ひとつずつ
色を落として
残った瓶の花
夕焼けみたいに赤くなって
泣きやまない
妹みたい
あなたとは幼馴染よ
あの海に入れば
ひとつずつ
色を足してきた
未来から消える ...
繰り返す度に
後悔すること
繰り返す旅に
度々 出掛ける
足元に 足袋
旅マップを
括りつけて
開かないならば
取説なんて
要らないの
茶化しながら
次の茶屋まで ...
可愛い事務の女の子は
他の人と話すのに夢中で
僕が見ていることに
気づいていなかった
その時
彼女は右のワキを掻いた左手の臭いを
恐らく、恐らくだが
無意識のうちに嗅いだ
デリケートな ...
よく見ればそれは
青く光るホタルイカ
ほの字 ほの字 ほのイカ字
逆さにするとトテモ
恥ずかしい
ひらがなの群れ
よくよく見ればそれは
アリの群 ...
土産店で買った小鳥のおもちゃは
出来は良くないものの軽快に飛びそうに思えました
不器用ではありますが羽ばたいたのです
ただ天をさしてではなく
いまは誰かが踏んづけたのかもしれませんが
...
蜜を集めるわたしの行為が
花粉運びとなり
種作りの媒体になっているとしても
それは花の世界のこと
野菜を作る人間は
花粉の運び屋に雇いたいらしく
蜜を商売にする人間は
蜜の収集労 ...
夢の中のように
重い スローモーション
息も絶え絶えの
全力疾走
お父さん
飛び立ちたいですか
長すぎる
父の滑走路
民俗学者折口信夫が唱えた学説は「折口学」と呼ばれますが、わたしはその折口学の信奉者なのです。
といってもその信奉の歴史はごく浅くて、わたしが折口学と出逢ったのは二年ほど前のことでした。それは折口 ...
封筒の赤い砂は
彼女とは別の旅をしてきた
何ヶ月も前の近況と
たくさんのスタンプと一緒に
私はそれを庭先に埋めたけれど
一部はもう旅立ってしまった
すきなものを語る時
いいことをしている気持ちになるけど
きらいなものを語る時
なぜか後ろめたい
文字だけの世界に
吐き捨てるように語るきらいという感情
それが引き起こす現象がこわく ...
◆儂はロッテ商品は全く買わない。
日本でのロッテ台頭の裏になにがあったのか
ちゃんと把握しよう。
●日本の政治家は9割朝×人だしな。いろいろ、やられちゃってんのよ。
だが残念なことに気 ...
つばめのこはへびにたべられてしまった
もうすぐ
もうすぐとべるねと
にんげんが親鳥が見守る中
すきをねらったへびが
一羽のこらずたべてしまった
巣の中には
むしられた雛の羽が
あち ...
眠れない夜が明けても朝は来る
白い机の上が世界の終(つい)となりまして、
茶封筒の破れた端を触りながら月が沈みました。
あと数時間。
壁に貼ったあなたの継ぎ接ぎは接着力の低下で
堕ちていきます。
...
(数字が壊れている)
夏で、いつもより心臓がゆっくりうごいている。
わたしたちは逃げてきた、盗んだものをぜんぶ
忘れるために。おもいのほか空気はおもたくて、
指が濁ってる。天井を塗る途 ...
みていたのは皮膚
あるいは瞳、うなじの汗
でもみえていたのは
世界
あかるい日
部屋のなかで視界をうしなうようなうす甘い幸福
雲ひとつない空のなかに
探したのは影
あの日あなた ...
馬の子の毛並みもっさりフレーメン
馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴
草原の白いソファーや仔馬跳ぶ
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
月見草に蓋をして寝ている
スクラッチ削ったコインじっと見ている
あの水平線の向こう側と
言うけれども
水平線は
向こうには無いのかも知れないと
眠るような
丘からの眺めに
呟いた
遠くで静けさが
音している
丘の上には
段々の
畑の向こう ...
真昼も真夜中も
完璧にすべてとか理解してたわけじゃないけど
なんでもいいから何かになりたい
全部とかじゃなくて
ほんのちょびっとの一部でいい
奥さんの地獄がよくわかっている自分は
もうそろ ...
`..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:........_______,
ポフン……
………………ポフン…
...
捻れ踊れよ怨念の煙
朽ちよ滅びよ千年の嘘
我白き骨を
カタラクタの底に添え
我が黒き心臓を
ゲヘナエに捧ぐ
其は犠牲
地の中枢で融けうねる
鋼鉄の奔流に
落とされ ...
私は歩き出した
そう思えば
止まっている
歩いた
止まった
繰り返す
虚空の螺旋
上へ行くのか
下に行くのか
回転する
呂律が回らない
臚列が回る、消える無くなる
よしてやれと ...
種を蒔いてきたのだと思う
いや、散らしてきたのだと思う
なんの種だかわからないまま
そもそも種だかわからないまま
どうしたって僕は
僕以外の何かにはなれないのだ、と
恵まれ続けてきたの ...
{引用=───何か知らない巨きな鳥が
かすかにごろごろ鳴いてゐる
「旅程幻想」}
.
幸せであることが幸せだろうか
幸せになることが幸せだろうか
不幸である ...
おぼちゃんがカメラの前で脱ぎ出して理研のおっさん「やっぱOK !」
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
reinstalled
mizuno...
自由詩
0
14/7/16 19:57
旅マップ
藤鈴呼
自由詩
2*
14/7/16 19:25
甘く切ない思い出
花形新次
自由詩
0
14/7/16 19:24
ひらがなの群れ
月形半分子
自由詩
3
14/7/16 19:11
小鳥
梅昆布茶
自由詩
13
14/7/16 16:24
蜜蜂
イナエ
自由詩
8*
14/7/16 16:22
滑走路
Lucy
自由詩
13*
14/7/16 15:08
続・詩のしくみについて (折口信夫とわたしの因果関係を妄想す ...
たま
散文(批評...
16*
14/7/16 14:24
五花の手紙
mizuno...
自由詩
0
14/7/16 11:00
きらいきらいきらい
朧月
自由詩
2
14/7/16 9:44
討議
私には何の関...
自由詩
0
14/7/16 8:55
とべない鳥
朧月
自由詩
2
14/7/16 8:47
朝
baby b...
川柳
0
14/7/16 8:39
「だから眠ってはいけない」
宇野康平
自由詩
2
14/7/16 3:20
数字
はるな
自由詩
8
14/7/16 2:37
反転
〃
自由詩
4
14/7/16 2:08
馬の子の毛並みもっさりフレーメン
北大路京介
俳句
3
14/7/16 0:53
馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴
〃
俳句
2
14/7/16 0:53
草原の白いソファーや仔馬跳ぶ
〃
俳句
3
14/7/16 0:53
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
〃
自由詩
2
14/7/16 0:52
月見草に蓋をして寝ている
〃
自由詩
1
14/7/16 0:51
スクラッチ削ったコインじっと見ている
〃
自由詩
3
14/7/16 0:51
不海知
ねなぎ
自由詩
1
14/7/16 0:17
私達に名前なんかなかった
モリマサ公
自由詩
4*
14/7/16 0:13
月面より其方へ
凍月
自由詩
1*
14/7/15 23:58
犠牲
〃
自由詩
0*
14/7/15 23:53
とにかく
水素
自由詩
1*
14/7/15 23:51
一緒に暮らそう
千波 一也
自由詩
3
14/7/15 23:42
Kの主題による変奏
Giton
自由詩
1+*
14/7/15 23:05
おぼちゃん短歌1
花形新次
短歌
1
14/7/15 22:23
2154
2155
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
2164
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
加筆訂正:
【水】引き潮
/
るるりら
[14/7/16 14:01]
題名を【みずだ】より【引き潮】に変更
4.09sec.