**というわけで 愛用の帽子はベージュのレース製
筋金入りの自由自在 たたんでひろげてひっぱる
突然ピンと宙に浮く
新しいのを買ったらと 90歳の母の助言
思い出の中に浮かぶ帽子たち
...
自分にあいたくて
かがみをのぞいてみた
だれかの詩をよんでみた
昔の写真をひらいてみた
どんな自分ならいいんだろう
こたえがほしかった
だれかの言葉でほしかった
ほんとうはね ...
運転席に座り冷房を浴びながら
北の空の夕焼けをしばらく見つめていた
疲れのあくびに目を濡らしながら
きょうはなんの日だったかと考えていた
北の空が夕焼けに染まっていた
ぼんやりと蒸した夏の ...
いまは天国におられる
カート・ボネガット殿
あなたは著作の中で
一切 悪人を登場させなかった
そこがぼくが愛読者であったし
敬意を払う大きな理由でした
しかし遺作となった《国の ...
君の事が大好きだよ
心が病むほどに いつも思っている
この想いを会話にしようとしても
不器用なぼくは詩にもうまくできない
生きる希望を教えてくれた君は
まるで自覚がないようだけど
今も ...
温かさが或る夢、
12月の午後の加算に
位置が足りない、、長く険しい一時間と別っていても・・・
運子が書かれている漫画、”BON ”ガ
一躍夕目になっている 野は、静かな雫の月が、
毎々に戻 ...
気持ちが 先走ると
必ずしも 良い結果ばかりを
連れて来る 訳ではな いこと
知って いながら
動かずに いられない 私は
もしかして セッカチ なのかな。
★,。・::・°☆ ...
叫んだ声も消えてしまう
そんな深い夜の日は
グラス片手に夜明けをじっと待つ
あなたのことを
見えないドアごしに
心配している
ひとり べんちで
そんなときにも
わたしのことなんて
考えてくれてないなんて
すねながら
ばかだよね
(ばかじゃないよってもうひ ...
ブラジルに行ける気がしてまっすぐ庭を掘り進めていくと、同じようにやはり日本を目指して地底を掘り進めていたブラジル人とばったり遭遇してしまった、それも地球の真ん中で。頭に根性ハチマキ、腰にウォッカ、 ...
新しい世界
でも、傷口が大きかった立ち直れない
故郷の僕が糸電話で
「お元気ですか」と尋ねる
それから
口にあてていた紙コップを耳に、
耳にあてていた紙コップを口にあて直し
都会の僕が
「元気です」と答える
そんなことを
終 ...
シャンパンタワー
ホストたちの掛け合い
急かせる誘惑たち
花火みたいなボトルを
タワーに注いでく
楽しくなれない
いくら涙もろくても
永久の明かりに飢えている
愉快になれない
いく ...
あなたの唄は
BGMには
なりません
耳はとられて
いつ間に
顔はしわめちゃ
こっそりと
しぼるるように
あふるるは
涙なみだの
おえつです
あたまは重く
痛みます ...
『わたしが一番きれいだったとき』などで知られた詩人、茨木のり子さんは2006年に亡くなった後に40編の作品をのこしました。この遺稿をまとめた『歳月』は彼女が夫の三浦安信さんへのきもちをつづった詩集。7 ...
僕のいない朝は
かすかな風の音のように、
「わたしは決して幸せを含んだ思ひに出遭ふとは考へてゐなかつたけれど」
予感する酵素
僕のいない朝は
「空しくわけようとするぼくたちのまなこが繋がれて ...
外灯に照らされて
葉のみどり
影
光
救急車の音
風もない夜だった
あなたの声を聞きたかった
からだもたましいも
ただそれだけになっていた
...
船が一隻造られるたび
進水式が行われている
時代が変われど文化が違えど
いまも世界中で
船が一隻造られるたび
進水式が行われている
三好達治の詩を思い出す
海、遠い海よ!と私は紙にした ...
同級生
あやちゃんからの
リクエスト
電気アンマを
優しく10分
同級生
さとみちゃんへの
リクエスト
電気アンマを
直に10分
どこか 誰も私を知らない 賑やかなところに行きたい
悲しく抱いた愛は また誰か 大切なものを傷つける
あぁ このままでは また どこかへ行けるのでしょう
もう 見ないで 聞かないで
...
その昔、涜神の玩弄者あり。
棺に少女は横たわり
暴風を越えて征く
朝凪の中で消えてゆく
陽光の最後の一片を
スポンソンから見おくる
側方の銃手
傍らに小さな函 ...
美しいものが美しく
僕は涙を流した
とめどなく溢れた涙は
一体、誰に差し向けたものだろう・・・
それはどんな利得も無視して
悠々と流れていく大河のようだ
僕の涙は流れ流れて
天上の君の足 ...
放課後の教室に
誰も居ない座席達に
夏の夕陽は当たり、
グラウンドではスポーツ部員が
陽に照らされ僅かに
眉をひそめ、
先生達はもう家に帰っていて、あるいは
職員室で明日の説教の予習と
...
#滲む
空っぽの鞄を持って歩いていると、友人は、どうしてそんな意味の無いことをするのかと笑った。私には鞄に入れるべきものなど無いので、なにも言い返せない。それなら手ぶらで歩けばいいの ...
ね
って小さくつけるのは
うん
と言ってほしいから
たったひとことでいいから
だれでもそうだよ って
君が言うだけで心が
着地する
ひっぱってる
シャツのすそ お互い ...
とある宗教に誘われて断りました。
それで なんとなく宗教について考えています。
うちは 神棚と仏壇があり 毎朝 御水と御茶 ご飯などを
お供えして先祖を拝みます。実家も同じです。
嫁にきてから ...
愛と勇気を家庭に置いてきた花粉症する男が、行きの電車で椅子取りゲーム。車内中ほどまで跳ね飛ばされて僕はもう餡の詰まった水死体だ。ナイフとフォークで食べてね。歯茎についた小豆の皮は舌でねぶり取ってね。眠 ...
ピアノの音
芝生の上
アリが歩く
ネコの声
まぶしい
太陽
麦の穂
犬と遊ぶ少年
そよ風と
木々のざわめき
午後の紅茶
ティーカップ
自由がない
手を上げるにも
足を上げるにも
許しがなければ
ご主人がいなければ
死んだも同然
取り上げて
構って貰えないと
ご主人の喜ぶように
滑稽に
笑いの為に
運命の ...
愛されたい
愛したい
助けて欲しい
優しくして欲しい
味方が欲しい
励まして
誉めて欲しい。
癒して欲しい。
助けたい
大切にしたい
尽くしたい
幸せにしたい。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
帽子と**考
木原東子
自由詩
14*
12/7/22 22:58
星からはじまる
朧月
自由詩
4
12/7/22 22:43
北の空
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
12/7/22 22:42
拝啓 カート・ボネガット殿
HAL
自由詩
3+*
12/7/22 22:29
愛の花〜哀〜
哀花 愛花
自由詩
0
12/7/22 21:32
17分の吐血凍結
狩心
自由詩
1*
12/7/22 21:17
アイム・セッカチ
藤鈴呼
自由詩
1*
12/7/22 21:16
深い夜の日
殿上 童
自由詩
19*
12/7/22 20:50
わたしのとぶ日
唐草フウ
自由詩
7*
12/7/22 19:56
マントル
マクベス
自由詩
1
12/7/22 19:48
新しい世界
スマイル?
自由詩
0
12/7/22 19:21
都会図鑑
たもつ
自由詩
5
12/7/22 19:12
永久の詩
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/7/22 19:04
繋がり
結川菜青
自由詩
2
12/7/22 18:28
大切な人をなくしたあともつよくいきたひとの作品 茨木のり子と ...
イダヅカマコ...
散文(批評...
4
12/7/22 18:12
僕のいない朝は
榊 慧
自由詩
2
12/7/22 18:04
夏の街路樹
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/7/22 16:58
進水式
〃
携帯写真+...
2
12/7/22 16:55
青春短歌9 純情編
花形新次
短歌
0
12/7/22 15:45
ただの願望 無情
黒ヱ
自由詩
0
12/7/22 15:24
ブレーメンの爆撃隊
高原漣
自由詩
1*
12/7/22 15:09
美の女神に
yamada...
自由詩
0
12/7/22 14:22
永遠の座席
〃
自由詩
2
12/7/22 14:21
滲むということ 有るということ 無いということ
青土よし
自由詩
6*
12/7/22 13:23
ね
朧月
自由詩
4
12/7/22 12:52
宗教 みたいな?
砂木
散文(批評...
13+*
12/7/22 10:43
電気羊は中吊り広告のアイドルを見て見ぬふりをする【ツイート詩 ...
シリ・カゲル
自由詩
1
12/7/22 10:37
昼下がり
ペポパンプ
自由詩
15*
12/7/22 10:35
マリオネット
〃
自由詩
6*
12/7/22 10:35
心の安定
〃
自由詩
3*
12/7/22 10:35
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
4.37sec.