善の概念は構成不可能である。故に善は存在しない。
例えば、生まれたばかりの赤ん坊を例に取れば、彼は何も自分ではできない。親の手がなければ存在さえできない。手間を取る。故に悪である。
この例のように ...
私は怒鳴る。
不条理ないびりの習慣に怒鳴る。
すると季節外れの銀杏の黄色い葉が、
はらはら、はらはらと降り、
私の肩をすり抜けて体内に染み込んできた。
銀杏は尚もはらはら、はらはら ...
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 永田 岡山 黒田(美) 桐沢 深野 千田
 金沢 杉山 和田 春本 田川 森島
 平瀬 成田 堂本 後藤(将) 安藤 的場
 吉田 池田 ...
リモコンの緑のボタン。これすっごい呪詛っぽい色してるなって、思ったから、
ぜんぜん見たくもないテレビのデータ放送にぶつぶつ。
魔法っていうかのろいのことばっていうか文句ばっかり送ってます。ほら、
...
全てのことから逃げることは

「負け」 なのだろうか


全てのことから目を背けることは

「負け」 なのだろうか


全てのことを忘れることは

「負け ...
 

 恥ずかしい昔のことを思い出して
 
 もだえたって
 
 

 気になる女の子にビビりながら
 
 話しかけたって
 
 

 世間とか友達の話に
 
 意 ...
薫風に
似つかわしい歌を思いつけなくて
だんまりのまま歩いている
視界が明るくなっていくのに
人影は色濃さを増す早朝を

のどかな光景が
電車の窓を塗りつぶす
その平穏な生活は ...
 あらゆる試みは、大体のところ碌なことにはならない。そういう風に僕の祖父は言っていた。僕と僕の祖父の間には血のつながりはないし、役所に言わせれば他人ということになるんだろうけれど、これは語り口の問題で ... 初恋は甘く酸っぱいものなのか曖昧な記憶曖昧なまま

大昔悪戯ばかりして過ごす子供心は忘れたくない

海の家冬の間は閉ざされる冷たい風は哀しみの色

セピア色した過去なんてなくなった終 ...
よく思われたいからか
肩がこる
からだに何枚も皮膚ができる

できもしないのに
できます
という顔をする
顔がこる

並んでしまう
ほしがっている
みんな という札の順番待ち
...
みあげるとさかさまのさかなたちが
季節をひらべったく塗りたくっている
きみの手はつめたい
永遠になんども触れたよう
わずかずつの永遠をつみかさねて
一瞬へむかう魚たちのよう
苦い
ぬるい
ひとくち含んで
ひとつふたつ
浮かぶ

途中で
彼に出会い
その本に出合った

気持ちが向かうのは
目下 そこにあるもの

急な雨
傘を持たない女
貸すに貸 ...
フラウ、
きみの瞳が黒くなかった頃、ぼくらは、
花畑を見つけるのが殆ど唯一の、楽しみだった
十分おきに鳴るセルフォンに、きみは、
いちいち振り返った そして、ぼくは
なんでもないと、答え続け ...
なべふたふたふた
円盤飛来
ゆらゆら
ちょうどよいサイズ
はまるよぱこりと
取ってから
ちいさなくしゃみが聴こえてくるよ

まだまだ寒い季節だからね
暖かくなるまでこの鍋の上で過ごし ...
ぼんやりと古いCDのなかから過去の色々な音楽情報を仕入れていた。音楽ではないといえるけれど、ここではムード音楽の話をさせてもらおう。しかし、絵画であればイラストとそれとを区別することができるが、音 ... どうかリラックスして

痛みを増やさないでね

白いイルカに乗って

深海に潜ってゆき

不安や恐怖は

溶けてゆく

そんな気持ちに

どうぞな ...
春がやさしく微笑むと 
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る

ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ...
2月をたゆませて泳いだ
3月には疲れ切って本当の魚のようになった
あやふやな優劣の判定を何度か食らって
何度かはがれ落ちたうろこから
弱い部分を見せた
よわい人が
尾びれとか背びれとかを動 ...
とろとろと衰えてゆく。水の滴る音。部屋の閾値が揺らいで、薄い膜が破れたかのように覗く自身の設定されたまなざし。ベッドに縫いとめたみずからの影に沈み、瞼裏の砂嵐に浮ぶ様々な影絵がしだいに君の顔貌にうつろ ... 雪についた風は 凍りの匂い
立ち上がって ひっかく
かわいてかたい ぽろぽろ

溶けながら指を食む
刻みつけられ 冷たさを

から から
頬から 

押し付けて とどめる
残され ...
震える背中を伸ばして
持ち得る限りの声を張り上げて
顔をあげて

誓います

どうかもう一度あなたの心のままに聴かせてください
あの日の言葉を誰かのせいで嘘にしてしまわないで
あなたは ...
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ...
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ...
孤独な19の頃に帰ろう

あの自由に帰ろう

朝の青い町並みに

粗雑な波に洗われながら


痩せたお尻を揺らしてる

悲しくもない

希望だけ開けている

自信もない

だけど謙虚でもない

嬉しい ...
それは冷たいことではない

何がやってこようが揺るがない

それは温かいことでもない

ぼくは遠いこころになるだろう

互いに幸福を見せつけよう


自分の人生だ

愛だ
...
見下し合ってバランス取れている 手堅く生きて小さくまとまる 手繰ればいつか出会う 希望という名の紙切れよ
希望という名の瞳に渡れ

誰かは無謀と云うだろう
或いは幼稚と嗤うだろう

希望という名の未熟さよ
立ち止まるがいい
思う存分に

希望という名の愚かさ ...
  魚を燃していたのだと
  きみが言う
  誰にともなく
  酸化をはじめたばかりの
  鉄の表面に似て



  せつないくるしい
  いとしいさびしい
  かなしいや ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
善の永続性と悪の刹那性─善を構成するための原理の探求─杉原詠二(黒...散文(批評...2*13/3/21 16:58
所感Ⅰ田園自由詩5*13/3/21 16:15
回し紙平瀬たかのり自由詩2*13/3/21 15:13
モニターの月未満ちゃん自由詩7*13/3/21 13:50
勝てることが正義なのか平沢ちはる自由詩013/3/21 13:08
向き合う勇者自由詩213/3/21 12:16
グッドモーニングと言えるだろうか茜井ことは自由詩3*13/3/21 11:17
Like Someone in LoveDebby自由詩513/3/21 9:26
大昔夏川ゆう短歌113/3/21 9:13
名のみの春朧月自由詩1313/3/21 8:21
さかさまはるな自由詩813/3/21 8:10
珈琲ください三田九郎自由詩513/3/21 5:31
フラウ No.1 〜How about you?〜破片(はへん...自由詩4*13/3/21 3:50
鍋蓋飛来灰泥軽茶自由詩10*13/3/21 0:53
CD不況を取り巻く現在番田 散文(批評...013/3/21 0:29
白いイルカ多紀自由詩21*13/3/21 0:20
この春を何と呼ぼうかただのみきや自由詩28*13/3/21 0:17
こんざいりこ自由詩413/3/21 0:17
いつかこの雨が止む頃にはイリヤ自由詩313/3/21 0:15
砂木自由詩9*13/3/20 23:53
卑怯者の約束Mélodi...自由詩113/3/20 23:52
さくらの野郎吉岡ペペロ携帯写真+...1113/3/20 23:43
普通だよ携帯写真+...213/3/20 23:36
帰還携帯写真+...113/3/20 23:21
旅立ち自由詩613/3/20 23:09
見下し合ってバランス取れている北大路京介自由詩713/3/20 23:01
手堅く生きて小さくまとまる自由詩313/3/20 23:01
手繰ればいつか出会う自由詩313/3/20 23:01
精悍千波 一也自由詩513/3/20 22:15
魚を燃す草野春心自由詩713/3/20 21:58

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