「叙事詩の精神ーパヴェーゼとダンテ」
河島英昭著 岩波書店 1990年8月27日刊
著者はイタリア文学者です。ボッカチオなどの翻訳研究でも知られているらしいのですが、私は余りイタリア文学に ...
とうへんぼくが
ぼうっと立っている
とうへんぼくは
とうへんぼくなので
なにも考えていない
ぼうっと立っている間にも
鳥はさえずり
人ははたらき
とうへんぼくは
ぼ ...
映画が終わり
グラスの水滴が流れて
伝わっていく泉に
手を浸す
深夜のこと
頬にスタッフロールは
逆さに雨となり
取り返しのつかない
早回しにも似て
繁茂した
森の奥に隠されている ...
冬の海を見に行くことにした
しかし今は夏なのでそれも難しい
仕方なくわたしは「孤独」に電話を掛けた
――もしもし
――わたしだけど
――ああ、きみか
――うん
――どこか痛む ...
目を閉じた
疲れ果てた
長い道を
一人
目を開いて
僕は
歩くように
流れていた
*
褐色の肌
使い古された
夢は
崩れ果てた
遠い国は
バカン ...
「助けて」
トントン。
トントン。
助けてください
助けてください
お母さんがまだ帰ってこないんです
助けてください
助けてくださ ...
光に溶ける音を見ても
空と虫との会話を聴いても
鉛を持つもの
言葉を持つもの
神を発明したもののように
誰にも信じてもらえぬもの
...
けして知ろうとしないものよ
あなたの代わりにわたしが知ろう
わたしがいったいどこに在るのか
それすら未だに知らぬわたしが
...
飛行船を見た 音の目を見た
追いかけても追いかけても
追いつけなかった
おまえもおまえも おまえ以外も
わたし自身もどうでもいいと
まばたきをまばたきに吐かれた気がした
...
虫が鳴いている
秋の音させて
虫が鳴いている
遠く宇宙で星が瞬いている
遠くからだと瞬いて見えるのだ
遠く宇宙で星が瞬いている
何かが落ち着き
何かが ...
閉店までコンドーム売ってる棚の前でけわしい顔してるだけのバイト
謝るからリズムよくフィギュアの首を抜いたり挿したりするのやめてよ
第一回写メ撮られるまでカマキリの真似して街を練り歩くオフ
...
コカコーラ飲ませなかった母ありて
ネックはね人付き合いだ問題は
苦労人助ける事がクリスチャン
真夏だが雪の降る日である。こんな日に足湯へゆこうと誰ともなく言い出すのはしごく真っ当、ふだんは気難しい祖母までもが電話を寄越して「足湯かねこんな日は」とめずらしく意見をそろえてきている。
「冬の靴下 ...
筆先を紙上に置く
まだ、なにも見たことのない
目のことを思う。
インクがにじみ
黒点が生まれる。
筆先を右に移動させる
まだ、なにも聞いたことのない
耳のことを思う。
ふたつの黒点 ...
満ちているのか
それとも 欠け始めたのか
空に 照道の月 有り
虫の音 ひとつ
それにしても
わざわざ 酒を盃に注ぎ
うつして
夜も眠らずに私が こうして月 ...
毎日毎日ひとりぼっちな気がする。
君だけが救いだよ
大好きな楽器は二年前のまま
変わったのは私の方だ
はっとした時には遅かった
だめだ身体がついていかない ...
走ろうかな なんて言われると
ハンドルを ギュッと握るシーンを 思い出す
これって きっと 条件反射
美女と…と 問われると
ななこちゃんが 浮かぶのと
きっと おんなじ
誰かは ...
クィーンジェットブラック
痴女のフェティッシュ
底なしの異次元
神プレーAct.03
ビーナスプレーAct.02
複数の人間椅子で
窒息顔騎物神崇拝
黒玉后の怪奇な
通称ヘ ...
{画像=120904184352.jpg}
豪華である必要は無い
けれども粗末は嫌だね
ほんの少しの手間でね
ほうらこんなにまとも
お金持ちは外で食べな
割りに ...
散々尻の穴おっぴろげておいて素顔見られるのを拒むって
女心は分からないものですね
ものですね、のところは美空ひばりでお願いしたいんですよ
そうです、女心はわからないまでは、黒い雨を朗読する吉 ...
上半身はだかの子が
全身でじてんしゃをこいでいる
大きなじてんしゃのおかあさんの後ろを
ちいさなじてんしゃでついてゆく
まるくなって
前だけをきっとみて
回転する足が
うごくうごくうごく ...
今から言う
俺のギャグを
笑わなきゃ
この銃が火を
噴くことになるぜ
秘密だぜ
ポケットに手を
突っ込んで
むれた股間を
掻いているんだ
秘密だぜ
ギュウ ...
本は終わりから読む
音楽は終奏から聴く
恋は別れからはじめる
映画はエンドロールから観る
旅は終車駅からはじめる
夢は目醒めてからみる
そしてぼくは死から誕生する
...
余りに鬱鬱とした日がつづくのでずっと想い悩んでいたら
あ ぼくは鬱病だったんだと気がつき納得する
妻と居て
秋の日の午後3時に妻と居て今日は彼女がきれいに見える
窓越しのゴーヤは枯れて涼しい日空気は清く部屋は静かな
九月より妻は黒髪あきらめて白髪を抜かずともよしと言う
昭和48年生まれなので、それ以前のことは知らない。
十代の頃は、右翼も左翼も政治家も天皇もヤクザも一般人も誰でもそこらを歩いている奴
私は、全部嫌いであった
大人の事情に左右される やつらば ...
何で?
君に元気よく、おはよう!って言えないの?メールでは言えるのに…ちゃんと伝えたい
気持ちはあるけど、身体が動かない…悔しいよ
だけど、君は一緒に乗り越えてくれると言ってくれた! ...
雷師が
私の為に怒ってくれている
私は無の病に煩悩を受け
力を失くした
雷師
雷師が
私の為に怒ってくれている
表現に 渦 包まる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
叙事詩??物語・詩??
……とある蛙
散文(批評...
6*
12/9/5 12:26
とうへんぼく
田園
自由詩
10*
12/9/5 9:04
眠りの淵で
春日線香
自由詩
6
12/9/5 4:15
“い”はイチジクの“い”
青土よし
自由詩
4*
12/9/5 3:43
エアーマックスからAKB
番田
自由詩
1
12/9/5 2:35
「助けて」
ぶらっくす ...
自由詩
3
12/9/5 2:01
ノート(49Y.9・2)
木立 悟
自由詩
3
12/9/5 1:57
ノート(49Y.8・2)
〃
自由詩
2
12/9/5 1:56
ノート(49Y.8・1)
〃
自由詩
1
12/9/5 1:56
秋の音
吉岡ペペロ
自由詩
7
12/9/5 0:39
空飛ぶ紐パン
魚屋スイソ
短歌
3*
12/9/4 23:36
欲しくない
ペポパンプ
川柳
3*
12/9/4 23:33
人間関係
〃
川柳
3*
12/9/4 23:32
サマリヤ人
〃
川柳
4*
12/9/4 23:31
真夏の雪、地蔵骨峠の夢
はるな
散文(批評...
3
12/9/4 23:23
空白
sample
自由詩
5*
12/9/4 22:37
車中泊
ぎへいじ
自由詩
3+*
12/9/4 22:29
ひとりぼっち
晝
自由詩
4
12/9/4 21:48
梅酒杯
藤鈴呼
自由詩
4*
12/9/4 20:57
クィーンジェットブラック
和田カマリ
自由詩
1*
12/9/4 19:09
らんち
ドクダミ五十...
自由詩
2*
12/9/4 18:54
私の願い
花形新次
自由詩
1
12/9/4 18:47
自転車をこぐ少年
朧月
自由詩
3
12/9/4 18:20
ハードボイルドワンダー短歌5
花形新次
短歌
0
12/9/4 17:53
誕生
HAL
自由詩
9*
12/9/4 16:32
納得
〃
自由詩
1*
12/9/4 16:30
妻といて
生田 稔
短歌
10
12/9/4 16:02
天皇制
馬野ミキ
自由詩
1
12/9/4 15:23
一歩一歩
スマイル?
自由詩
0
12/9/4 14:46
雷師への恩文
朝焼彩茜色
自由詩
2
12/9/4 12:42
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
2901
2902
2903
2904
2905
2906
2907
2908
2909
2910
2911
2912
2913
2914
2915
2916
2917
2918
2919
2920
2921
2922
2923
2924
2925
2926
2927
4.13sec.