ある日大人が汚れた顔に見えていた子供の頃
廃人という言葉は知らなかったけど
大人は皆 自分自身を封じ込めている廃人だと感じていた
人生は100通り それさえ本当に分かれば

堕落して ...
さほど
離れてはいないところ、の夏

されど
懐かしさがにじみ始める、夏



夕暮れを
言葉で描いてみるけれど

この手に握る貧しさが
あらわになるだけ



...
昔 泥棒扱いを された 
後年になり 真偽を問うも 

その時の 思いを
紐解くことは 難しい

やはり その時々で 
解決しなければならぬ 問題は
多いのかと 実感した
...
月の柔らかな光 デコボコが妙に悲しい
群れを為し 水を求める 草食動物は
こんな夜をどう感じているのだろうか

憂いに耽りながらも我が子の為
草食動物を求める 肉食動物
強さを知っ ...
海岸線
寝惚け眼でうねる海を見ていた
夕暮の陽射しが一面焼き尽くし
やがて静かな夜を産む
汐風を受けた髪にも漆黒のそれは宿る

産まれたかったあらゆる命が波間に犇めき押し寄せるから
わた ...
それにしても遠くまで
神田の古本屋街
電車賃を足したらぜんぜん安くない
なるほどねえ
学びの為の資料は安くない
おまけに店主の狡猾さ
ソレに負けない
「どんな本がお入り用かね」
「醸造 ...
しんしんと降り積む
それは胸に
その音は
震える左胸と呼応し合う
熱を飲み込む
それが胸の雪原を赤く染めても
なお
しんしんと降り積み
跡形なく覆ってゆく
冬の精霊
それはあなただ ...
「だって、本当はもっと単純で簡単なのに。」

そう叫んだ君の言葉は幾つもの鋭利な錐となって
我々、数多の詩人の手の甲を刺し貫いた
いつだって自分が愚かさの具現であることを信じて疑わない我々は
...
朝に
咲く紫
奪われた
僅かな心を
惜しむように
歩をゆるめよう
寺に日が当たれば
達人同士の犬の争いが
クイックタイムの条件で
決着を見る

その時私が弾いて居た
サティーのジムノペディーが
私の日記を書いた紙を入れた
クリアファイルを消して居る
...
{画像=140920123249.jpg}




*

あなたはわたし わたしはあなた


愛を頂戴、毒をあげる。
言葉を頂戴、嘘をあげる。
声を頂戴、棘(トゲ)をあげる ...
秋の序章に向かって
目次だけが書かれた
決して埋められることない目次は
時間の鎖となって絡まりほどけない

人々は秋の巨大な意味を
道路の交わりの中に見失ってしまったので
夜 ...
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身 雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス 眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく 一見さんお断りでリピーターのない店 わけを探してよけいに悲しい ラジオからネタバレしてる映画評論 少し冷たい朝に
悪い夢を見て起きる
深呼吸で
心を落ち着かせる

坂を登る前に
嫌なこともあるけれど
深呼吸で
前向きになる

すれ違うあの人と
目を合わせるか合わせまい ...
自分の詩を読み返そうキャンペーン実施中です。

皆さんのベスト3を教えてください。

私のはこんな感じ。


3位
http://po-m.com/forum/showdoc.php? ...
オーケー
少し下手になったんだ

全員少しだけ息をついて

これは詩だ

若葉マークの初心者の詩

だから、怒らないでみてやって

だって忘れてしまったんだから。

これは詩 ...
黒い霜が僕の世界に降りた時
全ての植物は朽ち果てた
死んだ植物に火種が生まれ
草原をじわじわと焼いてゆく
骨が折れるような不協和音
大地に亀裂が走った

黒い霜が僕の世界に降りる時
...
あれ真っ暗だと思ったとき
ようやく目を凝らした
全くわからんので
先生(うーたん)は目を開けた真っ暗と
目を閉じた真っ暗の違いは何だっけと考え
歯をむき出しにしたしわくちゃの顔を想像して
...
両腕を広げて
カモメの真似をする
あなたは白く美しい両翼で
柔らかな曲線を描いていく
航空力学が及んでいない
理想的な空気の流れが
あなたの後ろで渦を巻く
僕は数をかぞえ ...
祭りが、終わる

最後の祭り、これにて閉幕

笑って

はしゃいで

出し物をハシゴして

廊下で障害物競走

駆け回った

その思い出は、
まだ色褪せないほど近くにある ...
わかっていたの
頼らないことも
傷つけることだと
ごめんなさい

だからずっと
いつか言おう
いつか言おうって
思ってたよ

でももっと確かに
わかっていたの
私の啜り泣きがあ ...
鏡を見る
口元のクリームに気づく
舐めとる
外で恥でもかけばいい

わざと
無視する
そんな鏡はない
そんなにいい鏡はない
建設中のスカイツリーを
君と隅田川のベンチに座り
一緒に見たね

それから何年か過ぎて
この前、初めて行ったんだ

初めて行った場所なのに
君との想い出が蘇って
懐かしく感じたよ

わたしね
今、自分 ...
密着する
二枚の硝子の間に
挟まれ
光を透す
スライスされた脳細胞

彩色を施され
プレパラートになった私を
沢山の私達のあいだに
並べる
ゴムの手袋をはめた指

皮膚の記憶を ...
過去の自分との邂逅はありえない 今の自分とは常に邂逅
日々未来を思い浮かべたら チーターにも劣らず
―目を細め、狙いを定め、慎重に、チャンスを捉える

苦言が気になるのは 恐れるのはなぜ? ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
裂くように奏でる陽向自由詩4*14/9/19 19:33
長月にすむ千波 一也自由詩514/9/19 19:22
傷を隠す藤鈴呼自由詩1*14/9/19 19:00
陽向自由詩1*14/9/19 18:27
夕焼けの海ゆきむし自由詩6*14/9/19 18:24
孤独に学ぶドクダミ五十...自由詩514/9/19 18:22
ゆきむし自由詩3*14/9/19 18:15
fool around楽歌自由詩1*14/9/19 9:11
たまには中原純乃自由詩4*14/9/19 7:55
クリアファイル消失とマグナム間村長自由詩314/9/19 7:40
バラッド3beebee自由詩22*14/9/19 7:20
無言歌葉leaf自由詩2+14/9/19 4:48
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身北大路京介短歌414/9/19 0:55
雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス短歌014/9/19 0:55
眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく短歌214/9/19 0:55
一見さんお断りでリピーターのない店自由詩214/9/19 0:55
わけを探してよけいに悲しい自由詩814/9/19 0:54
ラジオからネタバレしてる映画評論自由詩314/9/19 0:54
深呼吸瑞海自由詩3*14/9/19 0:15
自己評価ベスト3中村 くらげ散文(批評...3*14/9/18 23:46
_詩月自由詩014/9/18 22:59
黒霜凍月自由詩2*14/9/18 22:58
資料室桶谷自由詩414/9/18 22:43
Tシャツでは、すこし寒いクローバー自由詩11*14/9/18 22:02
学祭詩月自由詩014/9/18 21:33
反射森川美咲自由詩2*14/9/18 21:32
洗面所nemaru自由詩1*14/9/18 21:12
上を向いてちゃんこ携帯写真+...014/9/18 20:47
コレクターLucy自由詩11*14/9/18 20:17
投擲×未来陽向自由詩2*14/9/18 19:59

Home 戻る 最新へ 次へ
2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161 2162 2163 2164 2165 2166 2167 2168 2169 2170 2171 2172 2173 2174 2175 2176 2177 2178 2179 2180 2181 2182 2183 2184 2185 2186 2187 2188 2189 2190 2191 2192 2193 2194 
4.75sec.