リモコンの緑のボタン。これすっごい呪詛っぽい色してるなって、思ったから、
ぜんぜん見たくもないテレビのデータ放送にぶつぶつ。
魔法っていうかのろいのことばっていうか文句ばっかり送ってます。ほら、
...
全てのことから逃げることは
「負け」 なのだろうか
全てのことから目を背けることは
「負け」 なのだろうか
全てのことを忘れることは
「負け ...
恥ずかしい昔のことを思い出して
もだえたって
気になる女の子にビビりながら
話しかけたって
世間とか友達の話に
意 ...
薫風に
似つかわしい歌を思いつけなくて
だんまりのまま歩いている
視界が明るくなっていくのに
人影は色濃さを増す早朝を
のどかな光景が
電車の窓を塗りつぶす
その平穏な生活は ...
あらゆる試みは、大体のところ碌なことにはならない。そういう風に僕の祖父は言っていた。僕と僕の祖父の間には血のつながりはないし、役所に言わせれば他人ということになるんだろうけれど、これは語り口の問題で ...
初恋は甘く酸っぱいものなのか曖昧な記憶曖昧なまま
大昔悪戯ばかりして過ごす子供心は忘れたくない
海の家冬の間は閉ざされる冷たい風は哀しみの色
セピア色した過去なんてなくなった終 ...
よく思われたいからか
肩がこる
からだに何枚も皮膚ができる
できもしないのに
できます
という顔をする
顔がこる
並んでしまう
ほしがっている
みんな という札の順番待ち
...
みあげるとさかさまのさかなたちが
季節をひらべったく塗りたくっている
きみの手はつめたい
永遠になんども触れたよう
わずかずつの永遠をつみかさねて
一瞬へむかう魚たちのよう
苦い
ぬるい
ひとくち含んで
ひとつふたつ
浮かぶ
途中で
彼に出会い
その本に出合った
気持ちが向かうのは
目下 そこにあるもの
急な雨
傘を持たない女
貸すに貸 ...
フラウ、
きみの瞳が黒くなかった頃、ぼくらは、
花畑を見つけるのが殆ど唯一の、楽しみだった
十分おきに鳴るセルフォンに、きみは、
いちいち振り返った そして、ぼくは
なんでもないと、答え続け ...
なべふたふたふた
円盤飛来
ゆらゆら
ちょうどよいサイズ
はまるよぱこりと
取ってから
ちいさなくしゃみが聴こえてくるよ
まだまだ寒い季節だからね
暖かくなるまでこの鍋の上で過ごし ...
ぼんやりと古いCDのなかから過去の色々な音楽情報を仕入れていた。音楽ではないといえるけれど、ここではムード音楽の話をさせてもらおう。しかし、絵画であればイラストとそれとを区別することができるが、音 ...
どうかリラックスして
痛みを増やさないでね
白いイルカに乗って
深海に潜ってゆき
不安や恐怖は
溶けてゆく
そんな気持ちに
どうぞな ...
春がやさしく微笑むと
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る
ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ...
2月をたゆませて泳いだ
3月には疲れ切って本当の魚のようになった
あやふやな優劣の判定を何度か食らって
何度かはがれ落ちたうろこから
弱い部分を見せた
よわい人が
尾びれとか背びれとかを動 ...
とろとろと衰えてゆく。水の滴る音。部屋の閾値が揺らいで、薄い膜が破れたかのように覗く自身の設定されたまなざし。ベッドに縫いとめたみずからの影に沈み、瞼裏の砂嵐に浮ぶ様々な影絵がしだいに君の顔貌にうつろ ...
雪についた風は 凍りの匂い
立ち上がって ひっかく
かわいてかたい ぽろぽろ
溶けながら指を食む
刻みつけられ 冷たさを
から から
頬から
押し付けて とどめる
残され ...
震える背中を伸ばして
持ち得る限りの声を張り上げて
顔をあげて
誓います
どうかもう一度あなたの心のままに聴かせてください
あの日の言葉を誰かのせいで嘘にしてしまわないで
あなたは ...
さくらの野郎がまた真面目に
花など咲かせようと張り切っている
春だからあたりまえ
そんな野次にも負けないで
張り切ってふくらんでいる
あたりまえなんかない
あたりまえばかりだ
いろんな騙 ...
友の自信が揺らぐとき
ぼくの自信は
揺らぐのをやめている
いいかっこしたい訳じゃない
共倒れがさみしかっただけだ
悲しいとこだよ人生は
乗り越えるところだよ人生は
みんなこの身で考えて ...
孤独な19の頃に帰ろう
あの自由に帰ろう
朝の青い町並みに
粗雑な波に洗われながら
痩せたお尻を揺らしてる
悲しくもない
希望だけ開けている
自信もない
だけど謙虚でもない
嬉しい ...
それは冷たいことではない
何がやってこようが揺るがない
それは温かいことでもない
ぼくは遠いこころになるだろう
互いに幸福を見せつけよう
自分の人生だ
愛だ
...
見下し合ってバランス取れている
手堅く生きて小さくまとまる
手繰ればいつか出会う
希望という名の紙切れよ
希望という名の瞳に渡れ
誰かは無謀と云うだろう
或いは幼稚と嗤うだろう
希望という名の未熟さよ
立ち止まるがいい
思う存分に
希望という名の愚かさ ...
魚を燃していたのだと
きみが言う
誰にともなく
酸化をはじめたばかりの
鉄の表面に似て
せつないくるしい
いとしいさびしい
かなしいや ...
叫びたくない
冷え冷えとした悪意をみつめて
両手であたためるまで
ほんのひとつだけ
何も考えずに 声を
聞いていたいときがある
新しくなることを
いつまでも願っているだけでは
...
瞼を閉じるのだって ちからは要る
オイラがガキの頃
教育テレビ
今はなんだ
ETVとか言うのか?
なんじゃ、そりゃ!
ま、そこはいっか
はたらくおじさんって
番組やってたんだけど
この現代日本で
復刻するなら
どう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
モニターの月
未満ちゃん
自由詩
7*
13/3/21 13:50
勝てることが正義なのか
平沢ちはる
自由詩
0
13/3/21 13:08
向き合う
勇者
自由詩
2
13/3/21 12:16
グッドモーニングと言えるだろうか
茜井ことは
自由詩
3*
13/3/21 11:17
Like Someone in Love
Debby
自由詩
5
13/3/21 9:26
大昔
夏川ゆう
短歌
1
13/3/21 9:13
名のみの春
朧月
自由詩
13
13/3/21 8:21
さかさま
はるな
自由詩
8
13/3/21 8:10
珈琲ください
三田九郎
自由詩
5
13/3/21 5:31
フラウ No.1 〜How about you?〜
破片(はへん...
自由詩
4*
13/3/21 3:50
鍋蓋飛来
灰泥軽茶
自由詩
10*
13/3/21 0:53
CD不況を取り巻く現在
番田
散文(批評...
0
13/3/21 0:29
白いイルカ
多紀
自由詩
21*
13/3/21 0:20
この春を何と呼ぼうか
ただのみきや
自由詩
28*
13/3/21 0:17
こんざい
りこ
自由詩
4
13/3/21 0:17
いつかこの雨が止む頃には
イリヤ
自由詩
3
13/3/21 0:15
春
砂木
自由詩
9*
13/3/20 23:53
卑怯者の約束
Mélodi...
自由詩
1
13/3/20 23:52
さくらの野郎
吉岡ペペロ
携帯写真+...
11
13/3/20 23:43
普通だよ
〃
携帯写真+...
2
13/3/20 23:36
帰還
〃
携帯写真+...
1
13/3/20 23:21
旅立ち
〃
自由詩
6
13/3/20 23:09
見下し合ってバランス取れている
北大路京介
自由詩
7
13/3/20 23:01
手堅く生きて小さくまとまる
〃
自由詩
3
13/3/20 23:01
手繰ればいつか出会う
〃
自由詩
3
13/3/20 23:01
精悍
千波 一也
自由詩
5
13/3/20 22:15
魚を燃す
草野春心
自由詩
7
13/3/20 21:58
無題
seniri
自由詩
1*
13/3/20 21:31
ちから
HAL
自由詩
10*
13/3/20 20:25
はたらかないおじさん
花形新次
自由詩
5
13/3/20 19:30
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
4.48sec.