家に帰ると
娘らが星を食べている
お椀にいくつか
飴玉ほどの小さな星屑を入れ
テレビの教育番組など見ながら
気軽に口に運んでいる
おいおい、いいのか
と思ったが
今日日やってはいけない ...
風鈴の 脆き響や 平和の音
彼らは、けして日々の安穏を知らなかった
いや、
擬人化した爆弾そのものは
あの夏の日を、とうの昔に忘れてしまっていたのだが
リトルボーイ、
ファットマン、
君たちはこの世に生ま ...
くだらないことばかりかんがえてるから
いま、おなかをくだしてる
ひとつのすいかに
いくつのたねがはいっているのか
しりたくて
ひとつのすいかを
ひとりでたべちゃったから
...
心にもないことを言うときは
心はどこにあるのだろう
言う言葉だけがそこにあって
心は上空三メートルくらいから
こちらを見下ろしている
だからあの人とは
いつまで経っ ...
いくえにも
うすっぺらだと まるであしらわれているみたいだ
あなたがここにいる意味は? 改まった顔で世界が迫る
劇的なエピソードも 運命的なきっかけも思い付かない
急いで探さなくちゃ どこ ...
青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風
さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場
ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る
炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ...
きょうは、すーぱーふx
みこんの、できる日で
す。 でも、ぼくは、むち
ゅうでした。おとうとも、
むちゅうでした。むちゅ
うでしたから。一じかん じか
んでした。おとうとは、
すがりつい ...
探すのを諦めてしまったら
なんだか楽になれたような気がする
放棄する事を覚えてしまったら
なんだか楽になれたような気がする
認めたくは無いのだけれども
まるで憑き物が落ちたかのように
...
弾む声良いことばかりあった夜あなたの愛が私を誘う
慎重に神経質になりすぎず素直に自由に今を満喫
暖かい部屋から外に出たくない粉雪見れば寒さが増した
近所からたくさん慈姑頂いたお節料理 ...
わたしはロウソク
あなたが灯して
燃えてとろけた
一本のロウソク
いつも炎を消さぬまま
立ち去るあなた
戻ってくるまで
燃えていろ と
ユックリ…チイサク…
アナタガモドッテ ...
「いつも死神と鬼ごっこだったさあ」
赤い星の男『さそり』はそう言って銅色の髭をなでて笑った
極から流星の雨が降る夜だ
魔法にかかったような音楽、特にフルートの音色が
高く低 ...
うつくしいくさよ
てをかけるのをゆるせ
きみにうらみはないよ
むしろあいしているの
なのにかりとるおれは
ざんこくをしるだろうか
くきにはをあてて
...
僕は若い頃買った
ギターを売り払った オークションで
弾かなくなったから もう
邪魔だった
それから 売った
スノーボードも
僕は あいつを 思い出した
昔の 素敵な 友達を ...
交差点ですれ違う
知らない人 知ってる人
目を合わせる人 合わせない人
歩き出して 地面を蹴って
どこまで進むんだっけ
忘れながら歩いてる
太陽が沈んで 月が昇って
ふた ...
よし、今日はりんごの解剖をしよう
またですか?
ここに男性の人形がある
りんごが見当たらないね。解剖してみようか…
喉元を切開してみよう
……
さて、これが人間だっ ...
花はまだ
文字をしらない
文字をしらない花を抱いて
庭に二人ぶんの影を落とすと
わたしもまた、
文字をなくして
おそろしいくらいのすべてに
抱いてもらえます
蝉時雨の中に 「ただいま」を探す 「おかえりなさい」が言いたくて
夕空に ひぐらしの声 吸い込まれて 夜になれば 花火に変わる
久しぶりに晴れた
雲がいじわるじゃない日
久しぶりでごめんと
きみの前に現れた日
頭をかきながら
鼻の下を指でこすって
仕方がないな
なんて笑顔で語りかける
きみを見たのも
久しぶり ...
シャラシャラと風とデュエット麦畑
一粒の麦やミレーを模写する手
青空と麦畑だけありにけり
脱ぎ捨てた下着も重なる
抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた
使者は訪れてくる
静かに深い瞳で訪れてくる
彼が何処から来たのか
何を告げに来たのか知らない
彼も何も語らない
だが何故か私は知っている
彼が使者であることを
彼が語らぬことのうちにこそ ...
眠る耳が溶けていくハートにあたっている
そこの膝掛けの上に置かれている
一匹の沢蟹なのだが、
数日前にある男が用いた
あわれな比喩の成れの果てだ
今となってはその詳細は思い出せない
それに彼は十中八 ...
虹の無い空を埋めるのは
淡々とした白と重々しい黒
君がいないなら、世界なんてモノクロだ
白黒テレビ、砂嵐
無意味で単調でつまんない
でも悪くない
色の無い世界、1と0
...
あなたが連れてきたのは、雨と汗のにおい
あなたはシャワーなんてあびたりしてさ
あたいは期待とソファーに包まれるのさ
虚ろな目をした羊の群れを
大きな月が追いたてる
鋭い杭を持って
隊列からはみ出した美しい
心臓を容赦なく貫く
流れ出した黒い血が
二つに分かれ
両岸に佇む親子は
次第に俯き
海岸 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おやつ
やまうちあつ...
自由詩
12
14/8/4 16:19
平和
……とある蛙
俳句
6*
14/8/4 14:55
妄信する肢体 ☆
atsuch...
自由詩
8*
14/8/4 14:54
なつのせみもないてた
小原あき
自由詩
6*
14/8/4 14:31
心にもないこと
〃
自由詩
8*
14/8/4 14:29
いくえにも
itukam...
自由詩
1*
14/8/4 10:38
夕立を待つ
未有花
短歌
14*
14/8/4 9:15
でも、きていました。
nemaru
自由詩
3*
14/8/4 8:20
ただいま
baby b...
自由詩
2
14/8/4 7:53
神経質
夏川ゆう
短歌
1
14/8/4 7:23
ロウソク
森川美咲
自由詩
3*
14/8/4 6:38
zenith
高原漣
自由詩
1*
14/8/4 3:20
刈り取る
ドクダミ五十...
自由詩
1
14/8/4 1:05
8月のベランダ
番田
自由詩
1
14/8/4 0:25
たがふこと
瑞海
自由詩
5*
14/8/3 23:34
解剖台#8/3-23:29:44
凍月
自由詩
3*
14/8/3 23:27
庭2
はるな
自由詩
6
14/8/3 23:05
蝉
ミツバチ
短歌
3
14/8/3 22:15
粉雪
寒雪
自由詩
1
14/8/3 21:34
シャラシャラと風とデュエット麦畑
北大路京介
俳句
1
14/8/3 21:34
一粒の麦やミレーを模写する手
〃
俳句
1
14/8/3 21:34
青空と麦畑だけありにけり
〃
俳句
3
14/8/3 21:33
脱ぎ捨てた下着も重なる
〃
自由詩
2
14/8/3 21:32
抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた
〃
自由詩
4
14/8/3 21:31
使 者
塔野夏子
自由詩
4*
14/8/3 21:31
眠る耳が溶けていくハートにあたっている
北大路京介
自由詩
2
14/8/3 21:31
あわれな比喩
草野春心
自由詩
4
14/8/3 21:31
monochromatic二重奏
凍月
自由詩
2*
14/8/3 21:24
期待
殿上 童
自由詩
20*
14/8/3 21:07
ふしめ
衣 ミコ
自由詩
2
14/8/3 20:49
2149
2150
2151
2152
2153
2154
2155
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
2164
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
5.03sec.