私たちの星についての知識はすべて間違っていた、と
ようやく人びとは悟った



ほんとうの、私の不思議
ひかりの造花とは、いったい何なのか?
夜明けの湖のように
ゆっくりと色を変えまた ...
 ゆきちゃんは あさ
 かさをさし 長靴をはいて
 雨のなかの花にあいさつする
 話しかける
 おじぎをする
 おはよう さようなら
 きょうなにたべるってたずねている

...
***1

どこかで落ちている石ころを拾っている。わたしにはもう無限しかなくなっている。数が数えられないのだ。数えても意味がなくなってしまった。

***2

幻の中で私は会話する。で ...
 
 
冷蔵庫を買いに出かけた 
途中、空港に寄って
パイロットの友人と会った 
友人はペットのモンキーと遊んでいた
モンキーは滑らかに動いていた 
餌も食べていた 
週末には海に行く ...
整ったものが
好まれるのだという
篤い信仰のもとに
整えられたツツジよ

応えなくて良い
そのままで

答えてごらん君の
生きてきた軌跡を
どんな色の刃が
君を好んできたのかを
...
星の葉に 水が降る 
誰も招ばぬ
誰も呼ばぬ


夜を醒ます雨
背に生やし
遠去かる冬


無と無のはざま
小さく問うもの
窓の外は絵
いつか 消える

...
ウンコして
流さないのは
嫌がらせ?
それとも誰かに
見せたいのか?



【作者あとがき】
変態短歌シリーズも99という大変切りのいい数に達し、めでたく終了の運びとなった。
言う ...
  女よ、
  きみが
  歪んだ嘘をついた日には
  茂る緑の淡い影を
  湿った風が揺らしていった



  それが
  すっと吹きやむのを待って
  赤い土のうえに、 ...
子守唄を歌っていたよ

おとなになったきみは

あの頃のきみだ

雨降るあの夜の

きみの正義感は正しい

おとなになったぼくは

あの頃のきみに

寄り添っていた

...
くつした、片方しか履いてないな

寒くないよ 臭くないよ 探す気はないよ

色違い履いてみようか あれなんだか
さみしくなっちゃうね 三足目や四足目も
ほしくなっちゃう ...
一人だったころは
素敵だった
宝石の眠りを
奔放に
貪っていられた

永遠は実在しない

一人だったころは
淋しかった
路傍で気づかれずに
一輪の君にも出会わずに
慟哭できたほ ...
千年同じきこの場所で 変わらぬ桜のその姿 舞う花びら見て思うこと 真実しゆるはあなただけ 素敵な女の子とのランデブーの時のような思い出が思い出される時、いつも僕はよだれを垂らしているような気がしている。良い本を読みたいものだと心から願う。そして、おいしい料理と、広い空間を感じさせる絵画 ... 浅瀬に一万匹が打ち上げられ

カタクチイワシたちが死んだ

カタクチイワシだけが死んだ


カタクチイワシたち一万匹に

いったいなにが起こったのか

おそろしくでかい海の怪物に ...
日本人
  比べてばかり
    顔色を
  アメリカ人は
    個性の文化
さかさまつりにでかけた

さまさまツリーのあるさかさ祭りまっさかりくるまでお金

スピードイン札

関係車いがいは無題でなかにたちいることを金じまいいたします

律儀はぎちりドアをしめマン

ション ...
ラグジュアリーに罵詈雑言
スピリチュアルに自己嫌悪
鬱積なんてナニすりゃ消散
飲んで溺れて暴れて忘却
焦燥なんて気障に飾んな
つまりはお前、暇なだけだろう

撫でられたいなら出せよ、 ...
6月の雨音が
少しずつ夏を連れてくる
色々の傘とあじさいの花
ゆっくりとすすむカタツムリ
ねえ
ほたるはもうとんでいる?

大昔のあの人も
時間をきっと持て余して
広い庭を眺めていた ...
日本の若者は自分の意見を
持っていない
持ったとしても発言できない。
理論整然と説明できない。

暗記ばかりの勉強をして
骨抜きにされる。
答えのあるものしか解けない。
反抗できない。 ...
君死んでくれないか?
ナイフを持って立ってた
ドブネズミのように
もっと欲しい。

世の中めちゃくちゃ
くだらない漫画読んで
時間をつぶし
ギャグの一つを考える。

ダイエットしに ...
恋は縁やチャンスがあればできること 
愛は縁があろうがなかろうが陥ってしまうこと
何事もなく
金曜が過ぎ
オナニーで
ホッと一息
TENGA泰平




気に食わない
奴にチョーパン
ぶち込んで
逗子駅員に
取り押さえられる




修身の
教 ...
暗闇の中に
包み込まれた
オレンジ色の
シャーベット

じわじわと
味わいながら
黒い舌が舐める

勢い余って
こぼした雫は
三日月になった
マツモ○キヨシで買い物をした際、ドヤ顔で出したポイントカードが別のドラッグストアのものだと店員さんに指摘された。
慌てて出し直したが、それすらTカードだったからさすがに苦笑いをされたのだけど、
そ ...
夜の街から朝の街へ
区切りをつけずに酒三昧

朝の街へと出掛けてみれば
誰もが皺も寄らないスーツ姿

僕はよれよれスーツで
満員電車と反対のがら空き方向

毎夜毎夜じゃないけれど
...
今夜オリオン座の近くで

タンホイザー・ゲートのオーロラを観ながら

一杯やりませんか。

降りしきる雨の中で

歌うように涙を流す『あなた』

消え去った星々の最期の光をその雫に ...
あなたの
ひと言ひと言に
眩暈するんです
月並みでしょうか

やわらかくどこか
秋の落ち葉のような声を
聴くたび
バイオリンの絃のように

わたしは驚きます
そしてそのままのここ ...
じめじめと湿った梅雨をはさんで
僕が夏に近づいているのか
夏が僕に近づいているのか


ふたりの距離が縮まるほど
僕たちははだかに近づいていく
高まる気温に 僕はシャツを脱いで
高気圧 ...
水無月の日は過ぎてゆく夕暮のわが家の机上に茶を飲みている

抹茶立て出されし夕の居間にいて讃美歌ききつ身はすずしくも

トンイなるドラマ今夜終わりわが家の部屋にしあわせは満ちる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
造花のブーケkawa自由詩212/6/23 19:11
死  に   た    い o  r   z に一致するペー ...反現代死自由詩212/6/23 19:04
ダウンズタウン is freedom石川敬大自由詩17+12/6/23 18:38
そこでまってて くれますか佐藤伊織自由詩812/6/23 18:24
型番たもつ自由詩2+12/6/23 17:54
ツツジもっぷ自由詩312/6/23 13:31
降夜小震木立 悟自由詩412/6/23 13:06
変態短歌99花形新次短歌2*12/6/23 10:55
草野春心自由詩812/6/23 9:32
おとなの子守唄吉岡ペペロ自由詩512/6/23 7:42
くつ下ヨルノテガム自由詩112/6/23 7:15
ことの次第もっぷ自由詩112/6/23 4:31
桜2エメ自由詩012/6/23 1:42
君と別れた日の作品番田 自由詩112/6/23 1:21
一万匹のカタクチイワシ吉岡ペペロ自由詩212/6/23 1:06
日本いぬペポパンプ短歌3*12/6/23 0:35
さかさまつり阿ト理恵自由詩2*12/6/22 22:56
buzzwordfaik自由詩7*12/6/22 22:10
ある日の日記森未自由詩6*12/6/22 22:00
未来のない日本ペポパンプ自由詩2*12/6/22 21:46
美しくなりたい自由詩4*12/6/22 21:37
Difference文字綴り屋 ...自由詩012/6/22 21:14
変態短歌98花形新次短歌0*12/6/22 20:33
シャーベット スカイ和田カマリ自由詩4*12/6/22 20:02
爪切りは葬式の静けさ刀刃子自由詩2+12/6/22 19:45
夜の街から朝の街へHAL自由詩4*12/6/22 19:04
剣の走者高原漣自由詩1*12/6/22 19:01
もっぷ自由詩512/6/22 17:31
夏を待ちながら八布自由詩212/6/22 17:06
水無月とトンイ生田 稔短歌012/6/22 16:10

Home 戻る 最新へ 次へ
2969 2970 2971 2972 2973 2974 2975 2976 2977 2978 2979 2980 2981 2982 2983 2984 2985 2986 2987 2988 2989 2990 2991 2992 2993 2994 2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003 3004 3005 3006 3007 3008 3009 
4.58sec.