銭形平次に銭投げられて拾い集めて大富豪
ハエと一緒に転送してやろうか
恵方の逆向いて吐く
自販機に嫌われたコインばかり集める
深海魚の夢は、最後方の心は
言葉が飲まれる、言葉が生まれる
最深部の夢は、古代魚の心は
言葉が埋もれる、言葉が生まれる
おろし金を耳に挿して
転げまわっている
桃の実をすぐるため
はしごに登って高い枝に手をのばす
少し時期が遅くなったので
実はピンポンボールのようにまで
大きくなって 枝一杯になっている
このままでは多すぎるので
適当な間隔を ...
せかいがゆらいでゆらいで
ねむいのをおさえて、またゆがむ
あしおとは ふら、ふわ、ふらふらっ、たんっ
からだはひだりにかたむいて、おしりがへんなかたちです
せかいはゆらいで、ゆらいでゆらい ...
それぞれの理想の楽園で、ただよう魂を見よ。
君たちにも見えるだろう。
笑っているのに目にはたくさんの涙を浮かべているんだ。
なぜって、それはわからないよ。
わから ...
「戦争」が始まって半年余り
悲しみが渦をまいてめまいがする
精神薬の空箱が崩れて溶けていった
努力も向上心もそれを書いた薄い紙も
ロジックと倫理を練って叫んだ口も
誰も見とめられないなら ...
私たちは稀少なドラゴンを撮影しに行った。標高4,222mのシヴァ山は、ドラゴンの住処の一つとして世界のあらゆる教科書に記されている。この世界の大いなる神秘は市井の人々に好奇心や甘美な心象を喚起させ、 ...
アパートの前に半壊した木造の2階建ての家があったが、今年の夏休み、地元から帰ったらきれいさっぱり壊されていた。なぜか残された白い西洋風のポーチが、敷地内に広がる茶色の地面と対照的だ。2対の細身の紅葉 ...
その場所へは、けして女たちは近づけなかった
淫らな忌避の場所をひらいて渡来のひとのごとく片足を立て、
障子戸からこぼれた露わな月日に焼けて黒ばんだ太い柱に背を凭れ
毛深き勇者は衆道の男ど ...
群衆がうごめく
光の中で
色々な人間と肩を合わせながら
僕は一人で考えている
それとも考えていなかったのか
わからないけれど
音が夏の日の波のようにやってきては
干上がっていくような ...
大阪生まれの
お袋は
昔からずっと
歩く放送禁止用語だ
テレビに映る
女性タレントの
顔の欠点を見つけるのが
得意技で
よく使うのに
横に広い顔の人に対して
なべみたいな顔やな
...
夜の町に少女がひとり
悲しい涙、うれしい涙、喜びの涙、いりませんか
あっ、きれいな涙だけはまだ心であたためているところです
雨がふるなら低気圧
だから鼻血
だから悪い夢
低気圧のせいだから
気にしないで
大丈夫だよ
安心して安らぐんだ
なんにも心配するな
ぼくがどうなろう ...
○の神様いてくれる
あたりを見回せ
世界は○であふれてる
休み場所は○だから
あたりを見回せ
みんなのぼくは○になる
○になれなくてごめんなさい
みんな○ ...
誰もいないこの世界が好きだ
ボタンひとつで誰もいない
みえない
みたくない
しらない
しりたくない
そんなことすべて置いていける
誰が僕を責めるだろう
...
...
恐ろしいほど
バカそうな小娘が
駅に溢れかえって
いるので
何事かと思ったら
近くのドームで
これまた
恐ろしいほど
バカそうな
男達のライブが
あったようだ
こんだけの
バカ ...
時鳥(ホトトギス)
挨拶の声
あなたなら
風がその日選んだ道は右だったので
程よい南風がその町を包んだ
路地裏にも行き渡り
仔猫が鳴いた
夜になって風も眠りたくて
考えて、左行きを寝床とすることにした
北向きの部屋が風を受け
...
愛想笑いで 発達した頬のマッチョが
高らかと その場しのぎのポージングを決める
黒光りした 死んでいるルーティンが わざとらしい
だめだ だめだ だめだ
喉の奥に巣くう 真心が 胸焼けのよう ...
好きな人できてん
って、お前がゆうたとき、俺の心臓らへんかなぁ、もう少し下の方か奥の方か、なんやわからんけど、ズンッて、めっちゃ重たいもんが乗っかったっていうか、なんやろ、血の気が引いたって、正にあ ...
幼い虹が
水たまりを駆けてゆく
窓を流れ 昇る曇
誰かが何かを読む声が
水路の終わりに響いている
空に迷う鳥の声
白に降りる白の声
割れた渦にざわめく森
...
水の底で
むかいあっている
水草が
こちらを見ている
水面の陽はむらさき
月が 横切ってゆく
...
灰皿に捨てられた
飴玉のように
灰色に灰色に
笑っていた
青空の下
ひと山いくらのペット
焼き魚のにおい
轢かれた音楽
不親切な
海への道のり
...
埃を払う 埃は溜まる
僕はパソコンと睨めっこ
空いた壁は 怒りの過去
白い斑点は 劣等感の歴史
分からない 分からない 口癖だ
嘆いていないで 動けばいいのに
僕は ...
眠ってすごせれば楽しいかもね
男がうちに来たのです
「酢は入りませんか」と
ああ、
酢売りか...
そう思って
「入りません」
と言おうと玄関に行くと
男は
強引に入ってきました ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
銭形平次【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
3
13/6/17 10:52
ハエと一緒に転送してやろうか
〃
自由詩
7
13/6/17 10:49
恵方の逆向いて吐く
〃
自由詩
0
13/6/17 10:49
自販機に嫌われたコインばかり集める
〃
自由詩
8
13/6/17 10:48
深海魚の夢
秋助
自由詩
2*
13/6/17 10:05
ロック・アラウンド
有無谷六次元
自由詩
0*
13/6/17 9:55
あり
砂木
自由詩
13*
13/6/17 7:18
ワイパックス宇宙
梨玖
自由詩
1
13/6/17 3:53
一人娘と。
ヒヤシンス
自由詩
4*
13/6/17 3:47
就職活動失敗
梨玖
自由詩
0
13/6/17 3:43
テイク・ザ・ドラゴン
済谷川蛍
散文(批評...
1
13/6/17 2:13
夢の跡地
〃
散文(批評...
1
13/6/17 1:48
殺しの記憶
atsuch...
自由詩
5*
13/6/17 0:19
区の境で
番田
自由詩
2
13/6/17 0:18
なべのような顔
花形新次
自由詩
3*
13/6/17 0:02
いりませんか
殿上 童
自由詩
16*
13/6/16 23:50
低気圧
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/6/16 23:41
○の神様
〃
自由詩
2
13/6/16 23:20
証明
中村 くらげ
自由詩
1*
13/6/16 23:17
カブトムシとクワガタ
TAT
自由詩
6
13/6/16 22:08
テロテロりん
花形新次
自由詩
0
13/6/16 21:56
沙羅双樹への想い1
はなもとあお
俳句
0
13/6/16 21:45
風の気持ちたとえばこの風
もっぷ
自由詩
4
13/6/16 21:42
共闘
The Bo...
自由詩
0
13/6/16 17:38
手紙
笠原 秋人
自由詩
4*
13/6/16 17:24
こがね さまよい
木立 悟
自由詩
4
13/6/16 17:16
ノート(二水)
〃
自由詩
3
13/6/16 17:14
ノート(50Y.6・14)
〃
自由詩
3
13/6/16 17:13
埃
ビル
自由詩
0
13/6/16 17:10
夢か現か幻か
初代ドリンク...
自由詩
3
13/6/16 16:55
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4.57sec.