子供が3人(男、女1、女2)がSケンをしている。
男一人がケンケンで敵陣に入るところのようである。
女二人、入口を固くガードしている。
男 「猛獣使いだぞ〜。扉をひらけ〜。ひらかねば ...
低気圧と偏頭痛
雨降り土曜日 ぎこちなくスーツを着こなして
街の風景に いかにも溶け込んでいるふりをする
大通りはパレード 通り過ぎてく行列を
眺めながら頬張る 503kcalのハンバーガ ...
今の季節が
一番難しいのよ
寒暖の差が
激しいでしょ
服装?
違う、違う
それは半袖に
決まってるじゃん
4月も半ば過ぎだもん
俺が言ってんのは
冷房の
設定温度よ
何度にする ...
まえより
おおきくなったんだって
わかる
なんてうれしそうに
あたまをなぜるの
おとうさん
でもなんて
おもたい手なの
なんてしずんでくるの
おとうさん
マニキュアを塗って
少し特別な気になっていた
真っ赤なマニキュア
小指だけは黒
趣味が悪いと笑われた
それでも
特別な気になっていた
あなたの ...
指は
口ほどにモノを言う
って書いたら目があった
そりゃそうだよね
おなじ場所からはえてんだもん
みんなうまれた場所はおんなじなのに
とりあったりしてるから
減ったようにおも ...
心から心から心から
だから何も要らない
明日は勤務先に届いた注文書を元に工場のひと月分の生産予定表を立てないといけないのですが困ったことにエクセルすらまともに使えません。いくら人がいないからって一週間の新人にやらせるなんてムリムリムリ。そも ...
君と初めて
手をつないで歩いた
赤錆びた鉄橋の上の
線路づたいに
まるで世界のはじっこに
流れ着いた人のような気分だった
空は重く
カラスが頭上を何羽も
飛び交い
柱の上からこちらを ...
父は会社を辞めて
小さな薬局を経営していた
母は近くの
ガソリンスタンドで働いていた
僕が社会に出る頃には
薬局もガソリンスタンドもなくなって
父と母だけが残った
僕の仕事は ...
いつからか母はファッション雑誌を買うようになった。
自分の家は食費すら危ういのに少年ジャンプとファッション雑誌とサッカーの雑誌を買うお母さんが気に入らなかった。
でも金が足りないから服を ...
相変わらず僕は
たいていの場所へ
行けてしまう
羽ばたかない翼にしがみついて
南の島に不時着することだって
くねらない蛇に飲み込まれたまま
海峡の下に潜り込むことだって
軽過 ...
昼と夜の間を染める
クレヨンにない空の色
どこへ行くわけでもない
僕たちを包む
まだ暗くならないで
遊んでたい
帰りたくないよ
肩にとまる赤とんぼが
眩しそうに見つ ...
春の夜に
誘われて 君の待つ あの場所へ
いるのか いないのか わからないのに
なぜか僕は
誘われるまま
春の夜に
かすかに 香る あの甘い匂いは
君のかおりか
または 苺のかおり ...
消したいのか取り戻したいのか
未来と言う名をつけたのは知らない
いくら石を投げつけても跳ね返ってくるのはわかっていた 。
それでも止められないのは閻魔と交わした契約だろう
予感と引きかえに ...
{ルビ弓弦=ゆづる}が啼いている
火と風の言葉で
戦いはもう終わったと
あのひとはもう帰って来ないと
裸足で駆けてゆく濡れた樹下闇
白い裳裾を引きずりながら
胸には冷たい雫が流れ込 ...
径を照らす茶色の花
川のかたちを隠す樹の影
砂岩の崖のはざまを下り
陽は淡く細く鳴りひびく
光はまぼろし
こがねは緑
巨大な片羽
星の同義語
午後の陰を ...
間違いを犯し続ける
勇気が欲しいね
何が正しいのかを
忘れてしまわないうちに
黒板に殴り書きされた
白いチョークの言葉を覚えてる?
あれが最初の知恵だっ ...
手の平の中で笑い
確信を抱き飛ぶ
上にmore上に
上に上に
疑問符のシャワー
浴びるだけのブラックジャックは
GameOver
KingがQueenを抱き寄せる
52枚の ...
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??
レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている
...
もっともらしい言葉で
魔法をかけようとしても
下心は見透かされて
彼女は立ち去っていく
もっともらしい儀式で
神を呼び起こそうとしても
やってきたのは雨雲
雷を落として
...
時間は存在しない
空間は存在しない
物があって
人がある
コンピューターは一秒に
四億三千万手先を見通し
人の遥かな直感は
古代人の心性を想起するに足る
...
世界の
まんなかにいたのに
すみっこにいた
すみっこにいたのに
まんなかにいた
風向きひとつ
陽射しの強弱
空腹感
あいまいで ただ
わたしにすっと落ちてくるもの
巣のない ...
蛇口へとめぐる途中の
おだやかな息遣い
逆光の月が見たかった
色気のない一面の灰色には
歴史的なあかりは見えない
湧くのは水だけではない
木の根になって支えたい ...
ささくれた丸太でこしらえた筏ひとつで
たったひとつの新天地へと船出する
ここに方位はないから磁石などつかえない
ここに時間はないから時計など意味がない
せめてカモメかウミネコがいたならば、とは ...
どこもかしこも駅なのです。通過点で、とどまれない。
数瞬、隣の人の肩とふれ、見知らぬ生活の匂いと、わたしの皮膚細胞とが、ほのかに混じる。それは、一個体として存在する孤独の、群れへの譲歩。
わたしの ...
うつ伏せに寝ていると
今日はたまたま息子さんが居て
こっちへやってきて髪をさわる
中国語の心地良い抑揚
髪の匂いがいいよとお母さんに言ったらしい
色々なマッサージや整体を経てここにやって ...
あたしの
肛門の吸引力は
そんじょそこらの
掃除機とは
わけがちがう
普通の掃除機は
ハウスダストやダニを
吸い取るだけなのに
あたしの肛門は
あの悪名高い
マダニを吸い込んで
...
職場に行くと
体臭が匂うと言われる
みなマスクをしている
それほど匂うらしい
家に帰ると
息子が帰りを迎えてくれる
お父さん、臭いか
と尋ねる
息子は
う ...
街を歩いていると
まるで宝物のように
我が子を抱く母親を
見かけることがある。
いや、きっと母親にとって
我が子とは宝物なのだろう。
そういえば僕はいったい
どうだったのだろう
ど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
戯曲「ノーパンガール」(習作つづき10前半)
星☆風馬
散文(批評...
0*
13/4/24 23:05
低気圧と偏頭痛
itukam...
自由詩
2*
13/4/24 22:50
寒暖の差
花形新次
自由詩
0
13/4/24 22:25
のびてくる僕とおとうさんの手
美砂
自由詩
5
13/4/24 22:07
マニキュア
永乃ゆち
自由詩
8*
13/4/24 21:46
おしゃべりな指
朧月
自由詩
2
13/4/24 21:41
心から
永乃ゆち
自由詩
3+*
13/4/24 21:40
ナントカナルンカネ
マクベス
自由詩
1
13/4/24 21:40
ダイブ
Lucy
自由詩
8*
13/4/24 21:23
家族の仕事
たもつ
自由詩
7
13/4/24 20:04
気づき
勇者
自由詩
2*
13/4/24 19:14
アシカセ
nonya
自由詩
16*
13/4/24 18:56
マジックアワー
シスターさん
自由詩
2
13/4/24 17:18
甘い
ウデラコウ
自由詩
0
13/4/24 16:21
月と哭け
アラガイs
自由詩
3*
13/4/24 14:07
馬酔木のうた
石瀬琳々
自由詩
6*
13/4/24 13:27
ひとつ 幕間
木立 悟
自由詩
2
13/4/24 10:48
黒板消し
まーつん
自由詩
6*
13/4/24 10:23
イノチガケDEトランプ
シスターさん
自由詩
1
13/4/24 10:12
中庭のある小学校で
夏美かをる
自由詩
26*
13/4/24 9:49
泥まみれ
まーつん
自由詩
5*
13/4/24 9:32
駆ける
yamada...
自由詩
0
13/4/24 6:54
満ち欠け
三田九郎
自由詩
5
13/4/24 6:31
湧歩道
村正
自由詩
1*
13/4/24 4:51
新天地へと
ロクエヒロア...
自由詩
1
13/4/24 3:31
駅で。
凍湖(とおこ...
自由詩
1
13/4/24 1:17
中国整体院
灰泥軽茶
自由詩
7*
13/4/24 0:52
スルーパス機能付き
花形新次
自由詩
0
13/4/23 23:13
加齢臭の季節
小川 葉
自由詩
6*
13/4/23 23:13
幼き日の母と僕
清風三日月
自由詩
4
13/4/23 22:00
2622
2623
2624
2625
2626
2627
2628
2629
2630
2631
2632
2633
2634
2635
2636
2637
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2639
2640
2641
2642
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2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
加筆訂正:
黒板消し
/
まーつん
[13/4/24 15:12]
細部変更。
4.18sec.