納涼の涼のとなりにバンパイア
冷蔵庫に忘れ物がいっぱい
梅田さんと 佐藤さん(17歳〜27歳の女子2人組)
『 サンタさんになりたい 』
佐「あんな、私、サンタクロースになりたいねん」
梅「なんやの、いきなり」
佐「12 ...
家路へのハンドルを握って息が漏れる
ツジツマを合わせるだけの無意味な仕事が疲労の種
見渡す限りの苦い砂
同じ景色の砂漠を行く
来る日も来る日も歩くのは
一日の終わりに君が待つから
詩は傷みです
あなたとわたしの間で
血が流れるように
空白を引き裂いた文字です
詩は苦しみです
あなたとわたしが共に
吐き続けたように
空白に汚れたままに散らかした ...
.
‘のはらの果てはシベリヤの天末’
その遠いけぶった海原から
意識を失った帆影のように
異郷の文字列は削られ吹き寄せてくる
.
地は舞い上がり白い靄と化した
その天空 ...
1.ゆきんこちゃん
段ボールに書かれた 真っ赤に書かれたクレヨンの暖炉の炎には
ぱちぱちと
もえる友情が燃えていた
おともだちの ゆきんこちゃんは 五年生で
なふだにも ...
脱原発ストップでいいの?
対米隷属、財界べったりでいいの?
金持ち優遇、格差拡大でいいの?
憲法改悪、近隣との緊張増大、軍備拡張でいいの?
日本の豊かさを創出したのは、軍備でも、植民地(満 ...
靴底を裏返してみる
均等に減っている
癖のない人が
うらやましい
愛用すればするほど
そこに紛れもない自分の足跡が刻まれる
靴底なんてどうでもいいぢぁありませぬか
それでもうらやんで ...
シュウシュウとやさしげな音がして
白い息
スチームアイロンにしわをのばされて
白いシャツ
出来立てみたいに ほんのりあたたかい
いくども
生まれ変われる
そんなことが幻想だと
わか ...
苦しみを伴う生き方したくない全てにおいて自由選択
冬だから身体寄せ合い温まる愛のスパイス今夜は強い
毎日が忙しくても大丈夫家庭の味が心和ませる
足音は靴が変われば変化する聞き覚 ...
ドウダン ツツジの森は小春日和が好き
根元にからみつく風が友達
山ひとつ越えた里はすでに埋もれ
西の山にかかる雪雲
低くはぐれて ひとつ ふたつ
森の中を散策するには
...
橋をわたらないように
街を歩く
寝言を言わないように
街で眠る
こぼさないように
飲んで
喋らないように
頷いて
またこぼさないように
食べた
空っぽどうしで
ずっといたら
...
今宵は 天空の星々の祭典
光年の彼方で 流星たちは
煌く矢となり 地上に降り注ぐ
宇宙は あまりにも無限で
人類の知己では 推し量れない
その神秘を 解き明かしたい
いつかあ ...
「吐きたかったら 吐いちゃった方がいいよ。
その方が気分が良くなるからね。
吐くと 体の中の悪いものが一緒に出るんだよ。
だから吐いた方がいいんだよ。
そう、上手に吐けたね!
偉い、偉い ...
優しくできないことを辛く思わないんで欲しいんだ
どうせ人間はいつかは干物だ
乾いた挙句火に焼かれるのだ
誰も僕の替わりをしてくれないことってあたりまえのこと
いつか誰かに会えるってのも素敵 ...
街角にはまばゆいばかりのイルミネーション
一人の女も
二人の男も
三人の子供たちも
足を止めガラス球に目を細める
さぁ、手をつなごう
そして主を待ちましょう
終わりのない時が瞬く間に降り ...
磨いた床に
シンナーをこぼして
ここには
奇跡があふれかえっている
乾いた緑と肌
鏡を抱いたままの昨日
誰かを愛していた
ということはつねに
それが終わってからわかる
泣きやんで ...
寒々しい都会の奥のほうから聞こえてくる一連のメロディ
単調な旋律をくり返すそれは
緑色の憂愁に満ちている
暗く沈んだ湖沼の水に似たトーンで奏でられている
どこの誰かは知らないけ ...
彼女位の年齢の頃 私は
只管 ハンドルとマイク握ってたな
と 思い出す
彼女は 新しい情報を詰め込んで 世界観に浸る
それは 余裕が有るのかも 知れないな、と思った
私は この場所 ...
金もナク仕事もナク
展望も若さもナク
妻子には捨てラレ
責も任も負ハズ
誰にも期待さレズ
東にも西にも行カズ
誰を労ふ用もナク
暮しの足は大丈ブ
家計一人このオカズ
雨にも当たラズ
...
名前のない草むらで腐肉をわずかに残した崩れた骨格になった
もとは誰かの所有物だったシェットランドシープドッグの
土塊に染み込んでいったバクテリヤと同数の言葉たち
一二月に梅雨 ...
砂をみるような静けさに
私の遺体をころがして
明日へゆけ
明日へゆけゆけと
祈ります
神でなく
鍵になるよな言葉だけ
書き記すことが
私の祈り
冬の夜
出せもしない 恋文をしたためて
スキデス アイシテイマス
どれも違う
そうじゃない
ただ
胸のまんなかに まぁるく空いた穴
そこに
あなたが ぬ ...
わたしはねこ
あなたの脇のした 或いは
ストーブと向きあって 眠りたい
わたしは陽だまり
あなたが苦しくなったとき
そっと寄り添わせてほしい
わたしは鳩
平和なん ...
凍てついた世界ほど
本当の暖かさが
分かるものです
私たちの今までは
ぬるま湯に浸かっていた
ようなもので
少しの寒さも
骨身に堪えるように
なってしまった
という言葉を残し ...
世の中ザラザラしている
そうは思いませんか
{ルビ肌理=きめ}が粗くなった
そうは思いませんか
優しい親は珍しく
子供は大抵怯えてる
賢い教師も見当たらず
子供は大抵迷ってる ...
卵のきもちはわからない
卵にならなきゃ
わからない
わたしの目玉は殻かしら
わたしを包んだ
殻、かしら?
とっくに無いと思ってた
くだけて消えたと
思ってた ...
スカイツリーに昇った
天望回廊まで昇った
世界一の高さ
634メートルの
スカイツリー
「ムサシ」と
覚えるのだという
天望デッキの上にある
天望回 ...
ねぇ 触れてもいいですか
まぼろしに 呼びかけて
指先が じんじんと しびれる
ねぇ 触れてもいいですか
狂おしく
ただ 呆然と 泣く
爪の先に 熱く 火がともるよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
納涼の涼のとなりにバンパイア
北大路京介
自由詩
2
12/12/14 22:39
冷蔵庫に忘れ物がいっぱい
〃
自由詩
8
12/12/14 22:39
梅田さんと佐藤さん『 サンタさんになりたい 』
〃
自由詩
14*
12/12/14 22:37
ハンドル
夜の盗賊団
携帯写真+...
1
12/12/14 20:36
詩
乱太郎
自由詩
29*
12/12/14 16:48
オマージュ Ⅰ
Giton
自由詩
1*
12/12/14 15:56
幸せのゲーム 二編
るるりら
自由詩
16*
12/12/14 13:23
投票に行こうよ
Guy=11...
自由詩
2+*
12/12/14 10:55
靴底
そらの珊瑚
自由詩
24*
12/12/14 8:54
スチームアイロン
〃
自由詩
19*
12/12/14 8:06
自由選択
夏川ゆう
短歌
1
12/12/14 7:54
散歩道
ぎへいじ
自由詩
19*
12/12/14 7:30
not count. not sound. not foun ...
竜門勇気
自由詩
0
12/12/14 6:55
【 流星群 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/12/14 6:11
吐く
夏美かをる
自由詩
24*
12/12/14 3:57
槇原みたいには歌えないが
梅昆布茶
自由詩
15*
12/12/14 1:53
祝福を
岸かの子
自由詩
3
12/12/14 1:16
絶頂
はるな
自由詩
6
12/12/14 1:01
奇妙なリフレーン
高原漣
自由詩
0*
12/12/14 0:49
しあわせな キセキ
藤鈴呼
自由詩
3*
12/12/14 0:26
文句しか垂レヌ
salco
自由詩
8*
12/12/14 0:19
静寂は長い叫びと似ている
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
12/12/14 0:13
砂をみる夜
朧月
自由詩
4
12/12/13 23:57
カイロ
月音
自由詩
4
12/12/13 22:47
さみしい関係
川上凌
自由詩
12*
12/12/13 22:46
仮名の告白4
花形新次
自由詩
1
12/12/13 22:34
ざらざら
まーつん
自由詩
9*
12/12/13 21:44
卵のきもち
千波 一也
自由詩
4*
12/12/13 21:29
東京スカイツリー
鵜飼千代子
携帯写真+...
13*
12/12/13 21:27
コアントロー
月音
自由詩
4
12/12/13 21:10
2792
2793
2794
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2823
2824
2825
2826
2827
2828
2829
2830
2831
2832
加筆訂正:
ざらざら
/
まーつん
[12/12/14 12:43]
細部変更しました。やかましく→かしましく
5.2sec.