昨日汚れた
白い食器
それをシンクに
溜めたまま
母は朝から
テレビゲーム
理想の親を
想像しながら
幼いボクは
小さな身体で
大きなため息
一つ吐く
...
序
霧に遮られた淡い月明かりが滲んで夜空に消え入りそうな夜。
書斎の机の上に開かれた革張りのポオ全集の一巻、熱いコーヒーと揺らぐ葉巻の煙。その脇には黒猫が蹲(う ...
愛…!
憎しみ…!
銃声…!
和解…!
私の心を人類に投じて
かすかに聞こえてきた幾多の叫び
人間とはこんなにも弱くもろい{ルビ生命=いのち}
一瞬の連続を生き続ける存在
...
子狐のきょうだいが じゃれあっている
とんで
はねて
おって
にげて
まちぶせして
かみついて
雪を蹴散らし
狩る者の本能を
喰われる者の宿命を
疑似体験をしている
思い切り ...
高台の家に住むこと憧れて広告見るたびイメージ膨らむ
育つ愛あなたと歩き手を繋ぐ二人の夢は膨らむばかり
全身を冷やす季節風真っ白で何もない日に生み出す希望
外側を見ても答えは見つ ...
汚い子供は生みたくない
私のせいで笑われちゃうから
綺麗な子供は生みたくない
自分の子供じゃないみたいだから
普通の子供は生みたくない
なんでかって?
よその子と一緒にしないでおく ...
.
その向こうにあるもの見えないもの
瞳をこらすとぼおっとなって
頭のおくがしんと痛くなる
見えても云いあらわすことのできないもの
云おうとするや頭の向こうがぎらっと光るもの
.
...
ちゅっ
と出来る存在は 大事だ
ちゅっぱちゃっぷす と
銅色のコイン一つで買えるチョコが お気に入り
あれっ あれは
何かの水にひたすと
最初の 煌めきが
元通りになるって 聞 ...
結局
いきるためには
ばかみたいにうすっぺらい
「わたし」みたいな
大文字のわたしが
元気よく
ポジティブに
泣きたいときはなき
喜ぶときは喜び
共に生き
ときには哀しみ
そうし ...
夕日を行く
東京の西の町を行く
選挙でまた
ひとはいっとき
応援する先を替えてゆく
その移り気と盲信のお祭りに
70年まえ
アメリカと戦った日本を見る
夕日を行く
つけ麺ジャイア ...
娘は
今日も一日家にいた
年を取るのは嫌だ嫌だと言いながら
母親は水ぶくれの手で
何種類ものクリームを塗ったくっている
客の食べ残しを載せた皿を今日も洗う為
にせ鰐皮のバッグは椅子の上
...
横浜市戸塚区の伊太利亜料理屋で
{ルビ葡萄酒=ぶどうしゅ}を一飲みした後、トイレに入る
*
薄明かりの狭い空間で
{ルビ蔦=つた}の彫刻のからまる壁に凭れ
鏡に映る
...
酒に撫でられる
水龍飲み干して美味い
鏡の前の
リクライニングに座り
鋏を手にしたおじさんに
全てをまかせて、瞳を閉じる
ぱさ、ぱさ、と切り落とし
頭はだんだん軽くなる
ぱさ、ぱさ、と切り落とし
心はだんだ ...
佛具磨いているアーメン
膝毛布君の知らないLOVE SONG
凍空やゴールをそれたる楕円形
年老いたるティンカーベルや枯茨
私と気の合う人
すくな〜い・・・
んだね。
来るよ
音がするもの
ザクザク ザクザク
ザクザク隊の音
兵隊さんの靴の音
音楽室の真向かいの
ラグビー場は昔
兵隊さんの
中継地だったって
だから聞こえる
夜になる ...
とにかくむふふ・・・なのだ
なにがって
この国の選挙結果に
むふふ・・・なのだ
ほんと
アホ
だね
アホ
に
仕立てられてるね
あれだけ
痛みつけられ
嘘ばっかり
...
{引用= (fall)
秋
娘の胸に
はじめての乳が溜まり
銀杏の香り実る頃に
心は夢と出会う
(shape)
「長い廊下の向う ...
僕は中学生のとき
社会科の女の先生に
とても可愛がられていました
なぜなら僕は
頭が良くて
ユーモアがあって
ちょっとかわいらしい顔を
していたからです
デブでしたけど
少し年上の人 ...
121216
臓器売買のニュースが流れる度に
余裕のある人達が居るものだなと思う
肝臓も腎臓もだいじな臓器だから
だいじに扱わなければならないのは言うま ...
121216
斜めに細く引かれた線を
蜘蛛が引っ張ったように煌めかせては
まるで天国模様だと僕は思う
ギラギラした太陽があっという間に沈む季節には
...
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ぼくだけの洞窟の奥へと入りこんで
そこから何処へも出て行かなくなるだろう
ぼくは生まれた時から、なにもかもに納得していなかった、いのち ...
凍えた体を温めてくれと願ったのは、あたいの罪
躊躇なく温めてくれたのは、あなたの罪
そんな罪を、微妙なあたいたちは愛とよんだ
121216
いつか
からすみを食べてみたい
固いのか柔らかいのか分からないから
からすみを
個人的な恨みはここで晴らそう
家来を引き連れたお侍にヘイコラ ...
自由、自由って
振りかざせば
いいかと思って
このバカちんが!
あんた
そんなこと言ったって
俺にやらせないじゃん
指一本触れさせないじゃん
自由が聞いて呆れるんだよ
俺に自 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
大人の扉
キダタカシ
自由詩
9*
12/12/17 12:35
月の嗤うさき ー第二稿
……とある蛙
自由詩
10*
12/12/17 11:29
底流の星
人間そのもの
自由詩
1
12/12/17 9:45
遊ぶ季節
そらの珊瑚
自由詩
10*
12/12/17 8:20
高台
夏川ゆう
短歌
0
12/12/17 7:38
生みたくない
toikin...
自由詩
2
12/12/17 7:24
オマージュ Ⅲ
Giton
自由詩
1*
12/12/17 5:25
ちゅっ
藤鈴呼
自由詩
2*
12/12/17 0:31
1
佐藤伊織
自由詩
3*
12/12/17 0:11
夕日を行く
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/12/16 23:52
ウェイトレスの娘
salco
自由詩
11*
12/12/16 23:17
ゲエテの瞳
服部 剛
自由詩
3
12/12/16 23:03
酒に撫でられる
北大路京介
自由詩
3
12/12/16 22:36
水龍飲み干して美味い
〃
自由詩
3
12/12/16 22:35
床屋にて
服部 剛
自由詩
9
12/12/16 22:35
佛具磨いているアーメン
北大路京介
自由詩
5
12/12/16 22:35
膝毛布
〃
俳句
1
12/12/16 22:34
凍空
〃
俳句
0*
12/12/16 22:34
枯茨
〃
俳句
0*
12/12/16 22:33
この国に
うめバア
自由詩
1
12/12/16 22:22
夜の足音
〃
自由詩
4
12/12/16 22:20
ムフフ・・・日本
草野大悟
自由詩
4
12/12/16 22:13
色彩へのコラージュ
草野春心
自由詩
5
12/12/16 22:09
政治活動
花形新次
自由詩
1
12/12/16 21:59
肝腎
あおば
自由詩
2*
12/12/16 21:13
斜線に着色
〃
自由詩
2*
12/12/16 20:59
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
12/12/16 20:50
愛とよんだ
殿上 童
自由詩
22*
12/12/16 19:51
ここが
あおば
自由詩
3*
12/12/16 19:41
突破口
花形新次
自由詩
1
12/12/16 19:15
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
2803
2804
2805
2806
2807
2808
2809
2810
2811
2812
2813
2814
2815
2816
2817
2818
2819
2820
2821
2822
2823
2824
2825
2826
2827
2828
2829
加筆訂正:
オマージュⅡ
/
Giton
[12/12/17 5:39]
*(注)を付けました。
6.68sec.