ごろごろ、ぴか、どかーん 

遂に熱血上司の雷が、頭上に落ちた。 
焼け焦げた姿のまま、そろ…そろり 
逃げ帰ろうと思ったが 
見えない糸に背中を引かれ 
くるり、と引き返す。 

熱 ...
空が悲しみで一杯に満たされたから

抱きしめたくて仕方がない

腕をおもいっきりのばして

太陽が光を届く限り

私の腕はそらを抱きしめる

悲しみが空を一面埋め尽くすので
...
空が青いから
走り出した

どこへ行くのでもなく
ただ走りたかった

なぜなら
空が青いから
貴方のいる街に来て、どれくらいの時が経ったのだろう?










多分、
思ったより全然短くて、吃驚するんだろうな…

...
祖母に忘れられる夢をみた。
夢のなかちいさな手を握り
かなしくて泣いていた。
かなしいと言って泣いた。

目がさめて
祖母はもうとっくの昔に私を忘れていることを思い出した。
ほっとした。 ...
真っ暗な闇に五月のきらきら

打ちのめされて酔いどれて

ぼくのこと面白かった?

そうでもなかった?

100才になっても、そんなこと分からない!


アスファルトを娼婦とあるく

香水のわだちがト ...
最近姫が西洋音楽をはじめた
ヴィオロンとかいうキーキー言う楽器だ
まわりは大変迷惑千万昼寝もままならんし爺は疲れ気味だ

琴かせいぜい三味線ぐらいでいいと思うのだが
姫の西洋かぶれは止まらん ...
悲しすぎると

胸が痛い

それどころか

背中まで痛い

時間がとまっている

きらきらと静かなひかり

新緑は幽霊みたいにふくらんでいる


女々しく泣いた

声が聞きたかった

あたまに血がこび ...
いらないと
言い渡されてしまったのだから
好きなように生きるしかないだろう

誰の手も掴まない
誰の肩にも寄り掛からない

終焉までの道程は
既に立案済みで
多少の誤差やぶれの予測値 ...
あなたが棄てたのは
 金の人生ですか?
 銀の人生ですか?
 それとも
 ありふれた人生ですか?


なんて
聞かれたとしても


 うるせー、
 なんも捨ててへんわい
 阪 ...
空の上なのか

下なのか

正六面体のせかいの

中心点に浮かんでいる

始まっているのか

終わっているのか

翼に穿たれた風穴を埋めるには

唾液だけでは足りなかった
...
あのつぎはぎ人形は

ずっと引き摺られながら

猫の爪痕 泥 恥ずかしい中身がこぼれる

磨り減ってゆくのか この空の下で ぼろぼろに

ほつれる右足

十字交差の中心に置き去りに ...
静かな車の中から
シャッターが半分閉まったクリーニング屋を
ぼんやり見ていたら

なぜか現実に押し潰されそう

閉店間際のエプロン姿
漏れる明かり
暗い看板
せかせかと動く人
...
アリスのレストランで君と午後のお茶を飲むんだ 素敵だろう

君に書いた手紙のなかにある恋の呪文 それを唱えて欲しいんだ

表通りは賑やかに人並みが通過して行く さあ恋の呪文を信じるかい?

...
天気がいいですね
きれいな庭ですね
(踊りませんか
いいえ、食事中です

目が赤いですね
ちゃんと寝てますか
(あの作戦うまくいきましたか
いいえ、忘れてました

陽が暮れて血がで ...
{画像=130501182413.jpg}

 友人に 食わせよな
 
 暖かな 五月だからね

 焼き菓子が冷たい感じ

 熱さから冷ややかへ

 甘みと酸味と冷たさが

  ...
太ももに日の丸憲法記念日 日の丸を掲げ憲法記念の日 青き踏む口いっぱいにソーダグミ 犬を社長に見立て接待散歩している お釣りが出ないように払うんじゃなかった メスのなまはげを期待して今年も悪い子 新緑、あれは、土の匂いだ!

土よ、地球と生き物たちの棲息よ!

あまくてやわらかなおまえの匂いに

おれの細胞はハッとして喜んでいた

土よ、地球と生き物たちの棲息よ!

新緑、あれは、土の匂いだ!
どうしようなく
遠くなってしまった

と思っていたのは気のせいで


僕は簡単に
うつむいてしまった

葉擦れの音、踏切の音、雨の降り始めのにおい


何ひとつ同じものはなく
...
 直線って
 一種類しかないのね

 だから
 想像力のない奴らには
 ちょうどいい物差しなのね


 曲線って
 もうイヤってくらい
 いろいろとあるのね

 そのどれ一つと ...
軽くしなけりゃ

悲しみも

痛みも

哀しみも

失望も

苦しみも

疑心も

憎しみも

軽くしなけりゃ


跳びはねなきゃ

疾走しなきゃ

新し ...
「ゆっくりと腐っていくなら
 火にくべた方がましさ」

「でも
 腐葉土は緑を育む
 揺りかごは惰性から生まれるよ」

 太陽が笑ってる
 海が唸っている

 誰も
 僕 ...
緻密な救出作戦は

人質の寝返りにより

全く意味を失った

人質たちの目はぼくら側の準備よりも

生活レベルの向上に向けられていた

なのにまだ

人質救出作戦は続けられてい ...
黒板にくりかえし
書いては消されるチョークの文字を
私たちは書き写した

文字は
やがて白い粉となり
先生の足元に降り落ちた

粉となる前に
書きとめなければならなかった
この手に ...
 

緑の斜面で
息つぎしながら
遠くはなれて 青いしんこきゅう
くりかえすたび
さざ波
うまれては きえてゆく



五月の水際に よりそう
ゆるやかな
春の終わりを編みこ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夢の絵 服部 剛自由詩3*13/5/3 18:53
ありがとう佐藤伊織自由詩313/5/3 18:50
空が青いから自由詩413/5/3 18:46
砂のように世江自由詩113/5/3 18:30
物語になってしまう因子自由詩213/5/3 18:13
きらきら吉岡ペペロ携帯写真+...113/5/3 17:48
爺と姫の物語パート3梅昆布茶自由詩413/5/3 17:13
悲しみの因数分解吉岡ペペロ携帯写真+...213/5/3 16:50
宣告自由詩313/5/3 16:36
生きる。伊織自由詩6*13/5/3 16:20
隻翼は虚空に踊るのみ相馬四弦自由詩1*13/5/3 16:15
リー・レイ自由詩013/5/3 16:12
車窓ゆず自由詩2*13/5/3 16:03
魔法を信じるかい?梅昆布茶自由詩613/5/3 14:41
ほとんど地獄左屋百色自由詩10*13/5/3 14:32
指摘こそが味であるドクダミ五十...自由詩313/5/3 14:05
太ももに日の丸憲法記念日北大路京介俳句413/5/3 13:48
日の丸を掲げ憲法記念の日俳句113/5/3 13:48
青き踏む口いっぱいにソーダグミ俳句113/5/3 13:48
犬を社長に見立て接待散歩している自由詩213/5/3 13:46
お釣りが出ないように払うんじゃなかった自由詩213/5/3 13:45
メスのなまはげを期待して今年も悪い子自由詩313/5/3 13:45
土よ!吉岡ペペロ携帯写真+...313/5/3 13:06
帰る(五月雨降られ): 2013AB(なかほ...自由詩213/5/3 12:06
直線に飽きた(クネクネ)まーつん自由詩4*13/5/3 11:39
軽くしなけりゃ吉岡ペペロ自由詩013/5/3 11:25
会話まーつん自由詩313/5/3 11:06
緻密な救出作戦吉岡ペペロ自由詩313/5/3 10:15
白い文字Lucy自由詩10*13/5/3 10:14
海の五月佐東自由詩4*13/5/3 7:51

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