君から赤を絞り出そう
絵の具のチューブみたいに
滴り落ちるほどの血を吸った
むくむくの ナプキンのように
つまらないんだろ?
一体 何が楽しくて
そんな風に 自分を苦しめ ...
あなたがどこか遠く知らないところから
「あなた」と呼びかけるたび
なんにも知らない鏡みたいに
よろこびを反射させて光っていました
あなたがどこか遠くから
わたしでないだれ ...
晴れた日
鎖骨に落ちる影の正しさよ
いかようにも描かれる放物線をめぐって
大人たちは議論するけれども
ボンネットにかくれて性交する少年少女
瞬間を味わっておいで
うま ...
ひとが名前ではなく
番号で呼ばれたとき
そのひとの生は無意味になったと
いうことであり
そのひとはもうこの世に
存在していないことと同じなんだ
{引用=「草枕旅ゆく君を愛(うつく)しみ副(たぐ)ひてぞ来し志賀(しか)の浜辺を」(万葉集 巻四566)}
或る女は旅に連れ添い
まだ若い馬にまたがりシカの浜辺へ
青々としたうつくしみの心でもっ ...
毎日、想いを溶かされる夕陽は
日増しに赤を強くするのに
今日また、わたしもそれに夢を預けた
やさしい赤が広がる空のもとで
最後に一度、恋の言葉を囁きたい
ずれすぎた歩調のせいで
決 ...
1
流石に、というよりももう幾千幾万も暴れ回って周りの人に迷惑をかけているのかと思うと、とてもではないけれどこれ以上僕は息をすることが出来ない。僕は何回も何回もずっといままで同じことを繰り ...
パンツのなかに
手を入れて
濡れていたら
俺は受け入れられているんだって
思ってる
濡れてなかったら
やっぱり違うんだろう?
濡れていたら
俺のこと
ひどい言葉でなじっても
赦す気 ...
『つくし』
つくし摘み
卵でとじて食べました
姪っ子さんは
人生お初のつくし料理
命を食べて生きていることに
いつ気がついて何思ふ
いただきま ...
核爆弾のように空は破裂した、ほら、戸外へ飛び出して踊る時だ、色とりどりの花々が新たな世界の誕生を叫んでいる、お前はそこに取り残されて薄暗い生涯を閉じるのか?魂の奥底まで光を当てなければ質感を持 ...
黄昏た窓枠を眺めている
はちみつ色に細める
瞳の中には
きっと琥珀が ねむっている
*
机の上の
コンパスの針で刻まれた
しらない時代の落書きを
なぞる白い指はこびで
背 ...
裏切り者が
ふたりで決めたことだからと
言ってきた
それを覚えておこう
裏切り者は忘れてしまおう
約束は反古にされ
密談は続けられていた
だからこんなふうになってしまった
都合のいい不 ...
役者は
媚びてしまった
目の前の毒リンゴを
食べてしまった
役者が
安っぽい悦楽で
身体中を痺れさせている間に
観客は
優しい嘲笑を浮かべつつ
足音もたてずに去ってい ...
手をつないでいた
痕は
君に残っているかい
抱きしめた時の骨の
軋み
君は覚えているかい
うずくまって、泣くなよ
ほうら、風が吹く
ほうら、音が鳴る
太陽の欠 ...
星を見つめる
海のうえの夜だから
わりとたくさん散っている
星座をもっと覚えていたらよかった
アメリカ人に話し掛けられて
英語をもっと覚えておけばよかった
そう ...
国をあげて
ゆすりたかりに
明け暮れるっつうのも
なかなか他に見ないよな
すげえもんだ
むなびれが似合いそうな顔してよ
まあ、親父は
オバサンパーマで
グラサンだったしな
ところ ...
なにもしなかった一日の締め括りを
ピーナッツサンドに熱い珈琲で終わらせてしまうだけ。
配送される
朝はもうそこまできているのに
言葉たちは僕の眠りを妨げる。
裏切りもしない反面
厚く盛 ...
私が誰かなら私は誰でもない
誰かが私なら私は誰でもない
誰かが私であって
私は誰でもない
だから、私は私じゃない
なのに、こうして呟いている私はここにいる
それはデ ...
大きく伸び縮みする時間、とポプラのあの不穏さ
を 考えているときに隣で編み
込む 糸を巻き付けて束ねて吸い込んだ製糸工場の裏
で
中心部分の球体をゆっくりゆっくりなぞりあげる
指の先 ...
子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた
彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される
1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ...
if i born in ny
it is boring thing,
and, i will need more popularity than now
i think i am happy ...
ししゃもししゃも笑う
ししゃもししゃも笑う
社会に馴染めず
街を追われ山の中の
小さな穴蔵に住む者たちは
カラスたちに目をくりぬかれ
身体はだんだん干からびていく
生きているのか ...
外国語のように
流暢な言葉でなくウグイスがいた
なめらかに
気持ちのよい朝に
外国語にはちがいないな
などとおもったりする私は
また
うつむきかげんで歩いていた
君はいまどのへ ...
つつじはお花なのに なんで四角なのかな
四次元ポケットから来たのかな
でも良く見ると ふつうのお花だ
だって地球に咲いているから
つつじはなんでハイビスカス色をしているのだろう
まね ...
mkiMaop9htstaj:@r4hoa[h.th\@-hro
,l;pKA*Zpfrea0hgriahahr-a\h^h]ah;
hmkl@p^\hr4Ph\ ...
カビ臭い脳細胞に浮きあがった
裸木をかかえたアベニュー
それが青い春のスライドだった
細い肋骨の胸にひろがった
収集できない幾重の波紋
それが赤い夏の出来事だった
禿頭の福耳にひび ...
まひる、白い、アスファルトのうえ
くるくるまわり、昇っていくむしの群れ。
らせんを描き、そらへはしごをかけていく。
きっと遥かな静寂に届くまで(たとえば、海王星の近く、とか)。
暢気に渦巻 ...
どんぶりころころ
どんぶりこ
母娘にハマって
さあ大変
おばあちゃんも出てきて
こんにちは
となりのご主人のを
一緒に
しゃぶりましょう
130412
夢にも人に遇はぬなりけり
スルガの仙人スルリと笑い
富士の高嶺に煙を吐いた
愉快な楽団ルンバを鳴らし
三鷹の兄さん家出をしたよ
ほうじ茶 ...
恋して、愛されて、
夢みたいな時間の中で、あんたの声を聴く。
胸の奥にまで響くその音は、私をひど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紅色のチューブ
まーつん
自由詩
5*
13/4/13 20:00
鏡たち
はるな
自由詩
5
13/4/13 19:51
少年少女
〃
自由詩
4
13/4/13 19:43
名前と番号
HAL
自由詩
5+*
13/4/13 18:58
うつくしみの うつつ
木屋 亞万
自由詩
4*
13/4/13 17:55
恋に染まった淡い夕焼け
茜井ことは
自由詩
1*
13/4/13 17:28
2013-3-31
南条悦子
散文(批評...
0
13/4/13 15:08
濡れるっていうこと
花形新次
自由詩
0
13/4/13 13:47
つくしの詩
しょだまさし
自由詩
0*
13/4/13 12:52
Come as you are
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
13/4/13 11:56
かたおもい
佐東
自由詩
4*
13/4/13 11:46
人間を測る
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13/4/13 10:51
役者は夜になった
nonya
自由詩
14*
13/4/13 10:40
僕の腕はその重たさを忘れない
うめぜき
自由詩
1
13/4/13 8:56
星を見つめる
吉岡ペペロ
自由詩
1
13/4/13 8:30
ミサイルふぐちょうちん1号
花形新次
自由詩
2
13/4/13 5:50
妄想と夜の交わり
アラガイs
自由詩
5*
13/4/13 5:10
あなたと私
yamada...
自由詩
0
13/4/13 4:01
石女
鯉
自由詩
3
13/4/13 1:07
道化師の秋
梅昆布茶
自由詩
13
13/4/13 0:21
everyone want to chinese food
番田
自由詩
1
13/4/12 23:33
ししゃも笑う
灰泥軽茶
自由詩
3*
13/4/12 22:43
こちらがわのウグイス
朧月
自由詩
2
13/4/12 22:01
つつじのお花
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/4/12 21:03
実験作I
まーつん
自由詩
6*
13/4/12 20:18
時の何かが ①
信天翁
自由詩
1
13/4/12 19:53
はしごの先へ
凍湖(とおこ...
自由詩
3
13/4/12 19:18
親子三代
花形新次
自由詩
0
13/4/12 19:01
うつくしみの うつつ
あおば
自由詩
4*
13/4/12 18:59
苦いもの
世江
自由詩
1
13/4/12 18:31
2633
2634
2635
2636
2637
2638
2639
2640
2641
2642
2643
2644
2645
2646
2647
2648
2649
2650
2651
2652
2653
2654
2655
2656
2657
2658
2659
2660
2661
2662
2663
2664
2665
2666
2667
2668
2669
2670
2671
2672
2673
4.19sec.