はやく行きたいな

夕方に行きたいな


暖簾をくぐればほのかな木の匂い

カウンターの香ばしいひかり

ほのぼのとした血の匂い

いい感じで湿っている

やっぱりぼくはここが好きだ

神田三州屋がや ...
空と海の水平線から、あなたの足跡を辿ります。

水平線の向こうの星の瞬きの中に見え隠れする、微かな星の囁きを頼りに結ばれる並行世界。
そこから私は、何時もあなたを想っています。
あなたの笑顔の ...
ぼくら背中合わせで
羽根を千切った
きらきらきら
昇華してゆく

世界を残して
すべて消えてしまう
きらきらきら
海になって
ぼくらは再生する
コーヒーを飲んでいると
窓に伝書鳩が降りてきた
うん? 私に宛てて?
指にパン屑を乗せて差し出すと
小さな嘴でせわしく啄ばんでくる
ふふ 可愛いやつ
光沢のある胸を撫でてやると
クク ...
栃木県に告ぐ
抵抗するのは
止めなさい
おまえは
新潟県
長野県
福島県
群馬県に
完全に包囲されている
いつまでも
関東にしがみついていたって
無駄だ
今すぐ
出ていきなさ ...
ウハって

穴をのぞいて

エって

みあげたら空
人を畏れない 愚かさに 小娘め!と舌打する 私も未だ小娘

 頭に腹が立ち塞がりに来る 魔物を避けれないこともある

刑務所に入ってでも殺す価値があると 魔物は思える そんな感情を白状するよ
...
真っ直ぐな目で未来を見つめているから昨日の君はもういない



足元の影が日増しに濃ゆくなる蜃気楼の夏よこんにちは



つばめが巣立ちを迎えた日空に伸びる軌道を僕は追いかけて

...
それを決めるのは自分。

そんな言葉を聞いた。

それはきっと他の誰でも無い、

自分の為に存在する言葉だからなのだろう。

大丈夫。

それを刻むことで、

僕の両足は安 ...
「夕凪」

遠い昔
粉々になった水平線が
白い海鳥に姿をかえました

白い海鳥の
さいごの羽ばたきで
のばされた夕凪で
ひきよせられる
白い骨



「内緒」

わたし ...
竜骨座の主星カノープス 大小のマゼラン星雲 月に遊ぶ人魚 南天の星々は僕を魅惑する

散文的な日常 それも嫌いではないのだが 僕はほんらい空の生き物らしい

ただ地上では羽をもがれたバッタのよ ...
とんがってるのが
雨にたたかれて

とんとんとん
まったいら
ならいいけど
でこでこでこ

だから
くっついても
もういたくないよ

雨がつくった
ひととひとのうえいぶ
さて また、あのすすり泣き
深夜不気味な静寂と
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き

寝静まった街の中
街路樹に風
   風だけがざわざわと
聞 ...
垢まみれの私の心も
やがて救われる時が来るのだろうか

その時私は
人としてどのような形をし
何を語るのだろうか

せめてこの沈黙が
せめてこの沈黙が

私の過去と現在と未来を
...
私はアメンボに追突され
母の事が分からなくなった
月からやって来たのか
地球の中で私によって排出されたのかさえ
全知全能の眼球は答えてくれない
ひたすら潤むばかり

コーナーを何度曲がっ ...
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装 きみのパンツィーの
サイドの紐を
引かせてくれ
鼓笛隊の
ファンファーレとともに
引かせてくれ

きみのパンツィーが
ペロンとはがれ
ドヒョローンが
干し柿みたいな顔を出すとき
...
カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole Clark さみだるる音楽堂に悲愴かな 夜が咲いて春めく わざと誤爆している女がいる 第二ボタンたくさん用意している 静止する



輪郭の外




うつつの内に真夜中を覗いている



誰かの為のひと篇は
窓越しに確かに在って




漠然とした不安定さと

鮮やかなさを備えた
懐かしき現在を





...
少し横顔を見せただけで
思わせぶりに去っていく夏

雨が 家々のトタン屋根から
ライラックの葉の一枚一枚から
信号機の黒ずんだカバーから
夏を洗っていく

雨が 夜更け ...
... ご紹介します
この度
めでたく
世界遺産に
認定された
ではなくて
遺産相続に
数多くの
親類縁者が
名乗りを挙げた
不治の病の
じいさんです
夏の香りをコバルトに立ち 足跡はどこへ辿る

慕う人の鮮明な記憶なしに 足跡はどこへ辿る

 これからは通り過ぎる 切なさえ 斬る 泣きながら前へ突き落とす 護衛
 これからが貫き過ぎ 安堵 ...
色硝子のようにあざやかに
此の世へと迸りつづける君の生

でありながら同時に
{ルビ果敢=はか}なく無へと消え入りつづける君の生

誰よりも
あやうくきわどく揺らめきつづける ...
かなしみとは獣のようなものだ

この涙はどこからくるのだ
あのおおきな海原からか
ぼくの中に海があるのか
ああ
どうりで
母の腕へと温かい

ぼくに流れる潮がかなしみだと知った
...
ぼくは

命なのだろうか

魂なのだろうか

心なのだろうか

精神なのだろうか

それをいつか感じられたら


ビジネスで

文学で

愛で

ぼくたちで

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夕方に行きたいな吉岡ペペロ携帯写真+...613/6/26 22:17
誠の綺羅星えぬこ自由詩213/6/26 21:37
銀貨自由詩313/6/26 20:51
風と共に去りぬ壮佑自由詩17*13/6/26 20:45
栃木県に告ぐ!花形新次自由詩413/6/26 19:35
カロやかに加えるように文字をかいてみる 阿ト理恵自由詩11*13/6/26 18:37
畏れよ 小娘め!朝焼彩茜色自由詩613/6/26 17:54
夏よこんにちはミツバチ短歌113/6/26 17:43
大丈夫だよ。三月雨自由詩3*13/6/26 16:38
引き潮/あとさき佐東自由詩12*13/6/26 15:56
南十字星梅昆布茶自由詩1413/6/26 15:08
人波朧月自由詩313/6/26 14:09
余命……とある蛙自由詩13*13/6/26 11:01
存在渡辺亘自由詩113/6/26 8:44
拡散と収束  そのイメージは撒き散らされて間村長自由詩213/6/26 1:40
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装北大路京介短歌313/6/25 23:35
サイド攻撃花形新次自由詩213/6/25 23:35
カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole Cl ...北大路京介短歌213/6/25 23:35
さみだるる音楽堂に悲愴かな俳句313/6/25 23:34
夜が咲いて春めく自由詩213/6/25 23:34
わざと誤爆している女がいる自由詩513/6/25 23:33
第二ボタンたくさん用意している自由詩513/6/25 23:33
月径の袖オリーヴ携帯写真+...013/6/25 23:26
夏の横顔Lucy自由詩22*13/6/25 22:51
ややあって、黄金のサックスが啓示のように暗闇を裂く。TAT自由詩313/6/25 22:32
不治の病花形新次自由詩213/6/25 20:48
夏の護衛朝焼彩茜色自由詩8*13/6/25 20:25
少年刻塔野夏子自由詩10*13/6/25 20:23
猛獣使いにさよならをゆったいり自由詩513/6/25 20:04
ビジネスで文学で吉岡ペペロ自由詩613/6/25 18:41

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