何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ
あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ...
抽象的なモデルを造って
それに基づいて
世界を理解しようだなんて
僕は全部無効だと思う
思い上がりも甚だしいよ
現実はそんな簡単な・・・・
ゴチャゴチャ言わないで
痩せろや!
どっ ...
終着駅まで眠っていた
雪がこそこそ降っている
汚い水のなかに
ゲンゴロウは浮かんでいる
だが、その正確な形状を
ちっともしらない私だ
...
駅前のテナントが入れ替わって
1000円で髪を切る
前は呉服屋だったかな、たしか
新しく入ってきたくせに
彼ら、少し元気がない
首元が寒いのだけど
僕は少し空を見上げた
うん
...
お部屋の外の漆黒に
銀のスプーン揃ってる
少女は絵本を抱きながら
ちっとも読まずに泣いている
今夜はきのうと違う宵
だけども少女の時計では
背丈の伸びに判をして
こころの伸びには封を ...
いとしい子
「ぼくには何もないんだ」
私の子供が言った。
「そう」
と私は答えた。
私の子供は少し泣いて、
「なんでそんななの」
と ...
折れない筈の
芯の上に立ち
折れない筈の
心の平衡感覚を保つ
泰然自若の筈の
聴衆が
右へ左へと
弥次郎兵衛に誘われて
激しく揺れる
鳩が
似合わない声で
咽び泣く
...
星型の オクラが お気に入り
シメジと さっと 炙って
パスタに パラリ 絡めれば
塩風味が 完成するヨ♪
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
大切なことは
今
前進していること
過去は既になく
未来はまだこない
空は青く澄みわたっている
それだけで充分じゃないか
遠い思い出と同じように
唐招提寺は雨に濡れていた
門をくぐった瞬間に
眼に収まる美しさは
何ひとつ変わらなかった
ここでは時間が進みようがない
冬の冷たさと雨の湿りがはりついた柱
息を止 ...
ちょっとさみしい感じの夜があったら
出かけてって
こえをかけよう
二日酔いかい?水がほしいかい?
ちょっとさみしい感じの夜は
嫌な顔をしないさ たぶん
即席の信号と工事で
普段止 ...
夜に浮かぶ幻想群
いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが
陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ
...
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた
いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる
風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ...
立ち向かう
襲いくる冬の群れに
羽ばたく白い翼
つくりものではない鳥の群れ
うそをうそと認めずに
ほんものらしく
あるように
ほんものらしさに
目を奪われて
なにがほんとで
...
一月も終わりの午後五時
ひとは空にさよならの意味をみる
悟っていますとしるしを頬にのこし
そんなものを持っているさいわいなひとならば
家路へ、と
かなしさは漆黒へは入り込めない
だから ...
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う ...
{画像=130129031256.jpg}
寂しい深夜に元気な子
ちぃちぃとお話するよ
おめめもちゃんと開き
毛並みも素敵なおちび
もうすぐ乳離れするよ
手のひらに ...
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ
大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ...
梅の便りを公園は
おとなこどもに知らせてる
いやいやまだだという冬は
春遠からじと知らないで
そのうち自分のこころとは
うらはら泣いて泣きやめず
どうしてなにがかなしいか
問うても問 ...
かわいいね
といって
ベレー帽を
かぶっていて
てんし
かわいい
イタリア料理をたべたい
かわいいから
もしも 私に もっと時間が 有ったなら
生きる 全ての時間を 紡ぐことに 費やすんだ
そんなことを 思っていた
仕事を辞めて 時間が出来て
真っ先に 実行したのは ドライビング
帰る ...
自分が、好きでやっていることなのに
時々、どうしてだろう
無性に嫌になって、嫌になって
くだらない、つまらないもんだと
唾棄してしまう。
自分が、好きでやっている ...
こんなにもなにもないものなんだ
こんなにもなにもないものなんだ
積み重ねてきた幾月で
泳ぎ渡って着く孤島で
生きている意味なんて探し続けていたんだけど
プラネタリウムが作り出した 匿 ...
松の内を過ぎると、これを広告するポスター、ポップがコンビニの定番になった。
チョコレート一色までの中継ぎといった位置づけか、成人の日も過ぎればランチ時、オフィス街の店舗では言われないのに自宅近
...
もっと楽しみの遊びを
子供の頃のように、ドッジボールやサッカー
その空には戦争の気配が忍び寄ってきて、放射能の埃の中を漂っている
こんなにも壊れた、こんなにも暗いところで、何をやってるの、
影 ...
まっずいゼリィを喰わされて
うまいうまいと今日もよろこぶ
食品添加物すごいです
こんなにぶどうが長持ちするなんて
冥土印茶否!
今日も日本の食卓を支える!
しかし俺 ...
老人ホームで百歳のお婆さんが旅立ちました
「若い頃桜島が噴火してねぇ・・・
首輪をつながれた愛犬の悲鳴が
今も聴こえるんだよ・・・ 」
遠い昔に世を去っても
お婆さんの心に ...
誰かが出ていった
後ろ手にドアを閉め
光の紙面に輪郭を焼き付け
誰かが出ていった
窓の外で知らない鳥が鳴き
鍵を開け
重い抑圧から君を逃がし
振り返るこ ...
厳寒のなかで花は枯れることができない
雪をかぶり凍てつきながら
己の色を発し続ける
夢見るように
生きることと
夢を見ることとは違う
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
すぎてゆくこと
唐草フウ
自由詩
14*
13/1/29 21:03
世界認識
花形新次
自由詩
1
13/1/29 20:30
終着駅
草野春心
自由詩
14*
13/1/29 20:29
スカイツリーのない東京
ソラノツバキ
自由詩
3
13/1/29 17:13
私の名前
もっぷ
自由詩
5
13/1/29 15:53
いとしい子
田園
自由詩
3
13/1/29 14:49
掌の上の弥次郎兵衛と壊れた鳩時計
subaru...
自由詩
18*
13/1/29 14:08
星型の オクラ
藤鈴呼
自由詩
2*
13/1/29 13:34
青空
渡辺亘
自由詩
2
13/1/29 13:33
千手観音
ナラ・ケイ
自由詩
3
13/1/29 13:18
目的はその後で
竜門勇気
自由詩
1
13/1/29 11:34
夜に浮かぶ光のように
梅昆布茶
自由詩
24
13/1/29 10:43
月のウサギ幻想
イナエ
自由詩
8*
13/1/29 9:58
スクールデイズ
そらの珊瑚
自由詩
17*
13/1/29 9:31
孤独な魚雷
within
自由詩
3*
13/1/29 8:45
あかね
もっぷ
自由詩
4
13/1/29 7:55
やさしいちえのわ
るるりら
自由詩
17*
13/1/29 7:46
ちゅっちゅの ちゅ
ドクダミ五十...
自由詩
5*
13/1/29 3:33
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
凪 ちひろ
自由詩
8*
13/1/29 2:14
春遠からじ
もっぷ
自由詩
5
13/1/29 1:10
けんしこ
6
自由詩
2
13/1/29 0:41
君の海馬
藤鈴呼
自由詩
3*
13/1/29 0:07
自分が嫌いになってしまったら。
元親 ミッド
自由詩
4
13/1/28 23:35
匿名の海で
ねこ歩き
自由詩
4
13/1/28 23:35
風物考 恵方巻
salco
散文(批評...
1*
13/1/28 23:24
祈り
杉原詠二(黒...
自由詩
4*
13/1/28 23:16
ゼリィ
2012
自由詩
3*
13/1/28 22:26
愛犬の声
服部 剛
自由詩
8*
13/1/28 21:53
誰かが出て行った
Lucy
自由詩
13*
13/1/28 21:20
凍てつく花 ー病床の父にー
〃
自由詩
17*
13/1/28 20:42
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
4.84sec.