ふわふわとか
たっぷりとか
ふざけるな
切実さが足りない

相応しさとか
ぬくもりとか
真実とか
いい加減にしてくれ
せつないんだよ

コンビニエンスストアの
陳列棚に
...
 流行はぐるりと巡って、パンツはストレートからスキニー最盛だ。ウレタン樹脂の穿き心地を男性も楽しめるところが前回と違う。
 
 にもかかわらず高校生の男の子達は、相変わらずブカブカのをずり下げて穿 ...
雪前は冬が温む
低気圧の湿気が降りて
虚の体積は収斂する

降る雪は音を引き上げる
積もる雪は世界を聾する
雪は聴力を催眠する

未明
耳を澄ます
動物として耳を澄ます
(1.意 ...
左右 ゆらゆら 動かす鰭(ヒレ)を
滑稽に 眺めながら 足を出す

隙間に 挟まった 鯉は 動けない
隙間に 留まった 恋も 動けない

隙歯に 詰まった 滓は ミットモナイ
カスカスの ...
帰りの電車に揺られながら、頁を開いた 
一冊の本の中にいるドストエフスキーさんが 
(人生は絶望だ・・・)と語ったところで 
僕はぱたん、と本を閉じて、目を瞑る 

物語に描かれた父と幼子を ...
冬市が始まりました。皆さん、そごうにいきましょう
グランバザールは、パルコ
レッドバザールと言ったら、阪急百貨店
スパークリングセールは、丸井
ではイエローバザールは?……はい、LOFTでぇす ...
見たことも聞いたこともない
知らない国の痩せている土地に
稲を植えに行って
雨が降らなくて水に困り
そして
稲作を諦めた老人が
土に合う野菜を作ることを思い付き
風土に合う畑作に試行錯誤 ...
竹を割ったような性格なんて
ただのアホウだと思っていたけれど
実際問題
自分に娘がいたとして
どんな男なら嫁に出しても良いかというと
やっぱり俺みたいな
ネチョッっとした奴は嫌で
サッパ ...
後味の悪い夢を見た
夢で良かった夢を見た

分析結果の探せない夢世界からの遮断
気になる蒲公英の根から 無駄な栄養素を摂取したかのよう

 現実の現状の手がかりにたすきを投げかけたであろう ...
雪女は
約束を破った
夫と子供を残し
消えてしまったりして
物悲しいこと
この上ないけれど
それに引き換え
雪男は
巨大な足跡が
人間のものとは思えないとか
落ちてた体毛が異常に長 ...
笑顔でありがとうと
言ってくれたあなたを
冷たいと思ってしまった 私はうたぐり深く心の狭い人


世渡り上手に憧れて
今日もとんびは大空飛ぶもタカにはなれず
ただくるくると旋回してる ...
坂の上から街を見ました

街の向こうに 海を見ました。

海は細長く、曇り空の下に無言で横たわる

私が見ても

見なくても

風が吹いても

吹かなくても

...
嫁が頭が痛いと言うから
頭痛薬を飲ませようと寝室の引き出しを探していると
なんとラブホテルの割引券が出てきた

問い詰めてみたら、すぐに逆切れして
「わかった、わかった、離婚したら良いんだろ ...
Hello, world!

こんにちは世界

あなたのことが
好きでした
「多趣味でなんでも器用にこなすあなた」

いやぁ、それならばこんなに
面倒な人生送ってこなかったでしょう


「今年は素敵な恋人も見つかり、」

それ覚えてるだけでも
既 ...
1月の夜が遅くはじまる

寄り添うように押し潰してくる

絶望と希望のように

まやかしのように

首をあげてあなたに付いてゆく

雪にすべって照れながら立ち上がる

好きこそ ...
あと数時間後、15日より第6回批評祭・HHMがはじまります。



主催として、今回のHHMでは

・作品論に限定、
・詩のサイト発でありながら詩以外のあらゆる作品を対象とする、
...
悲しくてかっこよかった

予備校生

それは生き方のような季節だった

探偵という職業も

そのようなものだとなにかで読んだ

だからあの頃ぼくらは

浪人探偵団だったのだ
...
子供の様に、無邪気に人を傷つけられるなら

私はきっと幸せでいられた

大人の様に、上手に言葉を使うことが出来たなら

私はあなたの傍にいられた


中途半端な私は、青年期の途中に足 ...
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら

雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら

...
結晶の木々が
悪霊とともに
凍りつく
内臓が腹から飛び出し
辺り一面に
器官という器官が
さめざめと
泣いている

結晶の木々が
精霊とともに
歌いだす
ぶらりぶらんこ
ピエ ...
アメリカ人に重要なことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは英雄になれますよ』

イギリス人にやって欲しいことを
頼むときは
『そうすれば、あなたは紳士になれますよ』

ドイツ人に大切 ...
こんなとき言葉はいらない

言葉でとらえるべきではない

とらえてこころを守るべきではい

なぜだかわからないけどそう思う

悲しんで傷ついて荒れたらいい

それがいやならなんどで ...
雪の結晶が晴れた空に浮かんで見える
手を合わせたいくらいだ

結晶ほどの重さに すぐ溶け出す定めにも幸せと感謝を
捧げたい

 嬉し泣きで泣きっぱなしの世の中になればいい

そんな雪綿 ...
ヨガマット敷いてピラティス餅の花 命懸けの仕事で儲けのない子 恋敵が吉良吉影っている ピカソみたいなメイクだと思われていた 30年まえ観た映画と再会した

30年まえの日本だ

撮影現場の600キロむこうに

ぼくはぼくの轍を探していた

あの頃の湿度

遊園地の風

蝉のしたの日差し

ぼくはあの頃今よりもひどかった

...
(わたしは猫になって、イチローに会いに行ったの)

 
 きょうの午後、鈴木さんに出会った公園にようやくたどり着いた。
 この公園のどこかに、イチローがいるはずだけれど、わたしの目に猫の影は映 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
陳列棚はるな自由詩313/1/15 0:18
風俗考 青春の部salco散文(批評...4*13/1/14 23:36
消失点自由詩6*13/1/14 23:18
ヒレで泳ぐ藤鈴呼自由詩2*13/1/14 22:58
天使の声 服部 剛自由詩10*13/1/14 22:28
特売月形半分子自由詩413/1/14 22:20
アフリカの角板谷みきょう自由詩3*13/1/14 22:14
多い日も安心花形新次自由詩313/1/14 21:51
窓口からの声朝焼彩茜色自由詩413/1/14 21:24
イエティ花形新次自由詩313/1/14 20:55
とんび寿 雪野自由詩3*13/1/14 20:51
坂の上からLucy自由詩11*13/1/14 19:37
離婚慣れ和田カマリ自由詩4*13/1/14 18:36
Hello, world!佐藤伊織自由詩213/1/14 18:19
そんな程度です占いなんてレイヨウ自由詩1*13/1/14 18:06
雪の日に吉岡ペペロ自由詩413/1/14 18:00
HHM(第6回批評祭)開催にあたって香瀬散文(批評...4*13/1/14 17:43
浪人探偵団吉岡ペペロ自由詩213/1/14 17:35
ないものねだりala自由詩213/1/14 17:27
雪が降る日……とある蛙自由詩18*13/1/14 17:20
雪の季節within自由詩8*13/1/14 16:50
お国柄HAL自由詩3*13/1/14 16:48
言葉はいるか吉岡ペペロ自由詩313/1/14 16:26
透ける雪朝焼彩茜色自由詩813/1/14 14:49
餅の花北大路京介俳句413/1/14 14:16
命懸けの仕事で儲けのない子自由詩413/1/14 14:16
恋敵が吉良吉影っている自由詩013/1/14 14:15
ピカソみたいなメイクだと思われていた自由詩213/1/14 14:15
30年まえ吉岡ペペロ携帯写真+...313/1/14 13:55
あずきの恋人 (連載⑩)たま散文(批評...12*13/1/14 12:06

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