塗料が剥げた
一部むき出しの看板
××酒店の文字が
マグマのように溶けだした
アスファルトの傍らで
孤独の声を上げる
何食わない顔をして
過ごしている
もう忘れてしまったなんて ...
苦しみのあとには幸せが待っていると誰が言ったんだろう?
瘡蓋だらけの手は夢をつかめると誰がほざいたんだろう?
言った本人は未来のことなど考えもしなかっただろうに
ポジティブとは時に残酷だ
ネガ ...
「遍ねきもの」
木の若芽
世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
...
「スピリチュアル」
木の若芽
今吸った息
足にはねた雨
雲のうすいところをすけてさしてきた陽
みんな宇宙の愛
口や肌や目から ...
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする
暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう
春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ...
私に優しいあなたは
私じゃなくても優しい
それが悔しくて
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は
心を{ルビ蝕=むしばむ}む
胸が苦しいの
肌が紅く染まっていく
女の身 ...
美しいモノが見たいというなら
それはもう美しくないかも知れない
汚いモノには目を覆いたい
だけど匂いはどうしようもない
私はたくさんの言葉を紡いできた
そこには僅かな真実があったのか ...
私の耳元で
乾いた音がする
してはならない
タブーを誰かが冒す
音がする
見てはならぬ!
呪いを架けた
白いヒトガタ
ロザリーよ
おまえもまた結界を超えてゆくならば
自 ...
雨が降り湿気の匂い広がって重く感じてしまう恋心
集まって今年最後の花火する燃え尽きるたび夏が遠のく
日曜日お洒落な通り「恋の街」名付けた君は僕の恋人
太陽の大きな愛に救われるネ ...
心は 揺れて
共に 戸惑い
玉の 汗
たまに 笑えば
たまに キズ
たまに キス
丸いものは
どうして 安心するの と
問わなくても 良い
揺らぐ 時を
ゆるりと 眺めてた ...
「木の物語」
きょうもまた
あの木のてっぺんにいる
あれは多分ぼくだ
ぼくの知らないぼくがいる
忘れていたのかもしれない
ぼくがすっかり忘れていたぼくがいる
だから懐かしい
...
長い冬が明けて
やっと雪解けのときをむかえましたね
悪い夢をみていたのだと
すべてを水に流し 再出発です
おめでとう
悪い夢 儚い夢 叶わぬ夢
夢 ...
腐臭が届かぬ場所にいれば
それは美しい光景かも知れない
死も崩壊も距離によって美となる
心を持たなければさらに美しい
わずかな罪悪感を
わずかな金に置き換えて
他人事の神々たちが
安 ...
もくもくと
香ばしい
秋刀魚の焼く匂い
くんくんと
昨日の秋刀魚は美味しかったねぇと
家族が昨日の夕飯楽しそう
もう秋だね
うんそうだね
優しい匂いが私 ...
虫の鳴き声がする
星が動くように見える
夜の高くを
何処かのひかりを
吸った雲が流れていた
別れ話のそのあとには
永遠のふりをした
永遠でないものが
...
きみの笑いの下にたくさんの情報量がある
きみの笑いの下にたくさんの情報量がある
きみの笑いの下にたくさんの情報がある
きみの笑いの下にたくさんの情報がある
後ろを通り過ぎるひと ...
疲れに目を瞑りほんの少しの間
眉間に指を押し付け俯いていると
瞼に張り付いた幾つかの映像が
こっちを向いている様な錯覚を感じる
かつて焦がれていた横顔のよう
微かに心奪われた笑顔のよう
...
ぼくは、死ぬのが怖い。
ぼくらは、知っている。
十分なだけの知識を得ている。
ぼくが死んだら、
酸素原子と、
炭素原子と、
水素原子の群れになる。
有機物の末路はいつだってそうだ。
人 ...
おりかたがわからないんですと云ったあとの沈黙はこころを動かし
剥き出しヌードなことばは
ふたりのあいだに壁をつくり
今夜うさぎだからって
はげしくなついてなめたものは殻
問いは訪い、 ...
作品における構造概念の詐術について
一、多くの名作とされる詩作品に、さしたる構造はない。
一、構造とは色々な意味で、共有されうる型であるが、それは独自性を消失させる。
一、多くの作家 ...
A点
ターミナル駅を擁する街は
ユニクロ タワレコ ドトール イタトマ
横断歩道のカッコウの声
三井住友 第一生命 三菱東京UFJ
幹線道路と並行か直角のアーケード商店街
どこに行っ ...
あなたの瞳に、僕が映る
僕の瞳に、あなたが映る
あなたの中に、僕はいる
僕の中に、あなたはいる
あなたの内に、天はあり
僕の内に、天はあり
天の内に、僕等はいる
...
嫁さんと周に駅まで送ってもらい
仙台行きの新幹線に乗る前
待合室で一人になって、はじめて
(今日で周は一歳か)という
思いがじわり・・・と胸に広がった
毎日嫁さんのやりくりで ...
夢をごらん
今の君だからこそ見られる夢を
その身に纏う翳りさえ透明なうちに
夢をごらん
翼ある夢を
コーヌコピアから溢れる花と果実に
彩られた夢をごらん
君の心から生まれつづける ...
路上
たぬきが死んでいる 今日
のどを空に見せて
堂々たるもんだ
左右に列なす車の真ん中を
雲を逆さに見下ろして
脇腹を少し赤く割って
動かないで
見に行こうぜ いっしょに
...
学舎で一番の秀才であるリヒテンシュタインの解釈によると、母親の窮極の愛とは
臍帯で赤子の首を締めてやることなのだそうだ。
あまりに深い愛に私は
慄然たる思いを隠しきれなかったが、
...
カウンターのまえに生簀がある
生簀のうしろで二人の板前が
包丁を手にして僕たちの注文を待っている
弟と〈活定食〉というものを頼んだら
すかさず板前が網を持ち出して
生簀から魚を二匹すくっ ...
「あの子が嫌い」
と
彼女が一言そういえば
パタパタパタパタ
音を立て
私のオセロは翻る。
黒なら白に
白なら黒に。
「あの子が嫌い」
と
彼女が一言そう言うたびに。
...
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい
いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする
大人になるって
迷わ ...
兵士を4000率いるのが司教で
大司教だと5000
魔司教で8000
大魔司教だと10000
と
いま
かんがえた
レッサーパンダは食べ物の一種ですか
ということも
よくつぶやく
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
チンポコ音頭
花形新次
自由詩
2*
12/9/24 18:01
想像させたかったんだ
きみのてを
自由詩
1*
12/9/24 16:17
遍ねきもの
木の若芽
自由詩
5
12/9/24 14:17
スピリチュアル
〃
自由詩
3
12/9/24 14:05
正しい秋
朧月
自由詩
5
12/9/24 12:50
【 柘榴 】
泡沫恋歌
自由詩
17*
12/9/24 10:39
【 移ろい 】
〃
自由詩
7*
12/9/24 10:31
禁忌の森で
そらの珊瑚
自由詩
3
12/9/24 9:55
恋心
夏川ゆう
短歌
1
12/9/24 8:43
丸いものは
藤鈴呼
自由詩
5*
12/9/24 8:12
ものがたり
yo-yo
自由詩
7
12/9/24 6:29
うたげ にて
芦沢 恵
自由詩
11*
12/9/24 2:49
安全圏の神々
无
自由詩
5
12/9/24 2:20
もう秋だね
灰泥軽茶
自由詩
6*
12/9/24 1:29
永遠
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/9/24 1:27
濾過
渡邉建志
自由詩
1
12/9/24 1:17
だれか
松本 卓也
自由詩
1
12/9/24 1:16
ぼくは、死ぬのが怖い。 —MeMento Mori—
多木元 K次
自由詩
1+
12/9/24 0:55
あした
阿ト理恵
自由詩
4*
12/9/24 0:34
作品における構造概念の詐術についてのメモ
るか
散文(批評...
0+*
12/9/24 0:11
場所考
salco
自由詩
2*
12/9/23 23:42
天
服部 剛
自由詩
5
12/9/23 23:22
約束
〃
自由詩
6
12/9/23 23:14
夢をごらん
塔野夏子
自由詩
6*
12/9/23 22:22
路上
オイタル
自由詩
6*
12/9/23 22:20
世界は淡雪のようなもので出来ている
高原漣
自由詩
2*
12/9/23 22:14
活きた魚の眼
佐々木青
自由詩
5+
12/9/23 21:48
オセロ
亜樹
自由詩
4
12/9/23 21:42
雨とコスモス
朧月
自由詩
9
12/9/23 21:07
大魔司教ガリウス
6
自由詩
1
12/9/23 20:43
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
4.21sec.