トビハゼにまばたきさせる中国人
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ
眠れぬ耳をラジオにあずける
ケンタウルスに跨り流鏑馬
ココロって
「ゼロ」だから。
足しても引いても
掛けても割っても
「ゼロ」だから。
だからって
何にもないわけじゃない。
「ゼロ」がある。
秤の支点のように、
...
鯨の背中を飛行機で飛んだ
氷の世界でヘリに飛び乗る
そして荒海に飛び込むんだ
ぼくを笑顔で見送りながら
ジーンズ姿のきみがギターを奏でる
きみの顔をした鳥の群れだ
...
黄金色に空が染まる
燃えるような太陽が沈むとき
情熱の全てを
燃やし尽くして
今日という一日が逝く
ファンファーレが聞こえるかい
天使たちの奏でる愛のメロディ ...
何処に行っても人が多い
何処かに行こうとすれば渋滞
街に出るよりも
田舎の静かな場所に行く
イライラせず穏やかに過ごしたい
ゴールデンウィークを喜ぶ子供たち
仕事から離れて
...
たくの主人は
いつもフルチンでざあますのよ
ぶるんぶるんさせてざあますのよ
だからといって
たくがブロウジョブすると思ったら
間違いでざあます
たくが主人にさせることはあっても
たくが主 ...
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる
もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった
記憶は儚い ...
ねえねえ
生命は海から出来たっていうじゃない?
だからさ
私死ぬときは
水に溶けて死にたいな
溺死とかそんな苦しいんじゃなくて
あなたに服を着せていただいて
ゆっくりじっくり ...
誰に教わったのだろう
こんなにも大切なこと
学校でならうことなど
殆どがつかえないのに
なぜかしらあやまたず
たいていは同じ格好で
けだものがくだものに
その逆もまた真だろう
私らのか ...
幼い頃、私は自己愛の形をしながら、眩い外界によってひたすら呼ばれていた。私には外界からの呼び声に応えるだけの組織がなかった。私の内部は無垢な光でいっぱいで、何の重さも流れもなく、光は水が凍 ...
ああ
今年の夏もなーんにもしなかったな
毎年それいってる
花火は欠けらだけを見たけど
ちゃんとした円ではなかった
夏らしいこともなくただ、よく降る雨で
ぐにゃりとした時計だらけ ...
ヨルノテガムのいない世界を知った気がする
指の間から一日や二日がこぼれていく
ロシアに落ちた隕石の一筋の光は不思議な明るさ
雨の日の夜、原付バイクでこけた僕は深手を負ったが
...
アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような
ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち
原型はうしなわれても様式は変化し ...
あの人は可愛くて、
でもたぶん自分のかわいさにきづいていない。
もっと可愛いくなろうとしてるのだけど、
もうこれ以上の違いは、
僕にはわからないよ
荷物をとり検疫をパスし
出口を出てバスに乗った
暗い大阪の海を見ながら西宮まで揺られた
もう誰とも話したくなかった
神様とも話したくなかった
自問自答もしたくなかった
...
見えない糸でんわで結ばれていても
青い微笑がしみわたる夜ですから
ともだちだけが変わってゆきます
無声音の言葉はみちにあふれ
生きる水位が青い
少女たちの
渋谷の街です
...
ばねをまいたら羽ばたくブリキの飛行模型
月の船に帆をかけて
静かな表を滑っていく
月の裏側には人差し指を立てたウサギ
聞き耳を立てる
パイロットは
ブラックボックスが正常か、と
今120 ...
うんこ坊やは本を開いたままこちらを向きました
じゃあ目玉のない猫は何の玉を持っているでしょう
おばあちゃんうんこ坊やが金玉だねと答えると
ブブーこれは雌なんですと小馬鹿にするので
おばあちゃん ...
透明な木漏れ陽が ころころと
転がっている 密やかな苔の森に
生を終えた 蝉が仰向けに凝然と
夏の終わりは こっくりと乾き始めた
風が流れて 何かを囁いて過ぎた
手を繋いでいたよ ...
Jazzだ
地べたにブルーノートが散らばっている
フェロモンでマークした道から外れる蟻
ほとんどの蟻はフェロモンの道から外れないけど
中には道を外れるフェロモンに鈍感な奴もいる
ウロウロ ...
ボルネオ島に住んでいる
森の番人オランタン
モルグ街では
おばちゃんとおねえちゃん
二人ぶっ殺したけど
いつもはとっても大人しい
オランタン、オランタン
とっても優しく力持ち
...
閉じたり 開いたり
貝殻 カララ
真空管の 声がする
カラカラの 頭の中を
巡り 巡って 焦った喉が
カラカラと 哭く
透明な 真空パック
野菜を 封じ込める
便利 ...
遥かに漂う四次元よ
聴いておくれ
もう おいらの青い春は
赤い夏は
白い秋さえも
めぐりめぐって 戻っては呉れず
ただ汚血に淀んでばかり ...
視覚に頼りすぎている
真っ暗、闇の中
視覚が遮断されると
他の感覚が鋭敏になる
真っ暗、闇の中
嗅覚、聴覚、触覚 、味覚
あらゆる感覚が敏感になる
自 ...
あなたのこと
嫌いになったと思っていたけど
好きになりすぎて苦しいから
わざと
嫌いになったんだと思っていたけど
ほんとうに嫌いだったのかもね
あなたのこと
好きだと思ってい ...
たそがれを
使って
フリスビーをしよう
向こう岸までとばせたら
わたしのかち
ってことにして
たそがれを
まるめて
叩いてのばして
ハサミを駆使して切ってたら
なんだか
さみ ...
ほたる、を一つ
いかがです
わずかに手もとが明らむほどの
灯りを欲していませんか
ほそぼそと
消え入りそうな日々でしたらば
懸命に
頑固さを貫きとおす日々でしたら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
トビハゼにまばたきさせる中国人
北大路京介
俳句
1
14/8/30 17:39
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ
〃
自由詩
1
14/8/30 17:38
眠れぬ耳をラジオにあずける
〃
自由詩
2
14/8/30 17:38
ケンタウルスに跨り流鏑馬
〃
自由詩
5
14/8/30 17:38
支点
chihar...
自由詩
6*
14/8/30 16:49
どこまでも
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/8/30 16:28
「 日没に 」
椎名
自由詩
3
14/8/30 15:39
ゴールデンウィーク
夏川ゆう
自由詩
1
14/8/30 15:02
上流階級
花形新次
自由詩
1
14/8/30 12:27
ひまわり
ichiro...
自由詩
15*
14/8/30 12:09
海の呪文
瑞海
自由詩
4*
14/8/30 11:43
mutsubi
やまうちあつ...
自由詩
3*
14/8/30 11:17
光
葉leaf
自由詩
1
14/8/30 8:31
ぐねった 夏
唐草フウ
自由詩
5*
14/8/30 6:09
脚を傷めたり、コケて血が出たりした、録音もした、部屋をキレイ ...
ヨルノテガム
自由詩
4*
14/8/30 4:52
日々の様式
梅昆布茶
自由詩
16*
14/8/30 3:13
かわいいひと
小太郎
自由詩
5
14/8/30 1:43
生の周辺
吉岡ペペロ
自由詩
7
14/8/30 1:11
天使
青色銀河団
携帯写真+...
1
14/8/30 0:52
飛行模型
クローバー
自由詩
3*
14/8/29 23:19
謎
桶谷
自由詩
0
14/8/29 22:50
追憶に
藤原絵理子
自由詩
9*
14/8/29 22:03
地べたのブルーノート
ichiro...
自由詩
16*
14/8/29 21:45
オランタン
花形新次
自由詩
1
14/8/29 21:27
魅惑のムール貝
藤鈴呼
自由詩
4*
14/8/29 20:58
ケロイドも忘れて 七
信天翁
自由詩
6
14/8/29 19:54
暗闇の中で
chihar...
自由詩
4*
14/8/29 17:20
おかしな世界
弓夜
自由詩
4*
14/8/29 16:53
たそがれフリスビー
Seia
自由詩
4
14/8/29 15:43
ほたる屋
千波 一也
自由詩
6
14/8/29 15:03
2148
2149
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2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
加筆訂正:
ひまわり
/
ichirou
[14/8/30 16:17]
一部修正しました。
4.67sec.