オナニーをしても
すっきりせずもやもや気分続行で報われないのは
本当は
たった一人の人を探しているからじゃないだろうか

仮に
宇宙が無だとするのなら
地球は有であり
俗世だ
絶え間 ...
風が風で
風のままに風で
風以外のものすべてを
風に透している


焦げた港
暮れの青と水
人音の無い径
海に満ちる耳


空が空を剥がしてゆく
銀の彫像 ...
縦の渦の目
夜の窓をすぎる
虫の声の羽
笑む火の口もと
縦の渦の目
縦の渦の目



双つの花の目
早朝を泳ぐ
未満と未明の
機械的なまばたき
双つの花の目
...
人々は人生という「道」を

何かを手に入れるための

「通路」としてしか見ていない

人々にとって人生とは結局、

何かの為の通過点に過ぎず

手に入れられるものだけが全てだと
...
あなたは美しい響きで
さよならと言いました

もう会えないかもしれない

思った
海外の旅行先から来る手紙その国示す情報いっぱい

真っ白な雪の世界が広がって桜のピンク早く見たくなった

宇宙へと出て行きそうな勢いで力強く跳ぶ羽を持つ生き物

夕暮れが発展途上の街染める ...
妹が

昔撃たれた

この道で

弟の口

泣いて塞いだ







...
思ったよりミンミンゼミが鳴かなかった夏の終わりに(1998)














...
たのしいことした
悲しいことばっか
面白いこと探した
カネのことばっか

二日酔い
良くない
酒やめて

肺気腫は
こんなことでも
やめやめ
たばこもやめて

探してる ...
   窓を這う
   ゴーヤの日除けに
   蝉の声

   首に巻いたタオルで
   額の汗を拭く

   夏の昼下がり

   冷たい麦茶と
   生ぬるい扇風機
   微か ...
籐椅子に風を殺して組んだ脚 シリコンを入れたる胸や守宮の眼 神棚の裏に右手のない守宮 マシな言い訳が耳を掴む さえない日々の影にかたちがない 都合よく堕ちるサヨナラの螺旋  
検診前なので、節制中

恋愛前なので、節制中

節制クラブ、部員募集中



 
糸色 意図的 色々と
軽く 韻を踏んだつもりに なりながらも

ミシンは 踏めぬから
人には 踏まれぬようにと

歩き 続ける
これぞ 雑踏

雑多なコトを 考えながらも
大雑把に ...
指差した先に

反射せぬ面

存在せぬ泪
眠いと何も考えられなくなった。だからこうした。どうした。

誌が。

難しい。

分析を。

誤解を。

女の裸。

絵を。

見て。

見ていない。

他人を。
...
まどろみの中、ぽつりぽつりと存在する人が去った。

去った後にぽつりぽつりがまどろみの中。

ぽつり、

ぽつり、

存在するなんて難しい言葉。

言葉は難しい存在。

言葉は ...
「ここから飛び降りてください」
と立て札にあったので
飛び降りたら
死んだ

見るものもずいぶん見てしまった
夜の枕の中で
そうは思っていても

赤い彼岸花がぐぐっと首を伸ばし ...
あの星のように

輝ける人は


振り返らずに

歩いて来た道を

信じているから

進めるのだろう


強くなりたいと

願う心に

当ての無い夜は 

...
思い出の一瞬と音楽は
空気ごと吸って吐くものだ
それらを肺のフィルターにかけるから
その摩擦で胸は詰まる
連動する 目蓋の裏の幻灯機
スクラップブックに貼られた
走馬灯のフィルムの一部 ...
蛇の足も役に立つもの
告白とは一言であるから


あまりに自然なので
いつかあなたを守りすぎ
あなたは真っ直ぐになってしまい
傷ついてかけて、隙間に砂が詰まる


呼吸はとても大切 ...
生まれた、とパチリ。
立った、とパチリ。

ともだちができた、パチリ。
ケンカをした、パチリ。
たくさん泣いた、パチリ。
好きな子ができた、パチリ。
身長がのびた、パチリ。
ピアノがひ ...
瞳の奥底に隠れてこっちを覗いている
裸の抒情の手足を縛り上げ
哭きながら何度でも犯し続けよう
石切り場から運んできた
重い想いを凪いだ風に浮かし
寛容な字面をことごとく摩耗させて
のっぺら ...
さざ波は
わたしに命じる
海を見よ、と
耳元で命じる

ひかりに添われて
きらめく波は
銀の爪

藻も砂も
上手にうばう
銀の爪

さざ波は
わたしに命じる
海を研げ ...
同じ空を見ていたくて

同じ空気を吸いたくて

同じ光を見たくて

同じお話で笑い合いたくて

同じご飯を食べたくて

同じ布団で寝たくて

同じ曲を聴きたくて
...
表通りの公道を
なにかに反対しているらしい
葬列のような賑わいの
長いデモ隊の列が通り過ぎたあと

裏通りの廃屋の
無人のビルディングの暗がりで
なにも反対していない少年と少女の
秘密 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
愛について馬野ミキ自由詩214/7/28 12:52
ノート(誰も 何も)木立 悟自由詩314/7/28 10:01
ノート(51Y.7・27)自由詩214/7/28 9:58
知者は心ある道を行くyamada...自由詩214/7/28 7:53
遠いいるみ自由詩214/7/28 7:46
発展途上夏川ゆう短歌014/7/28 7:34
大統制時代TAT短歌1*14/7/28 5:23
第四回ダルシマーズ・コンテスト自由詩114/7/28 4:08
自分リブレ竜門勇気自由詩114/7/28 3:45
【 昼寝日和 】泡沫恋歌自由詩18*14/7/28 2:25
籐椅子に風を殺して組んだ脚北大路京介俳句314/7/28 1:59
シリコンを入れたる胸や守宮の眼俳句214/7/28 1:58
神棚の裏に右手のない守宮俳句114/7/28 1:58
マシな言い訳が耳を掴む自由詩114/7/28 1:58
さえない日々の影にかたちがない自由詩214/7/28 1:58
都合よく堕ちるサヨナラの螺旋自由詩7*14/7/28 1:58
節制中殿上 童自由詩21*14/7/28 1:15
ミシンは藤鈴呼自由詩2*14/7/28 0:27
「声が無い」宇野康平俳句114/7/27 23:42
「眠いと何も考えられなくなった。だからこうした。どうした。」自由詩014/7/27 23:36
「夕方は戸惑う、存在の男」自由詩114/7/27 23:24
赤い彼岸花春日線香自由詩214/7/27 23:15
HAPPYミナト螢自由詩114/7/27 23:12
吸って吐く凍月自由詩2*14/7/27 22:32
メメント・モーリエkawa自由詩2*14/7/27 22:14
ピースの嵌まる音なんてDAICHI自由詩114/7/27 20:56
わたしは喜んで嘘を書こうただのみきや自由詩27*14/7/27 20:45
銀の爪千波 一也自由詩214/7/27 20:31
唯々瑞海自由詩4*14/7/27 20:10
秘密の恋浩一自由詩314/7/27 19:24

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