どこかにかくれたきみのこと
みつけることができなくて ないてかえったぼくだった
ふたりはとてもなかよしで いつもいっしょにあそんでた
いたずらだいすき ...
泣いて
泣いて
泣いて…


もし君の中にはいれたなら
君の気持ち
今よりわかるのかな


私のすべてで
君を抱きしめられたなら
私の気持ち
今より伝わるのかな
...
                   120823


ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
...
やる気スイッチ
押しすぎて壊れちゃった

水をやっても動かない
強く押しても
かたりともいわない

困ってしまって
優しくしても
今さらなんだと横むいてる

走らなければ
間に ...
善意と酸素に満たされた部屋で
私は彼を歌にする。
彼の夢に出て来た女の子すべてに
私の名前をつけてあげるかわりに。
粘膜、殻です。
頭のふたつある蝸牛、忸怩たる思い。
じょうろ、ぶらんこ、あいろん、きれいです。
泥濘と透明のまたたき、晩夏にのみ許される不穏。
あ、え、い、を、ん。
不細工な男の ...
踊らないか ぼくと一緒に
踊り尽くして一生を終えないか
そうすればきみの一生もぼくの一生も
意味あるものとしてこの世を去れる

だからぼくと踊らないか
壁の花になることはなく
ホールのセ ...
僕は派遣だから
正社員の友人と
どこかに出かけるにしても
何をすることもできない


気づいたらこうなっていた
僕が選んだというわけでもなく
君はいつもそこにいたわけだ


...
さびしさとタスクバーの片隅にひかる閃光全身で雨



名付け/ず/に//季節/を/過す////青春/////の/区/切り/を憂うこ/と/の/な/き/よ/う



カーテンやライトをすべ ...
{画像=120823231310.jpg}

なにも変わらなくて
加速していく、
愚かさを携えて
滑らかな鎖骨の線を
辿っていく途中に
君を見失う

ねえ
熱くて
どうしたらいい ...
僕らは ひとりじゃいられないから
引かれ合って
手を取り合って 近づいて
抱きしめ合って 求めて
もっともっと
互いの境界線さえ越えて
ひとつになって
融け合って

ぐちゃぐちゃにな ...
症状は悪化する一方
健常を装って吊革にしがみつく
どうにもなりようがないと自分を諫めても
慰めになってない

痛みで脳が壊れていく
窓の向こうは薄墨の壁
何か願いでもあればいいけれど
...
水晶の谷に雪が降る

青い量子の雪だ

ゆらぐ

水晶はちらちらと輝く

輝ける季節

冬も夏もない水晶の谷に雪が降る

ララ、歌おう

水晶の谷にいま雪が降る、雪が降る
...
息の吸いかたも

息の吐きかたも

忘れてしまった

私は愛しき敗残兵

顔の作りかたも

その戻しかたも

忘れてしまった


夏が逝きます

今度こそ

言葉 ...
暗きより 暗きへ移る この身をば
このまま救う 松かげの月



これは松永伍一という詩人の母が残した、辞世の歌らしい。
暗闇の中で人にとっての救いとは何だろう。

明かりが ...
外だ
飛び出してみれば
黒いはずの木の外際に
粘菌がかかれてた

決めた
そう思って辺りは暗く
誰の虫の音も聞こえない

分かった
これは
意味のない白線引きの
後を追いかける ...
山ぶどうに覆われた丘陵地沿いに車を止め
アキアカネの静止
止みきらない雨
昼から夕へ傾むいてゆく
キリギリスたちの単調なコーラスに
ヒヨドリの絞り出すような歌声が響いていた

この辺りの ...
この世でいちばん大切なこと

それは親への感謝だと思う

小さい頃どこかへ連れていってもらったとか

育ててくれたとか

そんなことへの感謝ではなくて

それは親への無条件の感謝だ ...
蟻だ
物凄い数の蟻だ

僕は
涎を垂らしながら
テレビのニュース映像に
釘付けになっている

パレードだ
角砂糖の数珠繋ぎだ

僕は
指をくわえながら
熱狂と陶酔の蟻の行 ...
茅ヶ崎駅近くのライブハウスにて 
カウンターに並んで座った 
詩友の欣(きん)ちゃんは、店員の女の子に話しかけた 

「名前、なんてゆうの?」 
「かれんです、名前負けしてるんですぅ」 
...
本当に死ぬひとはだまって死んでしまうように
心が動いたなら詩はかけない
  陰気な病院が
  頭の方から
  青空をゆっくりと降りてくる



  逆さまになったまま
  患者のひとりは今、
  あざやかなレタスを食んでいる
  桃色の看護婦がそ ...
バックから
するだけならば
お互いに
顔の良し悪し
関係ないべ





一応は
それらしい声
出してるが
鏡越しの顔
既に飽きてる
意気地なし!あなたは意気地なし!
あなたは紺のスーツに身を包み、髪の毛を整えた。
メガネをかけて、りりしい瞳で部屋を一瞥する。
その風景の中にはわたしは存在していますか?

あなたの目に映る ...
大吉さん 二年続けて やって来た

北向けば 洗濯途中の 枕有り

相談を ヘラで返して 見上げた空の 夕暮れは
藍色の帯 海は亡きかな

ピリ辛の ゆず胡椒を ふりかけて 炒めました
...
読んだふりして投げ出した恨みも捨てにブックオフ

いまさら人生の意味なんてと言いながら尾崎豊を聴いている

じゃんけんに勝ったら寝るよと言った娘のおそだしのズルを言えなかった夜

恋人にな ...
燃える空は急かせない
そこに生まれる黒い鳥
連れ去るもの
連れ去られるもの
何もかもを後ろ背に

窓辺からのささやかな風が
ゆっく ...
サイレンをならし走り来る救急車
みな時をとめ 道をゆずる

優しさの道を
願いに包まれて去る白い車

大事なひとに無事でいてほしい
はっとするほどはっきりと
一致して
家路へ急ぐ通り ...
ほそながい野菜はよく噛んで食べるんだよ
そう、きこえる
ぼくは眠っている
がじゅまるの根元
つる植物が引き倒そうと手を伸ばして
伸ばし果てたんだよ
そう、きこえる
ばあさんの声 ...
{引用=



海のむこうは
まだ 昨日という夜のやすらぎのなか
夏の 陽をすった赤い顔の子が眠る


男の顔をしはじめた お前の
ベッドのはしに座れば 薄暗がりのそこは、
青い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「やっとみつけたきみのこと、とおいむかしのかくれんぼ」秀樹自由詩312/8/23 12:15
君のしるしジュリエット自由詩112/8/23 10:51
抜群あおば自由詩9*12/8/23 9:40
壊れたスイッチ朧月自由詩412/8/23 8:37
Veronica青土よし自由詩412/8/23 3:39
わたしはあなたにとって慈悲深い存在であるという証し自由詩212/8/23 3:17
ぼくらは踊るHAL自由詩6*12/8/23 3:10
戻れない時番田 自由詩212/8/23 2:47
ヘリウムガスと絶望と恋佐伯黒子短歌612/8/23 1:13
熱帯夜AquAri...自由詩0*12/8/23 1:12
ビッグバン結城 希自由詩312/8/23 1:07
対峙chocoa自由詩212/8/23 0:39
この世のどこかにすべてが水晶でできた谷がある。高原漣自由詩1*12/8/23 0:18
私の愛しき敗残兵吉岡ペペロ携帯写真+...612/8/23 0:02
暗闇の中でシャドウ ウ...散文(批評...012/8/22 23:46
090712mizuno...自由詩112/8/22 23:33
境目も変わり目もなく ただ足音が響くだけただのみきや自由詩14*12/8/22 22:58
いちばん大切なこと吉岡ペペロ自由詩112/8/22 22:53
パレードには行かないnonya自由詩29*12/8/22 21:22
貯金の音 服部 剛自由詩512/8/22 21:10
じゆう佐藤伊織自由詩212/8/22 21:05
病院が墜ちる草野春心自由詩712/8/22 20:46
後背位短歌1花形新次短歌112/8/22 20:32
あなたいぬぐす自由詩3*12/8/22 19:35
表面張力藤鈴呼自由詩6*12/8/22 19:29
ちょっとだけ哀しい人生梅昆布茶自由詩1112/8/22 18:16
平和ボケ中山 マキ自由詩112/8/22 18:16
夕方の交差点朧月自由詩212/8/22 16:39
Mr.夏バテズー自由詩1*12/8/22 15:13
Birthday Card月乃助自由詩12*12/8/22 13:32

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加筆訂正:
Birthday Card/月乃助[12/8/22 15:01]
少し、追加
4.52sec.