茫々と生えた
摘むのは指だ
はさみで切る
のは好まない
炎天下にての
作業は辛いよ
摘む者と
積まれる者の
間では
茎が柔らか ...
君はちょっと人より黒目が、大きいね
君はちょっと人より睫毛が、長いよね
今夜も、薄ら目を開いて眠り
夢見る二才の君は
人より染色体が一本多くて
まだ喋らないし、歩かない
ちょっと風 ...
ベッドに寝転び
CDプレイヤーに
夜寝る時の為のCDを
カチッと嵌めて
再生ボタンを長押し
ピーという微かな音がしたら
部屋の灯りを落とす
枕の下に
CDプレイヤーを入 ...
ふだんは優しい女房が
時折、般若の顔になり
言葉の弾丸は
だ・だ・だ・だ・だ
だ・だ・だ・だ・だ
だ・だ・だ・だ・だ
柳のような面影で
げっそりとした
僕の髪を靡かせ
遠い彼方へ通過 ...
それは二度と帰れない季節
それは{ルビ陽炎=かげろう}の向こうの想い出
もう、手の届かない恋があり
これから手を伸ばす、夢があり
{ルビ永遠=とわ}に年齢の無い旅人のまなざしで
今日 ...
私ね
きっと
こんなに夜更かしするから
明日寝坊するよ
私ね
きっと
夏休みの宿題
最後の3日で終わらせるよ たぶん
私ね
きっと
写真撮るの好きなの
一瞬を切り ...
二本のシワは
どこまで行っても
交わらない
ということを公理とする体系から外れ
シワは必ず
肛門で交わるということを
新たな公理として
体系化された数学
別名アナル幾何学という
アナ ...
もし、ifのお話でね
タイムマシンができたら
少し過去に戻って
やりたいこといっぱいあるの
まず失敗を取り返す
約束を破ったこと
忘れ物したこと
間違いを犯したこと
今だから反 ...
まぼろし、という刀剣は
切れ味が良くて
背負わされた一切を
味方にするのに都合が良い
取り返しのつかない傷痕を
重ねても
透明に、静謐に、
それは継がれてゆくもの ...
出た目を記録していって
くそディーラーの傾向を
分析することは
普通に行われているが
分析手法として
微分幾何学を用いたのは
世界広しと言えども
この私だけではないだろうか
だって、計 ...
水を吐きのたうちまわるシャワー管
シャワー浴び覗いた鏡別の顔
来ぬ人や風になびきたる麦畑
水着に着替えてそうめんと一緒に流されている
梅酒に溺れた虫ごと飲む
ごはんの時間まで家出
人を殺したい人が
そうでない人に混じって
そうでない人に
危害を加えるから問題なので
人を殺したい人には
正直に名乗り出てもらって
人を殺したい人だけで
一ヵ所に集まってもらって
後は ...
私達は 駒だけれど
コマにだって
上手に回る コツが有る
力の入れ具合を 間違えたなら
空回り するんだ
そんなコトも 分からないで
あっち こっちに 絡ませたタコ糸を
...
淡いタイプの夕日が差し込んでいる、すこしやわくなった空間でふわついてた、なにするわけもなくそんなときあるよね、僕はなぜかそんなときがあった『そんなときある派』側の人なんだけど、そんな人なんだけど、は ...
今死んだって良いから
君に会いたい
もうこれ以上、なんていらないから
何を犠牲にしてもいい
君が悲しまないのなら
死んだって良いから
君に会いたい
満たされた時に ...
自由になる
それに縛られる
翼はしまいましょう
「飛んでいる」と
豪語する為に
嗚呼
美文体で書くか
ラブレターを
それも自由だと
...
信じていたものに
裏切られたとき
一瞬でも
愛しい気持ちになれた人間が
鉄の釘で
私を打ちつけるみたいに
睨む
私の知らないところで
何かが動く
昨日まで繋い ...
だれもが日々薄々感じてはいるが
まだ言語化できていないこと
だれもが無意識では分かっているが
言語化しようとはつゆ思ってもいないこと
そんなことどもを 深く察して
的確な語彙の選択と ...
蹴られて泥に塗れ行くボールに、嫌な気持ちになったものだ。
僕はバスケ部だったから。
ドムンと痛そうな音を立てて逃げ回る白黒のボール。
指を突く事も無ければ、爪が二重になる事も無い、プレイヤーたち ...
{引用=青うみのひかりはとはに明滅し 〔歌稿A〕}
1
金銀玉石の楼閣に紫朱の花びらがふりそそぎ、池には蓮がいつも満開で萎れも枯れもしない。大きな葉の先には透きとおった ...
家に帰ると
娘らが星を食べている
お椀にいくつか
飴玉ほどの小さな星屑を入れ
テレビの教育番組など見ながら
気軽に口に運んでいる
おいおい、いいのか
と思ったが
今日日やってはいけない ...
風鈴の 脆き響や 平和の音
彼らは、けして日々の安穏を知らなかった
いや、
擬人化した爆弾そのものは
あの夏の日を、とうの昔に忘れてしまっていたのだが
リトルボーイ、
ファットマン、
君たちはこの世に生ま ...
くだらないことばかりかんがえてるから
いま、おなかをくだしてる
ひとつのすいかに
いくつのたねがはいっているのか
しりたくて
ひとつのすいかを
ひとりでたべちゃったから
...
心にもないことを言うときは
心はどこにあるのだろう
言う言葉だけがそこにあって
心は上空三メートルくらいから
こちらを見下ろしている
だからあの人とは
いつまで経っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
つむ
ドクダミ五十...
自由詩
1
14/8/5 0:00
夢の木
服部 剛
自由詩
4
14/8/4 23:56
K2
凍月
自由詩
3*
14/8/4 23:50
姉さん女房に捧ぐばらっど
服部 剛
自由詩
6
14/8/4 23:46
陽炎の道
〃
自由詩
1
14/8/4 23:19
きっと
瑞海
自由詩
8*
14/8/4 23:12
肛門幾何学
花形新次
自由詩
1
14/8/4 22:59
タイムマシンができたよ
瑞海
自由詩
7*
14/8/4 22:58
諸刃
千波 一也
自由詩
3
14/8/4 22:39
ルーレット学
花形新次
自由詩
0
14/8/4 22:31
水を吐きのたうちまわるシャワー管
北大路京介
俳句
1
14/8/4 21:36
シャワー浴び覗いた鏡別の顔
〃
俳句
0
14/8/4 21:36
来ぬ人や風になびきたる麦畑
〃
俳句
1
14/8/4 21:35
水着に着替えてそうめんと一緒に流されている
〃
自由詩
3
14/8/4 21:35
梅酒に溺れた虫ごと飲む
〃
自由詩
2
14/8/4 21:35
ごはんの時間まで家出
〃
自由詩
8
14/8/4 21:35
グラディエーター
花形新次
自由詩
2*
14/8/4 20:54
惑い独楽
藤鈴呼
自由詩
1*
14/8/4 20:54
夢見る惑星マジックテープオーケストラ
さわ田マヨネ
自由詩
4
14/8/4 20:37
これ以上
凍月
自由詩
5*
14/8/4 20:36
自由と言う名の縛られ
ドクダミ五十...
自由詩
1*
14/8/4 19:51
大人になっても
無花果
自由詩
2*
14/8/4 18:59
コトバの力
浩一
自由詩
3
14/8/4 18:54
ナードバラード
DAICHI
自由詩
2
14/8/4 18:41
未完のエチュード Ⅰ
Giton
散文(批評...
0
14/8/4 18:28
おやつ
やまうちあつ...
自由詩
12
14/8/4 16:19
平和
……とある蛙
俳句
6*
14/8/4 14:55
妄信する肢体 ☆
atsuch...
自由詩
8*
14/8/4 14:54
なつのせみもないてた
小原あき
自由詩
6*
14/8/4 14:31
心にもないこと
〃
自由詩
8*
14/8/4 14:29
2147
2148
2149
2150
2151
2152
2153
2154
2155
2156
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2159
2160
2161
2162
2163
2164
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
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2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
6.06sec.