何色の積み木が好き?積み木に色があるの?
私のはプラスチックでピンクで水色で黄色で
振ると音がしたよちりちりそれに白猫のぬい
ぐるみは茶色くなってチクチクになって目玉
の黒が一つになって朱色の ...
猫じゃらしポエジーのごと遊びをり


新涼や木漏れ日あつめ荷札貼る


秋高し路に野草のそよぎたる
ニコライ堂をきみと並んで病院の屋上でみてた永遠の夏 喩えれば路傍の石のわたしには菫は三才からの友だち 春は待てないもう待てない
冷たくなって海にゆくまであの貝殻は
この心音を覚えていてくれるだろうか耳障りなノイズよりも
嫌われることにとっぷりと慣れきった雪がれることのなかった、ついに

こん ...
 舗道を照らす外灯を見上げ、ふとため息を漏らす。
 胸の奥にしこりがあるような気がして、そっと煙草に火を付ける。
 時を刻む秒針が不整脈のように歪んでいる。
 こげ茶色の幾つもの顔から感 ...
眠っている時のわたしのたましいが聴くのは
求められなかったあれやこれやのかなしみの旋律
それでも覚醒することなく
囚われることを好んで眠り続けたい

きょうの明日にはいつもさらなる下りだけの ...
瞳を閉じて何をみる
夢がうつつで何をみる
あしたの日の出をみているか
あしたに輝きみえてるか

あしたに何がみえるかい
かなしみだけしかないだろう
ただ鮮やかに滅んでく
あしたに何をみ ...
挑発的に突き出した中指は
堅実的な銀行員の目に触れた。

人生舐めてる証としての中指は
飴玉みたいに甘ったるく
今日も今日とて順調にすり減っていく。


正しい道を見据えてきたその目は ...
キャンドルに灯をともして、意味のあることやないことを語り合うような夜が欲しかった。

オレンジ色の光のそばで浮かぶ顔を、その顔を、目に焼き付けるまで見つめていたかった。

彼にはいつもそんな時 ...
深夜、少年たちは繁華街のグレーのキャディラックに駆け上がり、思い思いの武器で滅茶苦茶に叩き壊した、騒ぎを聞きつけて飛び出してきたキャディラックの持主もこみで…持主が連れていたゴージャスな女は事 ... 清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ

詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜


誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋


...
洋燈が揺れている 心を反映する
「愛しています」 わからなくなった夢
見知らぬ暗い森を 彷徨っていた
遠く微かに 木々の隙間に瞬く 暖かな光


秋の夜に 影をなくした 心へ
何かし ...
白い柱の背骨を
クネらせた
憂鬱

そう見えたもの
それは――

千切れそうなほど
頭を垂れたまま
しんしんと澄んだ闇を
受け入れたその
首の付け根に

先細るほど渇き切った ...
朝の信号は、青になり
盲目のひとは白いステッキで
前方をとんとん、叩きながら
今日も横断歩道を渡ってゆく

日々の{ルビ道程=みちのり}を歩く
惑い無き後ろ姿は
人混みに吸い込まれ
段 ...
冷たい雨が降り続く
冷たい雨が
靴を濡らす
季節は落ち葉の底深く
沈むように眠りに落ちる
望みは断たれ
願いは口を噤む
もう金輪際
雨が降り止むことはない

濡れた落ち葉は断定す ...
言葉と感情に潰されまいと

無になることを覚えた・・・・。

怒り・悲しみを表し、伝達手段の模索をしても

笑い飛ばされて終幕を迎える・・・・。

「知りすぎたことは、マイナスにならず ...
遠藤文学講座の後に、皆で語らう
この店で僕は、受洗を決意した。
この店で僕は、息子の障がいに泣き崩れた。

四ツ谷の地下の珈琲店・エルは
奇遇にも
遠藤先生の命日である、今日
四十五年の ...
歳を重ねるごとに教科書はどんどん小さくなって、今や親指ほどのSDカードになってしまっている
何からも学ぶことができなくなっていよいよ終末感が漂う

空は暖かな海のように遠いところで水色を安定させ ...
日陰という暗闇で
水を飲みながら休憩する
心は日向 さあ仕事
髪の毛を30cmも切りました
前髪なんて眉より遥か上

やけくそですよ、ええ

課題プリントたくさん破りました
おかげで部屋は紙屑だらけです

やけくそですが、なにか

ごはん ...
モチモチのものを触ったら
モチモチだと感じる
そんな簡単なことに 惑わされてばかり
………いやなやつ ゆめのなかに はじめて あらわれて…きて……………
なかよく……した……*…たぶん かれはしぬ………
……しんだ…その………どちらか……………だ……

夢とは不思 ...
「この通話は
今後のサービス向上のために
録音されています」って
たちの悪いクレーマー対策なんだよ
それぐらい気づけよ!

それはさておき
捏造だろうが何だろうが
こうなったら引っ込み ...
君は
産毛の生えた頬で

僕は
固く強張った頬で

あなたは
皺を幾重にも刻んだ頬で

いくつもの意味を孕んだ
頬のかたちを
僕らは笑みと呼ぶ
 多羅葉・たのもう・何の用


砂に描いた 愛の台詞
波が来る前に 読まないと
あなたの心が 離れそう

大丈夫 タラヨウに 任せよう
葉の裏に 文字を 書くんだ

カーボン紙みた ...
台風が来る
南の海の匂いと一緒に
置いてきた心を運んでくる
まっすぐに僕を目がけて


近づく力のかたまりに
胸の奥が震える
雲を巻き込む大きな螺旋が
心臓の鼓動と響き合う
どきど ...
{引用=
夜は目が覚めるほど近くで明ける。
まぶしい朝、ひどく生きる。

白いシーツ
顔までかけてもらって
幸福の尺度
はかりかねる

鎖かけて、
   なだれる。

きみの手 ...
ハワイへの旅は三十七ページからですALOHA!パスポートない 人が死ぬ映画以外で君が泣くの初めて見た損した気分
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
青が崩壊する。/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩2*14/10/6 3:58
秋三題もっぷ俳句114/10/6 3:42
ニコライ堂短歌214/10/6 3:15
喩えれば短歌214/10/6 3:08
でもあきらめてそしてもう自由詩314/10/6 2:40
道のりヒヤシンス自由詩7*14/10/6 2:15
祈りもっぷ自由詩414/10/6 1:40
あした!自由詩414/10/6 0:33
舐めてる中指。端沢 紫琴自由詩014/10/6 0:28
いちばんの孤独佐伯黒子散文(批評...014/10/5 23:44
駆除ホロウ・シカ...自由詩014/10/5 23:43
青が崩壊する。阿ト理恵短歌8*14/10/5 22:59
枯葉の歌藤原絵理子自由詩3*14/10/5 22:41
白い憂鬱の影ハァモニィベ...自由詩4*14/10/5 22:15
盲目のひと服部 剛自由詩614/10/5 21:42
冷たい三日月Lucy自由詩11*14/10/5 21:30
流浪。梓ゆい自由詩014/10/5 21:28
机上のワインー珈琲店・エルにてー  服部 剛自由詩414/10/5 21:26
美化されすぎた世界のせいで木屋 亞万自由詩3*14/10/5 21:26
日陰陽向自由詩1*14/10/5 20:43
眉上ちゃん瑞海自由詩8*14/10/5 18:24
モチモチ陽向自由詩3*14/10/5 18:01
でんぱアラガイs自由詩5*14/10/5 17:48
非難かんこく花形新次自由詩014/10/5 17:24
お前は 緩んだ頬で四角い丸自由詩614/10/5 17:18
ハガキの木藤鈴呼自由詩2*14/10/5 13:01
野分八布自由詩414/10/5 12:17
夜は目が覚めるほど近くで明ける佐藤真夏自由詩214/10/5 11:51
ハワイへの旅は三十七ページからですALOHA!パスポートない北大路京介短歌014/10/5 11:46
人が死ぬ映画以外で君が泣くの初めて見た損した気分短歌214/10/5 11:46

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