傷跡               
一八才の少女は右手にカッターを握り、タイルに座り込んでいた。湯気が立ちのぼり、蛇口から湯の落ちる音がうるさかった

四年生の時、体育の授業で一輪車 ...
そのキリトリ線は曖昧だから
うまく切り抜けたためしがない
だけど秋生まれはいつだって
短い季節に恋い焦がれてる

なんて半分は嘘
秋模様を切り取ろうとしたことは
後にも先にも一度しかない ...
「後悔はしていない
海原はどこまでも広がっていく」



それは男の夢
私という女はその男を捨て
今は小さな小屋に住んでいる
どこまでも広い空を
四角い窓の外に出て
見る そ ...
かみさまと せいこうできないから


つきに またがる





.
雪を見たいと蝉が鳴いている 寝言でこぼれた未練が染みになった 中華バイキングでのプロポーズがお腹いっぱい 比翼と翔け その止まり木に
大切なものを失くし
また その存在すらも忘れた 男の話

ある男
「いざ ここから 初めてを行かん」

川の辺にうずくまる蛙の 泥に似た合唱
好み 幾重 ...
赤色の三日月が出た夜に
あの子は遠くにいった
過去と少し前の過去を残して
つらかったのか?
さぞつらかったのだろう
でもあの子の過去と少し前の過去の間を僕は知らない
無邪気に笑う子
笑わ ...
遠方に響く地鳴りや砲声は
踊り回る現代に吸収されて
硬化した鼓膜を揺することもなく

指先のおしゃべりが
視神経に五月蠅くつきまとい
裸形の幻想を漂わせる

意欲は
ものぐさな希望に ...
太陽の手に編まれゆく

野山も風も
岩肌も

一気に編まれる日があれば
やすみやすみ
覚えたての音階のように
編まれる日もある

太陽の手に編まれゆく

波間もひかりも
...
POPな浮気される、デルモンテなメアリー
シアターでheのhipをpopにスコーンと叩いたら
バナナ踏んづけてドからドまでダブルアクセく(るう)
甘さを忘れたハッピーエンド

キュキ ...
もし一生に一度のお願いを必ず
叶えてくれるとしたら何をお願いしよう
たった一度だけだしどうせなら
誰も思い付かないようなお願いをしよう
お金持ちになることや自由になりたいと言うのはもったいない ...
平均年齢が70を越えた国は
周りから見れば攻め放題です
特に攻めたくてしょうがない国にとっては
これ程嬉しい国はありません
じいさんだから
死ぬ気で戦うかと言えば
そんなことはなく
自分 ...
雨が降れば耳をすまし
雨音に合わせ口笛を吹く
水たまりの波紋を見ては
詩のようなものを探し
小さな花を育てながら
雨が上がれば虹をつかまえ
優しく風に乗せる
花が枯れたら
静かに土に返 ...
地球のみなさん こんにちは

自己評価ワースト3の時間ですよ、


3位

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=287582

いいの ...
わたくしは
わたくしに命令する
みろ
あからさまに
すべての理知的なリズムが
生き死にちかづく様を
眩しさの
言葉の
世界の
それぞれの海に
よせてはかえす波に
わたくしはなすす ...
寡黙から 泣き止まないS
誰かに救ってもらいたいS
オムライスを掬うスプーンを 手渡すように
救いを手渡して 掬って食べることができる
Sの始まりから終わりへの 繋がり

救われない ...
 今宵 都市の片隅で 人知れず行われる 儀式 口封じ
 甘いだろうか 苦いだろうか いずれにせよ 言葉は四角い 箱に入れられ 心の海の 奥底へ 沈められる 秘密は 知られないほど 強い 光を放つ
...
街はずれの空き地
うち捨てられた木箱に
天使が一人腰掛けている

その双つの翼は
いろいろなものの欠片で出来ている
ガラス片 陶片 金属片 石片 木片……
すべてかつては何かの一部だった ...
いつからか
自分は空虚だと感じはじめていた
いろんな大切なものから離叛していく自分が
悲しくも 嬉しくも いじらしくも 多様にとれ
しかし どれも誇張していた
いつも物憂くて そ ...
行き先は決めずに乗ってしまったから運転席の上に表示
されている地名の読み方もわからない、しまったカバン
を停留所に忘れた、気がしただけで手にはしっかりとヒ
モが握られていて、忘れた、気がしたのは ...
ねえみんな
ピロリ菌って知ってる

ドリルみたいな頭でグリグリ
胃粘膜を突き刺して犯す
イカみたいな形の病原菌なんだ

昭和ガメラシリーズの
「バイラス」
イメージしてもらえばいいか ...
【あたらしい一日】

ところで
どこともなく金木犀の香りがして
新しい季節の梢で すずむしが
昨日より すこしスローな音色の 今日を謳う

ところてんしきに
としごろてきに ...
繋がる 増える 深まる 
 業と
   体が 
繋がる 出来る 衰える

心は
幾らも
変わっていない
人という字に
王冠を描き足して
「えへん」

咳払いさせてみても人はただの人です


偉ぶってみたところで
ぼくはただの文字です



ぼくの好きな人はとても偉い人です
...
ぼくの首に人知れずかかっている見えない時計の針は壊れていて
気づけば 四六時中
あなたのいる方角ばかりを示している
昼間の12時の時報でもないのに
延々とあなたの名前を呼び続ける
たぶん だ ...
ソフレって言葉を
初めて知ったの

セフレじゃないよ
配偶者や恋人ではないけど
添い寝するフレンドだって

誰もが温もりを求めている

私たちも
セックスレスだというよりも
ソフ ...
ともに闘う仲間が欲しいから
辛そうな顔を見せてはいけない
煩雑な苦労を知られてはいけない
そうして隠すの
やめてください
本質がわからないことには
誰も手を出さない
当たり前です
わざ ...
乳房をなぞった手のひらが
首にしばらくとどまっていることには気付いている

思想も愛も何も無い
自尊心に勝つ為の殺人予告?

迷惑なんですけれど。

キモいから触らないで。 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
傷跡島中 充散文(批評...214/9/30 10:39
秋模様を切り取って/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩4*14/9/30 10:38
一瞬に輝く田園自由詩214/9/30 7:12
いきたいからつきのいし.自由詩414/9/30 1:25
雪を見たいと蝉が鳴いている北大路京介自由詩614/9/30 0:38
寝言でこぼれた未練が染みになった自由詩314/9/30 0:38
中華バイキングでのプロポーズがお腹いっぱい自由詩114/9/30 0:38
箱庭にて この大きな山門より黒ヱ自由詩114/9/29 23:44
赤色の三日月こいち自由詩114/9/29 23:28
イナエ自由詩5*14/9/29 22:32
紡ぎうた千波 一也自由詩614/9/29 22:30
「チョコレートに亡命 (あまさら×阿ト理恵)」百均自由詩3*14/9/29 22:24
一生に一度のリィ自由詩014/9/29 22:18
超高齢化花形新次自由詩114/9/29 21:43
未詩・独白<.........終了したカテゴリ左屋百色自由詩5+*14/9/29 21:26
自己評価ワースト3散文(批評...1*14/9/29 21:09
げんかいコーリャ自由詩2+14/9/29 20:51
為平 澪自由詩1*14/9/29 20:27
口封じやまうちあつ...自由詩314/9/29 19:13
九月の天使塔野夏子自由詩4*14/9/29 18:36
空虚に陽向自由詩7*14/9/29 14:50
ヘアサロン多すぎSeia自由詩214/9/29 14:08
ヘリコバクター和田カマリ自由詩0*14/9/29 12:07
ぷれぜんと 三篇のオムニバスるるりら携帯写真+...16*14/9/29 8:43
どうりで中原純乃自由詩4*14/9/29 7:27
前置ききりえしふみ自由詩214/9/29 5:24
愛すべき人間自由詩214/9/29 4:43
ソフレ森川美咲自由詩2*14/9/29 3:47
To...自由詩1*14/9/29 3:39
別にリーマンしていたら鵜飼千代子自由詩6+*14/9/29 3:13

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加筆訂正:
麦藁帽子のある白と黒のオマージュ/りゅうのあくび[14/9/30 9:08]
遅筆のため推敲
家族がもうひとつできれば/りゅうのあくび[14/9/29 21:10]
遅筆により推敲
夕食はサラダスパゲティ/りゅうのあくび[14/9/29 19:57]
遅筆のため推敲
夕食はサラダスパゲティ/りゅうのあくび[14/9/29 19:57]
遅筆のため推敲
透きとおったラヴレターを携えて/りゅうのあくび[14/9/29 19:37]
遅筆のため推敲
麦藁帽子のある白と黒のオマージュ/りゅうのあくび[14/9/29 19:33]
遅筆のため推敲
白い砂漠に恋する夜明け/りゅうのあくび[14/9/29 19:26]
遅筆のため推敲
眠ることのない恋の街のなかで/りゅうのあくび[14/9/29 19:25]
遅筆のため推敲
5.85sec.