夏の蝶献血車から華奢な腕
蔦若葉カウント稼ぐツーシーム
途中からただの悪口
たまたま駄洒落言ったみたいになった
勝利の女神は去年死にました
草が倒れ
花が飛び
ビルたちは溶けあう
本棚は崩れ
写真は粉々
音楽は眠った
空が落ちてもかまわない
かまわないよ
愛している
交差点で立ち止まる
君の肩に
桜の若枝が
撓垂れていた
あたらしい通学路に
あたらしい微熱が
恥しげに
淀んでいた
火葬場の匂いのこもる
鉈の重さの
春に
赤か ...
為すべきことはこの世には存在しない
真っ直ぐに歩けないくらい疲れているから
人間は誰かに支えて貰う
壁を乗り越えれないくらい疲れているから
人間は誰かに担いで貰う
真っ暗で何も見えないくらい疲れているから
人間は誰かに ...
死んだ生命の行く先が
綺麗に光る星ではなくて
誰かの心に灯るとし
想いは消えないままで
昨日も今日も明日でさえも
完全な暗闇に綴じない意味は
きっと、
誰かを忘 ...
ないだけ金髪の見透けた青に濡れる紫こそ滲む
境界線をまたぎする病葉(わしらば)は踏み込めず
テケにても履けるパンツ白地のまぶしくて汚れ落ちず
気持ち高ぶればうつつ
更に先の橋擦り過ぎた灯籠 ...
いつもヒーローのかげで彼の役回りは決まっていたんだ邪悪の仮面を纏わされてね
子煩悩な彼の私生活なんて誰も取り沙汰もしないんだね
彼の故郷は地球よりも遥かに道徳的に高次な世界善悪さえもありはしな ...
西麻布で顔も知らない
女の子と抱き合う時の
虹色の夢が今も
はっきりと目をかすめる
友達の先に帰ってしまった
君は今でもあの夜のことを思い
窓の外を見つめているのか
ワイン片手に
甘い愛の味
目まぐるしく廻る
夜に浮かんだ光の海に
堕ちて
堕ち
て
闇の なか
優しい人の面影は
凍える身体の
記憶に染みて
...
では、ぼくの友人の話をします。名前を仮にNとしておきます。明るい、いいヤツでした。Nの実家は県境の山のすごく奥の方で、高校のときから市内に出てきてひとり暮らしをしていました。生物が好きで、生 ...
アカシアの雨がやむときをききながら
雨がふっているんじゃないかと、窓をあけてみる
月夜なのに、こんなに明るい月夜なのに、
*YouTube アカシアの雨がやむとき (西 ...
「夢を持て」
人それぞれかもしれないが
僕の場合は
現実を壊したい
という一心からだ
常識に逆らいたければ
常識に逆らえばいいのだ
世の中に逆らう事は決して
独りよがりでも ...
世界にたったひとり
取り残された気分で
自転車を走らせる
コンビニを通り過ぎ
高架下をくぐり
収穫を終えた田んぼの
あぜ道をカタカタ走る
目の前の景色は
時と同じスピードで
...
イエスとノーで点滅する夜の街
煙を挟んで向かい合った僕とあなた
時々目が合ったり合わなかったり
弾まない会話と駆け引き
それは多分無意味
赤い唇の中で唾液が糸を引いた
何故か咄嗟に
...
あなたがはやく眠る夜
悲しいことのながれる夜
でもね
あのお店や土手の道には
外灯や緑の匂いが
ひとや自転車が
ぼくらの轍や優しさが
過去から未来に吹く風が
...
おかあさんのことを
ちゃんと想っています今日
カーネーションやリボンつきの包装紙を
横目でみて通り過ぎ
なにをいっても
もう遅いと
それもいいわけ
とにかく
おかあさんはげ ...
緑の匂いがします
鼻と胸が気持ちいいです
外灯が目にしみます
夜風が腕にやさしいです
くっきりあなたを想うのです
いつもあなたがそばにいます
緑の匂いがしま ...
正直に言うよ
君ほど愛した女はいない
だから自分の心を捨てることができた
俺が一番幸せになることと
君が一番幸せになれることが
なぜ同じじゃないんだろうな
悔しいけど悲しいけど
同じじゃ ...
星は一生を終えると
ブラックホールとなるらしい
自身の重さに耐えきれず
あるとき自然に崩壊する
質量だけが生き残り
ただひたすらに落ちている
周囲のものを巻き添えに
人も一生を終 ...
回転寿司屋の板前のブルースとか
山手線の運転手のブルースとか
今でもそんな事ばかり考えているんだ
この前の事なんだけど
風呂場の鏡に捨てられた犬みたいなのが写ってたんだ
誰だって聞いたら ...
大好きな彼女の前張りストリップ
社長を宥めすかして夜も明ける
猫娘艶かしくて数十年
テレビジョン生まれた頃の生まれだが
詩人なのか死人なのか分からない
君もなら僕もするん ...
昆虫が窓を開ける
五月と
そうでないものとが
出て
入って
混ざり
離れる
言葉の中で
空はまだ
青く
美しいのだ
日用品と
出来立ての虹を買って
君が帰ってくる ...
小暗い森の小径には菌類や地衣類が生息している
その息づかいを君は感得できるだろうか
存在の密やかさをそれは秘めてあるのだがときにそれを
踏みつけてしまう僕たちは傲慢な生き物なのかもしれない
...
チューリップ隠れんぼには適さない
春の宵落とし物して逆戻り
誤字脱字指摘するほど散る桜
あなたが呼吸する事を
どうか忘れませんように
命を吸って、
淀みを吐いて、
何処までも深い呼吸を
其処に意味は生まれるから
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の蝶献血車から華奢な腕
北大路京介
俳句
2
13/5/13 13:35
蔦若葉カウント稼ぐツーシーム
〃
俳句
1
13/5/13 13:35
途中からただの悪口
〃
自由詩
5
13/5/13 13:33
たまたま駄洒落言ったみたいになった
〃
自由詩
2
13/5/13 13:33
勝利の女神は去年死にました
〃
自由詩
3
13/5/13 13:33
日々
はるな
自由詩
2
13/5/13 13:22
思春期
飯沼ふるい
自由詩
4
13/5/13 12:54
命を賭けてまで
HAL
自由詩
3*
13/5/13 12:31
他力本願
owl
自由詩
3
13/5/13 12:18
眠らない街
秋助
自由詩
1
13/5/13 11:15
五月の空
アラガイs
自由詩
2*
13/5/13 6:36
電波星人の孤独
梅昆布茶
自由詩
8
13/5/13 5:55
コミュニティ
番田
自由詩
0
13/5/13 1:20
夜の街
莉音
自由詩
1*
13/5/13 0:46
人魚
ホロウ・シカ...
散文(批評...
4*
13/5/13 0:28
アカシアの雨がやむときをききながら
殿上 童
自由詩
24+*
13/5/13 0:17
musuu-夢崇
Neutra...
自由詩
3*
13/5/12 23:48
月が追いかけてくる
佐倉 潮
自由詩
6
13/5/12 23:32
ルージュ
ボトルシップ
自由詩
1
13/5/12 23:00
あなたと五月とぼくらの夜
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/5/12 22:51
おかあさんへ
朧月
自由詩
4
13/5/12 22:38
五月の匂い
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/5/12 22:12
LOVE LETTER
文字綴り屋 ...
自由詩
0
13/5/12 21:05
いのちの重さ
かわぐちひろ
自由詩
3*
13/5/12 21:04
名前も知らないところから
虹村 凌
自由詩
10
13/5/12 20:53
つまづき川柳
梅昆布茶
川柳
4
13/5/12 20:33
息切れ
たもつ
自由詩
9
13/5/12 19:50
地球の息づかいを
梅昆布茶
自由詩
4
13/5/12 19:46
チューリップ
夏川ゆう
俳句
1
13/5/12 19:06
深い呼吸を
秋助
自由詩
1*
13/5/12 18:31
2618
2619
2620
2621
2622
2623
2624
2625
2626
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2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
加筆訂正:
順番
/
夏美かをる
[13/5/13 0:55]
最終連一部削除、修正
低地
/
「ま」の字
[13/5/13 0:13]
13.5.13小改
ゆうぐれ
/
「ま」の字
[13/5/13 0:08]
13.5.13小改
4.34sec.