抱擁はつよい風のようで
いろも匂いもなかったが
ばさばさと通りすぎていったあとには
たくさん 散っていたので
あなたが来たのだな と
ようやっと理解します

理解します
したくもな ...
新米を握る母の手は
燃え始めたかえでのように色づき
かぐわしい湯気を蹴散らしながら
踊ってみせる
熱いうちに握らないと
美味しくないのよと
まつわりつく子に言いながら

端をほんのわず ...
自分の存在は小さいが
誰かの世界は
そのおかげで作られてる
都会にまだこんなとこがあったんだなぁ
という感じで、
私の中にも甘えたな声を出してじゃれ合う本性が残ってた。

人を楽しませるために生きる、
というのはいい考えかもしれない。

夜、 ...
遠まわり靖国通りを踏んでゆく

ぼくはひとに

トラウマ与えることしか出来なかった

ぼくはひとの

トラウマを取ってあげることしか出来なかった

つよい雨その街路樹の下をゆく
...
空が暗く静かで

空の色が溶ける海
暗くなって
あなた何かを探すために
背広のまま海へ飛び込んだ

その下に黒い影が見えたから
嫌な予感がして
砂浜の私

必死に手を伸ばしても
...
落ち着く
私の場所

いつからなのか
いつまでもなのか

そこでは
作るものが有るからかもしれない
待ちに待った 安上がりな今日
怒らないでね 手をつなぐからさ


君に合わせて、なんて
かっこつけるけど

ほんとはね
早い一秒を いっぱい感じたくて


僕の大好きな この場所 ...
夢の終わりで君とキスをした。
淡い青の種類をたくさん数えた。
僕は壁の隙間にある穴を探していて。
君はそんな僕のこと見てる。
壁はすぐに崩れるよ。それは僕の目には見えないし。
君の目にも見え ...
浮いたり 沈んだり

くらくらくらげ


まっくらいつまでもはてないそらに

くらくら くらら くらくらげ


明るくなったのに また やみ

やみから ...
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い

退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便利な夜明け

東雲を鎌で研いだ三日月は昨日噛んだ爪の歪さ

山間を染め逝く夕陽の亡骸が蝉 ...
【行方を尋ねないでください。
それは、行方不明になりたかった人、限定で、お願いします】
そんな紙を 寂れた下町の施設に 貼ってあげたい時がある
何の名札も値打ちも持たないということの
...
毎日買い物へ行って
いつもの道をたどって
一人のお家に帰って来る

どうして毎日同じ道をたどって
同じ場所へともどるのだろう
そこには何があるの
そこじゃなきゃいけないの
そこじゃなく ...
毎日一回はあるんだと思う。その感覚。
どんな鬱蒼とした日でも。こんな漢字は重いな。今だって雨降ってる。

なんでそれに気がつかないのか。気がついているのか。気がついたらどうするのか。

今の ...
 2日目の夜、不思議な夢をみた。

 舞台はまさに舞台。学校の教室のようなところで、20ぐらいの人が集まって劇の稽古をしている。僕はなぜか主役だ。だが、手元には台本がなく、僕の出番が来てもセリフが ...
命があるから心があるんだけど
心があるから命がある
風が通ってゆらゆら揺れる
小さな草みたいに
気がつけばここにいるんだけど
太陽から力をもらい
水を吸い上げ
静かに夜に包まれて
朝を ...
夜の帳が下りると
夜の幕が上がる
汚れたコンクリートで形を為す
ビル群は薄れて消えて
夜の開演
舞台は暗転
その存在さえ確かでない
小さな秘密を
夜はそっと抱く
昼の世界は微 ...
猫耳をつけたる老婆秋薔薇 十六夜イスラエル製ガスマスク 名月やZOIDSゴジュラス・マーク? むしろ素麺が薬味だ 雨の日を選んで髪を切りにいっている オバケ同士で驚きあっている ツナの缶を洗って切った手のひらは撫でる義務から逃げ出したくて


塩鮭と白飯に泣いた人がいる 切り身に塩をふって寝かせる


破裂した冷凍コロッケ冷飯と混ぜて炒めて皿にのせ焼く
...
かわいい人が好きだけど
話しかける事は無理
だから顔なんて関係ないことにして
お前をぎゅっと抱き寄せる

決して美人に入る部類じゃないし
どちらかといえば個性的
んーでもなんかじ ...
苦行に明け暮れサラリーマンは電車の棚で蛹になった
無関心という制服に包まれたシュークリーム並の少年たちが
耳におしゃぶりを挿したまま喃語と一緒に痰を吐きまくるから
ユニクロを着た老人たちの血圧は ...
裏山の枯れ草に差し色アザミ 嫌なこと 辛いこと
ほじくり返して 気にしてる
それだけ 歩き出したら止まらないということだ
もういい加減に止めておけや
という批判にも関わらず
私がこうまで
オボカタさんにこだわるのは
ラメ入りのように
ライトにテラつく肌に
惹かれるからではないし
つたっぷたいぼうはあでぃまっ ...
何の取り柄も無い
何かが足りない
そして、
ずれて
落ちる
足下は常にぐらぐら
苦しい
眩暈がする
Excelに
今日のスケジュールと
チェック事項
ひとつひとつ塗りつぶし
3 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
散るはるな自由詩514/9/28 14:19
秋の抽斗そらの珊瑚自由詩1814/9/28 14:16
存在陽向自由詩1*14/9/28 13:39
蹴ったからいいnemaru自由詩1*14/9/28 12:43
見つけたかい吉岡ペペロ自由詩214/9/28 9:38
碧夢瑞海自由詩5*14/9/28 8:57
台所中原純乃自由詩3*14/9/28 7:44
安上がりな休日休日日和自由詩014/9/28 6:20
ゆめ祐花自由詩114/9/28 3:57
くらくらくらげつきのいし.自由詩3*14/9/28 3:55
夜を置く為平 澪短歌5*14/9/28 1:32
行方知れずのゆくえ自由詩6*14/9/28 0:58
電池加藤自由詩214/9/28 0:54
またボトボトたからじま自由詩014/9/27 23:57
四国旅行中の夢日記中川達矢散文(批評...014/9/27 23:49
願いこいち自由詩2*14/9/27 23:00
カーテンコール凍月自由詩5*14/9/27 21:55
猫耳をつけたる老婆秋薔薇北大路京介俳句114/9/27 21:53
十六夜イスラエル製ガスマスク俳句214/9/27 21:52
名月やZOIDSゴジュラス・マークⅡ俳句214/9/27 21:52
むしろ素麺が薬味だ自由詩114/9/27 21:52
雨の日を選んで髪を切りにいっている自由詩214/9/27 21:52
オバケ同士で驚きあっている自由詩1714/9/27 21:51
花焼売深水遊脚短歌0*14/9/27 21:22
かわいい人まきしむ自由詩1*14/9/27 21:10
快速処方箋ただのみきや自由詩22+*14/9/27 20:42
裏山の枯れ草に差し色アザミえりん川柳114/9/27 20:15
苦労性(+)陽向自由詩1*14/9/27 19:54
それでも私がオボカタさんにこだわる理由花形新次自由詩014/9/27 18:45
取り柄が無いopus自由詩114/9/27 16:53

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