私自身をいつも
卑下する私が

誰かに発する
褒め言葉なんて

結局口先だけの
ものとなり
とうてい心から
喜ばれるはずがない

一人は辛いと
誰より感じて生きてきた
はずな ...
目の前に落ちてきた葉

歩数をあわせて


ぐしゃり


満点

今日もいちにち頑張りましょう
初潮ということばが
海のことばみたいなのはなぜかしら
などと考えていた頃に
おまえの家は紙の家だとからかわれ
わたしは学校へ行けなくなった

わたしは紙のにおいが好きだった
ノートのにお ...
顔立ちは
可愛かったり
するけれど
よく見りゃひげが
砲丸選手





天国の
ゲートをくぐる
練習か
市民公園
平日の朝




藍ちゃんの
揺れるバストに ...
よくぼくは言われたよ
過激な発言ばかりしてないで
普通のことだけを話せよと

よくぼくは言われる
山あり谷ばかりの生き方じゃなく
普通の暮らし方を覚えろと

じゃあそう言うひとたちにぼ ...
たちまちに走る いわば きみに
余白はない

断片ばかりか
木っ端みじんに インクを塗りながら

やってくる

枝は

そらつかい

ほらつかい

木が森をかくす前に

ふるい ...
今日も詩を書こうと思う
僕は書くことに何も満足してはいないのだ
だけど 一体 何故だろう
憂鬱な気持ちだけが妙にはっきりとしている

君は読むことをしないままだった
そんな ぼやけた毎 ...
つかれたな
つかれたね

眠りたいね
眠りたいな

僕らをせめる
世界にあって

僕らはどこでも
なにものでもなく



さみしいよ
さみしいか

生きてるね
...
金があれば と言うけれど
あったらあったで目先のものに使ってしまう

時間があれば と言うけれど
あったらあったで無駄な時間も増やしてしまう

もっと自由があれば とも言うが
自由の ...
怒りに震えるこの心

誰に止められることもなく

我が内に潜む鬼だけが

囁き我が身を食い荒らす
でんでろでんでろ
はしりゆく

おおきなはこの
わびしさを

おとでごまかし
すましてる

どこまでゆくのか
しらないが

きょうはすがたを
あらわさぬ

でんでろでんで ...
 成分非表示


1本のソーセージを自我とする

貫く串はリビドー又は時間軸だろう

小麦粉と溶き卵、それに砂糖
このブ厚い衣が自尊心

適温の食用油で適宜に揚げる
これは処世術 ...
そんなに長いあいだ

怒らないでください

あなたには遊びや友達がいるでしょう

でもわたしには

あなたしかいないのです


銭湯の脱衣所に

犬の十戒と題されたポスターが ...
ちきゅうに
しんりゃくしてきて
さいごに
やれそうになったのが
ばいかるだから
がっさーは
ちがう
あと
なんか
ねこが
いて
けが
はえていて
おろかだと

おろかで
...
これは、ある男性から聞いた話なんですけど、

彼の実家っていうのはけっこうなお金持ちでね、
親がビルとかマンションとか、そういうのを何個か持ってるんですよ。
だから、別に働かなくてもお金が勝手 ...
この話は、えーと、これを話してくれた人のお祖父さんの体験談で、
だから昭和ヒトケタくらいの話らしいんですけど、

そのお祖父さんっていうのがね、
小学生のころ、学校に通うのに、毎日歩いて山を二 ...
「一人では居たくないからー」と

色取り取りの花々にとまり安息を求める蝶よ



孤独であろうとする勿れ

蝶よ キミは一人ではない



見えない壁など

始めから存在し ...
ディエゴでアルマグロという
なまえが
あって
それが
まるで
まぐろの
いっしゅの
ように

アルマグロ

寅彦
寺田
なまえが
でてこないと
ぎゃくてんする
ひょうき ...
ことしは少ないような気がする

旅の途中や旅先で

なんかあったのだろうか

それともこの国が

嫌になってしまったのだろうか


なにを感じて渡り鳥

どっちがふるさと渡り ...
わが一歩 一応は一歩進む
道に穴だ 二歩さがる
すこしずらして 一歩進む
空気がない すごすご引き返す
しゃがんで一歩 こっそり出す
いきなり水の中だ 鰓がなくて溺死

科学は日進月歩  ...
 泣いて泣いて目がでめきんみたくなってて洗面台で下着姿で意味不明なダンスを、原始的なダンスを、無言でダンッダンッダンッダンッダダッダッ…頭を振り乱して、揺さぶる。体重は思ったほど減ってなくて、戻りつつ ... ふとん







′2012・6・24Night
ディスカウントショップでジャングルを六鉢買ってきた。定年後のお父さんが長年にわたり趣味でやっているような本格的なものではなく、今では素人でも手軽に簡単に育成できるてのひらサイズのものがいくつも売ら ... 軽い手荷物で降り立った
六月の駅
梅雨の晴れ間
見あげると若い鮎が
翼を休めていた

炎上、
前の雰囲気のなかで
穏やかに営んでいる街路

山羊のこどもに
みちをたずねると
右 ...
ほころび逝く身の上からは
  神経と細胞のだましあいで
       気力が消えている  
  肋骨と腹膜の差し違いで
       弾力が失せている

その上想像力も・・・欠けて
(花 ...
金色のリキュールを注ぎあって
退屈を飲み干しあう

テーブルを囲む笑い声と
つまずく呂律の足し算が
あやふやな足取りを導いて

聴いたことのないステップが
ネオン街を叩いてゆく
大袈 ...
うちのベランダに

よさげな苔が生えている

コンクリートのひびから

もこもここと

ふさりふさりと

緑色からエメラルドグリーンへ

鈍く光っていき

それはなんだかシ ...
どうしてここにいるかなんて
馬鹿みたいに考えてみた
とどの詰まり、結局は
運否天賦、理解不能で

拠り所なんてなくて
そんな典拠は存在しなくて
それは皆同じなのに

「だから僕は不安 ...
黒衣の修道士

修復のための祈り

遅咲きのかえり花

季節は一昼夜でめぐる

幽冥の鐘の音がしみわたる


穹立する古木は冷夜を射り 

淀んだ雲間からさしこむ異和の ...
毎年楽しみだった身体測定
止まっていく身長を横目に
自慢してたの、去年まで

憂鬱になった身体測定
あなたのせいで
恨めしい162cm

縮みたいなんて
一生に一度の不覚よ

平 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
生きていく辛さ日向なつ自由詩412/6/25 9:04
挑戦一酸化炭素自由詩4*12/6/25 8:43
紙の家yo-yo自由詩2112/6/25 6:56
スポーツ短歌2花形新次短歌2*12/6/25 6:56
棘のない薔薇HAL自由詩4*12/6/25 4:53
木走り阿ト理恵自由詩3*12/6/25 2:08
詩に興味のない君の僕番田 自由詩512/6/25 1:13
これっきりの僕らシホ.N自由詩312/6/25 0:24
欲するものと必要なものただのみきや自由詩22*12/6/25 0:22
エメ自由詩012/6/25 0:10
でんしゃちえんkauzak自由詩5*12/6/24 23:57
腸詰めをものするsalco自由詩10*12/6/24 23:55
犬の十戒吉岡ペペロ自由詩812/6/24 23:53
ガッサー中将6自由詩212/6/24 23:11
小指だるま自由詩112/6/24 23:00
金屏風自由詩312/6/24 22:55
蝶と籠平沢ちはる自由詩012/6/24 22:47
有馬侯爵6自由詩212/6/24 22:43
ツバメ倶楽部吉岡ペペロ自由詩712/6/24 22:14
無駄な一歩か否か木原東子自由詩19*12/6/24 21:50
栄螺が食べられない夜榊 慧散文(批評...212/6/24 21:50
Petit阿ト理恵携帯写真+...2*12/6/24 21:30
アスパラガス、コーヒーの木マクベス自由詩312/6/24 21:29
六月の駅からもっぷ自由詩612/6/24 21:19
風のサイレン(九)信天翁自由詩2*12/6/24 21:05
新しい夜景風呂奴自由詩212/6/24 21:00
よさげ灰泥軽茶自由詩14*12/6/24 20:27
まくらなきり自由詩412/6/24 20:04
走馬takano自由詩0*12/6/24 19:55
予定外の想定外、なきり自由詩112/6/24 19:35

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