みんな。笑顔
(果実のまえの)
花が咲く
宙へ風は
 解け
みんな、こたえる

拝礼(死をふくみ 生は口をすすぐ
   とつばさはささやき
   )おおきな河を
みんながい ...
労働者よ、君の呼吸からは いくつの宇宙の成り損ないが 筋肉と汗と書類の星座を作り損なったのだろう 労働者よ、君は疎外されていないしかといって自由でもない 労働することは人間を生み出すこと 身体を生み出 ... 煮え切らない夏が
堂々巡りの蝉達の声を積み上げていく
ハコモノ達の宴
その中に石綿すら望むのは間違いか
四辻の交差点
影は自分の真下に落ちるのが正しい
そして紐猫
何もない眼窩と観測でき ...
散らかった新聞紙やカップヌードルの食べ残しに紛れて
暗号が見え隠れするこの部屋で心の銃をみがく狙撃手
ぼくらは思想をもたないトラブルメーカー

いまさら乱数表でこの世界のキーワードがやりとりさ ...
誰も
いない
誰も
いなかった


死ねば
いない
悔いだけが
残されている
怖いもの地震雷火事かかあ 朝顔か梅先生を見る君は 金なのか大切なもの愛なのか コンビニに
おでんと肉まん
買いに行き
無いと言われて
店員射殺



牛丼を
おにぎりにして
と頼んだが
汁多いからって
拒否られ射殺
雨傘のとても良い
鳴声を聴きながら
裁ち切られた
耳鳴りをさがしている
砂丘で失くした
二月の誕生石を
さがす女の
袖口からほつれた
生糸に視線を落とし
遠い目をする
仕草のように ...
おお、彼は心臓売り

飯屋の上のらしんばんを見よ!

可燃性の心が散り散りになって、

またきりきり舞いして墜ちてゆく

風防の横にはまだひとつも雀の絵が描かれていない。


る ...
海綿状の景色のなかを落ちていく錯覚 奥に仕舞い込んでいた未使用の
少し焼けてきた葉書の束

ふと 手に取り
書き始めた文字は
青臭くて齧るとまだ苦い

幾つもの文字を吊るしては
甘くなれと
この一つの息で長く吹き込んだ ...
ブルームーン、青くないねって笑ったきみの犬歯にかかる流星

これきりとかわした肌に露が落ち二度目の月が白く微笑む
若くって
綺麗なきみに
まやかしの
言葉は逆に
マイナスだろうよ




甘ったるい
ガキのたわ言
吐く前に
鏡覗いて
我に返れって
 
エノコログサがじゃれついて
あなたのこころにも可愛い穗がひとつ
くすぐってよ と飛び付いたのは
いじられっ子の陽気な風
カメラのレンズ越しに睨んでいたのは
優しい光線だよ
昼下がりの ...
「美事な意地」
             木の若芽


告白したい

みんなを愛しているのに 一人でいたい
つながりたいのに 孤独を求める
感謝していながら 愛想がない
人でありなが ...
「九月の前に」
           木の若芽

うれしいことと苦しいことの激しい交錯の上を
不可思議光は照らしているよ
みんなとつながっていることが最高の贈り物だと
気づかせてくれるこの ...
2012/08/31 14:53

 家の洋服という洋服、下着、タオル、布をめちゃくちゃに投げつけ、広げ、収拾がつかない状態にしたのち取り押さえられ、そのとき傷口が開き、なおも取り押さえられ、格闘 ...
海には魔物が住んでるそうな
浜にも魔術が潜んでくそうな

丘にはオコジョが笑ってる
今日知ったんだ 新事実

流石だよね 
フォッサマグナの溝をくぐれば

昨夜の夢魔より 愉 ...
 竜野市へゆく
 
 夏去りて秋に入りゆくはざかいの妻の花壇に何の花咲く

 妻と共過ごす居室の窓の外曇り空なり今日コンサートゆく

 紙五枚束ねてカバンに入れにけむ今日の旅行の歌記さ ...
窓の外に広がる
冬枯れの野山の風景

冬の朝は好きだ
空気を吸うと
肺がきりっと引き締まる

首をすくめ
手を擦り合わす

季節は土の中から作られる
今ごろ
冬眠中の動物たちも ...
スターバックスに埋もれた獣の匂いも
映画館のポップコーンで誤魔化した欲望も

溶かしてしまえばいいのに
紳士/淑女 気取って 掻き混ぜるフラペチーノ

シューベルトの滲ませた五線譜も
...
子供たち暑さに強い体持ち夏にしか出来ないことをする

枝を持ち地面に書いた詩の一部想いが深い分だけリアル

逃げ道を探す生き方したくない早朝会議眠気が増える

ギター弾き君の心を和ま ...
谷は深く 

暮れ行く透明な空


心の闇に光をもとめて 瞳を閉じる


今はただ 肩に食い込む荷を背負い


頼りない熊脅しを揺らしながら


水の流れを聞いては 

...
学校が
教えることは
社会の中では
役に立たない
火炉から伝わる振動で
室内の空気が震えていた
重い隔壁に遮断されているにもかかわらず
バーナーの熱が 鼻を焦がすようだった

 外では
 遮るもののない太陽が
 青空にただ一点 光と熱を ...
瞳を
置き去りにした
夢見ながら
止まった時を遡り
写真の中で
あらわな通せんぼうをしている
視界は遮られ
鼓動は
手遊びのように
雑草のように
刈り取られると
ぶら下がった足を ...
ラタトゥイユ
とはフランス南部プロヴァンス地方、
ニースの野菜煮込み料理である
と知ったのは、
私がずいぶん大人になってからだった

初めて小学生の頃に
ラタトゥイユ
と ...
鼻で笑ったり憎んだり命を落とすぎりぎりまで酒を呑んだりしないといけないから君の通夜には行けないし








受付 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪消こしごえ自由詩5*12/9/1 9:44
twitter葉leaf自由詩412/9/1 8:03
轢死する夕暮れマチムラ自由詩012/9/1 3:26
さいごの狙撃者梅昆布茶自由詩1912/9/1 2:25
グッドバイ番田 自由詩112/9/1 2:08
震度4強ペポパンプ川柳1*12/9/1 0:28
朝顔の君川柳1*12/9/1 0:27
永遠に不滅です。川柳3*12/9/1 0:26
ハードボイルドワンダー短歌1花形新次短歌212/8/31 23:11
針と糸sample自由詩212/8/31 22:34
一勝十八敗の飛行機乗り高原漣自由詩1*12/8/31 21:07
ポエム自由詩7*12/8/31 20:32
残暑見舞いsubaru...自由詩25*12/8/31 20:12
ブルームーンはるな短歌312/8/31 17:21
ブッサイク短歌1花形新次短歌012/8/31 17:17
ハイ! ポーズ乱太郎自由詩17*12/8/31 15:49
美事な意地木の若芽自由詩112/8/31 15:00
九月の前に自由詩112/8/31 14:59
20120831榊 慧散文(批評...112/8/31 14:58
ホワイト☆ドルフィン藤鈴呼自由詩5*12/8/31 12:27
竜野市へゆく生田 稔短歌1*12/8/31 11:20
冬の本質綾野蒼希自由詩3*12/8/31 11:10
フラペチーノロッカーズねこ歩き自由詩012/8/31 10:33
子供たち夏川ゆう短歌312/8/31 8:55
石灰岩の谷に生まれてぎへいじ自由詩5*12/8/31 6:27
意味番田 自由詩012/8/31 3:18
火の鳥結城 希自由詩312/8/31 2:01
追想春日線香自由詩112/8/31 0:46
ラタトゥイユ宮前のん自由詩712/8/31 0:38
どれだけ親しくともTAT短歌212/8/31 0:26

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