When the world is mine...

火曜日は街の背中の見える丘でアルマゲドンをひとり待つ予定


タンポポを折った帰りは電柱を倒すべきという義務の問題


相対性理論 ...
買い物袋を持つ
袖口から覗く彼女の腕には
野犬に噛まれたような夥しい赤い痕がある
ぼくの腕にも、
同じような痕が犇めいている ...
{引用=
長らくご無沙汰しております


 要に結ばれた 松の葉が
 はらはらと舞っていたりするものですから

この世で添い遂げられなかった二人の 死骸の群れのように思え
いたたまれず ...
あたいさあ
本当は
道徳的な人じゃない
自分でそんなことするのって
何だかとっても
悪いことしてる気がして
すごっく悩んだ

こんなことしてると
いつか罰があたる
ダメよ
止めな ...
ある女性から振られて
運気が下がった。
身から出た錆だった。
必死にあがいたが
ダメだった。

前世からの因縁で
地獄行きが決定した。
もう夢も希望もない。
仕事もその内首になる。
...
私は、心を失ったロボット






























...
彼が学校を卒業し
規則的に飼育された褒美の
初任給は最初に受け取る聖水
システムの管理の上に
嫌がおうにも引きずり出された
学生気分の抜けない彼でも
一種の儀式として
激しく揺り動かされ ...
「大きなもみじ」
              木の若芽


いろんな木の葉が散り交じる
大きい葉 小さい葉 ぎざぎざの まるいの
一面にふりまかれた気取りない木の衣装の端切れ

  * ...
「風が来るところ」
           木の若芽


雲ひとつない空に
しばらくしてひとつだけ見つけた雲は
空に浮かんだ理想郷の島に見えた
ああ でも今日はここが理想郷だ
あの雲まで ...
恋はまぼろしなんじゃないか
だからこんなに美しいのだろう
夢はまぼろしなんじゃないか
だからこんなにはかないのだろう
人生はまぼろしなんじゃないか
だから今一瞬しかないんだろう
現実は現実 ...
「未来の語り部」
           木の若芽

小さな草たちがかすかな声で歌い始めた
わたしも声に出すことを見つけよう
歌うこと語ることを 掘り起こし練り上げよう

肌を光で包んで風 ...
誰にも届かない言葉に意味はあるのか
そんな風に疑いながら自分の言葉を探してる
声なんて無くなってしまえばいい
そんな風に思いながらすぐに歌を口ずさむ
死にたいと嘯きながら約束をする
そんな風 ...
耳が痛い

あなたが言うので
のぞきこんだ

産毛に抱かれるように
あなたの
恋人からの言葉がひかっている

それを持ち帰り
窓辺においてやると
いよいよ優しげにひかってい ...
あまがみのはずが致命傷 怪しいチップうづめられている 雪女の夏服に納得がいかない 枯柳カーテンのない天女部屋 帰り花コーネリアスのヘッドフォン マイルスのジャズ串にさす焼き鳥屋 ときに戦場で敵の銃弾を受け
即死できずに藻掻き苦しむ同胞を
楽にしてやるため
こめかみに銃口を押し当て撃ち殺す
慈悲の一発と呼ばれる
神の意思に背くものが存在する
悲しさと寂しさは
似ているようで違う
悲しさには少し
怒りの気配があり
寂しさには少し
温もりの気配がある

楽しさと嬉しさは
似ているようで違う
楽しさには少し
短さを感じ
嬉 ...
ありがとう と
言うことはできるけど
想うことはむずかしい

平等という言葉を習いすぎて
不公平という言葉を使いすぎて

列を乱してはいけないの
群れとは並ぶことじゃないのに

感 ...
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

...
雨上がりの朝 音楽会は終わり あたりは拍手のように光っていた

──終演

濡れた落ち葉は閉じられた楽譜 土に還る日を待つのだろう

    ──静謐

鳥は何の疑問もなく冬へと向かう ...
熱せられてどろどろになった
黄色い言葉を型にいれる
冷えてプリンのように固まったのを
皿の上にもる

黄色い言葉は
テーブルの上の静物画だ
触れると聴いたことのある歌声
この中にきみが ...
歴史に突き刺さった彼の脚を
歴史に絞め殺された彼の眼を
上空を飛び交う空の歴史へと組み替えよ
縮み果てている そして
端をどこかに置き忘れてしまった
空という平坦な炎に死んだ憎しみを与えよ
...

カモメが鳴いている下を空が飛んでいた。水、用意していきます。貴方の前で涙が涸れるといけないから。塩水、用意していきます。天気予報は大体見ないの。消しゴムを転がして一応は予測するけれど、傘も、長靴 ...
自分に
向けた 背で
生きて
何を思うべきだろう

金は何も 人に与えない
街をさまよう旅人である僕は今日も知らない
夏の駅に戻って 歩きたい 強い日差しを浴びながら 
緑の中で青 ...
空港で飛ぶコウモリ、
背中にはりつく電波は一級品で
然るべきナビを覆う

真っ白な暗号
際限のない街の灯り
日本だとはいえ、
どこだか分らない。

HUKUOKA
HUKUOKA
...
キミのことが大好きです。

大好きなんです、どうしょうもなく。

そんなキミを、守りたいって

僕はいつしか思うようなったんだ。



そして

キミを守ることができ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
世界が私のものだったころ由比良 倖短歌8*12/11/15 21:19
『共喰い』あおい満月自由詩6*12/11/15 21:19
秋の便り月乃助自由詩13*12/11/15 21:04
話したかった花形新次自由詩112/11/15 20:54
どうあがいても地獄行きペポパンプ自由詩5+*12/11/15 20:40
マリオネット世江自由詩1*12/11/15 18:58
初任給和田カマリ自由詩1*12/11/15 18:33
大きなもみじ木の若芽自由詩412/11/15 16:01
風が来るところ自由詩112/11/15 15:59
まぼろし渡辺亘自由詩212/11/15 15:58
未来の語り部木の若芽自由詩612/11/15 15:46
冬の朝日Mélodi...自由詩112/11/15 15:35
はるな自由詩812/11/15 15:11
あまがみのはずが致命傷北大路京介自由詩812/11/15 12:52
怪しいチップうづめられている自由詩312/11/15 12:52
雪女の夏服に納得がいかない自由詩312/11/15 12:51
枯柳俳句112/11/15 12:51
帰り花俳句012/11/15 12:50
焼き鳥屋俳句112/11/15 12:50
慈悲HAL自由詩1*12/11/15 12:23
似ているようで小原あき自由詩11*12/11/15 11:54
ありがとうの群れ朧月自由詩312/11/15 11:08
言動のピース吉岡ペペロ自由詩412/11/15 10:35
冬鳥そらの珊瑚自由詩2012/11/15 9:50
黄色い言葉殿岡秀秋自由詩612/11/15 6:39
葉leaf自由詩412/11/15 5:35
部屋のなかは遠くて明るい由比良 倖自由詩2*12/11/15 2:59
かけらの詩番田 自由詩212/11/15 2:50
:earphoneプテラノドン自由詩412/11/15 0:32
守るべきものに守られて。元親 ミッド自由詩412/11/14 23:51

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