あの日から続く
今日までの連なり
迎えに行けない
海のうえ
石のした
土のなか
此処で感じている
きみの体温が
幻だって構わない
今年の夏も
もうすぐ終わる
昼の
冴えた青い空
さらの白い厚い雲
夜は
深き濃紺
星の欲する空の闇
くり返しくり返す
するとするどく
光っている、見えないものが
見得ないけれど
見られるものが ...
ドクドクと湧いてくる闇に飲み込まれ
三途の川にたどり着いた。
そこは幻想的で
うっとりするくらい綺麗で
その先にはあの世が待ってる
積み重ねた石
風車
そして川が流れてる
...
樹は伸びる
樹は伸びる
樹は掻き分ける
樹は伸びる
樹はかき分ける
樹は押さえつけ
樹は伸びる
樹は向かう
樹は向かう
樹は進む
樹は伸びる
樹は押さえつけ
樹は掻き分ける
...
君が美味しいと
言ってくれた
母の作る…
きゅうりの味噌汁
あれ以来…
毎年お盆に帰省すると
母が作るようになった
『きゅうりをね
大きくなるまで
ほったらかしにして
その ...
峠の茶屋に見る月近く
鉄路の涯に家遠し
旅する者の心得は
行き去る者の漫ろなり
行き着きけるの寂寥か
風吹くほかは音もなし
来たれよいざ我が傍へ
今生を去りし同胞
憧れは青空高く浮かぶ雲の上
いつも そこから見上げれば
勇猛が空彼方に群立つ
届かなければ届かないほど
人は触手を伸ばしたがる
子供だって大人だって
雲に乗っかれる憧れの姿は
み ...
ほんの、ひと握り
どの
手のひらにも
負えるくらいの
ちいさな
ちいさな
身の丈で
ほんの、ひと握り
ねがいを載せて
せせらぎましょう
いついつまでも
...
夏休みでした。水族館へ連れて行ってもらい、夕食付きのホテルへ泊まった。
水族館では、いるかの跳ねるところと、くらげの展示と、あしかのショーの最中に、濡れたあしかの肌が、おどろくほどすべらかなさま ...
鳩時計といっしょに3時をお知らせする
春の日は、光のさざ波をうち、
夏の日は、黒いみどりとなってよどんだ。
秋の日は、木枯らしと荒れた波が流れを遡った。
冬の晴れた日は、凍る清み渡った水面に銀河を描く。
冬の雨の日は、河も空も ...
みて
水曜日が
からからに
干上がっている
じょうずに染まってみても
ここには誰もこない
ポメラニアン座礁
宇宙カルピス
菫ちゃんのちち
小さくても電車
やってもやってもおとこ
コッペパンになりたい
いぼ痔の手つきで
デッキブラシ流し
志村のまつげをカールするためだけの
...
ぼくらは
月の上で、
胡坐をかいて麦茶を呑む
部活を終えた中学生よろしく
ぼくらは宇宙の果てで
煌めく星を見ない
空気も吸わない
ただ ...
釣り堀に釣り糸をたらす
濁った水面をぼんやりながめる
浮きが ぴくぴくと動き
ぷくん と沈む
のろのろとひく
たらりと針だけが透明な糸についている
ばしゃん
音がするほうに
ば ...
割れた
イチジクの実から
生まれたかったわたしは
椅子に座っている
文鎮よりも正しく、
鶯よりも所在無く
私の嫁さんは誰なのだろう。
尊敬してくれる人がいいと言う。
年は離れ過ぎるのは嫌だ。
若い子は可愛そうだ。
私の心の支えになって欲しい。
私をいつも知って欲しい。
意見を聞きたい。
...
料理が好きだ
玉ねぎのみじん切り
面白くて好き
涙が出るけど
好きなものを好きなだけ
好きな時に食べられる
好きな人と好きな時間に
楽しい会話をする。
自分の特技20年はやって ...
自由なチョウチョさ
気ままに飛び行く先を
決めていない。
お洗濯を乾かす。
心のわだかまりがない
甘い時間
ゆったりした気持ち
自由な行動。
私に自由がなくなったら
羽をもが ...
ババババリバリ
爆竹ならす
はじけて散る
散り散りなって
どこへ
煙る、夜空の上に曇る
たぶん史実はほどほどに、くり返す
わたしもどこかでくり返している
軟い心臓の奥にある ...
あなたたちは自ら望んで
戦地に赴いた訳ではない
ただ父や母や祖父や祖母を
そして幼き子と愛する妻を護るために
玉砕覚悟で銃火飛び交う島々へと
海では一機一艦の命を受け空で散華した
...
暑い日が続いている
逃げ水がゆらゆらとして近づけない
今年のお盆を迎えた
斜陽が眩しすぎるかのように
家族というものから目を逸らしていた時期がある
自らの病や
家族を形成する人々の ...
わかっていた
それはどこにもあって
どこにもないことを
わかっていた
それはすぐ隣にあって
とても遠くにいることを
わかっていた
わかっていた
わかっていたのに
どう ...
私のこと嫌いだからって、ネットまで嫌いにならないで
私は下劣 上等だわ!
世間のみなさま避けて通っておくれよ
普通の人なんて今まで見た事無い
一般人なんて今まで見た事無い
空気読んで人嫌 ...
おかあさん
おかあさーん
わたしを産んだ日は
晴れていたと聞きました
満開のサクラ
初夏のような西陽のなかで
汗をかきながら
わたしを産み落としたと。
産院の名前を覚えています ...
チョメチョメが
燃やせと言った
クソ歴史
後生大事に
抱えるチョメチョメ
チョメチョメに
金もらってる
チョメチョメが
チョメチョメだから
なめられるんだ
...
「喜びは抑えずに」
木の若芽
今ここにいる自分は
今ここにいるみんなだ
美への喜び そのほか
一切はない
今ここで花火を見ている自分とみんなのあい ...
「花火があがる」
木の若芽
さあ 花火があがる
木よ あなたもいっしょに見ましょう
空よ 見てください
満月よ ごらんください
風にも負けない勇気の花火
雲 ...
病室から行方不明になった彼女は
十日後福島県猪苗代湖畔で死体となって見つかった
目の前を木々の葉が揺れている
風がもどかしかった
空には当たり前のように雲と白くかすんだ水色
ぼくはひとのた ...
娘が東京に帰ってしまうと彼女はほとんど裸のままベッドに仰向けになった
そうやっているとスポーツに明け暮れた学生時代味わった失意と蹉跌を思い出した
自分の置かれている立場などいつも練習中見て ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
連鎖
杳
自由詩
1
12/8/16 1:12
めぐりあい
シホ.N
自由詩
3*
12/8/16 1:10
三途の川
月乃 姫花
自由詩
2
12/8/16 0:51
迫り来る森
北村 守通
自由詩
5
12/8/16 0:27
きゅうりの味噌汁
清風三日月
自由詩
3
12/8/16 0:22
旅
salco
自由詩
2*
12/8/16 0:09
憧れは雲の上
subaru...
自由詩
20*
12/8/15 23:59
笹舟
千波 一也
自由詩
4*
12/8/15 23:58
8/14
はるな
散文(批評...
4
12/8/15 23:47
鳩時計といっしょに3時をお知らせする
北大路京介
自由詩
13*
12/8/15 23:41
河の記憶
灘 修二
自由詩
3*
12/8/15 23:18
からから
はるな
自由詩
7
12/8/15 23:16
しりとりウィズアウトポエジー
魚屋スイソ
自由詩
6*
12/8/15 22:46
麦茶
草野春心
自由詩
2
12/8/15 22:11
昨日がえりの釣り堀
朧月
自由詩
3
12/8/15 22:05
今
草野春心
自由詩
2
12/8/15 21:55
嫁さん
ペポパンプ
自由詩
4*
12/8/15 21:23
お料理
〃
自由詩
4*
12/8/15 21:22
自由
〃
自由詩
5*
12/8/15 21:22
きえ なつ
唐草フウ
自由詩
9*
12/8/15 19:41
英霊の歌
HAL
自由詩
3*
12/8/15 19:30
家族でありたくて
かんな
自由詩
9*
12/8/15 17:53
愛
きみのてを
自由詩
2*
12/8/15 16:54
私を嫌いになればいいのに
いぬぐす
自由詩
2*
12/8/15 16:43
祈り 〜八月生まれの母へ〜
銀猫
自由詩
13*
12/8/15 15:56
山城新伍短歌3
花形新次
短歌
0
12/8/15 15:04
喜びは抑えずに
木の若芽
自由詩
1
12/8/15 14:42
花火があがる
〃
自由詩
1
12/8/15 14:38
風がもどかしかった
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
12/8/15 14:17
刹那
〃
自由詩
2
12/8/15 13:59
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
2962
2963
2964
2965
2966
2967
2968
2969
2970
4.66sec.