無理したらつかれちまう

顔のひだりがわが痛い

無理しなきゃ立派になれない

立派になりたい

無理しないで生きてゆきたい

無理してるうちは半人前

顔のひだりがわが痛い

たくさん嫌なこと言われ ...
微かに震える
指先で闇に
縋ろうとする

あなたの薄紅の
吐息がひとひら
わたしの頬を掠める

見上げる
わたしに言葉を
飲み込ませ

むせ返るような
吐息を幾重にも
...
深い森の奥へ行こう
できれば二人で
繋いだ言葉を離さない
走る前に歩こう
陽の光が二人を照らして

過去を鮮やかに抉り出す
キーボードに手を置いたまま
一行を探すために
言葉を繋げる ...
熱をおびたからだが大地にめりこんで、しめった土にすべてつつみこまれたとき胎内とつぶやいた、声にならなかったけれど、それはうつくしいひびきだった。
胎内はわたしのなかにもあるんでしょうか?と受話器のむ ...
休憩所として呼び出されることがいやだなぁなんておもっていたけれど

よくよくかんがえたら

そういう役目もりっぱじゃないかとおもって

もっともっと清潔で

もっともっとつよい『レスト ...
渋谷の公衆便所に入ったら 
「ほらおとっつぁん、チャックを閉めて」と 
初老の息子は傾く体の親父を支えて、言った。 

なんとか息子に支えられ 
よたつく親父の背中には 
(いたる)と3文 ...
周りは明るいがどこに太陽があるかわからない
そんな体育館の中
時計は遠くて見えない
昼過ぎくらいだろう
ただ、今僕は知り合い何人かに僕の大切な「もの」を投げて回されている
さながらキャッ ...
「あんた、マフラー飛んでるよ!」 

ホームのベンチから立ち上がり、叫ぶ男。 
首を後ろに振り向いて、道を戻ろうとする女。 

ぶおおぉん――… 
ホームに入った電車が視界を、遮った。 
...
春うらら 喪服で出掛ける お買い物 喪の色を 深く染めにし 春の雨 褒められし 叱られしこと 思いだす
深夜の病棟 祖父の横顔
どんなに光をかき集めたって、行き先を照らしてはくれない。
自分自身で、自分の手で。
薄暗いなら
私にかかる蜘蛛の巣を、端から蹴散らしてやればいい。
薄暗いなら
留まって安心しようだなんて、も ...
いくら剛力のだって
コップ一杯飲み干すのは
キツいんじゃないかと
いえ、どうしても
ということなら
トライしてみるのは
トライしてみますよ
あたしもキライじゃないんでね
でも、途中でウ ...
さあ、友よ
オナホールよ
高級ローションを
なみなみ注いでやる
そして
ビンビンになった
俺を
ぶちこんでやる
穴に嵐の例えはあるのかないのか
知らないが
オナニーだけが人生だ
 ツインターボ
 だけが
 一コーナーに飛び込む

 逃げ切れないと
 つかまるに決まっていると
 思っていたから
 だれもが大笑いしながら
 狂ったように先頭走る
 青覆面を見てい ...
 そうだよいつもの朝だよ俺の朝だよ
 バックグラウンドトーキングは一〇〇八キロヘルツ朝日放送だ
 「おはようパーソナリティー道上洋三です」だったんだよ
 
 いつもの時間に♪エイビィシ ...
斜面を駆け下りようとつんのめり
ノリ地の草原(くさはら)に身を投げ出して
空を見上げた

空は晴れ渡っていたが
白く山の端がぼやけている。

此処まで歩いてきた道のりは
安易なもので
...
単調さに飽きた
だから家を飛び出して

深い夜に一人歩き
星を掬って笑うんだ

孤独だけど歩いていける
孤独だけど救われる時が待っている

失ってしまったように思えた
世界と自分の ...
二等辺三角形をすべり降りるとき
君はまよわず左を選ぶだろう
ひと息つくときにはかならず右肩をもたせ掛けるくせがあるから

そうとは気づいていないかもしれないけれど
すでに君とは出会っている
...
夜中になると道路という道路には国籍ふめいの犯罪者がうろうろしてるし
暴走車に二度さんどよんどしーくらいハネ飛ばされるし
マンホールというマンホールが地下100メートルのくちを開けてるし
ってなん ...
喫茶店が次々に店を閉じたというのに
この店だけは流行っています
屋根すらない喫茶なのです
白木蓮を囲んで 簡単な椅子が置かれています
清水から作った ささやかな飲み物があるだけの店です ...
時折だが主演俳優だけに頼り
脇役を軽視しているTVドラマや映画がある

その殆どというよりすべてだが
典型的な駄作の見本となる
それを称して脇が甘いと言う
地面はまだ雪が積もったままだけれど

雪の下からは水の流れる音が聴こえてきて

清らかな春の囁きが

頭の中を流れていくようで心地良い

上を見上げれば木の枝には

春の芽がびっし ...
浅利に砂を吐かせるあいだは
あなたのことを思い出す時間にした
冬、缶詰を開けてくれた手は
とうにだれかのものになって

そうだね
缶詰でさえあんなに
柔らかく支えていた手だもの

...
堅く握り込んだ
こぶしをひらくと
てのひらに花が生まれる

目を閉じて
かすかな匂いを取り込み
脳によろこびを与える

水をはった
ガラス鉢に浮かべて
しばらく眺める
しずかな、 ...
猫転ぶ転んだ先の恋かわいい 本当に早い人は

公道を無駄に速くははしらないのだな

きっと
人にはたくさんのスイッチがある

それをいれたくてさまよう

ある時それがはいる

人生がかわる

詩は感性の交換だ

その為に

書いているのかもしれないとも

思うのだ ...
たいてい
はじまりは不器用なままで
なんとなく
ふわふわとただよう
周りの空気を
ぼくのぶしつけな言葉で
傷つけたくなくて
いつでも
ぼくときみたちの溝は
冷然としていて


...
今日きみは61歳になった
お袋さんの年齢を追い越してしまったね
でもお袋さんはきっと喜んでいると想うよ

50歳の頃こんな歳で
“誕生日おめでとう”なんてと
想っていたきみ

幾つにな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
半人前吉岡ペペロ携帯写真+...413/3/22 22:13
夜桜nonya自由詩21*13/3/22 21:33
言葉の森北橋勇輝自由詩1*13/3/22 21:28
あるかないかの胎内ざらざらざら...自由詩8*13/3/22 21:22
休憩所としてのぼく小鳥遊儚自由詩113/3/22 20:45
渋谷の公衆便所にて 服部 剛自由詩613/3/22 20:44
いつか見た夢の話勇者自由詩113/3/22 20:31
人間の声 服部 剛自由詩413/3/22 20:31
喪服凪 ちひろ俳句413/3/22 20:09
喪の色俳句4*13/3/22 20:09
深夜の病棟短歌413/3/22 20:08
あるきだししんとよみ自由詩113/3/22 19:46
唾液花形新次自由詩013/3/22 19:05
オナニーだけが人生だ自由詩113/3/22 18:43
だけが平瀬たかのり自由詩1*13/3/22 16:37
口笛の朝自由詩5*13/3/22 15:41
春ー帰郷……とある蛙自由詩6*13/3/22 15:40
語彙ビル自由詩113/3/22 15:39
鋭角はるな自由詩913/3/22 15:30
コンビニエッセンス未満ちゃん自由詩2*13/3/22 14:56
朗読喫茶るるりら自由詩18*13/3/22 14:52
HAL自由詩6*13/3/22 14:18
春の囁き灰泥軽茶自由詩7*13/3/22 13:38
缶詰はるな自由詩413/3/22 13:13
春工房佐野権太自由詩5*13/3/22 9:51
はるな川柳3*13/3/22 8:29
思うこと梅昆布茶自由詩10*13/3/22 8:18
スイッチ自由詩9*13/3/22 8:04
共同幻想寒雪自由詩213/3/22 6:55
祝福の歌HAL自由詩10*13/3/22 6:22

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加筆訂正:
練乳/夏美かをる[13/3/22 16:15]
更に細かい所何カ所か変更
4.26sec.