ロンリィ ロンリィ
あたしは ロンリー
好んで一人でいるわけじゃなくってよ
ほんとはあなたの胸で泣いて
ちいさな家でかまわないから
ボーダーコリーと猫と暮らしたい
...
いくらおしは(か)らいしたら、狂ってくれる?
ただでゆらしてさしあげますって
ただよってるだけじゃん
はくくらい、して
いけないことなんか、あるわけないから。
ごろつきとにらめっ ...
声を届けよう
フラットな響きで
時にシャープな微笑みで
ト音記号を蹴っ飛ばし
ヘ音記号を巻き込んで
1,2,3でドを鳴らせ
3,2,1でドに帰れ
始まって
...
いつまでも吊りさがっている
きみたちの残像はかたどられて
切り揃えられた爪も
ほどけてしまう
蹴りあげた砂さえ、
不確かならば
つながれない点と線
結べないまま
いまを問いつづけ ...
だん吉となお美のおまけコーナーのなお美はワイン好きのあいつだ
リモコンをとられた姉のひとりごと
「もうこの世は暗闇だ」
世界が終わるその日には
いつもどおりの朝が来た
世界が終わるその日には
ありきたりな言葉だけど さよなら としたためた
世界が終わるその日には
ニュースだって ...
綺麗に整えすぎて
チャップリンの
チョビ髭みたいになってるよ
きみの陰毛
ボーボーワールも
困るけど
味付け海苔みたいなのも
どうかと思うんだ
遠くから見ると
頭の部 ...
泣き虫はきらい、っていったのは君
おしゃべりなのはきらい、っていったのも君
それじゃまるであたしが
泣き虫とおしゃべりだけでデキテル、
みたいな言いぐさね
でもあ ...
鍋焼きうどんという類のものに
憧れに似た思いを抱くのだが
ポップコーンみたいに
コンロの上で振れば良い訳ではないらしい
降り出したら止まらぬ雨のように
かまぼこの切り身の
...
スマレンタの村には
病いに苦しむ人々が大勢いた
病いの人々はフトリギスと呼ばれていた
フトリギスは夜眠りにつくと
ゴー、ゴーという大きな音を出すので
スマレンタの村の衆から迷惑がられていた
...
きみはもう夢は捨てたんだと言う
夢だけじゃ食っていけないもんな
でもなぜそんな悲しいことを言う
昔ぼくらは夢を食べて生きてきた
家族が多くなったからかい
息子にも娘にも孫ができたから ...
眠れない夜は
ゴーリキのことを考える
なぜ俺はゴーリキにこうも惹かれるのか
やたらCMに出てるよなとかってのは関係ないし
俺の義兄弟ミツル・ハナガタと競演しているからって訳でもない
...
グレッチで林檎殴りて無罪かな
秋寒や三陰交に灸の跡
※三陰交=ツボ一穴で三つの経絡の効果が期待できる重要なツボ
あくまでも服は着たまま新松子
木
木は黙っているから好きだ
木は歩いたり走ったりしないから好きだ
木は愛とか正義とかわめかないから好きだ
ほんとうにそうか
ほんとうにそうなのか
見る人が見たら
木は囁いて ...
蛇蝎の唄
鏡にむかって唱える
おのれ 醜(シュウ)
どろあしで ふみにじる
鏡に 流るる どろえきのしたに
ちぬらるる
おのれ 蛇蝎の族(ウカラ)
韜晦を重ね
はや と ...
10月も、もうじき終わってしまって
きっと僕らは置き去りにされるのだ。
秋風がさようならと言っている。
一々、挨拶などいらぬのに。
ただ一羽、乾いた秋空の高い処をすべっていく鳥の
あ ...
しろめたい、
足元のタイルを白に染めたい、
子猫の日々を大事にしたい、
実のない言葉を置き去りにしたい、
叶わぬ希望を箱につめて海にぽん、
しろめたい、
シロツメクサを踏みたくはない、 ...
なぜなんだろう
なんて答えのない
それぞれのひとのすることに
一喜一憂する自分もまた不思議
納得いかない
なんて当たり前なこと
秋の実またひとつおちた
身の程知らぬ柿は
まだ足 ...
なでられて
ほおずりされて
よるはおなじふとんのなかでだきしめられて
ときには はらだちまぎれにほおりなげられて
なみだやよだれをつけられて
それでも
きみはいつもわらっていた
きみ ...
寒いほどに
清々しい
凍える冷気
眩しい朝日
目を見開く
静謐の中
生命が凛とする
こんな朝もあるのなら
生きていける気がする
兎はほっとしたが、問題は収束していなかった。
長湯のあとの、立ちくらみの、喪失感。
一瞬だけ、私は自分の名前よりも、単純な問いに頓着した。
概念を越え、超え、頭蓋を突き破り、およその ...
物語の主人公で終わるのは当然わたしなのだが
思いもよらず次から次へと脇役に死なれてしまうとは
脚本はやはり書き直すべきだったのだろう。
肉体的に屈強な男だったり
あるいは繊細で我慢強 ...
遠くに見えた光
きっと 遠くに 見えた 木更津の光が
働くことはあまりに無意味だ
ハワイが 暗闇の向こうには あることだろう
夢を見るのはやめたから
僕は 今 感じることが 心地良 ...
月が欠けたら
雲におおわれて
まっくろな魚で
どこまでも
うみとそらの
境いを
今夜はなにと
呼べばいい
詩がこぼれたら
昨日につかまれて
おんなじ夜明けを
どこまで ...
あかいまるが、縄跳びで遊んでたら
みどりのまるが、あかいまるを飲んだ
あかいまるは、みどりのまるの中で安らかに沈黙を食べていて
みどりのまるは、あかのまるを飲んだまま、からだを横たえてそばに ...
B・A・N・!
銃口からアルファベットが
弾けて、飛んだ。
はためく万国旗のあいだを突き抜けて
BとNは、きれぎれの雲、そのすきまに挟まり
Aは鋭い先端で、空を直進していた一羽の鳥を
グラ ...
たいそうなこと ではなくて
そう
立派な家庭とか
何不自由ない暮らしとか
そういうのが望ってわけじゃなくて
だけど
憧れってのはあるわけで
現実は
ただ
どうにかやってま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ロンリィ
川上凌
自由詩
1+*
12/10/27 0:15
ジャンキー
阿ト理恵
自由詩
5*
12/10/26 23:23
カラフルメロディ
reo
自由詩
0
12/10/26 23:14
点と線
高瀬
自由詩
4
12/10/26 22:29
お笑いマンガ短歌1
花形新次
短歌
0
12/10/26 22:10
それくらいで
川上凌
短歌
0*
12/10/26 21:43
さよならの世界
〃
自由詩
2*
12/10/26 21:22
チャップリンのチョビ髭
花形新次
自由詩
0
12/10/26 20:43
なきむし
川上凌
自由詩
3*
12/10/26 19:06
キラキラ
藤鈴呼
自由詩
4*
12/10/26 18:53
アソコ伝 21章
花形新次
自由詩
2
12/10/26 18:13
友情
HAL
自由詩
2*
12/10/26 17:36
悪い奴ほど無呼吸症候群
花形新次
自由詩
2
12/10/26 17:32
グレッチで林檎殴りて無罪かな
北大路京介
俳句
7*
12/10/26 16:35
秋寒
〃
俳句
0
12/10/26 16:35
新松子
〃
俳句
1
12/10/26 16:34
続続・田村隆一詩集 現代詩文庫を読む
葉leaf
散文(批評...
6*
12/10/26 16:08
山本太郎詩集 現代詩文庫を読む
〃
散文(批評...
5*
12/10/26 16:03
秋風がさようならと言っている。
元親 ミッド
自由詩
5
12/10/26 11:47
しろめたい、
ふるる
自由詩
6*
12/10/26 10:03
百の柿の実
朧月
自由詩
8
12/10/26 8:28
ぬいぐるみ
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/10/26 7:51
朝
三田九郎
自由詩
5
12/10/26 6:53
the small world
とりかご
自由詩
2
12/10/26 5:34
事件とウイスキーと
アラガイs
自由詩
15*
12/10/26 5:28
旅の終わり
番田
自由詩
0
12/10/26 2:18
うみとそら
古代 透
自由詩
6*
12/10/26 1:30
そういうこと
がぱ
自由詩
3*
12/10/26 1:00
事件とウイスキー
sample
自由詩
4+*
12/10/26 0:31
一日一日
さち
自由詩
8
12/10/25 23:56
2902
2903
2904
2905
2906
2907
2908
2909
2910
2911
2912
2913
2914
2915
2916
2917
2918
2919
2920
2921
2922
2923
2924
2925
2926
2927
2928
2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
4.41sec.