今ここにある世界
皆等しく居合わせた命
天地の間に
別け隔てなく
生を受け
その持てる力と未来を
目一杯その体に現し
静かに去っては
また戻る
常に去るものがある
常に来る ...
また夏が近づいて
文字だけになってしまったあいつが
梅雨が穿った水溜まりで
湿った革靴に弾かれる
激しく、なにかにあこがれて
そう信じて為すことの結末を嘘とはいわないけど
積乱雲越しの ...
すきです
そのひとのほんとうの姿が きっと 魂みたいなものが
その魂の引力で
今日も晴れるといいとおもいます
どうして この世界は いつまでも こんなに不可思議になっている ...
振付師の
モノをフリフリ
つけられて
4回転に
艶が加わる
熊撃ち名人
マタギの銀二さん
かんじきと蓑で
バイアスロン
体育の
必須 ...
折り畳み傘の畳み方には コツがあって
器用ではないのに私は そこは 得意で
自慢するほどでもないことが一番素敵で
端麗に畳まれた造花の朝顔を傘だと指差した指が
私の人差し指をちいさ ...
安洋燈の光の暈の中心に聖女の頭部があり
斬首刑の頭蓋骨を抱えた首なしの聖人達の
行列が縫製職人に首を挿げ、既製服から
四肢を伸ばし河を漂っている。
狂った男がマネキンを横抱きに抱え、防 ...
みんなみんな欲望にかられて
みんな欲張りになってしまった。
誰も止められはしないし止まらない
わたしだってそう思う。
大切な事の反対側で
もっと大切な事が過ぎてい ...
踏み出すのは一歩
その前に越えなければいけない
いくつかの壁があって
その一歩が遠いねと
君は言った
僕はその意味がわかったようで
わかっていないようで
ただ
遠近感の違いみたいな ...
ぼくらは馬鹿だったのか知れない
違反デモに参加し火炎瓶を投げつけた機動隊に捕まったら
徹底的に暴行され治安を乱したものとして前科だって残る
でもぼくもぼくの仲間もそんなことを
一度も考えてみた ...
豆腐の角
これで死ねるか
可能性はある
お前の冷たい息で
岩の様に固く
一撃必殺の
トルクフルな
円弧を描いて
直撃ならば
血潮に染まった ...
窓を開け放ち
空気を入れかえる
朝の訪れを遮ってだらりと垂れ下がる
色褪せた思想を派手に揺らし
この胸を蝕み患わせている
積もりに積もった誇りや死っけを吹き飛ばし
...
半分皮を剥がれた人体模型
ホルマリン漬けの胎児
『密会』と言う名がふさわしい場所
此処で総てが始まり、総てが終わった
もう二度と戻らない蜜月
...
分かりやすいモチーフは万人に好かれ
破壊的なイメージは拒まれる
マイノリティでは逆も然り
言うことの一つ一つは尤ですが
唯、その生き方が不快です。
どうにかならんですか
軌跡を半分にで ...
鋼色の花が咲く
上も下も砂で覆い尽くされ
緑色のうめき声が
下腹部に響き渡る
それはちょうど
ベートーヴェンの第九のメロディと酷似していて
私はその暴力的な歓びに満たされる
右手を失 ...
餓えに憑かれた情動が魔的な貌にとりつかれる
為すすべのない醜悪な日が何度も暮れて、緞帳はふたたびあがる
開演直前に初潮をむかえたヒロインの狼狽、途方にくれた演 ...
ある日ある言葉が
後光を背負ってやってきて
僕をいたく感動させる
僕は世紀の発見を
この言葉においてなしとげる
この言葉をペン先にとらえた瞬間
僕は感嘆の声をあげる
われは言 ...
月の雫が星の子なら
ひかっているのがわかります
蛍が真似て
ほんのりひかる
あたしとあなたの
心のなかも
てんてんと
ひかればいい
この闇のなか
心乱れる内に聞く
悪霊の囁ききこえしは
憎しみと嫉妬に捕われて
我が身を滅ぼす生き霊か
詩に関する質問と、それに答える人のためのスレ。>>322
僕自身は立ち読みで済ませた記憶があるのですが ...
本がサンドウィッチされた日本語を
シャンプーリンスして
バスタブー跨いで
くばるいばる
うすきみわるいとりこは
わたしを吸収合併した
いぶりだされ
むしりとられ
なめられた
計算低いわたしの皮 フた ...
どんなに内向きになったって
うしろの背中が見えるわけじゃないから。
矢印を使われてしまえば
自然と「矢印」しか見えなくなる。
木が立っていることを信じなければ
何処へ行っても生きては ...
いつの間にか、見えなくなってた
いつの間にか、聞こえなくなってた
いつの間にか、届かなくなってた
いつからだろう、この声が
空を裂いて重力通りに
地球に染み込むようになったのは
い ...
苺は毒があって然るべき
姿形をしている
どんな顔をして
パティシエはそれを
ショートケーキにのせたのか
幸福のなかで死ぬ
誰かの最期を思い浮かべて
本当に
死んだ輩は
...
吐く息が白くなって
煙草の煙と区別がつかなくなる頃
私は失恋をして
ショートホープを買った
短めの煙草は
涙が乾くのも待たない
君の名前なのに
なんだか知らない人の
名前みたい
とおる君って
名前だったんだね
先日、彼を呼ぼうと
声をあげたら
ダー…って君の
あだ名を言いそうに
なって慌てて
呼 ...
私が修論で言いたかった事は「生態系は成熟すると愛に満ちてくる」
と言う事である。
植物生態系が遷移が移り変わるにつれて「潰し合う競争の社会」から
「共生する愛に満ちた社会」になる事を証明したかっ ...
夕べ僕はかわいい嫁さんをつかまえるために落とし穴をほっていたが
落ちていたのは中年の酔っ払いだったのでそのまま埋めてしまった
週刊誌の運勢をみたらあまりに悲惨なので世の中を憎んでいた
退屈で ...
国道のアスファルトが車列もろとも溶け落ちてセンターラインの痩せ尾根が現れたなら
俺は歩いてみたい
両手で抱えた老木の幹が一瞬で消え失せてすべての枝葉が一斉に降り注ぐなら
俺は立ち尽くしてみたい
...
ケント紙の家の中で
リンゴを煮ていると
蟻が集まってきて
椅子の傾きを直してくれる
サーカスのあった夜
話もないのに
冷蔵庫を開けた
‬
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
感無量
蒲生万寿
自由詩
0
12/6/30 9:32
夕焼けのあとは藍空
たりぽん(大...
自由詩
4
12/6/30 9:27
イデア
かみの子
自由詩
0
12/6/30 9:22
スポーツ短歌9
花形新次
短歌
0
12/6/30 8:14
雨上がりに開く傘のおはなし
るるりら
自由詩
19
12/6/30 5:48
頭蓋と埋葬穴・四角錘の猟犬群
高濱
自由詩
1
12/6/30 3:12
気持ち日記
晝
自由詩
4
12/6/30 2:21
「散歩」
ベンジャミン
自由詩
2
12/6/30 1:58
馬鹿だったぼくら
HAL
自由詩
3*
12/6/30 1:35
鈍器
ドクダミ五十...
自由詩
2
12/6/30 1:19
いつか世界の窓が開かれると
ただのみきや
自由詩
15*
12/6/30 0:59
人体模型は愛を囁くか
永乃ゆち
自由詩
6*
12/6/30 0:15
おほ麗しのepigonos!
faik
自由詩
6*
12/6/30 0:15
没個性的な幻想たち
青土よし
自由詩
4
12/6/29 23:58
虚構
takano
自由詩
0
12/6/29 23:47
一夜
シホ.N
自由詩
5
12/6/29 23:43
月の雫
朧月
自由詩
3
12/6/29 23:07
恋
エメ
自由詩
0
12/6/29 23:03
質問スレ
会議室
12/6/29 22:53
とりこ
阿ト理恵
自由詩
7*
12/6/29 22:28
後の正面
yuugao
自由詩
2
12/6/29 22:23
反重力希望
なきり
自由詩
3
12/6/29 22:18
3時の疑問
Tsu-Yo
自由詩
4
12/6/29 22:05
スーパードラゴンファイヤードラゴンサンダードラゴン
TAT
短歌
0
12/6/29 21:50
ショートホープ
永乃ゆち
自由詩
7*
12/6/29 21:40
とおる
ちゃんこ
自由詩
2
12/6/29 21:32
成熟すると愛に満ちる
ペポパンプ
散文(批評...
3*
12/6/29 21:29
夕べ僕は落とし穴を掘っていた
梅昆布茶
自由詩
19+
12/6/29 21:27
白いノートに捧げる巻頭詩/ii冊目
夏緑林
自由詩
2
12/6/29 20:47
眠い朝
たもつ
自由詩
5
12/6/29 19:36
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
加筆訂正:
\(^^)/
/
うんち
[12/6/29 23:53]
作成途中
4.21sec.