秋鮭でバーニャカウダのスパゲティ
窓をあけて空気の入れかえ
皮膚が鳴り鳴りさざめく鳥肌
気持ち良い季節の始まり
けれどもすぐ隣が
美味しくて評判の中華屋さんだから
新鮮な空気と一緒に
香ばしい匂いも ...
わたしが嫌いなもの
むやみに相手のせいにして
自分は何をやっても許されるという考え
右も左も関係ない
何かというと
「日本の軍国主義化」などと言われるが
第二次世界大戦の頃の日本に ...
一羽の鳩が見つめ
青い空はただ光りを投げ掛ける
両者に言葉は無く空白の原稿のまま
埋められる予定もなく
風に飛ばされていくのだろう
君は投げ掛ける
私はいますか
それは
空にでもなく
過去にでもな ...
貝殻で
股間隠せば
大概の
男はみんな
イチコロだった
おっぱいより
股間の方に
興味いく
ようになったのは
いつ頃だろう
ヘアヌード
第一号は
樋 ...
実家のタオルの匂いは幼い頃の記憶を呼び覚ますね
僕らは何で大人になってしまったんだろう
排気ガスの臭いに汚染されてしまって
世界は今日も嘆いているというのに
僕らは自分のことしかできない
大 ...
僕は
幸之介(ゆきのすけ)です
イケメンでしょ?
僕は
この間
引っ越して来たんだ
僕だけの
いいおうちをもらったんだよ
僕はね
いつも笑ってるんだ
笑顔は
笑顔を生むんだって
...
群れから飛び出していった記号たちに
生ぬるい視線がからまった
ひとつも理解しないまま頷く作業に戻って
なんとか息を整えた
たぶん
あの博物館には虹を作る機械が展示さ ...
あなたが好きなペロペロキャンディー
常備して部屋に置いておくの
たまたま通ったアンティークのお店の
ショーウィンドウに飾ってあった花びん
一目ぼれで買ったんだ
そして常備しているペロ ...
あわい昼時
昼食をすませて静か秋の風窓辺によりてものを考う
ゆるやかなる季節の節目感じさす陽の光には潤いありて
妻外出聖書教えに家訪ぬ吾は机に歌を作りぬ
盛りそばを給仕するリリー
白い歯を見せてほほ笑む
今日はお客が少ない
そう思って、笑顔を絶やさないリリー
秋は深く青春の風のような
リリー
見上げれば青い空白い ...
ざーざーざーざー雨が降る
部屋にポツリと男と女
外は雨がざーざー降り
女が照らす明かりの側に
男は入らず闇の中
部屋に二人で男と女
外は雨がざーざー降り
女が尋ねる言葉の先に
...
冷えすぎません
電気要りません
上の空間に氷入れます
その氷が溶けるまでです
わたしがアイスボックスでいられる時間は
あなたからもらった
昨日の茉莉花が
せめて今日だけでも
芳 ...
鷹の爪がむねを突き刺した 純粋が なあ 零れてたぜ
あくびがでる話さ 気長に旅支度しよう 人形は置いてってくれ
飲干した空き缶がぺこっとおじぎしてる なぜか 弱ってる
そんな不恰好な ...
空がせつなく見える日は
誰かのためいきが聴こえる
ためいきは
透明の煙になって
立ち上り
つどいあって
やがて白い雲になる
空がせつなく見える日は
あなたもためいきをついている ...
教室の隅に削った名前だけ生きてるようで泣きたくなった
雑踏に心が蝕まれてゆく泣きたい泣けない私をさらって
雪の中歩幅の狭い足跡を振り返り見るまだ生きていく
君はまだ知らなく ...
信仰と文学に関するメモ
20世紀後半における国内において、世界史的な価値を有する詩業を残した大詩人といえば石原吉郎の名を挙げることが可能であると思うが、彼に限らず、日本の近代文学は、宗教(あ ...
台風という言葉はわたしをなつかしい気持ちにさせる。と思って、でも、よくよく考えたら、わたしは非常に多くの言葉になつかしい気持ちにさせられる。たとえば読書、と聞いても、小学生の休み時間のほとんどを過 ...
きっと と
呟いてから
たぶん と
言いなおす
なんて曖昧な未来に
託すものは遥かに大きくて
そのために何かしら
/dekirukotoha nanndesuka?
言葉っ ...
知らないこと、
知っていること、
パンダ中継、
わたしはここにいないことになっている、
願望、
とその逆の事実、
実態、
謙遜と、
彼の左目、
リップグロス、
観たくもなかった戯曲 ...
僕には虚しかった
多くが
働くことと、
それ以外のこととが。
つまりはなかった、
選択肢は。
なぜだろう
なぜ生きることに自由はないのか。
しばらく仕事を離れて、
部屋で静かに暮 ...
顔が見えない君の姿が雨の中 走り過ぎていくよ
ドアを閉ざして立ち並ぶ高層ビルの間を なにも構わないで
豹のように身体しならせて 行き交う獲物達をすり抜けて
先が見えない不確実 ...
雨の夜に思う 秋の初めの未だ残る緑の葉
鋭く細長い葉を纏った 細長き胴の先
風に振り乱だされる 白髪が如き穂
星も月も無く 徒に寂しく暗い野で
薄よ お前は そぼ降る雨に打たれ ...
きっと誰もが 心の一番奥に
他人にはくだらないものに見えるけれども
自分にとってはかけがえのない宝物のように大切な部分を持っていると思う
ぼくは それを捨ててしまえとは言わないよ 言えない
...
サンデーバザールのあと
あらしが何度か通りすぎ
片腕の乞食が食いっぱぐれ
捨て猫みたいに骨と皮だけになって
水気で頬をいっぱいに膨らませた雲は
策略的なハンターの目つ ...
あるところに
色を嫌うレンズがあった
それが愛したのは形
そして光と影の
バランスだけ
そのレンズを通して見ると
総ての花が おしゃべりをやめた
春の日差しの ...
長袖ビュンビュン
半袖ぴゅんぴゅん
お洒落じゃないから同じような柄ばかりの
シャツたち
ズボンもこれからの季節はずっと
うねうねコーデュロイを色違い二本
これから寒 ...
雨がふるので
膝を立てて
まがった指で
生理用品をつけかえる
角に立っている男たちが花売りを罵倒している
走り抜ける街の多さ
どれだけ降っても
給水塔はふやけない
雨が ...
光がないから
影もない
のっぺらぼうの空気の
暗闇
夜の住人の
かわいた息
脳天のおくを這う
黒い質感
夜のからだを
闇にあずけて
優しさと厳しさが
混交する
...
アリエッティににてるから好きって
きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。
わたしはこびとじゃないわって
いうと
きみはこいびとだよっていって
かみをくしゃくし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋鮭でバーニャカウダのスパゲティ
北大路京介
俳句
4
12/9/25 19:57
空気の入れかえ
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/9/25 19:42
Right & Peace
眠り羊
自由詩
1
12/9/25 19:00
泣いていいよ
乱太郎
携帯写真+...
14*
12/9/25 18:43
グラビア短歌1
花形新次
短歌
0
12/9/25 18:25
はじまり
きみのてを
自由詩
2
12/9/25 18:16
僕は
ジュリエット
携帯写真+...
2*
12/9/25 17:28
市立博物館前
カマキリ
自由詩
5
12/9/25 17:26
飴が咲いたよ
乙ノ羽 凛
自由詩
1*
12/9/25 16:44
あわい昼時
生田 稔
短歌
1
12/9/25 14:40
蕎麦屋のりりー
〃
自由詩
7*
12/9/25 14:17
雨の別れ歌
……とある蛙
自由詩
8*
12/9/25 11:41
アイス ボックス
そらの珊瑚
自由詩
11*
12/9/25 10:04
ソリストアゲイン
マーブル
自由詩
4*
12/9/25 9:42
ためいき
そらの珊瑚
自由詩
8
12/9/25 8:22
氷点下十度の記憶
永乃ゆち
短歌
1*
12/9/25 6:07
信仰と文学に関するメモ 一
るか
散文(批評...
1*
12/9/25 5:14
台風のこと
はるな
散文(批評...
1
12/9/25 3:24
「遠くまでつづいてる」
ベンジャミン
自由詩
2
12/9/25 2:47
明日持っていくもの
佐伯黒子
自由詩
2*
12/9/25 2:07
詩を書くということ
番田
自由詩
1
12/9/25 2:05
A Beast In His Heart
まーつん
自由詩
2*
12/9/25 1:51
初秋
ドクダミ五十...
自由詩
5
12/9/25 1:30
たいせつ
多木元 K次
自由詩
1
12/9/25 1:07
街角で簡潔に詰め込んだ食事のあとで
ホロウ・シカ...
自由詩
7*
12/9/25 0:51
色を嫌うレンズ
まーつん
自由詩
10*
12/9/25 0:38
ころもがえ
灰泥軽茶
自由詩
9*
12/9/25 0:37
給水塔はふやけない
はるな
自由詩
4
12/9/25 0:20
夜に住む人
シホ.N
自由詩
4*
12/9/25 0:17
きみ、ジブリがそんなに好きなの
阿ト理恵
自由詩
12*
12/9/24 23:49
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
4.96sec.