じやんけんぽんで
きみがさきにゆく
あたしがおいかけて
弱いあたしはどんどんきみにおくれる
歩道橋から君が消えてゆく
そんな君とあいかわらずあたしとあのころのまま
遠い
元気 ...
無邪気であり
かつ残酷でもある少年は
少女にはわからない遊びに夢中になったりする
原始の森から続く通過儀礼のように
せみとり くわがた かぶと虫
昆虫標本
はばたくために作られた軽い羽 ...
何時間たっただろう
真夜中に ふと目覚めては
姿の見えない沈黙と会話する
自分の居場所
あるはずなのに
それを探そうとはしない
孤独が運命なら 受け入れよう
あんたとわたしはいつく場所がちがいすぎる。
人間にはああという声が似合う
生きぬく爆発を死にゆく爆発を生きぬく爆発を死にゆく爆発を生きぬく爆発を死ににくい爆発を、生泥濘に語るだけ
オレンジのような冷たい泥濘に青い空が映る
原子力屋上 そこは高い高い光 頭の天辺にこびりつく
縦書きの愛 横書きのあい 今は多分どちらとでもない
オレンジのようなくもの気に音が映る
4:42AM
きみがてのひらで
目かくしをしてくれる
いいにおいのする
やわらかい暗闇が訪れ
どこかで
列車が動きはじめている
八月の終り
きみがてのひらで
目かくしをし ...
ふしぎな夢をみていました
夕刻の
焦燥に駆られてすべてを失うような
それというのは
まっさらな日常を不確かに握りしめることと似ていて
夏のおわりの気配に染まる
空気にうずくまる ...
すれ違うだけの関係
顔見知りが多かった
きっと親さえも
恋人とも
話すことは
無意味だった
僕にとっては
それが一番だった
子供に戻りたい
分かり合える人はいない ...
元々無口だった相方が
緘黙症を始めたので
普段は週末にしか行かない川までドライブ
口は利かないが運転はしてくれるので
平日の深更に夜ドライブ
昼間の言葉の行き場がなくて
叫ぶ場所と ...
アスファルトを雨が濡らし
あたりが深海のように暗くなると
自分がどこから来たか
うっすらと思い出されて来ないだろうか
そうだ
自分は確か
まだ日が登りきらない頃に
母親だか恋人だかに
...
友人と笑い合うフリ その背中に{ルビ蛾=ひむし}がじっと張り付いている
どの部屋の隅にも縮こまっているうつむくこびとを皆見ないフリ
弁当箱の隅に潜んでずんぐりと佇む妖精「寝たフリするの?」 ...
なまえのない島
こっちは僕らのもの そっちは君らのものって
ドッチボールの陣地を 取り合う子供を思い出した
架空の境界線を また誰かが引こうとする
落書きみたいに カラフルにでも引けば楽し ...
十八
すべりこむとうめいの音、(僕の)使えないなかみ
まちがい、溶け出した赤い右手と、黄色い耳と、走ってる車の、青白い音と十円玉でつけた引っかき傷がほんとうは気付いてるってこと、
ほんと ...
夏の夕刻
不忍池から横断歩道を渡り
コンビニやファストフードが煌めく大通りを左折すると
直進の先にそびえる広小路から身を隠すように
路地1本に凝り固まった風俗街がある
雑踏から必要以上に遠ざ ...
信州の夜が残暑の汗を奪って行く
アース・ウインド&ファイヤー 4番目をリピートして
三つ先の信号機の止まれが次々と青に変わり 自分の番まで来た
この心地よさ
明日も同じだな ...
いまごろ
どうして、って
尋ねられても
呆れられても
かかったものは
しかたがない
恋だっておなじ
冒険だっておなじ
一過性だよ、って
かるく流されるのも
流されま ...
たとえば
からはじまる話がすきだ
どこへでもゆけそうな気がするから
君がそう話し始めるなら
いつまでもききたい
連想することで
罪が
軽くなってゆくならいいね
重ねられない部分が
...
夜食にごはんです罪悪感
山梨教授施設いらない在宅で
オナニーを
しているきみの
中指の
表面状態
観察するので
動画撮る
よりもじっくり
観察し
絵にしたほうが
恥ずかしいだろ
 私にとって、かけがえのない言葉との交わりの記憶をある程度なりとも感情を伴った心象として想起したいとふと思う折に、参照されるのは、中上健次であったり、ジル・ドウルーズだったりするのだが、その ...
たびたち
夢中になるものをみつけなさい
そう少年の母親は言い
銀貨を三枚とつくろった衣服を風呂敷に包み
少年を家から
ピシャリ
追い出した
少年はパニックにな ...
ありがとう
ごめんなさい
ありが ...
あなたたち大人が悪政や貧困や搾取や弾圧に対して
歯向かうのは分からないではない
しかし それはこどもに武器を持たせ
そのつかい方を教える理由にはならない
大人はいつも勝手な義を矛にし戦 ...
気分は ほかほか
やっぱり雪は のんのこな
あたたまるため
ほかほか ごはんも 必要ヨ
偶然か 必然的か 分からずに
君と再会 バーグ夕刻
ポイントデーで 買い溜 ...
感じるのも理解するのも嫌だった
それは何処かに連れて行かれるようで、
他人の前を通り過ぎる時に一つ 『 の 』 名刺を落とした朱肉がないので、押印できない 「 申し訳ない 」
風は立たない ...
みんな時をかけれます
戻ることだけが
時をかけることではないのです
前に進んだとしても
時をかけているのです
年を取るにつれ
時かけの速度は増していき
残された時は
当然ながら少なくな ...
詩とは何だ!
永遠の生か?
詩とは何だ!
魂が上げる悲鳴なのか?
誰にも見られない旗は遂に折れ、誰も通さないバリケードは残骸と化した
全ての人々は歓喜に湧いているが、その一瞬が苦痛を深め ...
襟を立てて
子宮に還りたいと
手折られる関節
いつか窓から
来訪した譜を
爪弾いた
罪人を、外套に
収容する
風力発電所が
洋上に向ける
鋭い、まなざし
交差点に
突き刺さ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ちょこれいとぱいなっぷるぐりこ
じじ
自由詩
18*
12/8/30 15:12
少年と少女
そらの珊瑚
自由詩
21*
12/8/30 15:11
静寂
天咲彦之丞
自由詩
2
12/8/30 10:55
_
十二支蝶
自由詩
0
12/8/30 5:33
爆発
〃
自由詩
1
12/8/30 5:29
水
〃
自由詩
0
12/8/30 5:20
目かくし
はるな
自由詩
7
12/8/30 4:43
夏(ねむる)
かんな
自由詩
2*
12/8/30 4:16
立ち止まれば、アウトロー
番田
自由詩
0
12/8/30 2:37
夜ドライブ
小池房枝
自由詩
12
12/8/30 2:30
帰る
水瀬游
自由詩
1
12/8/30 1:51
生徒と書いて
〃
短歌
0
12/8/30 1:49
なまえのない島
itukam...
自由詩
1*
12/8/30 1:36
八月が終る
はるな
自由詩
1
12/8/30 0:30
パークサイド裏
salco
自由詩
5*
12/8/29 23:34
アクセル
ぎへいじ
自由詩
3*
12/8/29 23:13
夏風邪
千波 一也
自由詩
2*
12/8/29 23:04
た とえば
朧月
自由詩
3
12/8/29 22:50
ダイエット
ペポパンプ
川柳
1*
12/8/29 22:10
ショック
〃
川柳
2*
12/8/29 21:46
ほ〜ら見られてるよ〜短歌1
花形新次
短歌
0
12/8/29 21:38
近代的詩性についての備忘
るか
散文(批評...
0
12/8/29 20:37
たびたち
田園
自由詩
4
12/8/29 19:52
あなたは何という名前ですか?
TAT
自由詩
3
12/8/29 19:47
置きなさい
HAL
自由詩
5*
12/8/29 19:18
わたしはスルメ
藤鈴呼
自由詩
7*
12/8/29 18:52
しごう硬直
狩心
自由詩
0
12/8/29 16:17
時をかける少年少女
なきり
自由詩
2
12/8/29 15:35
Qu'est-ce que c'est?
itaint...
自由詩
1
12/8/29 14:53
冬にうまれて
sample
自由詩
4*
12/8/29 12:51
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
2990
2991
2992
2993
2994
2995
2996
2997
2998
2999
3000
3001
3002
3003
3004
3005
加筆訂正:
はるか
/
ことこ
[12/8/29 21:08]
2012.8.29改稿
4.05sec.