脇を見て後ろを見ずにバックする かみさま、彼らの十字架を
どうかどうか先端を金色に光らせて


目をつむって星座をみつける
まぶたの奥
熱いたましいの燃えている火を見上げて
すべての過去に名前を与え
すべ ...
誰かを愛している、愛されているからこそ
世界の均整が保たれる
それは美、健やかさ


愛する人のいない生活は
太陽のない地中の暮らし
モグラになった気分





...
今時、いわゆる、詩と世界とを等価とみなすような愚か者は、そうはおられまい。どうやら、時代はそうした詩への信頼と期待とを、妄想として冷笑することがトレンドのようだ。私の場合、そのような世界そのものと釣り ... 淡い音
はなればなれに息
まぎれ
生い茂るものの朝
皺の寄った
星のスカートは
どんな夢を見ている?
高空に静止して
流れていかない雲を
つかもうとした
夏の花
削り取った窓に
...
ひとりで仰げば尚更に
山野の月はきれいです

涙は
雲居をわたる舟

契りは
雲居をてらす舟

言葉が透ける霧の夜は
山野の月がきれいです

あまねく水面は
古巣です ...
酢の効いた
靴下彼女に
履かせたまま
山手線を
三周したい



スルメイカ
ポケット一杯
つめ込んで
地下鉄乗れば
火照るOL
壊れた蛙になって 何時までも 浮遊する
ぷかぷかと 葉巻を流れた煙の先に
紫の 十字路

オレンジは 爽やかな季節の 代名詞だから
今は 要らないと言ったのに
まあまあ 夜なんだから  ...
どちらにいこうがいい卦がでていた

ぼくはそういう運命を持たされていた

ならば

じぶんらしく振る舞うことが

いちばん大切に思われた


でもさ

きっとみんなもそうなん ...
彼の一族は何のために成功したのか?
「危険のハイセンス」は身体と呼ばれ
変身するためにする人体脱皮計画は
かの「サムソン3」を凌駕します
うっ!ディクショナリー
ブラインド
からこぼれる
朝の光に
映し出された
素顔見て射殺



ストレート
顎に見舞った
タフガイに
「お願い、もっと〜」
迫られ射殺
にっこり笑う
目じりと頬のしわ ふけた
働きものの手指はかわりなく ただいまといって

にっこり笑う 目が やっぱりビー玉みたいにすこしひかっていた
たとえば
夢見を通じて
無意識的なモノを観じる
目が覚めて
それを意識化しようとする

たとえば
狂気におちいるとき
潜在的なモノが暴走する
現実に還って
あらためて畏れを抱く ...
そのときわたしは
夕やみが背中にきれいにかかるさまやみどりのこっくりと茂る影の不気味、ぼうっと灯る生活の模様やちゃりんちゃりんと鳴っているやさしげな時報に見いって、聞きいっていたのでやわらかく磨 ...
天井から集まる
星屑のめいめつが
頬からこぼれそびれて
睫毛にからまり
目を閉じると
角膜の表面に錨をおろし
浮標のように
ただ揺れている
覚束ない眩しさを
ひとつ摘んで
たやすく ...
広い野原に
抜ける空

ぽつんと
ぽつんと
木が立っている

横に広がる枝ぶりと
見事に茂る葉 葉 葉
空と甍のその間

広がる枝を覆い隠す
天平の空の庇に
広がる椨(たぶの ...
{引用=

天蓋は燭光の水あかり
心をてらす 後后のゆらめき


ここは、光さえためされ 路にまどう
教室の窓外に 黒光りする鱗の群れが、
古代魚たちが、泳ぎすぎる」


ありふ ...
夕暮れの淋しさひとつ風に乗せ
揺れるススキを追いかけて
ひとりで道を歩いてた
さよならさよならまた明日
ひとりぼっちもたまにはいいさ

夕暮れのせつなさひとつ風に乗せ
暮れなずむ空を見上 ...
乾いてしまった糊みたいに
あちこちぺらぺらめくれてくる
とじ合わせた心が
納得なんかできないと

空気はとっくに私を
包んでるのに私が
認めたくないことばかりあって
そりかえっている
...
一生懸命がんばった夏休み


料理に洗濯、掃除買い出し父と話すことそして、一人暮らしの体験

疲れも雷がなってもどなり声が聞こえてもがんばった夏休み

そしたら、めまいがして、倒れた誰も ...
古い家の梁に
ロープを掛けただけの
私の特製ぶらんこ
ゆらゆら揺れているのが好きだった


目をつぶると
ぶらんこの旅がはじまる
家ごとゆらゆら揺れて
私は遠いところまで行ってしまう ...
真剣だからこそ
働きたくはない
生きることに 真剣だから
人の中から逃げてきた
ななめ上あなたのような月ひかる

虫が鳴きはじめたら秋と教わった

幼さや強さははかれないグラス

よかったね言ってしまえば、「もういいよ」

梨を手に水の感触思いつつ
{引用=♪ダッダダダダッダ、ダッダダダダッダ
  じーんせい楽ありゃ ふみしめて〜♪
            (山上路夫作詞・木下忠司作曲)}
第8647話 電気を帯びた黄門様

 〜江戸  ...
短い旅を終えて
君が立っている
骨ばった大きな笑みと共に

ほどけた靴ひもを
結んであげるよ と言うと
いいんだ これから
空を飛ぶから

そう言って
短い旅に
でて行った
冷たい汗
夜の金の径
いつまでも響く
足跡の径


塩の岩 塩の波
街のすきま 
指のすきまを埋める白
痛みの音 静かな
水音


無垢の右目 狂気の左目
...
 こんなに醜い洗脳が、実際に行われるとは思わなかった。
 それぞれの国が、貧富の格差に伴って抱えた怒りを、
 ともかく外へ向けさせようと必死だ。

 誰かが誰かを悪者にし、いがみ合うよう仕 ...






水平線を断ち切るように見上げる


加速してゆく時代は
小さな出来事をかき消して
紙の上の真実は風に飛ばされてしまう


     ※


(渡り鳥が ...
星月夜大陸横断するバイク

爽やかに陰鬱な馬乗られてる

球音が耳に残るや処暑の空

藪枯らし匙投げた医師にアホと言う

星逢う夜髪をショートにしてみたの

あのやろう絶対しば ...
初秋や Rock'n'roll Is Dead

水色のスカートひらり放屁虫

猫じゃらし美容師の胸あたってる

蚯蚓鳴く緑色したエフェクター

都会では生きていけない飛蝗かな
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
電柱にぶつかるペポパンプ川柳2*12/9/3 21:53
クラシックを聴きながらいばら自由詩512/9/3 21:50
愛こそすべて自由詩112/9/3 21:44
呟き 詩と世界の等価性のことなどるか散文(批評...3*12/9/3 21:18
束の花春日線香自由詩112/9/3 21:11
山野の月千波 一也自由詩6*12/9/3 21:03
ソフトSMワンダー短歌1花形新次短歌012/9/3 21:01
紫の 十字路藤鈴呼自由詩8*12/9/3 19:45
じぶんらしく振る舞うこと吉岡ペペロ自由詩212/9/3 19:33
危険のハイセンス和田カマリ自由詩012/9/3 17:39
ハードボイルドワンダー短歌4花形新次短歌012/9/3 17:32
ビー玉はるな自由詩212/9/3 17:27
心の彼方にシホ.N自由詩212/9/3 17:19
心臓を踏むはるな自由詩212/9/3 17:02
暗礁sample自由詩1012/9/3 12:40
椨(たぶのき)ー上総国分尼寺……とある蛙自由詩9*12/9/3 12:21
水の時月乃助自由詩18+*12/9/3 10:51
夕暮れの淋しさひとつ風に乗せ未有花自由詩18*12/9/3 8:46
はぐれたこころ朧月自由詩3+12/9/3 8:11
嵐の中で…スマイル?自由詩012/9/3 6:38
鞦韆(ぶらんこ)yo-yo自由詩1412/9/3 6:16
Be myself番田 自由詩0+12/9/3 3:17
あきの月アイバ シュ...俳句012/9/3 0:53
水戸黄門ダイジェストsalco散文(批評...5*12/9/2 23:15
みじかい旅はるな自由詩412/9/2 23:12
冬と走狗木立 悟自由詩312/9/2 23:12
日本と韓国と中国Ohatu自由詩2+*12/9/2 23:00
「空想距離・フラクタル次元の無限性のような幾何学的幻想」ベンジャミン自由詩5*12/9/2 22:25
俳句2012 8月下旬 B 星月夜北大路京介俳句8*12/9/2 22:18
俳句2012 8月下旬 A バッタ俳句6*12/9/2 21:50

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