仕事を辞めて
離着陸する飛行機を空港のロビーで眺めていた
コーヒーを飲みながら
いつまでも外国人たちの向かう先の世界のことを 考えていた
友達とイギリスに行ったのは そう言えば いつだった ...
 よしみさんは普通の女の子でしたが、勉強がきらいで遊んでばかりいました。
そしてお父さんやお母さんに叱られる度に、
「ああ、嫌だ嫌だ。どうにかして勉強しないで学校を良くする方法はないかしら。」 ...
使うことをしなければその繋がりさえしまいにはなくなり

目くらましのように薄い粉を振りかけて意識しなければ存在も

あるということは一冊のこの手触りで安心できる

遠く所縁の濃度を測りかね ...
 吉田朝足氏はきのうきょう来日した帰化人ではない。
 築二十七年の邸宅は、バブル高騰の直前に七千八百万円で購入した。

 それでテニスコートもプールもないのか。
 と、訪れた親族を次々に絶句さ ...
難解な君のファッション

鼻を摘まみたくなる正義の嫌味

「わかりません」の連発も

「つまりその」答えを言葉にしたがる奴の高尚な妄想

17歳を境にどうでもいいけど感じ方は果てしなく ...
虹は空を
支えているいきものです
わすれてはいけない

私のこころが
空にのぼりたがっても
足ふんばってとどめる

まだまだまだ
やることが
やりたいことが
あるから

虹よ ...
冬の季語は陽だまりの猫
私は三匹の寝子の母親だから
人間だけどまどろんでしまおう
北風の中を歩いたところで
ろくな事はないよ
みっともないほど着膨れしてても
身ぐるみ剥がれた樹分でみじめだ ...
気がつけば周りは全部女なり

料理好きいっそ女に産まれれば

女々しいと優しい違い分からない
異国のひとの後ろに並んだ。 
ぷうんと異国の匂いがした。 

異国のひとはその前の背中から 
日本人の淡い匂いを嗅いだ。  

他人の匂いは良く嗅ぐが 
自分の体臭は知らないもの 

...
前田美波里を略すと
マエバリだってことは
素人だって分かりそうな
ものだけど
息子は蔵人だったりするから
それも一概には言えないわね
マエバリ剥がしたら
バラが咲いた
真っ赤なバラが
...
目を閉じろ 

耳を塞げ 

名を呼ぶな 

為すべきことだけを考えろ 

…… 

心が叫ぶ 

視線が惑う 

洩れる溜息 

胸の奥に留めおくことなど 

忘 ...
にかいからおちてくるめぐすりをみあげていた
おさしみにはなりたくないといのるさみしさ
かごのなかのさかなびんにうつした
頬が冷たい そして
固いものに触れている
頬だけが冷たいのかと思っていたら
なんだか全身が冷たい 濡れている

雨だ

雨が降っていたんだ

霞んでいた目がようやく
輪郭を取り戻し ...
疲れはてて
うす青い体
つめたい指をかさねて
あなたに辿りつく

まだ色のない明日を持ちよって
どんな夢を見よう
どれくらいの夢を見よう
もっと自由になったら
あたい綺麗なブランド品の
お洋服
たくさん、たくさん買うの
だってあたいの
ゴージャスボディは
ユニクロなんかじゃ
物足りないもの

もっと、もっと自由になった ...
成虫になった偽のクワガタムシに食物を与えないでください
その後
私はそれを殺しました
メルボルン
死ぬボルン
無用の中で勝つことができません
私は非常に沸騰させられました
勝ちたかった
...
ぼくは右でも左でもなく、ましてや真ん中ではなく、ひとり途の端をいく。 その日消えそうなわたしは
透明になって歩いてた
通りすがりの犬が
おん!
と、高いような低いような声で
わたしを見ながらひとこと吠える
“しっかりしろよ”

曲がり角を曲がったら
突 ...
今年のさくらは覚えていません
きみを想い
あふれる涙を隠すため
うつむいていたから

きみと出会った春でした
あまりにも嬉しくて
あまりにも情けなくて

母さんの力は
この両手だけ ...
冬木の芽基礎練習の積み重ね サイコロか絵ハガキの旅芭蕉の忌 まだ半分しか生きていない 見つからない自分を探している 二度寝して瞼痙攣している いっぺん委ねてみましょう
ダメもとでいってみましょう


少しは褒めてあげましょう 
たまにはいいでしょう


褒めれば伸びるか縮む
どちらにしても何らかの反応は測定されるでしょう
...
             121127

余っても繰り越しは駄目ですよと187億円を使い切る
あっ! 間違えた188億でした・・。
値下がりした国債を買い戻すには少しばかり不足ですねと金融に無 ...
葉書は、
白い壁の長方形の紙の家
うすい、
厚みしかないためにひとりで立つこともできない家
寝転がったまま まだ見ぬ遠い街を夢みているのだろうか
小さな窓がある
そこに灯されるのは あかり ...
みずたまりに映ったあなたの顔を風がゆらす
泣いているようにみえた
笑っていたのに
時のひずみに落ちた時 泣きたくなるのはなぜだろう

水は知らぬまに何処へか蒸発していく
最後に残った泥のよ ...
両手をそっと前に組み 
瞳を閉じる少女は 
窓から射す日に照らされた母が 
膝の上に開いた本の言葉を 
じっと、聴く―― 

   * 

数十年後、大人になった彼女は 
街中のとあ ...
ミレーの描く風景の中で 
鍬を手に畑を耕す農夫の汚れた体に 
{ルビ朧=おぼろ}な姿を重ねている 
(透きとおった人)の澄んだ瞳  

遠い異国の風景から、ふりかえり 
あなたをじっと視て ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シンガポールからマレーシア番田 自由詩012/11/28 2:10
牡丹ねむみちゃん散文(批評...412/11/28 1:19
思い出せないタイトルはきっとTAROぱっ...自由詩012/11/28 1:04
インド人 吉田  (後)salco散文(批評...3*12/11/28 0:36
どうしてセンセ−ションTAROぱっ...自由詩112/11/27 23:59
虹の柱朧月自由詩512/11/27 23:53
北風salco自由詩5*12/11/27 23:13
女に産まれたら?ペポパンプ川柳6*12/11/27 23:03
ひとの匂い 服部 剛自由詩412/11/27 21:27
ストップ!びばりくん花形新次自由詩012/11/27 21:19
めぐりあい文字綴り屋 ...自由詩012/11/27 21:15
にかいからseniri自由詩1*12/11/27 21:04
冷たい銃弾Seia自由詩112/11/27 20:51
あなたはるな自由詩312/11/27 20:17
QPP参加表明花形新次自由詩112/11/27 19:00
レベルE和田カマリ自由詩0*12/11/27 18:56
HAL自由詩2*12/11/27 17:39
曲がり角の金木犀miruki自由詩7*12/11/27 17:09
うつむいて小原あき自由詩6+*12/11/27 16:55
冬木の芽北大路京介俳句212/11/27 14:31
芭蕉の忌俳句1*12/11/27 14:30
まだ半分しか生きていない自由詩412/11/27 14:29
見つからない自分を探している自由詩3*12/11/27 14:29
二度寝して瞼痙攣している自由詩112/11/27 14:28
ニ大政党制komase...自由詩1*12/11/27 13:11
習性あおば自由詩1*12/11/27 12:48
紙の家そらの珊瑚自由詩21*12/11/27 8:28
水鏡自由詩10*12/11/27 8:01
母の声服部 剛自由詩612/11/27 7:05
清貧の絵 自由詩212/11/27 6:52

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