わたしはけして わたしらではなかった
わたしはけして わたしらではない
わたしはけして わたしらにはならないだろう
わたしらが昔も今もこれからも
わたしひとりのこと ...
机の胎から生まれ
引き出しの乳房を吸い
椅子の胸に眠る赤子
目覚めるたびに
人になってゆく
...
唐突に酒場に足が向くような日は
大抵明日が来るのを面倒に思っていたりするんだ
舐めるようにして含んだマイヤーズが
そっと舌を焼く
鼻腔に抜ける南国の風
エチル・アルコールによるゆるやかな ...
黒にひかりがまじりだすと青になった
しばらくすると青がうすまり白くなった
ピンクやオレンジに雲は染まった
ただそれだけで互いに好き合っていた
からだひとつ、ただ寒いと感じていた
ぶるぶるぶ ...
私は詩を書き続ける
それが私を救わないとしても
詩を書くことは
自傷行為に似ている
自ら傷を創ることで
ほかの傷の痛みをやわらげる
詩は生まれるものだからしょうがない
私は詩を書き続ける ...
哀しみののれんわけ
それが世のため人のため
名もなき愛を看取りし朝
遠くベトナムの沃野には
朝のしずくが藤の花ぶさ
哀しみたちの転生か
あるていどの痛みなら
大腿骨の複雑骨折
彼はな ...
商工会館が閉鎖された街に
バナナ売りの声が響く
ゼラチン質の船に乗って
目の見えなくなった犬は
遥か遠洋へと向かう
たて笛の隣にある空き地に
僕と彼女は小さな家を建てた
悲しみ、とい ...
愛することができたものと
愛せなかったものを
苔色の水面に
あなたが浮かべる
夕暮れはしだいに
薄くひろくのびてゆく
冬空を流れている、 ...
それは無責任さから来るものではなかった
ちあきなおみが黒人霊歌の奈落のとばりに
サマータイム・・すっと立って歌っていた
夏の粒子のような湿度と暗闇
わたしはたましいを遊ばせる
いいことなん ...
だれの《Summertime》が好きだと
もし問われたらぼくは間髪いれずに
パールの《Summertime》だと答える
ビリーもサラもフィッツジェラルドも
確かに名唱は否定しないけれど
...
くるくる 歪む 表情で
哀しみばかりを 連想しないで 下さいな
きっと 粘土
幾つもの顔は キミの笑顔で 作られる
大切な 笑顔を
何度も 繰り返し 見られるように
おどけてみ ...
初めに、これは主観的要素や不確定かつ高度に抽象的なことを非常に多く含み、
また誤解を生む表現や私の筆が至らないところも多分に存在し、
これを真実だと思い込むことは危険なので、あくまで参考程度にとど ...
おまえ
仮面ライダーを名乗ってるけど
よく見たら目のとこ
メッシュになってるから
大体誰だかわかりそうじゃんか
えっ?
ライダーじゃない?
ヲイダーだ?
わらかしよんな
...
大教会の
ステンドグラスが
粉々に割れて
天使が落下してきた
大理石に叩きつけられ
散らばる宝石の上で
息絶える
幼い君はそ ...
心配でふるえてた
寒さのようなふるえだった
ぼくの心配する気持ちは
そのとき受け入れられていた
こころとからだはどうかしている
ふるえながら
ぼくは
射精 ...
人からたまに言われるさ。
「いつも楽しそうですね」
「ちゃんとしててすごいですね」
「きれいにしてて素敵ですね」
・・・etc.
もうちょっと近づいて、よく見てご ...
寒さは形なく人に触れ、
冷気を感じ身体は縮こまる。
木々は緑を取り外している。
唇から漏れるふんわりとした白は吐息。
生きにくい季節なのに、
たくさんの命が眠る季節だというのに。
...
は罪
は泥棒のはじまり
が重なり身動きがとれない
三昧の・・・
も方便
でもイイから
は嫌い
嘘だとおもったら、人間でした。
ほんの小さな子どもだった
たぶん五歳くらいだと思う
私は明確な意思を持って
嘘をついたことがある
――お母さんの背中だった
月が出ていた
星も見える
風はとても冷たい
凍てつ ...
いつだってたのしかった
かなしかった
ないてばかりだった
いつからだろう
できないことをそのままに
何時だって笑ってる
気付いている
誤魔化してばかり
いつからだろう
生きること ...
余りにも迷宮に似ている
阪急電車を初めて見た
宝塚には 未だ 行ったことがない
もしかしたら 一度 通過しているのかな
あの大きな橋は 何て名前だったっけ
一度だけの喧騒を 思い出しながら 呟けば
青い風船 ...
130116
ゴジラは怪獣である
怪獣とは奇怪なケダモノだと漢字から読み取った
しかし、
ゴジラはどう考えてもケダモノではない
体毛が無いのだ
...
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ...
目標を決めてレッツ
脇目を振らずゴー
爆走兄弟レッツアンドゴー
上手くいくかも、レッツ
いけるだろこれ、ゴー
妄想兄弟レッツアンドゴー
とりあえずレッツ
止めたら負け、ゴー
暴 ...
「何? 俺が怠慢だって言うのか」
ちくわ男は問い返す
「そうだとも 労働もせずだろうが」
仕立ての良い背広の紳士が口角泡を飛ばし言う
ちくわ男は右手に持ったちくわを揺らし
左手の人参 ...
絶望の上着を引っ掛けて
孤独の靴を履こうじゃないか
来し方行く末足どり軽く
咲いた ...
庭に落つまだ新しき抜け殻は夜間飛行の孤独かたどり
未開の地鉄線伸びいく開拓史月の先住民保存せよ
日本の古くて暗き引き出しを覗けばなかにいる死刑囚
夏祭り流し踊りの白粉の細きう ...
さびしくていらいらしていた
失うことから逃げ出したくなっていた
そしてあなたの寝息を思い出していた
ギュッと別れよう
さいごの昼にふさわしいこの星で
乾杯をしながらさよな ...
私が死んだら
きっと、誰かがお葬式で泣く
でも、本当に泣いてくれるのはあなただけ
私が馬鹿な事をしたら
周りの人、みんな怒る
でも、本当に私の事を想って叱ってくれるのは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノート(49Y.1・15)
木立 悟
自由詩
2
13/1/16 21:52
ノート(49Y.1・14)
〃
自由詩
3+
13/1/16 21:51
酒場にて
aria28...
自由詩
1*
13/1/16 21:50
朝の歌
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
13/1/16 21:49
詩を書き続ける
渡辺亘
自由詩
6
13/1/16 21:43
哀しみののれんわけ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13/1/16 21:40
見殺し
たもつ
自由詩
11
13/1/16 21:26
浮力
草野春心
自由詩
7
13/1/16 21:23
サマータイム
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/1/16 21:18
Summertime
HAL
自由詩
3*
13/1/16 20:39
歪む 表情
藤鈴呼
自由詩
2*
13/1/16 20:02
幽界レポート
ゆったいり
散文(批評...
0*
13/1/16 19:11
バッタもん
花形新次
自由詩
3
13/1/16 18:59
決別
多紀
自由詩
11*
13/1/16 17:41
こころとからだ
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/1/16 16:20
ハリボテ。
元親 ミッド
自由詩
14*
13/1/16 16:14
冬を歩く人
み
自由詩
5
13/1/16 14:38
人間でした
芦沢 恵
自由詩
20*
13/1/16 14:01
【 おんぶ 】
泡沫恋歌
自由詩
19*
13/1/16 13:35
忘手紙
ちて
自由詩
4*
13/1/16 12:26
考えてみると人生は
HAL
自由詩
3*
13/1/16 10:16
マルーン列車
藤鈴呼
自由詩
3*
13/1/16 8:42
ごじら
あおば
自由詩
6*
13/1/16 8:36
笑いあって福きたる
そらの珊瑚
自由詩
19*
13/1/16 8:34
レッツアンドゴー
千三
自由詩
1
13/1/16 7:04
「ちくわ男と紳士」
ドクダミ五十...
自由詩
3*
13/1/16 6:05
颯爽たるもの
石田とわ
自由詩
7*
13/1/16 5:17
六番目の指
月形半分子
短歌
1
13/1/16 3:15
あんな健気さで
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/1/16 2:45
あなたへ
yamada...
自由詩
0
13/1/16 2:35
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
4.32sec.