不安を包み込んだ雲が広がる

まだ 何も起こっていない

雲が広がり 影に怯える

結果を認識し 見つめた時

雲は 消え去る

不安の雲は 自分で広げてしまうもの

結果が出 ...
平らかな純粋がちいさく傷ついて

音をたてたのだ

まよなかはふたりに気づくと

眼をさまし

海の風をとめた

息をひそめ

青ざめた街のかどを見つめていた

...
黄昏のような明け方、夜の今際
悲しみに暮れる夕焼けの如き早朝は
空の青と昇る陽の赤が
混ざり合い織り成す紫
また明日、と言って君に背を向けた
その明日が今日だ
染まる雲の柔らか ...
ようするにユートピアだね
僕の手を意味無く君の爪が掻くとき


どうしようもなく湿っていて
かなしいような交差点の中心


ねえあの話ほんとう?
潜水艦技術の進んだ国に行くの?

...
私があなたに恋していたとて
それはあなたには
なんの関係もないことだ

あなたが私に恋していたとて
それは私には
なんの関係もないことだ

そんな二人が
腕を組んで
無表情に
同 ...
銀河のほとりには
ため息たちが花開いて

湖面は
ゆらめく



つかの間の風のなかに
つかの間の風のそとに
言葉の実る予感、が
色づいて

瞳の奥を波が走る

...
夏の夕方の空気はひどく湿っていて、
身体にまとわりつくように重い。
何故だか涙がでる。
私が言うと、あなたはそっと微笑んだ。
それはね、
風が街を巡り、みんなの悲しみを絡め取り、
そのまま ...
犬の声で鳴いたあと
お化けの烏は屋根の上から
やはりこちらを見ているようだ
だからユキちゃんは手を振ってみた
あの左の目玉には
忍びよる雨雲がありまして
そうして
はたしてチョコを食べる ...
暗い
本当に昏い
闇を覗き込んでいるのか

見つからぬようにと
隠れているのに
口を覆っても
漏れだす恐怖

昏い
漆黒よりも昏い
闇を抱え込んでしまったのか
自分のこころが
自分でみえない

なのに
ひとはわたしを決めつけたがる

そうみえるから
そうだという

結果ばかりみないで
そう言って君は泣いた

わたしはなにも言えず
ま ...
私は音楽が好きなので
これは叩くと
どんな音がするのかなって
すぐに試したくなってしまいます
この間も
お父さんの頭を見ていて
やっぱり音が聴きたくなって
近くにあった金属バットで叩いた ...
雑なままでも書き残して思う。

詩を書き始めたのは2001年ごろだったかもしれない。
詩のサイトは最初に流れ着いた日本WEB詩人会。
そこで会員になって投稿していた。いいとこだった。
今書き ...
黄色いドレスを纏う少女が
くるくると回る

キラキラの粒を反射して
とても 綺麗だ

転げ落ちそうになる瞬間には
硝子の靴を受け止めてくれる
王子様が 居る

名前は フォ ...
ガッと照りつける
焼ける日光のなかに
いっぴきの蛇が
とぐろを巻いて
じぶんの尻尾を咬んでいる

徐々にかれは
尻尾から腹へと
じぷんの肉を食んでゆくが
それによって
かれが息耐え ...
            なぜだろう?
終着駅名と終着時刻をアナウンスしない
   ミルキーウエイ鉄道の専務車掌は

    ゆめをまぼろしにしないためか
   誓願と期待を反古にしないためか ...
速さに憧れない奴は
いつまでもたっても
豚のままだ
(アイル豚・背脂)

ブタは意外と速いけどね〜
という意見には耳を貸さず
豚足の貴公子は
今日も
ブヒブヒブヒブヒ
鼻の音という ...
地獄、極楽、ニューヨーク
いつ行く、ニューヨーク?

なんて 
とある異邦の一都市のキャッチコピーを
いくら考えてみても重ねてみても

おれら貧乏人にはなんの縁もないし
まして
世界 ...
高校生の頃、おそろしいほどイケメンな男が、同じクラスにいた
イケメンと言えば、誰もが女に囲まれて幸せな人生送ってる奴と思うが
そのイケメンは、無口、不登校、何考えてるか、さ ...
誰かに
あたえられた価値観で
装飾したわたしだった

真実を直視するのは

思っていた以上に
重くて
でも
おかげで
地に足が着いたような気がするよ

自分を知るたび


...
大田(桜公園)


{引用=油まみれの 谷やんは
朝からネジ切り 夕までネジ切り
グリス塗り塗り ハンドルと
ダイヤルゲージ 光る眼差し

油まみれの 谷やんの
屋根に煙突 雲に飛行 ...
抑えて抑えて
気持ちを抑えて

高ぶったって何も良いこと無いんだから
得るのは終わった後の空虚感

今目の前にいる人も
いつ私にナイフを突き刺すかな

所詮他人だもの
気持ちな ...
人間を膝付かせたり
畏まらせたり
萎縮させたり
威張らせたり

たった一枚の紙切れが
数万集まれば
威張りん棒の親が
優しくなったり
馬鹿にしてた友達から
敬語を ...
{引用=真っ暗い空に
月の船が
帆をかけて行くよ

  ひかりをあつめて
  なみだをわたるよ

月の船が
夜を越えるよ

  きどうのさきに
  きぼうをのせて

 帆を ...
真っ直ぐ見つめる瞳に映る
真っ直ぐな歩道を
はみ出さずに歩ける人が
この世にどれだけ居ただろう

けれど 道路の白線の中を
歩ける人が殆どで
多分 青信号で
渡ること ...
うつみたい 暗い気持ちが 燃えている ずっと辛くて 今でも泣きたくて 喜んでる時も不安で
いつだって悩んでて いつまでも不安で
君に会いたくて 好きで しばらくのあいだ 涙ためこんでた

気持ちが楽になったら そのままでいたい
...
すがすがしい あさのよろこび ひる歌い ひる歌ったよろこび よる思いだす 得点にならぬ演技や蛍烏賊 義経の奇襲戦法蛍烏賊 焼け跡のバナナにシナモンをかけはじめた
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不安佐白光自由詩314/8/2 1:42
まよなかかかり自由詩414/8/2 1:31
vibgyor七重奏凍月自由詩11*14/8/1 23:56
はつなつユートピア初谷むい短歌4*14/8/1 23:14
男と女のいる舗道浩一自由詩5*14/8/1 23:10
奏でるよりも聞き惚れて千波 一也自由詩914/8/1 22:58
おとぎ話猫の耳散文(批評...214/8/1 22:48
カラスモゴリ桶谷自由詩314/8/1 22:39
業から生ずる文字綴り屋 ...自由詩014/8/1 22:24
みえるこころ朧月自由詩3+14/8/1 22:00
音楽少女花形新次自由詩114/8/1 21:53
私のネット詩歴13年を雑に書き殴ったnemaru散文(批評...10*14/8/1 21:46
オムライス藤鈴呼自由詩2*14/8/1 21:09
浩一自由詩1*14/8/1 20:34
残された時空 四信天翁自由詩214/8/1 20:19
豚足の貴公子花形新次自由詩014/8/1 20:14
ニューヨーク浩一自由詩214/8/1 19:10
高校の頃陽向散文(批評...1*14/8/1 18:55
わたしを知るたびはなもとあお自由詩414/8/1 18:54
花火の夜AB(なかほ...自由詩114/8/1 17:47
虚言瑞海自由詩4*14/8/1 17:13
キャッシュ為平 澪自由詩314/8/1 17:06
月の船自由詩614/8/1 16:32
当たり前自由詩214/8/1 16:16
うつ陽向川柳3*14/8/1 16:01
幸せの匂い自由詩1*14/8/1 15:58
短歌2*14/8/1 15:31
得点にならぬ演技や蛍烏賊北大路京介俳句114/8/1 14:34
義経の奇襲戦法蛍烏賊俳句114/8/1 14:33
焼け跡のバナナにシナモンをかけはじめた自由詩114/8/1 14:33

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加筆訂正:
花火の夜/AB(なかほど)[14/8/1 17:49]
季節ものまとめてみました。
4.48sec.