人間は生きる期限を区切られている。区切りの中に自由もある。だから、期限に対する不満の駆動力を
期限によって区切られた自由に持っているということが、私という人間への不満になり、
物語を作る。
物語 ...
青い春に 赤いゆめを破られた
白い秋に 黒いまぼろしを見せつけられた
こころの堂々巡りを繰り返している
老耄のおひとりさまょ
終着駅のネオンが点滅してる ...
1515イチゴ苺に圧倒されてワタクシ5ジに目が覚めましたメザマシより早く目覚めましたともソンナ朝に79円だなんてワタクシ目を円くしてしまいますひらたく円くしてしまいますのよ皿のようにして15イチゴ苺を ...
金木犀
私好きなんです
少し香るぐらいが
香りすぎると
体を蝕んでいくようで
クラクラします
あの日
道で立っていたときも
こんな匂いが
あなたの首筋から香って
火照っ ...
空が白み 光(い)入りて
病むるわたしの パサパサなること
乾きし土に 滲むがごとく
砕けし岩に 填(う)まるがごとく
友の梨酒の満たさんことを
遠きより訪ねし 蒼く清洌なる友
彼の携 ...
月影が波に映えるのを
見たことがなかった
ラピスラズリの青い夜を
ぼくは知らない
ここじゃそんなの見れないって
ほの甘い幻だって言うけれど
いつか空へと手を差し伸ばし
果てなき闇 ...
たまごの殻が壊れたのはおまえのせいだから
よわむしを捻り潰してしまえ
思い通りに手足が動かない/セアカゴケノクモ
!来るな/寄るな/喋るな/やかましいわ!
※引用・・啼かぬなら殺してしまえ ...
一粒の涙膿む川は遠く使者を迎え入れる墓穴が崩れた粉塵の頂
そのとき雨は赤土を滑らせ剥き出しの瘡蓋が捲れる
二粒の痛みが火柱を磔に叫ぶ愚か者よこの大地から去れと
舞う風を頼りに ...
雨の降る日に一人坂道を上る
先の見えない坂道をひたすら一人で今も上っている
君に会うために
痛みを乗り越えてきたことを思い出す
乗り越えた喜びに浸っても また痛みがやってきて
そ ...
好きにえらんだ器を塗って
まちは
いつも白絵具不足
わたしはわたしを傷つけるかわりに着飾っています
なにをそんなに
もともと予定のある命ではないし
分裂し続けるパズルのピース
はめて ...
君たちはペット飼ってる?
俺は飼っているよ
君たちのはどうせ
犬とか猫とか
せいぜい鳥ぐらいでしょ
俺のは凄いぜ
俺の直腸の鍾乳洞には
コウモリなんていやしない
カンジタの ...
パンがほしくてあなたの店を訪れた
焼けたばかりの優しい匂いにほぐされて
乾きかけの羽をゆっくり風に乗せて
パンが欲しければどこにでもとあなたは
いやそうでもないからだとわたしは
...
アツアツの物が食べたい
だからアツアツにして持ってきて
分かった
持ってきたわよ
そういえばさ 昔こんなことがあってさ
〜〜
冷めちゃうよ
だから俺は言っ ...
周りの山を写す湖面の鏡
虹色の橋が架かり
友の誘う声が聞こえても
ぼくは そこには行けない
木々に守られていた明るい過去
育った家 育った台所 育った学校
父もいた 母もいた 友人も ...
ねえ
年をとっても
声は変わらないのと同じように
その瞳も
地図が読めない
あなたの代わりに
窓を開けると
風に乗せた
紙ヒコーキの行方
追い駆けた日々が
ただ懐かしい
やがて訪れる
旅立ちの時を
...
大切な約束をしたことを
いいかげんなわたしは
いつのまにか
忘れてしまった
むきだしのアセチレンランプの猥雑さざめく夜市
腹を見せて死んだ金魚は
臭う間も与えられずに すばやく棄てられる
...
長き夜夢とはぐれし独り身の思ふ彼方に誰の寝るらむ
長き夜の闇埋める雨降りしきる木々の葉耐えて庭も眠らじ
長き夜待つは静かな夢なれどなぜ鳴り止まぬ不安の鼓動
僕たちはみんな、神様から砂時計を持たされているんです。
入っている砂の量は一人一人違いますけど。
その割り当てられた時間は、他の誰のものでもない、僕たち一人一人のものだから、好きなように使っていい ...
触れるだけで音も無く切れる鮮やかな刃先が咽喉元にあるかのような心境だ、ほら、勘付いているだろう、ただの亀裂だったものが次第に音を立てて崩れていきそうな予感に。デッド・ラインのすぐそばにもう ...
頭からもれてくる感覚はありますね。
なんか、ボトボト落ちてくる。
これなんだろう。どこに持っていくんだろうって思うけど、両手ですくい上げるだけが目一杯。
どうしようこぼれ落ちてしまうんですけ ...
一軒家のブロック塀と道路の間に
はみ出したサボテンたちが
楽しそうにからりと佇む
プラスチックのプランターも割れて
土もほとんどなくなり
とっくの昔に忘れ去られているのに ...
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから
くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ
つつがあるちょこっとかじるチロルチ ...
夢の中あなたと過ごす甘い時
すいかとししとうは
林檎の木の椅子に
ニスを塗っているが
すいかの塗り方では
ずっと乾かない気がする
ほんとうは乾くけれど
ずっと乾かない気のする椅子は
目に入るタイプのごみや
落ち葉 ...
無力だと
あの時私は痛いほどわかった
胸が苦しくて息ができないくらいに
彼女の後姿を微笑みながら眺めているあなたを見た
あの時私は痛いほどわかった
無力なのは私なのか
あなたな ...
反射鏡の こちら側から見た世界は
鋭角に 歪んで
鏡台に 腰掛けた私は
危うく 転がり落ちた
睫毛に描いた 何時かの思い出も
米粒に写経した 文字の如く
判別出来なくて
...
40代女性の
鼻の下を
注意深く観察すると
若干だが
青いのが分かる
所謂青ひげだ
(青ひげと言っても
やたらケンカが強い
療養所の医者じゃない)
長年剃り続けた賜物か
はたまた
...
越冬のツバメ途方に暮れている
辛い酒越冬つばめ啼きにけり
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
神と物語
杉原詠二(黒...
散文(批評...
1*
14/9/26 20:55
残された時空 ⑩
信天翁
自由詩
4
14/9/26 20:40
79円/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
5*
14/9/26 20:20
金木犀の夢
瑞海
自由詩
7*
14/9/26 19:49
梨酒
michi
自由詩
2*
14/9/26 19:23
青い夜
〃
自由詩
2*
14/9/26 19:12
ことばの虫
アラガイs
自由詩
7*
14/9/26 18:28
囚地
〃
自由詩
4*
14/9/26 15:27
君に会うために
陽向
自由詩
5*
14/9/26 14:34
何をそんなに
はるな
自由詩
2
14/9/26 12:41
マロニーちゃん
和田カマリ
自由詩
5*
14/9/26 10:43
鎖
天地無用
自由詩
2
14/9/26 10:39
アツアツ
陽向
自由詩
1*
14/9/26 10:34
湖底幻想 その二
イナエ
自由詩
8*
14/9/26 10:16
だから みつめる
中原純乃
自由詩
2*
14/9/26 9:55
Ending note
ミナト螢
自由詩
2
14/9/26 9:53
あかい花
そらの珊瑚
自由詩
25
14/9/26 9:13
長き夜 三首
森川美咲
短歌
1*
14/9/26 4:54
悲しむあなたへ
michi
自由詩
1*
14/9/26 4:14
弾道(千鳥足で、無闇に。)
ホロウ・シカ...
散文(批評...
2*
14/9/26 2:50
ボトボト
たからじま
自由詩
1
14/9/26 1:57
野良サボテン
灰泥軽茶
自由詩
11
14/9/26 0:47
79円
阿ト理恵
短歌
7*
14/9/26 0:31
夢で会いましょう
えりん
川柳
2
14/9/25 23:32
椅子
桶谷
自由詩
2
14/9/25 22:33
月夜
文字綴り屋 ...
自由詩
1
14/9/25 22:13
窓際の破片
藤鈴呼
自由詩
2*
14/9/25 21:42
ひげ
花形新次
自由詩
0
14/9/25 20:48
越冬のツバメ途方に暮れている
北大路京介
俳句
1
14/9/25 20:20
辛い酒越冬つばめ啼きにけり
〃
俳句
0
14/9/25 20:20
2146
2147
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2149
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2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
加筆訂正:
てんらく
/
茶殻
[14/9/26 1:56]
14 9 26 微修正
3.79sec.