今日は私の誕生日
羊毛で小さなケーキを作った

素敵な誕生日に
なります様に…
わたしたちの
毎日乗る
電車

車内の
どこかに

溢れ出す前の
青い
愛や憎しみは力でも原子でもなかったという驚き
あらゆる原子の内に秘められた精神

なにもかも包み込むような恐怖が
優しさの毛布によって包まれている

そう
すべて
とか
最後のと ...
ねえ
君は元気にしてるかな?

私はね
新しいことを始めたんだ
まだわからないことだらけ
でも毎日楽しいんだ


つらくなったときはね

いつも聴いてるよ
君が教え ...
寄り添う水辺に浸る足
、に滴る息の音は
夏を告げながら秋に向かう

しぃんと耳をつんざく
その水達は
形成されることを恐れて
最後まで泳ぎ続ける、けれど

蛇口を捻れば、汚染され ...
アケビはね開けてびっくり玉手箱 いつの世も男と女振り振られ 生きてこそ夢や希望が欲しいんだ 夢が形を失って、私は脚を組み直す。膝に止まった小さな虫を、人差し指で弾き飛ばし。



幻想を欠くと、恋人が現れて、「まだ目覚めの時では無い」と言って、子守唄をうたう。


...
妻が孫の顔を見に泊まりに行った晩
ぼくは真夜中に目覚めた
喉が渇いているわけではない
トイレに行きたいわけでもない
なんで目覚めたのだろう
ふと隣を見た

そうなのか
きみがいないから ...
  精一杯
  わらい疲れたあとはさ、
  窓際にいってごらん?



  夜を徹して
  つみあげられた花が
  ひとときに燃やされてゆくからさ
  空のはじっこに
   ...
平均余命が一桁となった 
      老耄にとって
それは それは 想いがなごむものだ
   住宅街を素通りしたとき
   たまたま耳にした
   おさなごの弾んだ
   金切声の基調演説 ...
リベンジをするのに
無理に 同じ存在を 選ぶ必要は
無いのかも 知れない

こだわりの 理由は
忘れるため
走り出すため
色々 あるけれど

別の方法で 置き換えて行けるなら
それ ...
ゆるゆると目を開ければ
ネクタイの衣擦れる音で
覚醒する

ギターを爪弾いた手が
今は不器用にネクタイを結んでいた

ワイシャツの光沢が目を刺す

君の手はそんなに大きくなかった
...
人が目で情況を把握するように

犬は鼻で情況を把握するのだそうだ

でも飼われた犬は人にならって

目で情況を把握し始めるのだそうだ

私はしばらく犬になってみよう


匂いで思 ...
例によって強引に立てました。
悲哀こそが何よりの「詩」である、、、、
――そんなどこかしら背中がサビシイ人達の憩いの場。

※ポイントを流用したシステムが実質機能していないので、
廃止、する ...
おばちゃんは小気味よくステップを踏む

一秒たりとも無駄にせず

牛乳や豚肉、キャベツや卵を

カゴからカゴへ

手をかざすかのようにバーコードを読み取り

お会計を済ましていく
...
赤ん坊赤き心に赤き頬赤き光を湛えた瞳

この文字を画面越しに見つめている瞳はすべて人間のもの

ふるえる線香花火を握りしめるジュッと鳴いたらぼんやりと夜

AVを観ながらオナニーする奴はテ ...
ヒロシマにはたくさんの暑いがあって
たくさんの雲がながれて
たくさんの橋がある 。

たくさんの足音がビルに響き
人々はべつに重苦しくもない電車を今日も走らせる 。

雑草は ...
蝶に似た花に
花に似た蝶がとまっていますね

うろこに似た雲が
ここではないどこかから流れてきて
ここではないどこかへ泳いでいきます
そこは空ですか
ええ
海によく似た空です

せ ...
どんな死に方であっても

無駄死にと呼ぶものは存在しない
鎌倉を
ビデオ撮らせて
歩いたら
グルメロケと
思われタダに



焼きそばに
ちょろっと入った
豚肉を
おかずにごはん
三杯いける
あがりたの森を目指した

自転車に乗って
とにかくまっすぐに進めば
そこには
あがりたの森があるはず
あがりたの森に何があるのか私は知らない
そこが何なのかも知らない

ただ、ふっと ...
あの時にその口から

とても聞きたかった言葉

あの時に

だれに聞こえても

かまわなかったのだから

吐き出してしまえばよかった

呟き

しなければ良かった

...
従姉妹の貸してくれた
蒼天航路を読んでいて
いつからか絵ではなく
文字を追うようになっていたことに
気付いた

小説を読んでいても
映画を観ていても
存外を求めながら
自分の望む物を ...
雨雲が
僕の上に雨を降らせた

まるで小さな涙を隠すように


雨が止んだら
七色の橋をかけた

小さな涙を
その訳を
そっと暖めるように


大きな太陽が
...
通い始めて3年になる

それなのに まだ
一葉の詩も作れないでいる

多くの写真を撮り

数え切れない程の岩や石の曲線を紙に書いたりしたが
学も無く言葉も足りない 私には


...
いつか
わからなくなっても わかるように
稲妻を連れてゆく
径より細く 径を照らす夜


音に分かれ
うたに分かれ
坂は水に沿い
ゆうるり光る


土を泳ぐ ...
あやういですか
あやういですな
どうやら夕陽が 見えていませんな
へそとひたいと てのひらに
目薬をさしては いかがですかな











...
夜と矢と
他に何か
要るものはあるか


傷の周りに
群がるいのり
どこまでもつづく
同じ人々


















...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
誕生日ちゃんこ携帯写真+...312/9/16 0:11
佐藤伊織自由詩712/9/15 23:41
原子論自由詩312/9/15 23:37
君がいないと生きられないジュリエット自由詩212/9/15 23:34
かもがわゆるこ自由詩312/9/15 22:20
アケビペポパンプ川柳3*12/9/15 22:15
男と女川柳1*12/9/15 22:14
川柳3*12/9/15 22:13
妄執の補完者青土よし自由詩2*12/9/15 21:30
妻に殿岡秀秋自由詩812/9/15 20:49
つみあげられた炎草野春心自由詩612/9/15 20:41
スローライフ(八)信天翁自由詩312/9/15 20:28
新しい存在で 消した過去藤鈴呼自由詩5*12/9/15 19:22
ティアドロップブルーベリー自由詩2*12/9/15 19:11
犬になってみよう吉岡ペペロ自由詩912/9/15 18:00
移動式屋台立ち飲み屋「庄兵衛」過去ログ倉庫12/9/15 17:21
レジおばちゃん灰泥軽茶自由詩9*12/9/15 17:16
平面も積もれば大和撫子で月に乳首をつけに行く旅木屋 亞万短歌1*12/9/15 16:36
晩夏アラガイs自由詩14*12/9/15 15:59
うつろいそらの珊瑚自由詩24*12/9/15 15:58
死に方HAL自由詩4+*12/9/15 14:52
メタボリック短歌7   望郷編花形新次短歌112/9/15 13:11
あがりたの森へ初代ドリンク...自由詩612/9/15 13:08
愚かしい芦沢 恵自由詩14*12/9/15 12:57
荀彧mizuno...自由詩212/9/15 12:22
いつかジュリエット自由詩212/9/15 11:26
渓谷の一葉ぎへいじ自由詩9*12/9/15 11:22
ひとり みちゆき木立 悟自由詩212/9/15 10:43
ノート(目医者)自由詩312/9/15 10:41
ノート(49Y.9・11)自由詩212/9/15 10:39

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