きみを眠らせない夜の筋書きをにぎっているのはわたしだって

この星のいちぶぶんでいいんだよね微熱を微風がさらうならば

きいてるの?きいているのかいないのかえふぶんのいちにかぜはゆら ...
え? なぜ人を殺してはいけないのか? だって?

どうしたんだい? 突然そんな質問をするなんて、

ずいぶん元気がいいねぇ
何かいいことでもあったのかい?

まあ、冗談はさておいてだ ...
ひぐれ ゆるやかなひかり 
花火のか遠き子音 
あおぐ空で煙りとかくれんぼする月に ああ
そこにおるんね と あいそ笑う  
懐かしいね ともに見たあの日の火花は ほんの少しだけ本当だった 
何で今更
なんて言うんじゃねえよ!
俺はいつだって
クリスタル(原文ママ)のことを
考えているんだよ!
お・も・て・な・し
でも
裏がある
そんな女優がいたって
いいだろ
無くなった事に気が付いたのは、花火大会の日だった。


いつも財布に入れていた指輪。


付き合って初めて買ったペアリング。



金属アレルギーだから、特別な日以外しなかった ...
孤独の夢が来た日のために、
集合場所を決めておこう。
俺はいつもの公園で、
昼寝でもして待っているから、
覚えていたら来るといい。
もしいなかったら?
遅刻だろうな。
寝坊か飯が美味かっ ...
古いものは
新しいものと入れ替わる
自然の流れに逆らえない

気持ちも感じ方も変わり始まる

新しい年が始まって動き出す
何の邪魔もなく順調に動き出す

自分が創造すれば
いつでも ...
窓を開けると
知らない動物がいる
手を伸ばして触れてみると
案外やわっこい
あんなところにまで
毛が生えていて
意外ときれいな瞳をしている
どんな声で鳴くのだろうか
孔雀の羽根で撫でて ...
あれは炎だ
理由も道徳も求めない炎だ
まごうかたなき赤い炎だ

怖れを知らぬ
黒い鳥が炎を目指す

命とはそういうものだ

せめて美しい君を覚えていよう
たった一日でしぼんだ朝顔
...
君の声が水色の海をわたっていく
さえぎるものない視界に
エコーをひびかせて溶けるように

指先でもてあそぶ砂
帰り道をしらない石ころ
路上で太陽ばかりが勇躍していた

振り向くたびにそ ...
八月。

私たちの街は。少し空気が、変わる。
街宣車が増える。黒塗りの車。
スピーカーから、流れるテープ。

ツーリストが増える。
大型バイクが空気を、揺らして。

外国人が、増える ...
床に寝そべって
抱きしめてたあなたは
朝になったらゆっくり消えるのね

世界に見つかっちゃいけないから
死んだつもりにしなきゃ
明るい中では生きられないから
夜明けまでの命
...
青い陶器瓦の下に埋もれた
記憶を掘り出してどうなるというのだ

焼け落ちた家の跡の
現実と幻想の交叉した風景の中に
私が立っていたあの日
陽光に照らし出された井戸の
湧き出る水に沈んでい ...
たった一つの顔しか持たないので
たった一つの表情しかとることができません
たった一人の人としかしっかり話すことができません
たった一つの正義しかまなざすことができません
沢山の見え ...
「あいつは野心家、我々の敵だ、気を付けろ」と語る人
「気を付けろ」というのに
その人の目には諦めの色が
なみなみと湛えられている

同じものを見て私は
「不器用な愛」ではないかと思う
ま ...
眠れない夜の隙間にとけてゆく名前を呼んでカムパネルラ

エアコンと冷蔵庫の音が響きあうここが私の夜の帝国

土曜日の夜は長いと靴が鳴る行交う夜のラブソングたち

憧れた花の都の片隅で ...
〈明方の孤独〉
始まるものと終るものが互いに巻き込まれて静かに壊れていった。
人はまだこの世で互いの表情を交換し合わない。
太陽は自らの作る朝に呼ばれるのを待ち続けている。
僕の手近には何もな ...
人が蚊のごとく命を落とすので早く季節が変わればいいのに 「わかってる わかってる わかってる・・・」 といいながら

マリークロッカスは歩いていく



「わかっているんだけどなぁ・・・」

と 見上げた空には

 悲し ...
不安を包み込んだ雲が広がる

まだ 何も起こっていない

雲が広がり 影に怯える

結果を認識し 見つめた時

雲は 消え去る

不安の雲は 自分で広げてしまうもの

結果が出 ...
平らかな純粋がちいさく傷ついて

音をたてたのだ

まよなかはふたりに気づくと

眼をさまし

海の風をとめた

息をひそめ

青ざめた街のかどを見つめていた

...
黄昏のような明け方、夜の今際
悲しみに暮れる夕焼けの如き早朝は
空の青と昇る陽の赤が
混ざり合い織り成す紫
また明日、と言って君に背を向けた
その明日が今日だ
染まる雲の柔らか ...
ようするにユートピアだね
僕の手を意味無く君の爪が掻くとき


どうしようもなく湿っていて
かなしいような交差点の中心


ねえあの話ほんとう?
潜水艦技術の進んだ国に行くの?

...
私があなたに恋していたとて
それはあなたには
なんの関係もないことだ

あなたが私に恋していたとて
それは私には
なんの関係もないことだ

そんな二人が
腕を組んで
無表情に
同 ...
銀河のほとりには
ため息たちが花開いて

湖面は
ゆらめく



つかの間の風のなかに
つかの間の風のそとに
言葉の実る予感、が
色づいて

瞳の奥を波が走る

...
夏の夕方の空気はひどく湿っていて、
身体にまとわりつくように重い。
何故だか涙がでる。
私が言うと、あなたはそっと微笑んだ。
それはね、
風が街を巡り、みんなの悲しみを絡め取り、
そのまま ...
犬の声で鳴いたあと
お化けの烏は屋根の上から
やはりこちらを見ているようだ
だからユキちゃんは手を振ってみた
あの左の目玉には
忍びよる雨雲がありまして
そうして
はたしてチョコを食べる ...
暗い
本当に昏い
闇を覗き込んでいるのか

見つからぬようにと
隠れているのに
口を覆っても
漏れだす恐怖

昏い
漆黒よりも昏い
闇を抱え込んでしまったのか
自分のこころが
自分でみえない

なのに
ひとはわたしを決めつけたがる

そうみえるから
そうだという

結果ばかりみないで
そう言って君は泣いた

わたしはなにも言えず
ま ...
私は音楽が好きなので
これは叩くと
どんな音がするのかなって
すぐに試したくなってしまいます
この間も
お父さんの頭を見ていて
やっぱり音が聴きたくなって
近くにあった金属バットで叩いた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
扇風機の口癖 阿ト理恵短歌9*14/8/2 20:33
「なぜ人を殺してはいけないのか?」という疑問に対する問答りたわめゆ散文(批評...014/8/2 20:20
【五行詩】ひばな凛々椿自由詩714/8/2 20:02
滝川クリト〇ス花形新次自由詩114/8/2 19:00
花火の夜に。時子自由詩114/8/2 18:54
ヒーロー イズDAICHI自由詩014/8/2 17:22
新しい動き夏川ゆう自由詩114/8/2 14:18
知らない動物やまうちあつ...自由詩314/8/2 10:31
夕火の温度を僕は知らないそらの珊瑚自由詩2614/8/2 10:19
振り向くたび瀬崎 虎彦自由詩214/8/2 10:11
八月のそらの夢uminek...自由詩14*14/8/2 9:42
夜明瑞海自由詩5*14/8/2 9:04
八月の記憶イナエ自由詩18*14/8/2 8:54
板挟み葉leaf自由詩114/8/2 7:51
繰り返す歴史の中で森川美咲自由詩2*14/8/2 4:33
短歌日記為平 澪短歌114/8/2 3:37
人へ葉leaf自由詩014/8/2 3:21
8月塩崎みあき短歌1*14/8/2 2:32
『マリークロッカスの散歩』座一散文(批評...314/8/2 2:08
不安佐白光自由詩314/8/2 1:42
まよなかかかり自由詩414/8/2 1:31
vibgyor七重奏凍月自由詩11*14/8/1 23:56
はつなつユートピア初谷むい短歌4*14/8/1 23:14
男と女のいる舗道浩一自由詩5*14/8/1 23:10
奏でるよりも聞き惚れて千波 一也自由詩914/8/1 22:58
おとぎ話猫の耳散文(批評...214/8/1 22:48
カラスモゴリ桶谷自由詩314/8/1 22:39
業から生ずる文字綴り屋 ...自由詩014/8/1 22:24
みえるこころ朧月自由詩3+14/8/1 22:00
音楽少女花形新次自由詩114/8/1 21:53

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