川風を感じながら
堤防の上を歩く
眼下には長良川
終わることが救いなのか
終わらないことが救いなのか
それは誰にもわからない

たしかにあの瞬間
私は君を好きになった
瞬間にいのちを ...
ぶさいくは
せいかくが
わるいと
おもって
いたけれど
なにか
それは
ちがう
ことが
わかって
たとえば
なにか
けが
はえて
いて

からだ

はいめん
に ...
好きな娘が
気分悪くて
吐いたとき
昔嫌いに
今はチャンスだ
ひつじたちへかなしみの業を負わせる物語に
いっさいの批判をさしのべてください
いかなる犠牲をもいとわないという独裁の
空白への遺言として五感が間引かれてゆく


領海の侵犯をそらんじ ...
私とあなたは
地球を愛しており
生きており
友情関係が望まれます
現在の関係は悲しい

嫌いじゃない人々で
アクションを尊重する
多くの人々がいます

アカウントによって
見なさ ...
煩わしい些事にまみれて
退屈と馬鹿らしさのなかで
諦めと悲しみにくれる日々

それでも
煩わしさのなかに
救いがあるように

諦めのなかに
優しさがあるように

些事のなかに
...
琉球の秋

感じるに尊く少しばかり

ここにも秋の巡る風は流れて来る

されど 蒸しる

太陽だけは涼しげ てぃーだかんかんのおぼろげな空

青は青にしか 収まり切れない 南の空
...
小奈留沢くんの
オナニーには
華がない
なぜなら
小奈留沢くんの
オナニーには
夢想する
オナペットもいなければ
DVDも画像も
なにもない
ただポコチンへの
直接的刺激があるだ ...
Rock'n' Rollを聴いてるだけで
ぼくらは不良と決めつけられた

JAZZ喫茶で本を読んでいただけで
ぼくらは不良呼ばわりされていた

髪を長く伸ばしているだけで
ぼくらは不良扱 ...
押入れにすわっていると
何も入れたくなくなる

だいじなもの
だいじなひと
すべてはもっていけない
しあわせがある
トイレに残ったペーパーを
見送る


おわりも
はじまりも
...
君はいつも駄々をこねる
(だから僕は怒る)

君はいつも悪ふざけする
(だから僕は嘆く)

君はいつも花を枯らす
(だから僕は悲しむ)

でも
君はいつも僕の傍にいる
(だから僕 ...
踊ろう
踊ろうよ

真っ青な空の下
呑気に浮かぶ雲

踊ろう
踊ろうよ

僕らには
それしかない

たとえ
偽物の空であっても
夏帽子海辺に白い帆を浮かべ旅に出ようか光ある場所


明日さえ忘れて青い珊瑚礁こえて行き着く島があるなら


迫りゆくたそがれのブルー口寄せる君の目にある海のはるかな


胸の火を灯 ...
その道の先

途切れた先に海があり
海を覆って空がある
空のなかには窓があり
窓のなかには月がある

その月の先の暗闇に
えも言われぬ雨が降る

二つを分けた雨雲の
そのまた先に ...
「虹の詩」
                 木の若芽

   1

虹の線路を敷いていく歌声が
高らかに私の口から響き渡っていく

旧型列車は私を扉の外のタラップにすわらせて
家並 ...
あなたに感謝状を差し上げましょう

ありがとう!

宝石のような言葉で
私を輝かせてくれる
あなたは素敵なペテン師さん

ありがとう!

負けず嫌いな私は
いつも敵を作ってしまう ...
「胸に映る景色」
           木の若芽


近所の犬の吠える声
まだやんちゃな子犬だろう
だけどきっとすぐ大きく強くなる
毎朝太陽に向かって吠えているから


鳩の群れが ...
気づくと
無意識に祈っている

例えば
エンドレステープのように流れる
交通事故のニュースを見れば
家族の交通安全を祈り
遠い国で
爆撃によって命を落とす人がいるニュースを見れば
平 ...
ハイウェイを飛ばして
地平線の向こうへ行こうって
ストロベリージャムの香りがする
彼女は突然に車を買った

エンジンをふかして
夜が明けてしまう前に旅立とうって
ストロベリージャムの香り ...
{画像=120921223131.jpg}


遠くに星が見えているように
人には遠く目指すものがあるのだと
その男は言った
目は漆黒の闇の奥の奥の
遠い輝きを見詰めていた



...
中速 4時間タイマーで
ぐるぐる回っている扇風機に 話しかけて みた

扇風機よ

ただ 回っていないで
一つ歌でも うたってみたらどうだ



首を縦に振った


...
ここがセンタ

底抜けの青

森の色した舌を抜き
口のあるかたまりに食べさせる
らーーーーーーーって笑っている
魂あるいは
原子



ラヴ



手の中で数 ...
登りきれなかったエレベーターを空から眺めては
帰りきれない胸の巣穴に染みだしてくる虹灰色したシナプスネオン
躊躇いながらひたすら歩いた街の夕暮れ
恋人たちの肩を揺らすショーウインドウ/ ...
もう一度



もう二度と



一体どちらが



罪深いだろう



愛に後先などなく



後悔に未来などない



けれども幾つかの煌めきを
...
柔らかい言葉は聞き飽きた


辛辣な愛の言葉を星空の果てまで届けておくれ


激しさだけで抱き合った真夜中の赤い部屋


星が上から下へ流れていく様子を見ながら


君 ...
かくしているようであるが、全くかくれていない。
わたしたちは穴ぼこだらけである。
穴ぼこの中にあまいだけのキャンディをかくし、穴ぼこそのものをかくし、つるんとした、瀬戸物のかおをして、作られたもの ...
霧の深い夜が沈む僕を抱いていた
月は狂いそうに
白く美しいままだ
君は濡れた世界を
碧く淑やかな瞳で燃やしていた

鳥達も眠りについたばかり
誰も知らない僕等の夜だ
月は暫く眼を伏せる ...
お風呂から出て冷たいハト麦茶を飲んだら

一緒に冷蔵庫にあった昨日の味噌汁

明日まではもつまい

だからおたまですする

いつかの映画で囲炉裏に吊るされた鍋から

木のへらで貪る ...
今日も街は動いている
人が同じように同じ橋を渡っていく
彼らの行くその道こそが一番正しいのだろう
昨日までバカにしていたアイドルも
今日では国民的アイドルとなっている
昨日のことなど振り ...
毎晩
息をふきかえす恋情の手をにぎって
墓場へつれていく

そうして
同じようにして来たあなたと
抱き合ってから
墓を掘り返し
うめる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
陰極まって陽生ず渡辺亘自由詩3*12/9/20 21:59
ハッブル望遠鏡6自由詩112/9/20 21:55
ゲロ短歌2花形新次短歌112/9/20 21:00
未完の歌紅月自由詩412/9/20 20:47
ラオス人の性の教師和田カマリ自由詩012/9/20 18:43
貧しいレゾンデートルシャドウ ウ...自由詩212/9/20 18:39
琉球の秋朝焼彩茜色自由詩9*12/9/20 17:19
小奈留沢くん花形新次自由詩212/9/20 16:19
昔話か?HAL自由詩6*12/9/20 15:26
引越しと帰り道昼寝ヒルズ自由詩612/9/20 14:40
いつものことうずら豆自由詩1*12/9/20 14:36
Let's Dance自由詩2*12/9/20 14:35
シアンの心石瀬琳々短歌4*12/9/20 13:45
犬と鳥……とある蛙自由詩14*12/9/20 12:25
虹の詩木の若芽自由詩112/9/20 9:59
【 感謝状 】泡沫恋歌自由詩11*12/9/20 9:58
胸に映る景色木の若芽自由詩312/9/20 9:50
みたまにそらの珊瑚自由詩17*12/9/20 9:15
ユーズドカーв+в自由詩1*12/9/20 8:13
遠くに見えるもの / わたしはいつまでも分らないのだったbeebee自由詩28*12/9/20 7:43
夏ばてぎへいじ自由詩5*12/9/20 6:27
チルドレン平井容子自由詩1012/9/20 4:24
XYZ…アラガイs自由詩7*12/9/20 4:20
もう一度、もう二度と。永乃ゆち自由詩4*12/9/20 3:17
星空の果て自由詩3*12/9/20 3:06
穴ぼこかなりや自由詩112/9/20 3:05
僕の夜智鶴自由詩412/9/20 2:47
冷たい味噌汁灰泥軽茶自由詩8*12/9/20 2:45
あなただけには勝って欲しい番田 自由詩312/9/20 1:56
うめるはるな自由詩512/9/20 0:45

Home 戻る 最新へ 次へ
2890 2891 2892 2893 2894 2895 2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930 
5.75sec.