓動
「「 父さん、ここはひどく蒸 ...
「風と」 木の若芽
すっかり風を体に染み込ませて
髪は風になぶられるまま
強い風 花の香りは飛び散ってしまうけど
くすのきの香りは渦巻いてたちこめている
いたずら ...
「嘆きなく」
木の若芽
ゆりの木が鳴る
けやきの木が踊る
とてもさっぱりした風だよ
昨日の風はしっとりとしていた
今日の風はからりとして
いちょうを匂わせ
...
「草熟す 潮は変わる」
木の若芽
立てば木と すわれば草とともにある
和草(にこくさ)を守れ荒草
また己が脆さによろけ花に倒れ
荒れ果てた庭が私のサンクチュ ...
そうする場合
私で2番目だから
楽しい感覚のスタートは
4番目を意味します
四方に上げた場所は
内部に位置しました
誤解はありません
数人のアドレスは
実行されましたが
短い ...
120808
どこまでも美しい空に
白い雲が流れてゆくよ
もうすぐ秋だよ
もうすぐ破綻だよと
オリンピックも
盛夏も楽しめないよと
初老のど根性が
...
俺死んだ
後も引き落と
され続ける
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ネタにして
脅迫するのは
やめて下さい
とつきとうか
出口の見えないトンネルの中を
さまよい歩く気分でした
年中睡いくせに
その眠りは浅く
私は大海に漂う一枚の木の葉のようでした
{引用=沈みかかっては(眠りに落ちて ...
昨日に戻りたくて戻りたくて振り返ったけど
そこにはもう何もなくて
まるで
ドミノ倒しの先頭にいるようだと
目を瞑って耳をふさいで口をつぐんでみたけれど
誰も傷つけまいとして
距離を測っ ...
120808
木偶人形のため息を
有人に託した
触ると
ざらっとした感触の灰皿
古くて錆びて汚れたままになってるが
ご馳走様の声は聞いている
出番 ...
子供の頃に
淡雪ひとつかみ
瓶の中に入れた
白い雪は
溶けて水になった
どこにでもある水になった
子供の頃
白い絵の具ひとつまみ
雪解け水の瓶の中に入れた
白い絵の具は
...
永遠を悟らないということが
幸いだとでも言うように
その、部屋が蒼ざめてゆくのを
どうすることもできないでいた
個のいのちの永劫が無いことは
蔦の絡まる由緒ある図書蔵ではなくとも
...
張り巡らされた鉄条網に
体当たりでぶつかっていって
やっと出口と思っていた
からだから滴っているのは
紅い色した言葉の絶叫
纏ったままで視界にみたのは
さらに取り囲む鉄条網
なぜ ...
何かと目印になったり邪魔になったり
いつのまにか切り倒されて
また
(はじめまして)
お庭番だよ
それから僕も楔を打ち込まれたままだ 。
休日の時間をもてあました僕は、上野の歓楽街で酒をくらい、隅田川のベンチで夜を明かした。年越しの時は、友達と一緒だったから、こんな風には自由にはなれなかった。僕はやっと手に入れたフリーダムという言葉 ...
君に愛されるためには
不幸でなければならない
孤独とは売り物であり
知恵である
君の目に留まるよう
わたしはわたしの孤独を売る
君の視線を盗もうと
ああ 今日 ...
波打ち際の子ども
陽炎に揺れる海の家
空を仰ぐ向日葵
総てが夏を歓迎してる
僕はただその向こうの秋を見ていた
君を連れ去った夏を
受け入れられな ...
僕たちはただ、夏のせいにして
激しく求め合い
そしてただ、夏のせいにして
激しく傷付け合った
総てはあの照り付ける
太陽のせいだと
思いたかった ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたつのばか
yaka
自由詩
2
12/8/8 22:53
タバコ
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/8 22:51
少しずつ
スマイル?
自由詩
0
12/8/8 22:46
ヴィーンヴィーヴィーヴィンヴィー
salco
自由詩
5*
12/8/8 22:39
年寄り
ペポパンプ
川柳
2*
12/8/8 22:38
解
HAL
自由詩
3*
12/8/8 21:57
あの河
subaru...
自由詩
17*
12/8/8 21:27
沈められた瞳
atsuch...
自由詩
5*
12/8/8 21:13
ブ男短歌1
花形新次
短歌
0
12/8/8 21:13
きんいろ
鯉
散文(批評...
1
12/8/8 19:48
もやもやや
そらの とこ
自由詩
2
12/8/8 18:27
白紙変換の後、
なきり
自由詩
4
12/8/8 17:37
テニアンの少年
月乃助
自由詩
21*
12/8/8 17:20
風と
木の若芽
自由詩
2
12/8/8 16:30
嘆きなく
〃
自由詩
3
12/8/8 16:24
草熟す 潮は変わる
〃
自由詩
2
12/8/8 16:18
ひろしからの手紙
和田カマリ
自由詩
1*
12/8/8 16:00
配備中の安全性
あおば
自由詩
5*
12/8/8 15:09
インターネット短歌1
花形新次
短歌
0
12/8/8 15:05
とつきとうか
そらの珊瑚
自由詩
14
12/8/8 10:33
されどここまで
なきり
自由詩
2
12/8/8 10:27
灰皿(縦書き)
あおば
自由詩
5*
12/8/8 9:18
白い水
竜門勇気
自由詩
3
12/8/8 9:13
在るのか
もっぷ
自由詩
2
12/8/8 5:20
足りない
〃
自由詩
4
12/8/8 5:18
蘇鉄
アラガイs
自由詩
4*
12/8/8 4:19
愛国心へのギア
番田
自由詩
0
12/8/8 2:44
パーフェクト・セラー
霙小町
自由詩
2
12/8/8 1:41
秋を待ってる
永乃ゆち
自由詩
4+*
12/8/8 1:38
僕たちはただ
〃
自由詩
3*
12/8/8 1:34
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
4.73sec.