累々とした屍を乗り越えて生還した父親達
遠く鴉が狙う死にかけた子供の抜け殻
栄養不良の子供たちの細い手を握りしめ
彼らは生きて行くことを決意した。
社会の再建、国家の再建を決意した。
国 ...
青い空
野
風すぎる
小さな水の星の
覚める
さようなら
いつの日か
あの日のことを
思い出す
その時そこに
わたしはいない
月夜ひんやり
みなもに映る
...
明日のこととか
先のこと考えるから
不安の波が押し寄せてくる
今しかないのだから
今目の前にある幸せを拡大させる
今この場所から始まる
余計な心配が生きにくくする
自分 ...
うたの放課後にボクたちは
コートを脱いで話しかけよう
水色の液体の中にゆっくり広がる魔法の声で
あの頃生まれたボクたちの右手の指は透きとおっていた
テーブルの上に並んでいる白い皿にもりつけ ...
ひとつの問いが
私の上に落ちてくる
飛ぶ空を失くした
鳥のように
無数の鳥が
私をめがけて落ちてくる
羽のない
石つぶてのように
私が空へ投げ上げた石
虹色の放物線のむこうか ...
粉雪のリフレイン
埋め尽くす真っ白な想いは
あなたに会いたくて会えなくて募って行く
悲しみのリフレイン
降りしきる雪の華の中
私はひとりきり淋しさを{ルビ弄=もてあそ}ぶ
あなたに ...
水溜まり映る世界は本物か夢の世界に似て揺れている
駅を出て街へ繰り出す人の波幸せそうな顔に見えない
起きようとすればするほど寒さ増すような感じがして起きれない
寒い日は風呂にゆっくり ...
大切にしたいものがありました
それはひどく不器用で
武骨ななりをしておりました
それのどこに惹かれたのか
...
どどんがどん タタントタン ガタントトン
レールの継ぎ目が歌うよ
子守唄かもしれない
眠気を誘うのだもの
夜明けに到着を告げる車掌のアナウンス
知らない土地の白銀の風景が ...
閉じていた扉を開けて
出かけた 散歩道
Y字路の 右
いつもは知らない方角へ
桜の木が立ちふさがった
思い出すことのできない道で
名前も知らない誰かの家の前で
心に 4月が訪 ...
悲しいと思うなら/忘れてもいい…。
背を向けても/声を聞いてしまうから…。。
行かなくては・行かなくてはと
言ってはみても…。。。
足は/直ぐに/動かなくなる…。。
...
雨が降っていると
みんなは傘を差した
だからって、雨は傘を憎んだりはしない
雨はただ、降っているだけ
忙しいサラリーマンはタクシーを降りると
天を見て ...
乾いた河の上を
一匹の虫が飛んでいる
虫は、思想を知らない 言葉を知らない
音楽を聞いた事もなければ、誰かを愛した事もない
でも、僕らよりは自由だ
ふと、そ ...
他者批判と云う毒にも薬にもならないものを
幾重もの儚い言葉で包んでも詮無いと解らず
今日も薄ら暗い厨の隅で包んで喜ぶのだろうか
相対を作り出す意味について
自覚があるのだろ ...
海から陸地へ踏み込んだ
小さな町の橋のたもとに
蟹が一匹蹲っている
蟹が蹲っている
こんな陰気な場所に
遁れてきた蟹に
哀れを感じて
指をやる ...
夏雲が焼けた匂いの午後に僕らはシャツを脱いで
世界の瞬きに姿をくらます
がらんどうのまま揺れてる液晶ランプの形はつかめない
輪郭の無い感情はそれでも溶け合うことは無く
だからこ ...
豆まきをして鬼を追いかけているうちに
私は鬼に追いかけられていた
どこまで行っても鬼は終わらない
だから私は追いかけて
追いかけられながら
ひとつの時代を走りぬけることにした
...
心が干からびる前に
できることはあっただろうか?
言葉を失くしてしまう前に
言うべきことはあっただろうか?
伸ばした手は虚空をつかむ
無数の手が天に伸ばされる
それぞれの手は繋がること ...
天下諭吉を壱枚弐枚
どーでもいい女だけ抱き
月に向かって好きだと吼える
元カノを亀の主食に股間見る
君はサイコロジカル・チェリー
耐えかねて握りしめた手のひらは
いつも汚れていつもからっぽ ...
すごい貫禄のある猫を見ても
絶対自分より年下だから
頭を下げる必要性を感じない
むしろ相手が平伏して
腹をなでさせるくらい
あってもいい
きみはぼくに
ただ一言の問いかけをした
夏、
夕暮れのきつい光が
少しだけ漏れる部屋で
きみはぼくに問いかけをした
どんな手がかりも
...
海を知らないのに 波のように
風に這われた雪が空中に駆け上がる
道路から 枝から 積もった雪の壁から
風の爪となり 冬の刃となり
波から眼をそらせば とらわれたハンドルが
凍る道に ...
頑張って生きてやる。
頑張るなって
頑張らないでいいよって
言われて言って思って。
楽になった。
でもやっぱり
その上でその延長上で
延長戦
その上でそ ...
雪が溶け出して
落ち着けなくなった
暖かくなっている
確かに影が薄くなる
雪がなくなった公園に
ウォークマンを持っていった春
さくらはつぼみにもなっていない
誰もいなくて泣きたくなる ...
あなたは
くるくる回ることが 好きだから
こんな バカな真似を したわけじゃあ
ないんでしょう?
まるで 男を 射止める瞬間の
上目使いみたいだ
メリーゴーランドも
螺旋階段 ...
好きなものが一緒の場合よりも
嫌いなものが一緒の場合の方が
男女間だけでなく永つづきする
自分だけにしかできない冒険がある
エッジのきいた言葉を
声高に叫ぶより
むしろ平明な言葉を
静かに語りたい
憎しみを克服するには
どうしたらいいのか
考えて考えて
考え抜いて
何千日 ...
ティッシュペーパーをちぎってちらしたような薄い雪が、スローモーションのように降っていた。制服にマフラーだけじゃ寒くて手をこすったりしてるとユウトが毛糸の手袋を貸してくれた。わたしの ...
私の家では
節分は
歳の数だけ
お豆さんを
ペロペロしなくては
ならないので
舌がとても疲れます
一方
恵方巻きのように
パックリくわえられることは
絶対にありません
太りすぎると
自分で尻が拭けない
というのは
相撲取りの話で
よく知られたことだが
実は
小便も
ちゃんと出来ていないということは
デブ及び一部のデブ関係者にしか
知られていない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
荒れ地2
……とある蛙
自由詩
8*
13/2/4 16:03
青い空
こしごえ
自由詩
5*
13/2/4 16:01
明日よりも
夏川ゆう
自由詩
1
13/2/4 14:40
うたの放課後
玉木空覚
自由詩
2
13/2/4 14:29
ひとつの問いが
Lucy
自由詩
15*
13/2/4 10:43
粉雪のリフレイン
未有花
自由詩
10*
13/2/4 9:21
本物
夏川ゆう
短歌
0
13/2/4 8:41
静かな波紋のごとく
石田とわ
自由詩
5*
13/2/4 8:09
旅
ドクダミ五十...
自由詩
1*
13/2/4 3:24
ありふれた春
番田
自由詩
3
13/2/4 2:35
呼び掛け
梓ゆい
自由詩
0
13/2/4 2:22
2013年の雨
yamada...
自由詩
3
13/2/4 2:08
職と虫
〃
自由詩
2
13/2/4 1:47
オブラートは溶けやすい
ドクダミ五十...
自由詩
3*
13/2/4 1:39
海の使者
オキ
自由詩
3*
13/2/3 23:59
カゲオクリ
ボトルシップ
自由詩
1
13/2/3 23:50
節分
小川 葉
自由詩
9
13/2/3 23:39
Hands Up!
凪 ちひろ
自由詩
7*
13/2/3 23:33
月下桜桃(サイコロジカル・チェリー)
salco
自由詩
4*
13/2/3 23:12
ハインリヒさんと2回繰り返すところがすき
6
自由詩
2
13/2/3 23:09
問いかけ
草野春心
自由詩
8
13/2/3 22:15
地吹雪
砂木
自由詩
12*
13/2/3 22:06
なんだかんだ超むかつくぜ頑張って、
まきちぇり
自由詩
4
13/2/3 21:57
公園
加藤
自由詩
2*
13/2/3 21:31
滑り台とシーソー
藤鈴呼
自由詩
1*
13/2/3 20:59
永さ
HAL
自由詩
2*
13/2/3 20:32
宿命
渡辺亘
自由詩
7
13/2/3 20:25
この海の底にとどく光
ねことら
自由詩
5+
13/2/3 20:03
歳の数だけ
花形新次
自由詩
0
13/2/3 19:45
座りション
〃
自由詩
0
13/2/3 19:15
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
2750
2751
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
加筆訂正:
やさしいちえのわ
/
るるりら
[13/2/4 11:03]
×この世の常識ってもの歪つさとだけど
5.15sec.