同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日 影が疼く 希望とは失うものと教えられ翼を脱いで宇宙を爆破 服従のポーズで寝てる我が夫 知らない人の睫毛ついてる 手伝いはしないのだけど力こぶ見せてニヤリと笑う電柱 静かにそうっと放っておいて

小さなカタマリは

片隅で

少しだけ浮く

なぜ浮くのかしら

小さなタマシイは

わたしの耳の裏で

そっと囁く

いいことかしらと
...
霙と嵐と雷鳴で
十一月の夜が揺さぶっている
手のうちなんざ知れたもので
瞳は渇いたまま空を切る

初雪が覆った小さな棺
添い寝をしたくてもできなかった
小さな棺がゆらゆらと
時の浪間を ...
プロペラは淡くめぐり
煙を追い出す、雑木林に目をやると
(野良犬にこじ開けられた)
トタン塀の隙間から人影のような雑草が
生えていて
風が吹くと意味もなく揺れる。くすんだ
ビニールのコルセ ...
冷たい空気が流れている

口に含むと清らかな声がする

春の匂いに予感する

夏の記憶が乱反射する

秋の夕暮れが頭から沁みだす

冬の初々しさに笑顔をほころばす

時と記憶が ...
悲しみの色は暗闇のような藍色で

そっと触り

柔らかくふかふかとしていれば

そっと手で持ち上げて

声もなくはらはらと「雫」

耳を押しあててその敏感なふれあい

あなたの ...
僕らの見上げる空には

いつでも、どこに行っても

電線がはりめぐらされていて

そうしてそれは

離れてしまった、僕とキミとを

いまもどこかでつないでいる

そ ...
もっと、もっと

悲しみをちょうだい。

もっと、もっと

寂しさをちょうだい。





ありとあらゆる喜びは

ありとあらゆる幸せは

大きければ大きい ...
山肌が白い霧に包まれた
湿気を含んだ僕の心は震えた
顔の表面はおびただしい冷や汗を纏う
手で触れるような見晴らしのいい

空にあった雲が山にしなだれかかり
柔らかく、次第に重みを増して
...
  痩せた熊が
  水底に沈んでゆく
  両の眼を開けたまま



  だだっぴろい冬は
  晴れた日の砂漠のようにきらめき
  しろい女は
  しろい男の唇に
  海より ...
気が付けば僕の手に触れてくるあなたはひどい

連れだってゆっくりとただ過ぎていけばいいと思った帰りの足を

楽譜はまだ一枚の半分も来ていないのに

きっかけに躓いて顔は血の気を失せようとし ...
冷たい外気に晒されて

あまりのその寒さに

この季節だけは、衿を立てて歩く。





灰色の街は2倍速の早送り。

慌ただしい月末で、

街で見かける誰もが ...
形のないものは
素晴らしい。

人に好かれるのは
簡単だ。

元気な人が好きならば
元気な自分にすればいい。

静かな人が好きならば
静かな自分にすればいい。

演じるのではな ...
夢や希望がないと
生きられない
どんなに苦しくても
ご褒美があれば生きられる。

どんなに大変でも
人の笑顔を思えば
生きられる。
支えてくれる人が
いれば生きられる。

勇気と ...
太郎さん
紛らわしいぢやありませんか
太陽の「とう」と云えば
 ♪こおんにちわぁ〜こぉんにちわぁ〜っ
世界の国ではあの梅原画伯と同じく
 「こらぁルノワールとセザンヌの折衷だべやー」
何の ...
文字では
なにも言い表せられないし
音では
踊らせることはできないし
絵筆と色では
なにも
描くことができない

あなたが
どれだけわたしに近づいても
あなたに
触ることもで ...
この命
かけてもあなたは知らんぷり
この名前に
かけてもあなたは知らぬ風

レモンをギュッと絞って
ジュースにしたら
あなたにあげる
ストローも貸すよ

おかしいよねこんな顔
困 ...
安いワインに合うつまみばかりくわしい男のひとのことを好きだった。朝といっても良いくらいの深夜にいつもちがう場所でお酒を飲みながら、ぽつりとそういうことをつぶやくので一度など缶詰と大きなライターをコ ... 19年、何かを追いかけてここまで来た
19年、何かから逃げてここまで来た
「繰り返してる」なんて言うなよな

後悔するだけの一日を積み上げて、一段飛ばしで駆け上れば
誰でも見れそうな街並みだ ...
海外にきて1ヶ月
ずっと風邪を引いてる
ホテルのベッドで横になりながら
音楽をきいて本を読みネットをして
また眠る
ルームサービスにも慣れてしまった
途中から贅沢とは考えなくなった
ベラ ...
空気のにおいが変わり
熱と衣は円に舞う
夢を盗む夢を見たあと
共犯者を思い出せない


葉と花の足跡
街を分け つづく
はじまりを知らず ただ
はじまりから来たことだけを ...
感情は、体外に増設可能。なぜ、あなたは飛ぶ記憶を持っているのかな? なぜ私は深海の花の記憶なんて持っているのだろう。体重が六五キロでも四五キロでも私は私で、だとしたら私はどこまで小さくなれるのだろう。 ... あなたは見えない涙を流して泣く。未来がないのだ、と。すべてのドアは閉じられてしまった。窓を開けても、きっと見えるのは、ここよりももっと暗いところだ。音楽は盗まれてしまった。私はもう何も感じない。何も感 ... 舞い上がるな
舞い踊るな

花よ 蝶よと
天塩に育てて

真綿の風呂に
そっと 浮かべた

桜色の 笑顔
揺れる 戸惑い

眠気の中で
真実を 探す

モノクロの心を
...
iPS細胞を
ポコチンに移植したら
黒人並みになるのかしら

もし可能だとして
亀頭とそれ以外
皮も
違うものだから
気をつけなくちゃ
ならないわね

これ以上
皮に増えられて ...
その灯台には灯台守が不在だった
しかし夜になると明かりがともり
海峡の向こうの
いくつもの遭難船を導いた

(遭難船からは
 漁期をのがした青白い
 懐かしい人々がぞろぞろと
 つむぎ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日北大路京介自由詩6*12/11/19 0:31
影が疼く自由詩2*12/11/19 0:30
短歌412/11/19 0:28
短歌1*12/11/19 0:28
短歌312/11/19 0:27
綿埃灰泥軽茶自由詩6*12/11/18 23:48
正気の沙汰ただのみきや自由詩20*12/11/18 23:47
:detourプテラノドン自由詩712/11/18 23:46
地下水灰泥軽茶自由詩6*12/11/18 23:39
悲しそうにTAROぱっ...自由詩112/11/18 23:33
無造作に引かれた空の線。元親 ミッド自由詩312/11/18 23:32
忘れることのないように。自由詩012/11/18 23:28
湿った風景TAROぱっ...自由詩112/11/18 23:20
痩せた熊草野春心自由詩812/11/18 23:19
うすら寒く愛しいあなたのTAROぱっ...自由詩312/11/18 23:18
宙に舞う小雪のように。元親 ミッド自由詩112/11/18 23:16
形状不記憶神木♪龍自由詩012/11/18 23:15
夢や希望がないと生きられないペポパンプ自由詩10*12/11/18 23:13
何ですかsalco自由詩3*12/11/18 23:03
壁紙はるな自由詩512/11/18 22:16
愛の奇跡杉原詠二(黒...自由詩112/11/18 22:11
日曜日の夜はるな散文(批評...312/11/18 21:52
19年ボトルシップ自由詩012/11/18 21:37
mizuno...自由詩312/11/18 21:24
昼と白木立 悟自由詩712/11/18 21:05
ディメンション由比良 倖自由詩212/11/18 20:34
無音変奏曲自由詩3*12/11/18 20:32
真綿の風呂藤鈴呼自由詩1*12/11/18 19:54
iPS細胞花形新次自由詩112/11/18 19:37
灯台綾野蒼希自由詩2*12/11/18 17:32

Home 戻る 最新へ 次へ
2874 2875 2876 2877 2878 2879 2880 2881 2882 2883 2884 2885 2886 2887 2888 2889 2890 2891 2892 2893 2894 2895 2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914 
4.56sec.