蓮の花硯の丘の上の水
蓮の花天を指したる羅針盤
見えぬもの見えているもの蓮の花
ひきずった夢がカサカサしている
裸にされる嘘をついた
指輪はずして氷よりも冷たい女
やさしくされるだけ、なんて、つらい。
時はみんな平等に
手元から失っていくのよ
はにかんだお前の手を
そっと握りしめて
別れたあの日から
おれは
うまく笑えないまま
歳だけを重ねっちまったよ
人間は誰だって
いず ...
人生の喜びなんて分からないさ
それを歌って喜ぼう
屁理屈こいたっていいさ
理屈抜きの理屈を述べよう
君は生きてる 僕の生きてる分を君と生きよう
それ以上のものはいらない
ダンボールがズタズタに切り裂かれて
ベッドの下に押し込んであった
当然だよね
片付けておいてね、って言ったの、
私だもん
田舎から都会での 新しい暮らしに馴染むために ...
先ほどから頭の中を 潮の臭いが通過している
文字と文字の列の間に 空洞を見つけて
遊ぶ子供が 砂場でカラカラ笑う
(ホラ、ミテ、コレガ、ボクノ、ホネ、)
そんなレトロな歌が ...
ゴシックで興味を引こうとする女 知らない人の話はいらない
女子らしくないなと苦笑されて去る それなら私女にならない
人の不幸蜜の味だとすするけど、あなたが一番青い顔してる
...
草原を遠望する瞳は
遥かに一閃する時の煌めきを見逃さなかった
確かな四肢は沃野を愛し
太陽や月や星座と寝起きをともにし
ときおり微細な流星が空をよこぎってゆく
瞬間を感じそのものを生 ...
不意に訪れる
想像の揺らめきを
その揺らめきを逃さぬように
不意に落ちる
創造の煌めきを
この煌めきを逃さぬように
来る日も来る日も
その瞬間を信 ...
暑いねぇ
暑いよねぇ
夏だもの
1日外で
過ごしたら
日焼けひどくて
ヒリヒリ
ヒリヒリ
お風呂入って
ヒリヒリ
ヒリヒリ
君も夏が大好きで
夏の終わりには
二人して焼け ...
あなたの願いや思惑が
うまくばかりゆきますように
そう立派な神様にでも祈ろうか
ほんとは立派でもなんでもない
立派な神様にでも祈ろうか
海から津波
山から土砂
...
誰もさわれない地獄の中で
独りだけの夢を見る
どうか醒めないで 醒めないで
眠ったままで
居させて下さい
告げた
告げられたこともあった
書いた
書かれたこともあった
そんな、繰り返し
サヨナラと書かないサヨナラ
曇の裏側 霧の糸
半分の眠り 半分の過去
器からあふれる
布地の光
闇を描き足す指の痛み
静かに眩む暮れのまばたき
ふいに近づき 消える影
遠のくことさえ知らぬ影 ...
黒い虫が
路上で死んでいた
遠くお空で
天国が
キラキラと輝いていた
ああ、もう
あそこまで
届きそうにないなあ
140825
かぼちゃがへんなになっちゃった
丸くなった父が寝言を言う
雨が降り続き天候不順だから育つ前に腐ってしまったのだろう
よくあることといえばそれまでだが
...
馬に乗り少し高めの景色見る馬への愛を表すあなた
今までと全く違う飛行機に乗った夢見た未来の景色
去年より五センチ伸びた身長を自慢している長男の声
ふと空を見上げて遠い君想う飛行機なら ...
握った手を決して離さないでください。
そこに初めて僕はあなたを感じる事が出来るのです。
握った手を決して離さないでください。
それはゆらゆらと僕を子供に戻すのです。
握った手を決し ...
誰も知らない
夜明けが開けた時 僕は
コーヒーショップで考えごとをする
飲み物を飲む
きっとアイスカフェモカをすするだろう
いつも軽視していたことを
そして 考える 苦みの中で
...
もうすぐ終わる
夏が終わる
君が終わる
僕も終わる
何もない田舎に
色がついたのは
君がここに来た
丁度1ヶ月半前
緑の中に映える白
眩しすぎて
見えやしないけど
...
コンクリートの塊=ビルから
未確認落下物体=人が
落ちてきて死んだ
まだ、死ななくても良かったのに
まだ、生きていられたのに
死んだ
なら、その人は何で生きてた?
どうせ死ぬのに ...
男は炎の上で笑う
クリスタルがオレンジに白熱し
水温が上がっても
誰も彼に気付かない
一人、また一人
プールサイドに倒れてく
浴びるように酒を飲んだ
それだけの始末のように
...
目が覚めて
ぼくはそのことを新たに自覚し直すと
やらなくてはならないこととして
すべてのあなたを
丁寧に土に埋めた
庭の木の
葉群が揺れる音以外には
何も聞こえないかのような
よく ...
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった
半分こして座ることもできたのに
いっしょに座ることもできたのに
専門酔う詩には載っていない
体内物質を覚醒させる対外物質で
描こうとしても、
それは雨のまた夢、蝉時雨の情緒不安定での
「タマタマ」の開戦による、
「マタマタ」の異常気象の
「カミカミ」 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
蓮の花硯の丘の上の水
北大路京介
俳句
3
14/8/25 21:15
蓮の花天を指したる羅針盤
〃
俳句
4
14/8/25 21:15
見えぬもの見えているもの蓮の花
〃
俳句
4
14/8/25 21:15
ひきずった夢がカサカサしている
〃
自由詩
4
14/8/25 21:14
裸にされる嘘をついた
〃
自由詩
2
14/8/25 21:14
指輪はずして氷よりも冷たい女
〃
自由詩
4
14/8/25 21:13
心ゆるさば
はなもとあお
自由詩
1
14/8/25 21:08
そうならねばならぬのなら
寒雪
自由詩
0
14/8/25 21:00
題名なんていらない
陽向
自由詩
7*
14/8/25 20:04
切り裂きジャック
為平 澪
自由詩
11*
14/8/25 19:50
晩夏
〃
自由詩
9*
14/8/25 19:45
ゴシック
a-litt...
短歌
1
14/8/25 17:50
野性の夢
梅昆布茶
自由詩
16
14/8/25 17:39
不完全な演繹と帰納
komase...
自由詩
0
14/8/25 14:28
日焼けヒリヒリ
清風三日月
自由詩
1
14/8/25 12:30
生命の陳腐
吉岡ペペロ
自由詩
7
14/8/25 12:02
独りの地獄
渡辺亘
自由詩
2
14/8/25 11:14
サヨナラを言わないサヨナラ
中原純乃
自由詩
10*
14/8/25 10:11
雨の表紙
木立 悟
自由詩
9
14/8/25 9:53
黒い虫の死
やまうちあつ...
自由詩
1
14/8/25 9:36
昨日のかぼちゃ
あおば
自由詩
7*
14/8/25 7:51
馬
夏川ゆう
短歌
0
14/8/25 7:41
握り合った手
ヒヤシンス
自由詩
15*
14/8/25 2:01
冷凍カレー
番田
自由詩
1
14/8/25 1:03
残り香
瑞海
自由詩
3*
14/8/25 0:15
未確認落下物体
凍月
自由詩
0*
14/8/24 23:58
devil sit flame
mizuno...
自由詩
3
14/8/24 23:48
12
きるぷ
自由詩
3
14/8/24 23:24
イスはひとつしか
殿上 童
自由詩
31*
14/8/24 23:05
忘れられた尾に関する目耗
狩心
自由詩
1*
14/8/24 21:35
2153
2154
2155
2156
2157
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2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
加筆訂正:
昨日のかぼちゃ
/
あおば
[14/8/25 11:55]
かなり手直しいたしました
みめーと
/
初谷むい
[14/8/24 23:34]
7首めを書き変えました
5.47sec.