なけなしの力で振り払うことができたのは小さな羽虫一匹
あなたの
向い側で
点滅するような表情を
じっと見つめていた
愛しいのか
悲しいのか
ずいぶん前に
わからなくなってしまった
触れたいのか
こわいのか
わからなくな ...
数えることばかりで
月はすっかり濁ってしまった
いとしいものばかりで
夜は明るくなりすぎた
これからは
もっとたくさん
ひとを傷つけよう
もう
それでしか
眠ることさ ...
嘘を憎むのなら
誰かを傷つける罪を覚悟しなければいけない。
嘘を否定するのなら
真実を受け入れる強さを持たなくてはいけない。
あの晩彼女をありきたりな理由で傷付 ...
あの日あなたが何気なく
捨てた言葉を後ろから
こっそり拾って生きてます。
あの日あなたとすれ違った
独りよがりな愛してるを
こっそり胸に抱いたまま眠ります。
あ ...
雨の夜には
わからないことを
わからないままに
しておいてもいいらしい
とりあえず
今日をちゃんと終える
それだけでいいらしい
雨はなぜふるの
今日と昨日までを
とんとんとな ...
蜜はいらんかえ
蜜は、蜜はいらんかえ
採りたて搾りたての
蜜はいらんかえ
甘いアマーイ蜜はいらんかえ
三日風呂に入らなかった末の
蜜はいらんかえ
JKの新鮮な蜜はいらんかえ・・・うっ、う ...
歩いていたら
むやみやたらに歩きすぎていたようで
でも本当は進んでいなくって
うまれるのは
足の振子と呼吸数
皺と涙
そして自分の影の数
5ねんご10ねん・ご
わたしは
・・ ...
ひとり寒い夜は
星を見に 小高い丘のベンチに座る
きみの温かみがぼくの隣に居て
白い息が もやりと消えた
そうしているうちに
一等星から順番に
金平糖みたいな星のかけらたちが
きらきらき ...
雨に濡れてでもなくカラスは
強いか弱いか
自分のモノサシしか持たない私が
おそるおそる見上げる電柱の上で
ぽつりぽつりなくカラス
たったひとり
それよりも高い空からおちてくる
雨 ...
宇宙という、漆黒の永遠に向けて
夜しかない、音もない、無に向けて
いるのかいないのかもわからない異星人に
黙々とモールス信号を打ち続ける。
或る日、
一つの誓いをたててみた。
...
ああ、加速していく
もう自分にも誰にも止められない。
ああ、加速していく
紅蓮の炎の尾を引いて
その全てが燃焼している。
もう、わけがわからない。
ただ、この世の深い深い漆黒の ...
いつしか、
あたりまえのように車の運転ができるようになって
あたりまえのように仕事をはじめた
21本のろうそくは多すぎて
ケーキは穴だらけになった
でもね
にんげんは
と ...
何もなければ 空は
濁っていない
雨はあんなにも清く
陽もこれほどに快い
人の濁った思念だけが
陽を曲げ 雨を止ます
心から泣け!そして笑え!人の子よ
自然そのままの陽と雨のように
121028
唐黍を蒸す
蒸す蒸す
蒸してから喰らう
食うとは異なる表現でかっ喰らう
腹がふくれるまで喰らう
麹町まで出かけていって喰らう
...
自然界は排除をしない
ただ命で在るだけなのだ
受け容れては華やぎ
受け容れては澄まし
受け容れては汚れ
受け容れては誕生し
受け容れては滅びる
自然界は排除を ...
寝過ごして秩序を失う。
旧いシトロエンのタイヤがハズレている。
君は身体を失った。
キャンディーを食べながら木綿のワンピースが揺らめいてた。
僕はバス停で来ない誰かを待っている。
...
その空っぽの瓶には「無」とラベルが貼ってある
そこに私たちは無を見る
その空っぽの瓶には「 」とラベルが貼ってある
そこに私たちは意味を見る
その空っぽの瓶には何も書いていない
...
友に大切にされるには、つぎの三つの心が大切だ。
・俺が、俺が、と自慢しない心。
・虚勢を張らない心。
・意地悪をしない心。
友に惜しまれ、友に励まされる人間であるためには、真面 ...
オナラダの丘はナメッチョーレの住人から
世界の果てだと思われていた
オナラダの丘の先は切り立った崖で
空は常に厚い雲に覆われていた
夜になると漆黒の闇に包まれ
辺り一面何も見ることが出来なか ...
もうすぐ明かりが消えようとしている
後に残されるのは、冷たい輪郭、電灯の
もうすぐ明かりが消えようとしている
後に残されるのは、凍える肌、我々の
もうすぐ明かりが消えようとして ...
僕は 忘れていた
詩を 書くことを
わからないと思うからこそ忘れていた
イメージを ノートに 感じたかった
大きな山を見た
確かめられなかったのは紙の内側にある青い海だ
苦しん ...
年頃だから
家族共用のコップがいやで
表面張力の水で くちをゆすぐ
吐き出した 唾液まじりの泡々は
キシリトールが効いていて
小4のくせして
甘ったるいイチゴ ...
ようちえんのころは、
どうぶつえんでみたぱんだとか、くまとかそんなとくべつなものをたからばこにしまうように
なぞめいたことばでじゆうちょうにかきのこす
そんなこどもだったのだ
小学校に入っ ...
寂れた団地の公園、
君がブランコを漕ぎ続けるのを僕は黙って見てた
たかが遊具にムキになってさ、高みを目指そうとするから
どっか遠くへ行きたいのかなって
少し心配になって
...
仮面ライダー立ちバック
変身ベルトが邪魔になり
なかなか挿入できないもんだから
イラついてきて
ライダーキックを
愛しのジョリーンのケツに
ぶちかましたのは
あまりにも大人なのに毛がない ...
私が人を喰らう時
人は塩っぱい汗の味がした
道行く人を喰らう時
人は泥と草との味がした
私が隣人を喰らう時
人は木を噛るような味がした
私が父を喰らう時
父は魚のはらわたのよ ...
121027
空中に凧が・・、
小刻みに揺れている
糸を引く男の背がくの字になっているのが可笑しいと
哀しみを糸に託して天井に張り付くように降りようとしない ...
女の子って何で出来てるか知っている?制服だって成分みたい。それはもう無添加で透明で遺伝子組み換えでない。学校とか、専攻とか、教室とかでかわっちゃう未来。中庭で創作ダンスをしていた普通科の子たちは、なに ...
おれたちはずっと遠回りしつづけてきた
かかとをすり減らして
同じところをぐるぐると
赤いオーロラにてらされて
歩きつづけていた
こわれた街頭テレビのなかで
陰気 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
なけなしの
はるな
短歌
1
12/10/28 21:49
点滅
〃
自由詩
3
12/10/28 21:27
夜
〃
自由詩
2
12/10/28 21:14
海月の夜
永乃ゆち
自由詩
4*
12/10/28 20:37
透明なまま
〃
自由詩
7*
12/10/28 20:32
雨の夜
朧月
自由詩
2
12/10/28 20:25
蜜売り娘
花形新次
自由詩
0*
12/10/28 18:53
うまれまくる
唐草フウ
自由詩
7*
12/10/28 18:33
暖かな眠りに
そらの とこ
自由詩
2*
12/10/28 18:18
雨カラス
朧月
自由詩
2
12/10/28 13:35
誓い。
元親 ミッド
自由詩
4
12/10/28 13:33
孤独な流星。
〃
自由詩
2+
12/10/28 13:29
なんさいになっても生きていくのは難しかった
みお
自由詩
0
12/10/28 12:25
陽と雨
yamada...
自由詩
1
12/10/28 11:52
黍
あおば
自由詩
5*
12/10/28 11:21
自然界
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/10/28 10:40
ハロウィン。
菊池ナントカ
自由詩
2
12/10/28 10:17
空っぽの瓶
空丸ゆらぎ
自由詩
4
12/10/28 9:13
大切な心
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/10/28 8:29
アソコ伝 22章
花形新次
自由詩
1
12/10/28 7:30
let it go
rabbit...
自由詩
4
12/10/28 6:30
AKB2がAKBの次に控えている
番田
自由詩
7
12/10/28 2:20
ながい夜
川上凌
自由詩
2*
12/10/28 1:11
詩人成長過程
詩月
自由詩
2
12/10/28 0:34
阿佐ヶ谷
ボトルシップ
自由詩
0
12/10/28 0:31
ライダー問題
花形新次
自由詩
0
12/10/27 23:41
私が人を喰らう時
水瀬游
自由詩
4
12/10/27 23:36
梁
あおば
自由詩
3*
12/10/27 23:24
駆けだしのセーラーソルジャー
否々
自由詩
5*
12/10/27 23:17
まわる天気輪について
高原漣
自由詩
0
12/10/27 23:02
2900
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2905
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2924
2925
2926
2927
2928
2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
5.17sec.