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どこやらの詩人も嘆いていたが
愛は日々の暮らしにぶつかって
粉々にくだけ散るものなのか
    唯物論者の群れに追い回されて
    メッタ切りの憂き目に遭う運命なのか
...
空を見上げる
あなたの隣で
わたしは
深い海に沈んでいく

夢を語る
あなたの声を聴きながら
止めどなく
涙を流している

相容れない
対極の感情がある

二分化した心は
...
鉛色の空に佇む
影法師がひとつ
アスファルトに落ちる
希薄な空気を呼吸をして
吐く血痰

地べたを這う風に
ゆらゆらと揺らめいて
逃げ込める隙間を探している

瑕疵な魂は
誰にも ...
村上春樹ではない僕の風の詩を描こうと思った

ラヴェルのモダンなピアノ曲を聴きながら風を思った
風は自由だ
あくせくしないし

僕たちは単純に生きる事を学べるのではないだろうか
ゆるやか ...
夜でもない朝でもない

真昼が俺にはお似合いだ

納屋の小麦を盗み喰う
そんな手口もいたについて

俺は名無しのガスパール
尖った爪で花を摘み
あの娘の窓辺に飾るのさ

誰ともし ...
 
 
仙台は、あの大きな揺れのあとも、不気味な地鳴りの音が鳴り止まずに、世紀末感、たっぷりでした。それから駅のエスパルから煙があがってた。ヘリが空を飛び、警官は、津波が来るから高台へ!と叫んでた ...
回収する気のない伏線を張る 人気者が勝つ仕組み ハリセンで突く 化粧落として見知らぬ人に化けた女房を口説く夜 恋の病と連投続き悪霊憑依でかたおもい よみちに
しかが
にひき
つったっていて
ひきそうになったけど
ひかなかった

どうぶつが
にひき
たっているのは
めおと
たぶん
でも
なんか
めおととか
やめとけばい ...
故郷を思い浮かべ
ここがどこなのかを忘れる
東京の果てに海の広さを描く川で
僕はひとり 遠い国にいきたいと叫ぶ
水上バスが波を立てていく
橋の下にいる人々を思う
それはあなたの不在より

戻ってくる沈黙が

のしかかるあいだ

かくも連ねて

欲望のあいうえおの全貌から
「ん」でふんばってる「人」よ

みえる領域に

何云うつもりないなんて
何云 ...
朝起きてカーテンを開けたら、陽が差してる。
パンを食べて、コーヒーを飲む。
スーツに着替えて、会社にいく。
メールチェックをする。返信する。
技術資料を作る。
同僚と談笑する。
昼ごはんを ...
大きな地震がありました

とんでもない津波がありました

爆発して放射性物質が飛びちりました

自然もにんげんがつくったものも

にんげんも

こころの行き場に無関心でした

...
 
 
どうもよくわからないのは、これ見よがしに、被災地の追悼式に来ました、とか言ってる連中。まだなにがあるかわからないんだから、そんなに被災地に人が集まっちゃったら、またたまたま大地震がきた時に ...
 
 
わが家でも震災を追悼して、石油ストーブでカレー作らない?と妻に提案したら却下された。あの日食べたカレーは人生で一番うまかった。
11日当日の夜は、カップ焼きそばを、石油ストーブで温めた ...
ゴツゴツした大きな悲しみ
それがあなた
そばに転がっている
小さなカクカクしたのが
私の小さな悲しみ

目をつぶれば
押し潰されそうになってる
だから怖くて
目をいつまでも見開いてる ...
 
 
小銭を持って忍び込む
生臭い二つの身体で

薄汚れた僕らの下着は
日々の生の慎ましやかな残渣
死に対するささやかな抵抗

乾燥機をかけよう
余計な水分が
涙にならないよう ...
だらだらと生きている
のうのうと生きている
うだうだと生きている
世間を欺き生きている

自分を騙して生きている
笑いをつくり生きている
怒りを見つけ生きている
元気にみせて生きている ...
世界を牛耳っているのは
フリーメーソンだっていう
君の説は
間違いだと思うよ
だって
実際支配しているのは
電通だって
僕のお父さんが言ってたもん
電通次第で
世の中どうにでも
な ...
 そう遠くない昔
 高知県の海岸には
 遠洋漁業で命を張ったお父やんたちが
 子どもの土産にと連れ去って帰った
 ペンギンが
 うろうろしていたそうだ
 すぐに飽きられ捨てられて
 浜に ...
{引用=
春は、阿修羅の使い
むごたらしく やすらかな眠りをさまたげる



         *


 誰もが
ぬくもりの休息の時に、永遠をしらず
蠢きだす
 

 けし ...
わたしの脳みそを
たべてください
すべて台なしに
してください

満足も
不満足も
ない地平へ
向かうあしを止めぬまま
わたしは台なしになりたい

そのとき、
言いかけたせりふ ...
破滅は
つねに
目の前にいる

破壊は
今にも
始まりつつある



奔流の
激しさにただ
立ちつくす

奔走の
道は一体
どこ行くか



脳波が
織り ...
ざんどのしょりはすすんでいますか
じょせんのじっしはすすんでいますか

拝啓
最近とんとお話を聞かなくなりましたが、
ざんどさんお元気ですか
ほうしゃせんさんお元気ですか

東日本にば ...
震災忌ただただ涙溢れてくる 一晩中明かりを灯した
商店街を
滑らかに自転車で走り抜けていくと

にょきにょき電信柱
わさわさ揺れる電線が
いつもより多い気がする

見上げれば
夜のお化粧をした女性たちが
ピチ ...
優しさで解決できないものは本来問題ではないのだな
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不幸を背負いながらwako自由詩6*13/3/12 9:13
【 屍の海 】泡沫恋歌自由詩11*13/3/12 7:42
【 Empty Sky 】自由詩6*13/3/12 7:39
風の詩梅昆布茶自由詩1213/3/12 7:35
真昼のガスパール自由詩613/3/12 7:11
震災の記憶小川 葉散文(批評...413/3/12 0:22
回収する気のない伏線を張る北大路京介自由詩913/3/12 0:12
人気者が勝つ仕組み自由詩313/3/12 0:11
ハリセンで突く自由詩113/3/12 0:11
化粧落として見知らぬ人に化けた女房を口説く夜【都々逸】伝統定型各...4+*13/3/12 0:10
かたおもい【都々逸】伝統定型各...4+13/3/12 0:09
五十五輪の書6自由詩313/3/12 0:01
隅田川の僕番田 自由詩313/3/12 0:00
「ん」まで踏んばった「人」へ 阿ト理恵自由詩13*13/3/11 23:44
来年の3月11日にゃんしー自由詩7*13/3/11 22:22
こころはいつか吉岡ペペロ自由詩513/3/11 21:36
被災地はいつもそこにある小川 葉散文(批評...913/3/11 21:31
追悼散文(批評...313/3/11 21:30
悲しみ文字綴り屋 ...自由詩3*13/3/11 19:48
コインランドリーたもつ自由詩1013/3/11 19:27
ぼくの日常生活HAL自由詩5*13/3/11 19:21
電通花形新次自由詩013/3/11 18:49
野良ペンヶ浜平瀬たかのり自由詩5*13/3/11 18:48
眠れる森の月乃助自由詩613/3/11 18:31
脳みそをたべてください因子自由詩313/3/11 17:49
破滅シホ.N自由詩213/3/11 17:16
おてがみ……とある蛙自由詩10*13/3/11 16:47
震災忌ただただ涙溢れてくる北大路京介俳句313/3/11 16:23
夜のサーカス灰泥軽茶自由詩7*13/3/11 14:20
世の中の仕組み梅昆布茶自由詩413/3/11 12:38

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