逆立ちしたくなって
雲の底をひっくり返して
ごっちゃんですの青い空鍋

てんやわんやのこの前の出来事も
ごっつり煮詰めてしまえば
薄味醤油がたっぷり染み込んで

こってり泣き虫だっ ...
生き過ぎて
置きどころのない身を丸め
世界じゅうの
音を聞いていた

気持ちばかりが散らかってゆき
世界が
どんどん狭くなる

それから、立ち上がって

なにもかも行き届いた ...
 
 
 
 
 うちの
 
 父ちゃんも母ちゃんも
 
 
 ずっと俺を
 
 放任主義で育てたんだ
 
 
 
 成績表が
 
 しょっちゅう
 
 オール1 ...
懐かしさ感じてしまう古い町家族が揃うことは少ない

人々の光重なり合う日常自由なものに意識を向ける

仕事終え家に帰れば丁度鳴る柱時計の音闇泳ぐ

眠ってもすぐ目が覚めてまた眠る夢の ...
聖霊を受けるためには何をしなければならないか

 何か神権的な割り当てを受けた時、自分は資格がないと感じるべきでしょうか。そう言った時こそエホバ神に聖霊を求めるべきです。1927年にR.J.マーチ ...
雨あがり
ひたひたとどこかで
小さな眼が
光っているようだ
きっと虹を隠しているんだ
あいつら
カナヘビたち


すこしずつ
空の時間をずらしている
気をつけるんだな
光ってい ...
9月、残暑の炎天下を北から南へ
駅前通り商店街に響き渡る野太くて渇いた音

ドンッ!…

三、四拍置きながら、ドンッ!…ドンッ!…
喧騒とした中、一瞬だけ空気を響かせる
水瓶座(ア ...
あまりにも以前に用意されていた絡繰が
突然に動き出す
始まりがなんだったのかなんて
考えるすべもなく

荒野に差す陽が翳り
僕たちは身を寄せ合う
一番柔らかな産毛を逆立て
震える無 ...
時にいちばん残酷なことを
あなたに言ってやることができた、
献身が刺すようになって
孤独ばかり透明になる
愛憎の宛て


尖る、直接的で暴力的で
いっそう悩ましいものにわたしはなる ...
ごめんな

誰が泣こうが、誰に迷惑かけようが

自分の食欲と睡眠欲と性欲

いじって、ごまかすので

いっぱいいっぱいだわ

だってやっぱ気持ちいいからな
快感と快楽には負けるよ ...
その1「暗闇の日々」

掴めずに 言葉と音が 聞き取れず 手探り悩む 暗闇の日々


その2「待ち人」

待ち人は いざという時 現れず 寒空の下 枯れ葉散る夜


その3「探し物 ...
秋薫る風の便りに何残暑? 着かざってる
女の子たちに
にっこり笑いかけると
疎まれるけど

だからといって
犬猫にも
すかれない

男の子は
流動的すぎるし
男のひとは
大きすぎる

それだから ...
旅先の朝
隣のテーブルは
幼子と祖母

みいちゃんは、
しんかんせんで、
あのね、あのね、

伝えたいことがあるのだ
オレンジジュースが
朝日にゆれる

私は
私のほんとうを ...
人生の角度に違和感を覚える

最近、研ぎが足りないようだ

前進しようにも

ずぶ
  ずぶ

埋もれていく

ベクトルが下向いちゃってるんだ

進んでますけど下降してます
...
コトバの意味がワカラナイ
知らない国のメロディ
不思議にキモチがおちついてくる
きっと子守唄だから

ママみたいな
パパみたいな
やさしさ きっとそれが星の温度

気まぐれなあたしも ...
軽く手を振るでもなく

また明日
会うかのように分かれる

これまでと変わらない
一日の終わり

違うのは
明日からは此処にはもう
来ないということ


それでいいと思った
...
{引用=パラダイス通信}
ジンソーさんの父は曾孫達に
おさわがせおじいと呼ばれていた
八十過ぎての夫婦げんかで
スロー脱兎のばあさんを
スロー猛追し
通報で駆けつけた長男夫婦に
あぜ道で ...
彼は若い頃に、「食物連鎖」で
自分は
誰に食べられるかを考えた

ずっと考えて
ある時
自分が死んだら
虫や微生物に食べられることに
気が付いた

食べられてしまうその時に ...
振り切れてる
キャパオーバーのきもちが
行く先はどこなんだろう
飲み込んでも
零れてしまったことばたちは
もうこの世にいないのかな

ここで会えたら奇跡だと
新宿の街を彷徨い
見知ら ...
ぼくらが選ぶことは
できないことだけど

できるなら人生のピークは
晩年に訪れた方が佳い

それをアーウィン・ショーは
《50ヤードの独走》と云う
短編小説で余りに早く
人生のピーク ...
ただいま

おそとはとってもさみしいよ


だいすきなひとたちに

てがみをかこう














とちゅうでないてしまいそうだな
かなしみなんて
ただの化学反応じゃないか

       流れよ我が
貴方からのメールがこないと寂しくなる

貴方からの電話がないと苦しくなる

二人重ねあった肌の温もりがまだ冷めぬ夜

腰をなぞる貴方の腕

頬をなぞる貴方の指

私の体をしる貴方の ...
グローブを投げても
届きそうにない白球を
見送って
近所の売店のアイスボックスの
スライドを上げる

手を入れる
当たり付きを探す
通りがかった同級生に
当りだったらやるよ
と ...
がんばりすぎないで
がんばりすぎると
おもわぬところで
ヘマをするから

あのときも…あのときも…おもいおこせばきりがない
いっぱい しっぱい くりかえしー くりかえしー
いそがば ...
油絵によく似た
ひと夏の考査は




あまりにも
静かに


灰の上の香を風に纏う




太陽に染めて
花は色を写し





やがて







夜を継ぐ座標へと到達する






...
なめらか
という文字を前に
それを知りたくて皮膚に頼る

秋を伝える毛布の売り場で
目にくすぐられ誘われている

くるまりたいのは
なにになのか

のばした指先に
触れる秋色の生 ...
木が空ばかり見ている日
            木の若芽


木が空ばかり見ている日
わたしは心をふりしぼり
出る限りの言葉を
なる限りの祈りや歌や叫びや呼びかけにして
流そうとする
...
俺の手を離さないで
地獄行きの崖の下に落ちないように
だから、全てを理解する
君の全てを理解する
分かれば通じる
君の手の重みを感じる
俺が救い出してあげる
そんなところにいつまでもいち ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空鍋乱太郎自由詩24*12/9/10 16:01
ばらのジャムを煮るはるな自由詩2012/9/10 13:11
【 放任主義 】豊嶋祐匠自由詩5*12/9/10 12:28
古い町夏川ゆう短歌112/9/10 10:27
聖霊を受けるために何をしなければならないか生田 稔散文(批評...1+12/9/10 8:26
そうしつyo-yo自由詩1012/9/10 6:21
祭りに見る聖闘士星矢(セイントセイヤ)との考察TASKE自由詩212/9/10 5:30
レミングのうたpeau自由詩5*12/9/10 4:53
二重線の輪郭itsuki自由詩512/9/10 4:36
大好きで大切な娘へ秋也自由詩012/9/10 3:37
難聴短歌10首TASKE短歌112/9/10 3:35
秋風俳句012/9/10 2:45
笑いかけるはるな自由詩412/9/10 1:07
モダン・タイムスuminek...自由詩12*12/9/10 0:43
ためらい三田九郎自由詩2*12/9/10 0:08
どこかの国の子守唄朧月自由詩712/9/9 23:02
あっけないさよならkauzak自由詩6*12/9/9 22:48
伝説のおじいsalco自由詩4*12/9/9 22:43
健康に結びついた話板谷みきょう自由詩2*12/9/9 22:17
ねがいAquAri...自由詩212/9/9 21:45
ピークHAL自由詩5*12/9/9 21:21
無題#くろきた自由詩112/9/9 21:20
かなしみ佐藤伊織自由詩212/9/9 21:00
時の中で月乃 姫花自由詩112/9/9 20:39
ポータルmizuno...自由詩212/9/9 20:19
がんばりすぎないでTASKE自由詩012/9/9 18:51
セグメントの座標オリーヴ携帯写真+...112/9/9 17:50
秋支度朧月自由詩512/9/9 16:17
木が空ばかり見ている日木の若芽自由詩112/9/9 16:03
若い黒髪自由詩4*12/9/9 16:01

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