狂ってしまいそうなくらい暑い日だった
私はカラカラに乾いた喉を潤すためにコーラを買い
そこでしばらく座り込んで街並を見つめていた
強い陽射しにいまにも溶けてしまいそうなアスファルトの照り ...
死ぬしかなかったので、一回目はやり方に失敗したと思い、致死量を調べて自殺(自殺未遂となりましたが)したのです。
…今でも本当は何も食べずにへらへらすごして野垂れ死にしたいです。食欲ははっきり ...
避妊具は
消費税0
国民の
性生活が第一
だとよ
相模湾
謎の生物
サガミドンと
名付けられたが
ワサビ添えられ
二人の関係は雨に見透かされていた
汚泥と良心とを綯い交ぜにしたテクスチャの狭間
しなだれかかる若さと僕のように老いを見据えた若さとでは
手に手を取り走っていくに道があまりに遠い
飛行船より ...
消化器系の弱い犬が
夜明けの床を舐めている間に
約束という約束は
余すところなく履行された
誰もいない窓口では
山積みの証明書が
音をたてずに失効している
名前のようなものが書かれた ...
明太子
一腹あれば
どんぶりで
三杯いける
大きさによらず
ハンバーガー
片手に
飯を食うことは
おかしくはない
テリヤキならば
何色がキマるのかな
彼女の前に座った格好で
ポーズを決める姿は何色がいいかな
ニジマスのように美しくありたかった
ナマズのように輝いていたかったんだ
彼女はそんなとこ見ていなかったのかな
...
夜歩く俺の事を
奴は知っていて
狙いやがった
本体から分離して
暗闇に潜む奴は
アスファルトを這って
後を付回していた
街路灯の下で
急に飛び出してきて
俺の影に噛み付くと
...
誰かの森の中に寝転んで
陽だまりを浴びて
ただひたすら
夢だけを見ていた
こんなに晴れた日に
目を閉じているのは勿体ないと
この星のささやきが
聞こえた気がした
そろそろ
現 ...
東京から夜空の帰り道
視界からは動かない翼を眺めると
その周りに、その時間には似合わない明るい雲が見えた
不思議だな、と思いながら狭い窓から覗くと
無言で輝く真っ白な満月
今日は ...
ここは泥棒市場
通称キャットストリート
骨董を売る店が連なる
ここで売っているものは
どことなく胡散臭く
まがいものの匂いがする
モノガタリには事欠かない
溥儀が紫禁城でコオ ...
人よ
ジャングルの中で
虎に襲われたといって泣くな
それは人ではない
おまえはひとりではない
人よ
ジャングルの中で
大蛇に殺されたといって泣くな
人は猛獣にはかてない
おま ...
ヒッグス粒子の
その存在を
つかまえようと研究しているひとがいる
証拠とアリバイを突き合わせてゆく
その仮説は
書きはじめられたミステリー小説のようだ
動機なき殺人 ...
車窓からみえる風景を俯瞰し、埋葬の地層にもぐっていくと、忽然と体が浮遊し
天地左右をうしなった感覚に襲われ 胎児の視線で耳をすます
揺れている、天竺へむかう幾数の途が閉ざされている、それは ...
うまく生きようとすると
詩が
書けなくなるんだ
誰かのルール
なぞるだけでは
言葉は
何も語らないんだ
落としドコロ
なんて台詞を
今日は何度繰り返した?
ねえったら
...
僕は一人で海を見ていた
そして 家に帰って エロ本を読もうと決めていた
水色の海の色を見たのはいつだっただろう
だけど 僕は いつも わからなかった
外国にあるものは 雑多だった だけど
...
吹き荒れる風を
闇雲に掻き分けて
高く、高く
昇り詰めて
速く、速く
流れを作って
一番白い雲の高みから
独り占め
むっくりと太った柴犬がのしのしやってくる
なんかその照りぐあいは
焼きたてのチョココロネのようで
ぎゅっと抱きしめたら
頭からぽろりととれて
チョコクリームがどっさりでてきそうだ
チョ ...
羽のカビた天使が
毎日視界をうろうろ
笑い話でごまかしてる
嘘つきになれたから生き延びたって
半分空想でやっていく
頑丈に甘えた
壊れないにすがった
電話のベルが聞こえる
自分 ...
夜の闇で真っ黒になった酸素を
腹いっぱい吸い込んでしまえば
ますます苦しくなってあえぐ
ぬれた目蓋を透かしておれは孤独を見た
独りで酸素を吸い、今日も生きているのだ
泡ぶ ...
シにあふる夜空、46億のすくえぬ遺書の光芒、しらぬまに/俺は鏡に浸かり、頭上にも、腰から下にも限りなく、シが/(白紙にシせる、沼のような)、シが、光り、!/風を呼び、野に茂る、ならい覚えたうつくしい青 ...
あんたの言葉は勇み足
あたいの想いは勇み足
そんなふたりの愛は、やっぱり勇み足
言葉の海
大まかな地図を書いて
言葉の海に飛び込んでゆく
大きく息を吸い込んで
深いところまで潜ってゆく
言葉のかけらを見つけて
浮上する
欲張って今度は
もっと深いところまで潜っ ...
何もかもが
嫌になって
何もしたくない日
音楽も聴きたくない
TVも観たくはない
本も読みたくもない
そのために余ってしまう時間
その時に睡眠薬を口に放り込んで
眠れるかどうか ...
換気扇の下で
きょう、最後の
セブンスターを吸い終わる
少しだけ散らばった灰と
砂のような煙草の葉を
指を唾で湿らせて
僕は掬いとった
...
{引用= 「竪琴」
細かい
木の枝に
包まれて眠る
にぶい銀色をした
竪琴の音色たち
それは、
突然の風におびえ
南へと巣立っていった
...
サインはV
枕元のタバコとサイフと携帯をかき集めて
ついでに目を二個と鼻とか口を持って
...
あなたのことを
知らないけれど 知っている
部分のあなたを知っている
その一部が私の大事
どうせだれもが
いちぶしかみせていないものね
一番知りたいのは自分自身なのは
お互い様で ...
抱えきれない秘密を携えて歩く
頬をなでてゆく風さえ感知できずに
あの夕焼けは何だろう
燃え落ちていく太陽が近くて
僕は崩れ落ちそうだ
愛することと憎むこと
表裏一体だなんて陳腐だっ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ここを過ぎて悲しみの街
涙(ルイ)
自由詩
1+
12/7/11 21:28
あの
榊 慧
散文(批評...
0
12/7/11 21:17
スクープ短歌6
花形新次
短歌
0
12/7/11 20:56
工場
瀬崎 虎彦
自由詩
2
12/7/11 20:23
ボーイ・ミーツ・ガール2
たもつ
自由詩
2*
12/7/11 19:04
メタボリック短歌2
花形新次
短歌
0
12/7/11 19:01
自由
黒髪
自由詩
2*
12/7/11 16:23
蛇の影
和田カマリ
自由詩
2*
12/7/11 16:22
mokutou-木祷
Neutra...
自由詩
9*
12/7/11 13:24
言葉を心のカメラにして
邦秋
自由詩
3*
12/7/11 12:56
キャットストリート
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/7/11 11:53
ジャングル大帝
kawa
自由詩
0
12/7/11 11:21
素粒子たちの夏
吉岡ペペロ
自由詩
10
12/7/11 10:23
驟雨
takano
自由詩
0*
12/7/11 7:53
ユニバース
uminek...
自由詩
6*
12/7/11 3:36
海の模様
番田
自由詩
1
12/7/11 2:51
自由
一 二
自由詩
5
12/7/11 2:28
チョココロネ犬
灰泥軽茶
自由詩
10*
12/7/11 0:47
反対側
竜門勇気
自由詩
0
12/7/11 0:40
泡ぶく
きや
自由詩
1
12/7/11 0:11
シをすくう、46億の俺の沼
青木怜二
自由詩
0
12/7/11 0:07
勇み足
殿上 童
自由詩
20*
12/7/10 23:56
言葉の海
itukam...
自由詩
1*
12/7/10 23:52
非情
HAL
自由詩
5*
12/7/10 23:35
迷路
草野春心
自由詩
4*
12/7/10 23:01
恐怖へのコラージュ
〃
自由詩
3*
12/7/10 22:56
Petit
阿ト理恵
携帯写真+...
6*
12/7/10 22:16
大人にな◯ない
TAT
自由詩
3
12/7/10 22:15
とりかえっ子
朧月
自由詩
2
12/7/10 21:22
風が爽やかな夕刻
kauzak
自由詩
13*
12/7/10 21:19
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
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2967
2968
2969
2970
2971
2972
2973
2974
2975
2976
2977
2978
2979
2980
2981
2982
2983
2984
2985
2986
2987
2988
2989
4.29sec.