遠くで歓声や笑い声が聴こえる
輪に加われない
何時だって 私は唯の傍観者
影のように
ひっそり誰かの後ろについて歩く
存在自体消えてしまえばいいのに
眩しすぎて目を開けていられなか ...
薄っすらと
生えた口ひげ
汗たまり
魅力的だね
真夏おばさん
35過ぎて
ようやく
何かしら
陰りが見えて
エロが生まれる
風は熱風
陽射しは猛烈
誰を誘っているのか
おばちゃんは
下半身を
さらしさらされ
ついでに
まわしまわされ
遠くの世界へイッてしまう
真夏おばちゃんのお店は
ネオンが眩しい
...
母が
乳房を膨らませる過程で
ほろほろと
無くしたもの
父が
涙を忘れ去る過程で
ほろほろと
無くしたもの
それは僕です。
光と量子とのけし粒が揺らめく
生暖かい感 ...
名を持たない者たちに{ルビ識別コード=なまえ}を与えよ
壜のなかはくすぶった魂でいっぱいだ
すし詰めといってもいい。
あたかも{ルビ薬室=チャンバー}のように
圧力が上がってい ...
トントントン
トントントン
カタカタカタ
カタカタカタ
ベリベリベリ
ベリベリベリ
トントントン
トントントン
カタカタカタ
カタカタカタ
...
ベッドサイドの窓ガラスをふく
よくなれよくなれ、そう呟きながら
するとそれは突然
いつも綺麗な景色をありがとう、という呟きに変わっていた
と、その瞬間
まもってくださいまもってください、そん ...
少年が終わり大人の香りする青年らしく見えない息子
感触は時間経ってもまだ残る君の素肌に触れた猛暑日
海よりも冷たい川で泳ぎたい真夏は人魚も「暑い」とつぶやく
漬物の塩気が少し足 ...
細かく斑にして 千切れ千切れに
ひとつ ひとつ 思い出しては 消してゆく
それでも (分かっているのだけれども!) 忘れられない
枯れても なお
愛されて 愛している
...
ウェルテルの背中が小さくなっていく
愛せなくなることに怯えて
幾度と無く人は追い求めて
人は空を捨てきれず
荒れ野の空を
靴も履かずに
裸足で駆け抜けて
心の空が
家族の溜息を ...
誰でもない
時に
迷うとき
僕は見ている
何を?
僕は そこに
何を
感じ取るのか
夕食前に
好きなウィンナーでもいい
好きそうで好きではないチョコバナナでもいい
夏だからアイスがいいのか
まず最初に7本 さらに2本食べることになっている
ぜんぶでいくつ?
夕食前 ...
僕の冷蔵庫ではつぎつぎとものが腐ってゆく
賞味期限は半月前は当たり前野菜は黴としなびで
使い切れないぞ独身奇族
そこで整理もかねて古い野菜をかたっぱしから検閲し
余命少ないあるいはアンチエ ...
今夜も蒼い月に導かれ
夜の世界に飛び込む
昼間とは違った空間
物静かで、そして不安で
ただ蒼い月が導いてくれる
知らない世界
魔法使いがやってきた
蒼い月が昇 ...
君に頼みたいことがあるのさ
忘れ去っておくれ
君に頼みたいことがあるのさ
軽くなっておくれ
聞いてくれているのか 君は
聞こえているのか 君には
実際のところどうでもいいのさ
す ...
よく行く空き地の向かい
おさむとかなめの家はくぼ地にあって
ペンキの剥げた木造平屋だった
変な名前!とからかっていた
一学年上のかなめは面白くて
運動神経抜群だった
兄のおさむは頑丈な体つ ...
そんな話がしたいわけではないんだ
        ロングスカートが
    ...
「蛙」といういきもの。いや、いきものという表現は不適切かもしれない。彼等(本当はこの表現も不適切となるのだが今後使わせていただきたい)は神仏的な崇拝の対象、あるいは偶像の類であるから。
蛙は生き ...
銀紙の庭にときどきおりてくる
いつも窓辺に張り付いて僕はそれを朝まで剥がしている
境界線上になった手のひらの上で
それはいろいろな季節だった
たしか遠くまで見ていた
ぼやけた山の頂上で
...
雑草にも
名前はある
八月のクッション
暑さにばててやがる
生成りの皺の間に
俺の日常が見え隠れする
存在するだけで
息切れがするなんて
誰に予想できたのか
羨望の声を見限って
小さなヨ ...
おまえの脳味噌のいたるところに悠然と生えた牙を見たか?その牙はおまえがこれまでに築きあげたささやかな概念を欠片も余すところなく喰らいつくしその概念の骨組だけを残して霧散するだろう、おま ...
うき場のない 激しく働く夜が灯りをもれてる
なにもない電燈を電圧じゃなく人の思考が流れている
かわいい かわいそう かわいい かわいそう
言葉じゃない 暗闇が町を照らしている
歌じゃない ...
その石には
一房の夜が埋め込まれていて
羽をひろげた名もない鳥が
宙返りをして遊んでいる
ならば
僕は
手のひら一杯の嘘をあげる
その重みで
...
電話を待っている
便利になったものだ
子機を取りにいかなくても
いつも電話はかたわらにある
包み込むような
文学的文章を書く人は
どんな声をしているのだろう
そう思いなが ...
患者相談室の看護師さんは
物品を受け取らない
公立病院だからね
規則上も実際もそれは厳しく守られている
けれどあまりにもいつも何でもないことを
どうしようもないことを
よしなしごともあ ...
深夜放送が終わる
テレビを消す
ビルの谷間から
ヒグラシの鳴き声が
聞こえる日がある
そうかと思えば
砂を一粒も見かけないで
過ごす日もある
ざーっ、と
砂嵐の口真似を
ひ ...
震災の
影響こんな
ところにも
俄か詩人が
大量発生
ここは海の底商店街
シャッター街を歩いていると
時々誰かが迷い込む
ごぽごぽ
空気の音が
ごぽごぽ
遠くで聞こえる
ここは海の底商店街
錆びついたシャッターは
い ...
ポイントを
取られた顔に
墨を塗りゃ
まじめにやるだろ
バドミントン
柔道の
旗判定で
やってみたい
青上げないで
白下げない
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
とるにたらない人間の戯言
れもん
自由詩
3
12/8/3 14:00
熟女短歌1
花形新次
短歌
1
12/8/3 13:22
真夏おばちゃん
〃
自由詩
1
12/8/3 13:02
僕です。
飯沼ふるい
自由詩
5+
12/8/3 12:37
魂への修辞
高原漣
自由詩
2*
12/8/3 11:51
満月
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/8/3 9:56
ある夕方の道
〃
携帯写真+...
2
12/8/3 9:36
息子
夏川ゆう
短歌
0
12/8/3 8:58
ウテルスから
黒ヱ
自由詩
1
12/8/3 7:04
それでも人は空を飛びたいか
subaru...
自由詩
18*
12/8/3 5:58
感覚の
番田
自由詩
0
12/8/3 2:43
足し算---a hidden curriculum befo ...
N.K.
自由詩
6*
12/8/3 2:39
怪しい料理教室
梅昆布茶
自由詩
20
12/8/3 2:01
蒼い月
月乃 姫花
自由詩
5*
12/8/3 1:49
風
小川麻由美
自由詩
1*
12/8/2 23:57
おさむとかなめ
salco
自由詩
3*
12/8/2 23:47
冬しか知らない
AquAri...
自由詩
0*
12/8/2 23:38
蛙
きや
散文(批評...
1+*
12/8/2 23:18
おさかな
カマキリ
自由詩
4+
12/8/2 23:14
名
HAL
自由詩
3*
12/8/2 22:52
八月のクッション
御笠川マコト
自由詩
0
12/8/2 22:33
イレギュラー・バット・トゥルー
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
12/8/2 22:18
_
十二支蝶
自由詩
2
12/8/2 22:04
石の夜
草野春心
自由詩
7
12/8/2 21:17
着信
森の猫
自由詩
17*
12/8/2 21:04
ポケットの中に
小池房枝
自由詩
10*
12/8/2 19:57
都会図鑑5
たもつ
自由詩
5
12/8/2 19:13
イタッ!短歌5
花形新次
短歌
0
12/8/2 19:10
海の底商店街
Seia
自由詩
3
12/8/2 19:01
スポーツ短歌25 オリンピック無念編
花形新次
短歌
0
12/8/2 18:26
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
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2954
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2959
2960
2961
2962
2963
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2968
2969
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2971
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2978
2979
2980
2981
2982
2983
9.56sec.