誰もいない風が隔てるものとは何だろう
僕がそれを感じるとき
道で立ち止まるとき 夢を見た気がする だけど
それは 日曜日の終わりを見せてくる いつも
部屋でテレビをつけると いつも
...
まぶたにうつるその姿だけで
今日も穏やかに夢に帰る
長い時間を費やした仕事を
さきほど終えて
おおこれが燃え尽き症候群かと
ひとり悦に入っている
失ったものが多い
損なったものも多い
こんな面倒なことにかかわらなければ
もっと楽しい十 ...
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか
ワンルームマンションの一室で
カーテンを締め切って
電気も消して
簡易プラネタリウムつけながら
大音量で
エレクトロニック聴いてる
目がしぱしぱして
赤 青 緑に
部屋が点滅し出す ...
使えないネジにされた
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文字
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた
生はCDとは違う
生はいきなり全開ではない
柔らかく探り探りしながら
調べは厚く熱く豊かになっていった
演奏家がテ ...
パチ、パチ、パチ
誰かに 褒められる事も無く
育った
パチ、パチ、パチ
数珠に似ているアレを
弾く
拍手喝采の 夢を描きながら
計算を 重ねた
数字には 強く 成っ ...
ありふれた愛を語ろう
ありふれるべきではない
失意のかわりに
残忍のかわりに
暴虐のかわりに
たとえ無慈悲に笑われようと
ありふれた愛を語ろう
夕日のことや
...
君に肯定してもらって
ふふっと笑って
振り返ったら
そこは闇
君の光はすでに霧散し、
もう見えない
そして、
また肯定を求める
繰り返される肯定は
段々と嘘を孕み
(認識と ...
歓びはなかった
とはいえ哀しみもなかった
わたしたちはベンチを分け合って座り
冬の始まり、辺りに人影はなかった
言葉はさっきまで……あった
今は沈黙さえ、ない ...
荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手放しで夜道を直進するも悪くない
見通しは甘くありません
集会に行くのだとばかり思っていたら
対 ...
溺れた人が見ているのは
ゆら揺れる海藻
ずっとそこにいたから
何も物などいらないと
背伸びした心が冷たく
突き放す愛人
永遠が欲しいのはどうしたことか
流れ流れる時はコンクリート ...
まがままを言うわけじゃないが
裕福に暮らしたいわけでも
貧しい暮らしをしたいわけでもなく
自分の都合のいいような
暮らしをしたい
まがままだろうか?
アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさを増していた
家に帰れば君がいるだろう
早くしよう
と足の動きが速くなる
最近キスが足り ...
気が付けば
DMM .COMの購入済み動画が
両手では足りないほどに
増えてしまったけれど
若い頃なら
軽く三桁は越えていたんではないかと
少し落ち込んでしまうのは
朝晩に吹く風が
め ...
せめて、
あなたには桃を食べていてほしい
朝のかなしい光のなか 窓のあたりに椅子を置いて
それ以外なにも望まない
古い歌があなたの心に絶えず降ってくる
...
冷蔵庫たしかにプリン入れたはず
腕には花の痕
ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなたが潜 ...
とんがった心の時に見る
とんがった月
ゆらゆらゆれて
かえろうかなあ
そう思う
なんだかあたたかくなりたくて
影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷
目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる
頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル
染み渡るピンク色した愛の色子供 ...
一月
凍った言葉が人々の交わし合うまなざしを鋭く発音した
二月
山はすべての音階に合わせて坂の勾配を調整した
三月
雨は大地の上で生まれ変わり、風は色の名前を覚えはじめた
四月 ...
夜を走るそれが僕の仕事
蝙蝠のように明るいうちは
逆さにぶらさがって微睡み冷たい夜を待つ
銀色のフルートを隠し持って
それがいちばん素敵に響く時刻をじっと待つ
心奪う旋律は忘れかけた ...
台風で中止になるどころか
ムシムシとした暑さのなかでプレーした
トーナメント後のラフやグリーンはタフでデリケートだった
グリーンが狙えるあたりには芝生を削った跡が無数にあった
プロたちのアイア ...
陽光も届かない湖底には
二十世紀を抱えたまま山里が沈み
とある一軒家には歳経た鯉が住み
いろりを囲んで小魚たちに昔話を聞かせる
山峡の淵に潜んでいた竜は
湖底に散らばっている屋敷を見て ...
旅先に行動を忘れてきた
だから僕は手元の地図を見て旅先に戻ると
すでに行動はなくなっていた
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
山手通りのディスカウントストアで
番田
自由詩
1
14/9/29 0:52
片恋
暗闇れもん
自由詩
0
14/9/29 0:32
博士論文完成
瀬崎 虎彦
自由詩
0
14/9/29 0:25
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」
北大路京介
短歌
1
14/9/29 0:11
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか
〃
短歌
2
14/9/29 0:10
とろける脳
瑞海
自由詩
2*
14/9/29 0:01
使えないネジにされた
北大路京介
自由詩
3
14/9/28 23:42
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
〃
自由詩
3
14/9/28 23:42
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文 ...
〃
自由詩
2
14/9/28 23:42
感情と技術
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
14/9/28 23:25
算盤
藤鈴呼
自由詩
2*
14/9/28 23:15
ありふれた愛を語ろう
千波 一也
自由詩
0
14/9/28 22:32
一寸先は闇
opus
自由詩
1
14/9/28 22:21
街路樹
草野春心
自由詩
6
14/9/28 21:59
夜道で猫に会う
Lucy
自由詩
19*
14/9/28 21:00
果てなき暗渠
まきしむ
自由詩
0*
14/9/28 20:54
まがまま
リィ
自由詩
0*
14/9/28 20:52
79円
かんな
自由詩
15*
14/9/28 20:45
初秋
花形新次
自由詩
0
14/9/28 20:29
望み
草野春心
自由詩
5
14/9/28 19:55
冷蔵庫
chihar...
俳句
6*
14/9/28 19:45
日蝕
為平 澪
自由詩
6*
14/9/28 18:41
とんがった月
朧月
自由詩
2
14/9/28 18:29
影
陽向
短歌
4*
14/9/28 17:55
妄想
夏川ゆう
短歌
3
14/9/28 17:16
暦
葉leaf
自由詩
1
14/9/28 17:03
朝マック
梅昆布茶
自由詩
7
14/9/28 16:56
死闘の跡
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
14/9/28 16:01
湖底幻想
イナエ
自由詩
11*
14/9/28 14:37
忘れ物
陽向
自由詩
2*
14/9/28 14:31
2143
2144
2145
2146
2147
2148
2149
2150
2151
2152
2153
2154
2155
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
2164
2165
2166
2167
2168
2169
2170
2171
2172
2173
2174
2175
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
加筆訂正:
雨降りと小さな黒猫
/
りゅうのあくび
[14/9/28 23:38]
大幅に修正
夜空と楽譜と
/
りゅうのあくび
[14/9/28 22:22]
遅筆のため推敲
千年杉の猫月夜-9/22
/
りゅうのあくび
[14/9/28 19:09]
クライマックスを推敲編集
5.55sec.