大好きすぎて

淋しさに震えるくらいだった

何億もの声を

あなたに聞いて貰いたかった


承認欲求が満たされれば

つぎは自我欲求のステージさ

愛を受け容れて貰えれば
...
ちょうどそばにいたネコを引き寄せた

ひっかかれて少し泣いた

ネコの体に顔をうずめて匂いを嗅ぐ

ねこくさい

ネコは諦めたように
うにゃうにゃ言ったので

遠慮なく会社の愚痴 ...
雨が降ればいいのに

たなばた

空の上のふたりの恋の話なんて
どうでもいい

だって自業自得でしょ?
天罰でしょ?

でもいいじゃない、年に一度きりだって
逢えるんだから

...
日照りつづけば苗が枯れ
長雨つづけば根が腐れ
海がさらえば塩害の
汚染鳴かすな馬子痩せ
棄民の身のうえ口惜しいと
べこの親父がくび吊れば
だれが都会で困るでなし
ダイヤの運行障るでなし
...
  五月、
  鞄のなかで
  ぼくは死んでいた
  たくさんの緑に包まれ
  豊かに死んでいた
  柔らかな乳房の
  香りだけ憶えていた
  影と
  影とが出会い、
  つめたい脚を絡ませる



  太陽は
  西に佇み
  濁ったガソリンが
  そっと背中を流れてゆく
地下鉄の窓から月が見えたら
君と会えるって
教えてくれた人は
ずっと
ひとりぼっちで泣いている人だった
大切なひとは
もう遠く遥かに
56億年の孤独はいっそう君を愛しくさせた
「囁いて 灰にして
 探索機って ネガティブか聴き込んで
 水着の上から流行るトリックで 七夕
 罰せられた二人を潮風に裁かせて」
  月の
  優しい輝きは



  きみの流す
  涙の熱い一滴を
  掬いとってしまう
  僕がここに居ることの
  ささやかな歓びの一つを



  奪いとって ...
または
明かりではなかった、暗がりは
孤立して際立つ口唇と砂利に


舗道はいつまでも弱く、
ささくれだつ陽炎の軋みに
(あるいは、と、それから)
遠くはないとして、それでも眼前には ...
セイタカアワダチソウは
アレロパシーによって
攻撃物質を出して
他の植物を全て枯らしてしまう。

しかし、そのうち、その毒で
自分自身も枯れてしまう。
自分の事ばかり考えていると
自滅 ...
改札に入り
人ごみの中
前列に移動する
皆スマホを持っている

女子高生は
皆ミニスカで
目のやり場に
困る

知的障害児が
さわいでいる。
おしくら饅頭
足が痛くなる。
...
 個人的には、買い替えの難しい自動車と同じ感じ。年式が古くなればそれだけトラブルは起きやすくなるし、多ければ排気ガスみたいに公害になりうる。反面、きっちりメンテナンスなどをして適度に使用するなら、経済 ...  「ホテル・ニルヴァーナ」。礼二は夏期休暇の一夜をそこで過ごすためにチェックインしていた。興味本位の、好奇心を満たすために。
 自殺者が出た家屋やマンションは、それが賃貸であれ分譲であれ、訳あり物件 ...
静寂の
センターコートに
響く声
あっちのほうも
想像しちゃう




経験上
優しい愛撫のほうが効く
女子ボクシングも
きっとそうだよ
冷めている










キモい
















...
床屋で髪を切ってもらっている間に
数十年が過ぎた
僕はすっかり骨だけになり
頭髪もすべてなくなった
目も耳もないので
確認のしようもないけれど
テレビでは昔聞いたことのある
ニュ ...
スプーンを手の指だけで
曲げるものがいるのは知っている

それが超能力でもインチキでも
ぼくの知ったことじゃない

でももしそれが超能力だとしたとして
それは一体何の意味があるのだろう
...
カラスを見て下さい
不吉であると思います
それは隠れた可能性

初老の人間は
地球のトップから
やがて消えるでしょう

その時に役割を
リードする生物
それはカラスです

知能 ...
あなた好きだと言ったのに
並木道も枯葉色
ふわりふわりと漂うだけで
敷き詰められていく
この世が終わるほど
お前のことを思っていたよ
悲しい色の涙色
ピアジェ、ピアジェ
ああお前の頭の ...
夏の始まり
山へ向かって
坂を駆け上がり
坂の上の神社から
振りかえった僕の目の前には
静かな港の防波堤の内側
鏡のような水面が見え
防波堤の外側には大きな青い海が広がる
水平線に見え ...
ドクドクと湧いてくる闇

一人鏡を見つめながら
その闇を見つめる。

遠い記憶
蘇る日常
迫り来る闇

どうして一人・・・・

あなたは助けてくれない

深い闇がどんどん私に ...
帰宅の
駅のざわめきに
隠されて降りつづける
夕立
だれも見つけることができない(のは
だれもが濡れて
まばゆい、構内の
あしもとから順に深海になって

快速電車が文字の編み目を ...
鏡に映った
昨日より
一日分白さの増した生え際を見て
思い出す
巧妙に細工された嘘が
ゆっくりと正体を現すように
染めた髪がもとの白い色に戻る

白髪は中学生の時から
生えていたよう ...
アルバイト先のピンサロでひろった
ミッフィーちゃんのストラップ大事そうに
ケータイにつけてる女の子が
ともだちのともだちにもらったハッシシでふっらふらになって

うすぐろいどろどろしたみずた ...
シガーロス3曲目

東京中の
男子が全員
「おれのスカイツリーはすごいぜえ」
とかいって
自分のすきな女子のなまえを
叫んでる

その
瞬間に
女子たちはみんな
「東京スカイツ ...
詩を書くことは人には言えない
だけど 僕は 人前で何を口にするべきだろう
カートコバーンのことについてを 呟いている
暮れかけた 帰り道の 路地裏で


誰にも話したりはしないだろ ...
藤原紀香
拒絶

飯島直子
苦手

井川遥
微妙

麻生祐未
不得手

杉本彩
勘弁

吉永小百合
逃亡

叶姉妹
抹殺




木村多江
好意

...
道路を歩いていると
クワガタが一匹転がっていた
手のひらに乗せて眺めると
綺麗な姿は無駄がなく音もなく
生きているのか死んでいるのかわからないので
こつこつ指先で叩いてみると

ギザギザ ...
石で打たれるような
犬に追い立てられるような悲しさに
居ても立ってもいられなく
ただただ早く帰りたかった
日没に向ってひたすら走り続けた


貝のように固く握りしめている
決して手放し ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
何億もの声吉岡ペペロ自由詩412/7/6 1:25
ネコ暗闇れもん自由詩912/7/6 1:08
それはまだまだ幸せのひとつでちゃむ自由詩512/7/6 0:00
故事の事故salco自由詩4*12/7/5 23:43
乳房草野春心自由詩8*12/7/5 23:37
ガソリン自由詩6*12/7/5 23:29
こどく國朗自由詩112/7/5 23:24
After June吉岡孝次自由詩1*12/7/5 23:17
輝き草野春心自由詩312/7/5 23:17
_ehanov自由詩212/7/5 21:47
アレロパシーペポパンプ自由詩9*12/7/5 21:40
自由詩3*12/7/5 21:40
原発に関して個人の考え。プル式散文(批評...2+12/7/5 21:37
自殺ホテル吉岡孝次散文(批評...2*12/7/5 21:11
スポーツ短歌16花形新次短歌012/7/5 21:10
今から僕は君にキスをするTAT短歌012/7/5 19:59
ニュースたもつ自由詩512/7/5 19:43
無能力HAL自由詩2*12/7/5 19:39
そして一つの世界の後で和田カマリ自由詩012/7/5 18:21
破滅の世界黒髪自由詩1*12/7/5 17:29
港の絵日記……とある蛙自由詩13*12/7/5 15:34
闇の中月乃 姫花自由詩212/7/5 15:13
家路伊月りさ自由詩7*12/7/5 14:29
真白髪そらの珊瑚自由詩13*12/7/5 11:59
ポイントいりません(ミッフィー)モリマサ公自由詩112/7/5 11:45
ポイントいりません(スカイツリー)自由詩1+12/7/5 11:43
眠い頭で書いてみた番田 自由詩112/7/5 2:17
分水嶺(女性篇)HAL自由詩4*12/7/5 1:15
雨の跡灰泥軽茶自由詩11*12/7/5 0:55
空っぽの手のひらただのみきや自由詩21*12/7/5 0:46

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