私の人生を一冊のノートに綴れば
なんて薄っぺらいものになるだろう。
あなたと出会った事も
時折情熱を感じただけと言ってしまえば
それで事足りる。
泣いた事も笑った事も ...
同じアパートに十年も暮らすと、周りの景観も少しづつ変わってくる。
月極駐車場だった所は小奇麗なワンルームマンションになり、私のアパートの隣の旧いアパートは取り壊され、モダンな一軒家になった。今も ...
凍る舌苔が擦れあう
蟻の蘇生のような精密さで
「植物園は愚かである」
そう言って祖父は息を引き取った
(半熟の花粉を舐めとったのは誰だったのだろうか?)
叔母の潰れた踵によると
...
完璧なうそをつきます君のためたったひとりの女神降臨
レイトショー:スピリチュアルなともだちと遭遇概視感星がきれいだ
砂遊び いまだに君が作るのは壊したはずの両思いの城
...
幾億年同じ軌道を廻ってる地球の上で今日も「しにたい」
八月の溺れる海で彼は呼ぶ寺山修司寺山修司
台風の風に流した万札をだれか拾ってくれたらいいな
赤坂でメル ...
空の透明感
空気の澄んだ香り
星が輝き瞬く夜
何もかもがこの夜に溶け込んで息をする
黒い瞼の奥に誘われてしまえば
より一層闇に支配されて
静かに私も同化する
そうすれば
き ...
雨は嫌いじゃないけど
何日も降り続いたら
さすがに気分が滅入ってしまう
部屋の中のカーテンやクロスまで湿って
身体が重く感じるのは
雨の重力のせいかなあ?
陰鬱な閉塞感に
ついに頭ま ...
親のいうことをきかないと死んじゃうからたいへんだ
きょうは花火大会
火薬のにおいをかぐために
ずらずら歩いて
親においつくために必死に歩いて
きれいだなあ花火
ゆがんだドラえもんきれいだな ...
ソファーで寝転がり落ち込むお母さんをはげます
休日の午後
海外のビールを飲んでいる
夏休みだとおもう
地下鉄にひとりで乗れなかった
ないしょで飼ってるのに
賃貸の壁でつめをとぐねこ
...
たくさんの・かれた・ちょうが・おうだんほどうを・わたってゆく・
ように・みえる。
あすふぁるとにひかれた・しろいせんのうえに・とまった・と想ったら
すぐに・また・いちどきにとびたってゆく。
...
横向きで寝る
いっさいの灯りを消しても
消せないものが浮かんでくる
まぶたを閉じても
眼球が光のない世界で動くように
スイッチを切ったつもりでも
同時にもうひとつのスイッチが押されている
...
木漏れ日が忘れかけてたもの照らす一筋の道助けてくれる
切れそうな吊り橋渡る村の人「心配ない」とジャンプする人
怖いもの聞いても君はないという愛の法則取り入れている
駅を出た人々 ...
昔のことではなく
最近のこと
肩を揺らしながら笑い
見つめ合い
背を向けた
最近のことではなく
今日のこと
肩を揺らしてみた
見つめ合い
目を背けた
今日のことでは ...
慣れないバスに揺られて 天神の街にやってきた。
別にパレードを見に来たわけではないけれど
街はパレードで大騒ぎ。
意図してないのに巻き込まれてしまって
抵抗してはみたのだけれど ...
先にどちらが言うともなく、晴田と奥山は学校が終わると晴田の家に行き、カバンを置いてボールを持つといつもの公園に来た。
サッカーの練習をするためだった。
晴田と奥山は小学一、 ...
メリーポピンズは
たぶん あったことがない人だけど
ジェリービーンズならば
知ってるんだ
詩ってるんだ
歌ってルンバ
無礼だとけしかけられた舞踏会
武道会か
葡萄階だと信じてい ...
僕は今日も
来てしまった
街を見渡せる
坂道のフェンス越し
君のこと
想い浮かべながら
眺める夕日は
ロマンチック
誰もがまだ
本当のサヨナラをしてないから
この赤くひかる ...
使いすてのミュージック
心にも無いメロディーを歌うかい?
使い捨てのミュージック
ありきたりの言葉で泣いて笑うかい?
きっと悔しいことや
悲しいこと
なんだかんだ思うことなんかを ...
今日は素晴らしき日曜だ
嵐に弄られる街路樹と
無意味に転がる棒切れが
呼吸のように入れ替わる
ペテンのような日曜だ
あなたの瞳の奈落に潜む
鬼火のような問いかけは
閃くごとに ...
かさかさの唇
リップを塗りなさいと母に言われた
冬になるとどうしても割れるから
めんどくさくって塗らなくなった
君の髪はぐるぐる
ごつい リファンレスヘッドフォンと
...
「The first place」
いつも、夜が明ける頃にはゆらいでいる、僕の詩。
(ちいさな卵が孵化し、深淵からやってきた一羽の雛鳥)
いつも、夜が明ける頃にはふるえている、僕の詩。
...
昨日大好きな大好きなドナルドに初めて会った。
びっくりした。
僕は34歳だけど、
写真撮影の順番待ちをしている50分で
みるみる子どもになっていった。
ドナルドとハイタッチし、
ハグを ...
僕をそのまま酸欠にしてね
内臓がぜんぶ月の石になってしまうような夜
どちらにせよ死にたいという言葉は
とてもとても不適切で
もう子供じゃないね
僕たちは
もう二度と書けない詩のことを
...
白い沙漠にころがる 8つのパーツをみたとき
なかなかいい出来だ、と思った
罪悪感に駆られて食べた中指が
胃の中でじんわり溶ける
よく考えれば
一昨日のきつねう ...
闇の底にいた時間が他の人よりもほんの少し長かったせいか、
私には本当に少し、かすかな光でも、
太陽の光をすべて集めたくらいの希望に感じたものです。
すがるものが、何ひとつなかったですから。
...
転職を考えている。
今まで肉体労働を考えてきた
しかし部活も文系で
体を鍛えていない。
勉強ばかりしてきた。
頭脳労働を目指すべきである。
自分の特技は考える事
組み立てる事。
...
寒いとき
辛いときほど
月がきれいで悔しい
満たされているときほど
見えなくなるものがあるのかも
着込んでも寒くて
君とのことや
明日のことを思うと不安で
...
遠い星を見つめて
丘のうえ爪先だちで
手を伸ばしてみる
遠い
遠いんだと実感する
掴めるものは何もない
墨色の空/新月の空
星はこんなにも
たくさん瞬いている
風が吹いて ...
いつも秋でした
失われていくのは、たしかに
季節のにおいが濃く沁みる
秋の漂うなかでした
かえりみれば
いつだって想いばかりで
目を伏せて語れば
なにごともかなしみを含んでしまう
...
なけなしの力で振り払うことができたのは小さな羽虫一匹
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一冊のノート
永乃ゆち
自由詩
3*
12/10/29 17:54
白い猫の話
MOJO
散文(批評...
1*
12/10/29 17:42
冬髪
葉月八日
自由詩
1
12/10/29 16:01
超絶女神的恋愛考察群
佐伯黒子
短歌
1
12/10/29 15:09
青年の/芸術よりも深い哀
〃
短歌
0
12/10/29 14:53
夢想の世界へ
柊 蒼衣
自由詩
8
12/10/29 14:33
【 サンダル 】
泡沫恋歌
自由詩
8*
12/10/29 12:53
センチメンタルバーカ(仮)
ともちゃん9...
自由詩
5
12/10/29 12:09
家族旅行の計画
〃
自由詩
5
12/10/29 12:07
たくさんの・かれた・ちょうが
北野つづみ
自由詩
4
12/10/29 10:55
夜へ
そらの珊瑚
自由詩
20*
12/10/29 10:24
木漏れ日
夏川ゆう
短歌
0
12/10/29 9:06
白む空
小川麻由美
自由詩
2*
12/10/29 4:40
うずくまる灰色の塊。
元親 ミッド
自由詩
3
12/10/29 3:09
パス
日雇いくん◆...
散文(批評...
0*
12/10/29 2:32
ルンバ
藤鈴呼
自由詩
2*
12/10/29 2:17
坂道のお化け
うみこ
自由詩
4*
12/10/29 0:57
使い捨てのミュージック
なかがわひろ...
自由詩
2
12/10/29 0:49
感傷に溺れて笑う日曜に
ただのみきや
自由詩
15*
12/10/28 23:54
くちびる
川上凌
自由詩
1*
12/10/28 23:28
絶語
とりかご
自由詩
5
12/10/28 23:25
ドナルドダック
三田九郎
自由詩
3*
12/10/28 23:24
18
いつも神様の...
自由詩
3
12/10/28 23:07
ぼくが彼女をころした日
川上凌
自由詩
3*
12/10/28 23:06
希望の朝
三田九郎
自由詩
1
12/10/28 23:06
明るく楽しく
ペポパンプ
自由詩
7*
12/10/28 23:05
月夜の涙
三田九郎
自由詩
1
12/10/28 22:44
流れ星をつかむ
kauzak
自由詩
17*
12/10/28 22:35
ちいさいあき
高瀬
自由詩
1
12/10/28 22:31
なけなしの
はるな
短歌
1
12/10/28 21:49
2899
2900
2901
2902
2903
2904
2905
2906
2907
2908
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2910
2911
2912
2913
2914
2915
2916
2917
2918
2919
2920
2921
2922
2923
2924
2925
2926
2927
2928
2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
4.68sec.